ナポレオンのレビュー・感想・評価
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人間ナポレオンに魅力なし!!戦争スペクタルは見応えあるが、
製作費・推定2億ドル。
エキストラ8000人。
(ついでに馬の頭数も知りたかった・・)
確かに戦場シーンは迫力がありました。
(「キングダム運命の炎」のCG丸出し合戦シーン、
(それとは較べものになりませぬ)
しかし単調でした。
どの戦いも大砲ドッカーン!!
馬上の騎士も、
足軽も(もとい歩兵?)
接近戦で土煙りに、轟く砲音。
鉄砲担いでただただ突き進む。
トゥーロン、ワーテルロー、どこも似たような背景に薄暗い映像。
湖上の戦いまでが(真冬のロシア遠征)
これまた長いんです!!
この映画のキャッチコピー
「英雄か悪魔か」は、人寄せのパンダ広告みたい。
ホント言って、「英雄」にも「悪魔」にも見えない。
名優・ホアキン・フェニックスをキャスティングしようとも、
人間ナポレオンの人間像に1ミリたりと、迫れなかった。
戦術に長けていたのなら、もう少し「策略」とか「裏切り」
それをちゃあんと説明してよ。
もっともっと汚い手を使ったでしょうに。
リドリー・スコット監督の比較的新しい作品の、
「最後の決闘裁判」
あの重厚さ粘り鬱屈・・・マットとペンらの脚本が良かったのか?
すごく好きで偏愛してます。
「ハウス・オブ・グッチ」も「ゲティ家の身代金」
も、面白かった。
リドリーさんの殆どの作品が大好きな映画。
あの情熱はどこへ行った。
言いたかないけど、リドリー・スコット老いましたか?
この映画、脚本は「デヴィッド・スカルバスとリドリー・スコット」
脚本、良くないです。面白くない。眠りはしなかったけど退屈。
面白くない・・・そう言われたら、お終いよ!!
そして、この映画《詩情や叙情》が皆無なのです。
ジョゼフィーヌを、
「愛してる、君しかいない、嫌になるほど愛してる」
言ってる割に「嘘こけ!」としか思えない。
愛してるのはナポレオン自信の勝手な思い込み。
ジョゼフィーヌを愛してる《自分》を愛しるだけ。
とても失礼な発言なのですが、
バネッサ・カービーさん、ごめんなさい。
ジョゼフィーヌの役・・・
マーゴット・ロビーorリリー・ジェームズorレア・セドゥ
orスカーレット・ヨハンソン。
の、どなたかだったら?どうかな?
とチラッと思ったのです。
ひと目見て納得する美貌とフェロモンのファムファタール。
彼女たちの1人なら、この映画の魅力倍増では?
(リリー・ジェームズは大穴、万馬券が出そう‼️)
どうしてナポレオンを普通の男にしたのだろう?
《狂気のサイコパス》
それならホアキンも生きてくる。
ポリコレの世の中が多少恨めしくなる。
(ナポレオンって小男の代名詞で、ナポレオン・コンプレックスって
(言葉があるほど・・・)
(それでジョゼフィーヌの方が背が高いわけか!)
300万のフランス兵を死に追いやった男・ナポレオン。
フランスでは英雄であり、
人気もあったのだろう。
その死因は謎が多いと言う。
ホアキン・フェニックスの演技力
長テーブル東西の戦い
大人数の合戦、斬首された首など、似ているけど「首」よりはこっちかな。
偉大でもなく大儀も感じられないナポレオン
王制打倒した後、船頭が多数現れ消えていった混乱のフランスを、ほの暗く灰色の色調で彩る。
戦闘シーンは圧巻、イギリスやロシア入り乱れるワーテルローは関ヶ原もこうであったのかなと思わせる迫力があったが、肝心のナポレオンの描き方はというと、英雄のカリスマ性も戦略家としての知性も描かれず、物足りなかった。
この映画のナポレオンは野獣のように猛々しいわけではなが、名声や地位には飢えている。しかしどこか感情が乾いているように見えた。他人事のような目で、自分自身を観ているようだった。
自分自身の強烈な野心から動くというより、むしろ世間に流されるままに、求められるままに英雄を演じたといってもいい。田舎者であるが故の劣等感から、成り上がりたいという欲望はあるが、フランスのために戦うという大儀は感じられない。
映画は終始ジョセフィーヌとの奇妙な愛憎関係を描いて終わった。
とはいえ、底冷えする瞳をしたホアキン・フェニックスは、かつて映画「グラディエーター」で演じた皇帝ネロの時のようにつかみ所のない恐ろしさも醸し出していたので、真っ当にナポレオンを描く映画に出たらもっと英雄然としていたかもしれない。
うーん、リドリースコット監督は、ナポレオンを信念と大儀なき英雄としてとらえたのだろうか。
それにしてもローマ時代ガリアと蔑まれていたフランス。そのローマの主権を握ったゲルマン人。イングランドに入植したゲルマン系アングロサクソン。そのイングランドが再びフランスにとどめを刺すのが因果だなぁと思う。
リドリースコット86歳の監督作品
あまり英雄として描かれていないナポレオン
眠気との激しい戦い
自然な流れ
ナポレオン、 后妃・妻ジョゼフィーヌ 、戦争 ドキュメンタリー
ナポレオン
映画館 OSシネマズミント神戸にて鑑賞 2024年1月1日
パンフレット入手
この作品は多くの時間と関係者によるエネルギー、お金がかかっており、登場する俳優の数に圧倒されます。
撮影カメラ11台集められたエキストラは8000人
あまりにも壮大なスケールであり、どこで撮影したのか、と思わず感動してしまいます。
パンフレットも美しいです。
このような作品を鑑賞できることは、幸せな事と感じ、関係各位、感謝いたします。
ナポレオン 后妃・妻ジョゼフィーヌ 戦争 ドキュメンタリー
ナポレオン・ボナパルト(1769~1821)の生涯、妻ジョゼフィーヌ 戦争のドキュメンタリー アメリカ合衆国とイギリスの合作
1789年フランス革命。マリー・アントワネットは斬首刑(ギロチン)に処された。国内は混乱していたが、若き軍人ナポレオンが天才的な軍事力で活躍、皇帝にまで上り詰めた。最愛の妻ジョゼフィーヌとの奇妙な愛憎関係の中で、最高権力を手に何十万人の命を奪う幾多の戦争を次々と仕掛けていく。冷酷非道かつ怪物的カリスマ性をもって、ヨーロッパ大陸を勢力下に収めていく。英雄?それとも悪魔?
ナポレオンの結婚相手「ジョゼフィーヌ」
未亡人、子供が二人。元より奔放な性格で別の男と関係を持った。エジプト遠征中のナポレオンは帰国、激怒した。涙ながらにジョゼフィーヌは謝罪する。
ジョゼフィーヌはナポレオンとの離婚のとき
子供ができないからという理由であった。妻ジョゼフィーヌにとっては「屈辱的」ではと感じました。
離婚手続きをするときに、妻ジョゼフィーヌは拒んだ。顔がゆがんだ表情になって、結局サインに応じた。
その後ナポレオンは赤ちゃんができ、元妻ジョゼフィーヌのもとを訪ねた。困惑する表情を見せたが、赤ちゃんを抱っこしてあげたのだ。
そう、その赤ちゃんは、「フランス皇帝・ナポレオン一世」の後継ということだからなのかと
ナポレオンはその後、戦争にのめり込むようになった。
1815年 ワーテルローの戦いで大敗、南大西洋上の孤島 セントヘレナ島へ流刑、死を迎える。残した最後の言葉は 「フランス、陸軍、陸軍総帥、ジョゼフィーヌ」とされている
映画監督が言いたかったのは、コレ
ナポレオンが生涯率いた戦いは61
1793年から1895年の間に300万人以上が戦死
ひとつ、エピソードを追加します。
ベートーヴェン作曲交響曲第3番「英雄」は、ナポレオンのことを指している。
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770~1827)はドイツの作曲家
自由、平等、友愛の精神をもち、軍事力で広めようとするナポレオンの姿勢に共感したことで作曲したのが「交響曲第3番「ボナパルト」であった。1804年完成、しかしその直後、ナポレオンが皇帝に即位し激怒したベートーヴェンは「俗物に過ぎなかったか」とナポレオンへの献辞の書かれた表紙を破り捨てた、と言われています。
二人に接点はありませんでしたが、ナポレオンは1歳違いということもあり同じ時代に活躍した人物、お互い意識しあっていたのではと感じます。
なお、この「ベートーヴェン作曲交響曲第3番「英雄」」はぜひとも聴いていただきたい。
堂々としたメロディーラインが特徴的で、実にカッコいい曲はまさにナポレオンであると、感じるのだ。
偶像ではない人間の彼
ナポレオンという人物の独善的な愛情と野望、そして尽きることのない欲望の行き着く先を客観的視点で描ききる。
そしてナポレオンという人物を英雄という偶像ではなく人間として描くことが良かった。
彼の生きた時代(18世紀末のヨーロッパ)を知るには教科書を読むよりこの作品の方が入ってくる。
Apple TV+加入してるとはいえやはりスクリーンでみたいなと思...
Apple TV+加入してるとはいえやはりスクリーンでみたいなと思いラージフォーマットではないがなんとか間に合わせました。
コケてるという話だったけど自分が観た回はほぼ満席だったのはやはりみんなお正月らしい大作を求めてるのか、テレ東が『孤独のグルメ』の再放送ばかりで大型時代劇つくらなくなったせいなのかといろいろ考えさせられました。
映画でナポレオンといえばアベル・ガンスか幻に終わったキューブリックかといったところですが、『バリー・リンドン』意識してるだろうなてショットがあったり、ところどころあるユーモアもキューブリックが撮ったらもっと面白かったのではと考えちゃったりしましたね。まあスクリーンで観られてよかったです。
淡々と
英雄か悪魔か
砲兵の運用術に優れ、群雄割拠の勢いで一刻の皇帝まで上り詰めた男。
自らの才を運命として国を愛したが、晩年に追放され孤島で最期を迎える。
史実を追いながら彼の人間性を挑戦的に描いているが、ラストシーンでの脚本の主張が強く少し興が覚めてしまった。
一つの解釈として無しではないのか。
一番の驚きはこの作品のレートがPG12という事。
戦闘シーンが圧巻、ホアキン・フェニックスの演技は素晴らしい。
ナポレオン
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