コーポ・ア・コーポのレビュー・感想・評価
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昭和の雰囲気が漂う人間味あふれる物語
コミックサイト漫画を映画化したヒューマンストーリー。昭和の雰囲気が漂う大阪の下町が舞台となっていて訳アリ住人たちの人間味あふれる物語。馬場ふみか主演作ということで注目して鑑賞しましたので彼女の活躍を観ることが出来て満足です。
2023-183
だからなんだよ‼️❓それがどうしたんだよ‼️❓
オムニパスなんだけど、どれも底の浅い物語で、眠気を誘うものばかり。
みんな大阪弁もうまいし、キャストはいいだけどね、この脚本では仕方ない。
舞台とか、マンガなら、ああそうですか、なんてなるんだけど、映画だと、やたらダラダラして、これかよ、なんて思うんですよね。
暇ならどうぞ。
【今作は自らの真人生から逃げた諦観を持ちながらも、個性豊かな心優しき人々がボロッチイ「コーポ」で悲喜こもごもに生きる姿を、優しき視点で軽妙且つ人情味豊かに描いた、昭和感漂う作品である。】
ー 彼らが住む「コーポ」と消えそうな文字で書かれた看板が付くボロッチイ「コーポ」の昭和感が凄い。そして、そこに住む住人達も個性的である。
冒頭、山口というオジサンが縊死しているシーンから物語は始まり、その後個性的な住人で
・水商売の母親(片岡礼子)と上手く行かず、家を出たユリ(馬場ふみか)
・複数の女性から金を貰いながらいつもビシッとスーツ姿の中条(東出昌大)
・女にもてるが、上手く行かない人生を送る強面だが心優しき建築現場作業者の石田(倉悠貴)
・飄々とながら、アパートの一室でストリップショーをしている管理人の宮地(笹野高史)達、夫々の物語が綴られていく。-
<感想>
・ユリは母親と上手く行かないが、夜の街で母親が勤めるスナックの前で出会い、母親から喫茶店で待つように言われるが、喫茶店は定休日で・・。
ー ユリの名を呼びながら、夜の街で娘を探す母親の声を背中で聞きながら、嬉しそうに微笑むユリ。-
・中条は、いつもの通り女性から金を貰った後、「コーポ」に戻り廊下の隅っこに居たユリに”耳を塞いで”と言って、嘘話をし、もういいよと言って、自分は裕福な家で育ったが、父の後妻と駆け落ちをしようとしたが、未遂に終わり翌日の後妻が水死体で見つかった話をするシーン。
ー 中条が、自ら”虚に”生きるきっかけとなった哀しき”実事件”を淡々と語る姿。-
・石田が、建築現場に来た大学4年の高橋という女性にぶっきら棒ながら、色々と優しく接し、「コーポ」に来た彼女の手を一回握りながらも、慌てて話すシーン。
ー 此奴、絶対良い奴だよな、と思ったな。-
■一番好きなのは、管理人の宮地が気まぐれに中学生に声を掛け、普通の主婦だった女性が家を出て、ストリッパーになり、ストリップショーを見せるシーンである。
蝋燭の炎が消えるまで、ストリップショーを見ていた中学生が”お母さん!”と叫び、女性が慌てて部屋を去るシーンから、最後に宮地に対して、マッチ一本の時間宮地に”お礼”をするシーンである。
宮地の”寿命が少し伸びた。”と飄々という姿も良い。
<今作は、派手さはないがジワリと響く作品である。
訳ありな「コーポ」の住人たちの人情豊かな姿が良かったなと思った作品でもある。>
<2023年11月18日 刈谷日劇にて鑑賞>
可愛い顔してぶさぁっと刺してきよるなぁ
不器用で居場所を見つけにくい面々が適度な距離感でタムロしているのは、ひょっとしたらある意味ユートピアかも知れない、と思わせる。寄り添ったり結束したりすると、高橋さん(北村優衣、久しぶりだな)みたいな異物の立ち入る余地がないから。
出演者の大阪弁は時々変だったけど概ね許容範囲かな。
東出は「素」か?
ゆりちゃんをユニセックス的に描いて色恋に絡めなかったのがナイス。
『世間は厳しいけれど、たまに少し優しい』
原作を読んでいなくても、予告編やチラシを観て『お!』っと思われた方にはオススメいたします。(私も原作をまだ読んでいませんが楽しめました)
自宅に持ち帰ってあれこれと考察するタイプの作品ではないと思いますが、テーマ的なものはしっかりありました。
古いですが、竹中直人さんの監督作品に似ていると思いました。
個人的には、登場人物のエピソード数を減らして、もっと掘り下げて欲しかったです。ちょっとこの尺では詰め込みすぎかと…
ストーリーが進むに従ってユリを演じられた「馬場ふみかさん」に共感しキュートに見えてきました。
失礼ながらこの作品は大手のモール系での上映には雰囲気的に不向きかと思いました。しかしながら、映画館の空気感の中で楽しむべきだと思います。
気負わずに鑑賞できる作品です。
良かったです。
アパート住人達のちょっと笑えて軽めの人間ドラマが満載の作品。 本年度ベスト級。
あらすじが良さげで鑑賞。
良作の予感がしたけど自分には全くハマらなかった。
大阪のアパートの住人達を中心にした人間ドラマ。
それぞれのドラマの内容が薄め。
そのドラマが繋がって行くかと思えばそうでも無く。
感動も泣くことも無かった感じ。
雨の中でのシーンが多目。
そのシーンに意味があるのか考えるものの意味は無さそう(笑)
この先、何かあると集中して鑑賞していたので飽きる事は無かったです(笑)
馬場ふみかサン目当てもあったけど、美しいのか?そうで無いのか?
判断に悩みました( ´∀`)
あるアパートを舞台にしたお話。
アパートの住人それぞれに関するオムニバス形式の物語。それぞれの話が独立で、住民間の関わりもないが、その淡白さが、いいのかもしれない。
個人的には、マッチのシーンと、お母さんの声を聴きながらベンチに座っているシーンが好きだった。
出てきた柴犬が東出さんに似ていた。
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