劇場公開日 2023年12月1日

ナポレオンのレビュー・感想・評価

全366件中、221~240件目を表示

2.0迫力とか質関係なく、面白くありません

2023年12月4日
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鑑賞方法:映画館

いったい何を言いたいんだろう、そう思ってしまうくらい長大でつまらない作品でした。あんなロケーション、スケールの大きい撮影、衣装とかVFX等々、さすが巨匠のレベルで凄いんですが、とにかく面白みを見いだせなかったので、もはや何もかもやり尽くしてしまった映画作家の贅沢な遊戯だとしか思えませんでした。
ホアキン云々という前に、とにかくつまらん・・・

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SH

4.0伝令兵は馬2頭使う

2023年12月4日
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鑑賞方法:映画館

マリー・アントワネットの『首』で始まる英語で話すフランス版『レジェンド・アンド・バタフライ』で主人公の戦闘と恋愛を描く。
映画館で観るべきと思った大作。リドリー・スコットは『ゲティ家の身代金』の脚本家デヴィッド・スカルパと再タッグ。匂いフェチのナポレオンが「戦地から帰るまで風呂に入らないでくれ」とジョゼフィーヌに言った台詞や「余の辞書に不可能の文字はない」の台詞は出てくるか?

◯映画の日「タイトル通りの作品③」
20:05~22:56 金曜日 IMAX 1500円

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ナイン・わんわん

3.5痛そう

2023年12月4日
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ouosou

3.5ベートーヴェンに共感し、大奥を想う

2023年12月4日
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個々の出来事は聞き齧っていても、基本世界史に疎いので、時系列が整理されて良かった。ただ描かれた心情は、ジョセフィーヌへの想いばかりで、戦禍を広げ続けた動機はよく分からなかった。気になった2点を別記する。
💣
1. ベートーヴェンの落胆を追体験
ナポレオンが出世したのは、1797年に王党派を大砲で鎮圧した事。ベートーヴェンは主権を市民に奪還したナポレオンを称え、1805年に交響曲第3番「英雄」を完成させる。しかし1805年、ナポレオンは世襲が約束された「皇帝」、つまり実質的なフランス国王を名乗る。この知らせに対するベートーヴェンの落胆と怒りは計り知れない。結局、独裁を武力で倒しても、新たな独裁が生まれるだけ。市民の力で革命を起こしたフランスでさえ、皇帝の誕生は防げなかった。
●~*
2. 離婚せずに済む後宮(大奥)の利便性
ジョセフィーヌと離婚せねばならない葛藤が描かれるが、「大奥」や「薬屋のひとりごと」を観すぎて若干キョトン。愛人でええやん、妾作りゃええやんって、後宮(大奥)ドラマに毒されて、嘗てのモルモン教徒っぽくなってる自分に愕然。

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LittleTitan

3.5当時の空気感、再現力は必見です。

2023年12月4日
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これはもうまごう事なき恋愛映画でしたね。

歴史を語るとき、権力闘争や戦争など歴史的な事象が目立ちがちですが、その歴史を積み上げていったのは人間です。
人間のすべての行動の要因はリビドーであるという言葉がありますが、権力志向や戦争行為にも男女の愛憎があるとも言えるかも知れませんね。

そう考えるとナポレオンという人物をジョセフィーヌとのことを中心にすえて観るという企みは悪くはないのかもと思います。だだし、成功したかどうかはまた別でございます。

リドリー・スコット監督らしい、こだわり抜いた映像はいつもながら酔わせてくれますしホアキン・フェニックスは言わずもがな、大好きなバネッサ・カービーの妖艶な魅力はたまりません。

だがしかし、肝心な二人の愛憎の深さがいまひとつ伝わりません。もちろん、わたしの感性が鈍っているのやも知れませんが、少しあっさりしすぎのように感じました。

だにしても、三時間を費やす価値は十分でございます。
是非ご鑑賞くださいませ。

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小太り爺さん

4.5ナポレオンを知るにはベスト

2023年12月4日
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悲しい

知的

難しい

この作品はナポレオン・ボナパルトを別な視点でとらえた作品で、当時の衣装、兵法、船の再現が素晴らしいです。

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こえん

4.51人の男としての英雄ナポレオン

2023年12月4日
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特異な戦術と圧倒的なカリスマ性で軍を従えるナポレオンだが、その反面、色物事情には弱いようだ。

溺愛するジョゼフィーヌに翻弄される英雄ナポレオンの姿は、ナポレオンは1人の男であるという一面を映し出す。

私なしではあなたはただの男という言葉が、過去の英雄ナポレオンの意外な一面を言い表している。

映像美やカットの仕方、カメラワーク全てが素晴らしかった。映画の日にドルビーアトモスで鑑賞

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thama

4.0リアリティ高い戦闘シーンと強い執着心

2023年12月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

まず、グリーンスクリーンではないと見える戦闘シーンは圧巻。あっぱれです。
が、馬を倒すシーンは心が傷みました。
そこだけはCGでありますよう…

映画が始まって最初の奇襲攻撃ではナポレオンの内にある恐怖心を感じさせる息遣いと震え、闘いが成功に近付くにつれ高揚感伴う不敵な笑みにナポレオンの内面がよく表されていたと感じました

美しいジョゼフィーヌに一目惚れしたシーンは笑いました(^^)ナポレオンも恋すると可愛いじゃない

女性目線としてジョゼフィーヌはボナパルトを愛していたのか、居場所を確保するための行動だったのか、最初はそうだったとしても後半は彼を求めていたのか…
その点に着目させられました

音楽がほぼ絶え間なくかかっていたので、もう少しメリハリをつけても良いんじゃない?と感じました

170分といえど長さは感じない作品でした

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映画鑑賞初級

5.0もはや芸術

2023年12月4日
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興奮

知的

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たろう

4.5メールが無い時代だからこそ

2023年12月4日
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日本の中世もあちらの中世も手紙は沢山書かれ残っている。時代考証、そして人なりを考証する上でも大きな手掛かりとなろう。
そしてまたナポレオンがジョセフィーヌに宛てた手紙も物凄い数が残っているそうだ。
我らがリドリー翁はこの英雄譚を愛の物語として描いてくれた。彼が皇帝までに登り詰めることよりもこの愛と悲恋ともいうべき結末を描きたかったようだ。
どの場面もうっとりする位、ゴージャスで迫力ある画だったことには感服。
フランス革命にも疎く、もう少し、歴史も絡めて長編ドラマとして欲しい。再来年の大河ドラマに推薦!

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AKIRA

3.0アンチ・ナポレオン?

2023年12月4日
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難しい

ホアキン・フェニックスといえば、「ジョーカー」の怪演で知名度大幅アップしましたが、リドリー・スコット監督作品なら、「グラディエーター」の憎たらしい悪役でとっくにお馴染みでしたね。
それにしても、英雄ナポレオンまで怪演になるとは、予想外でした。
フランス人と仲が悪い(?)イギリス人監督だからなのか、従来のイメージの時代精神的ナポレオン像ではなく、不器用で田舎者っぽい、おっさんくさい姿に描かれています。
ナポレオンに何か恨みでもあるんですか? と問いたくなる内容。
込められたメッセージは、どうやら、野心から戦争を重ねて多数の人を犠牲にしたという糾弾のようですが、フランス革命後期のカリスマ的指導者の実像が、あんな凡庸な人物だったのなら、多くの人々の支持を得ることなどありえなかったでしょう。
私にナポレオンの肩を持つ義理はありませんが、実在の人物を描く作品にしては、公平さに欠けるように感じました。

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ぱおう

3.0フランス革命とナポレオン戦争の予備知識がないと「なんで戦争ばかりし...

2023年12月4日
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フランス革命とナポレオン戦争の予備知識がないと「なんで戦争ばかりしてるの?」「この人誰?」ってなるかと思います。
英雄ナポレオンと人間ナポレオンを対比させていますが、どうにも中途半端なように思いました。
ナポレオンの事績を追いかけるのも駆け足だし、ジョゼフィーヌへ入れ込んだ理由も分かりにくい。
アウステルリッツやワーテルローの再現は迫力があり、ルイ・ダヴィッドの絵画を再現したような戴冠式は流石に巨匠ですが、クフ王のピラミッドを砲撃したり、ジョゼフィーヌの不倫を知ってエジプト遠征軍を放り出して帰国するなんてあんまりじゃありませんか?

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平田隆文

3.0ナポレオンと言ったら

Mさん
2023年12月4日
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M

5.0ナポレオンとジョゼフィーヌのレジェバタ

2023年12月4日
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ぎんぞう

4.0二つの孤独な精神の交流

2023年12月3日
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2023年。リドリー・スコット監督。マリー・アントワネットが断頭台に送られたときに一人の将校に過ぎなかった男が、大胆な軍事作戦を成功させることによって成り上がっていき、やがてフランス皇帝となった後、急速に没落していく様を描く。冷静沈着で目的遂行のためには手段を択ばない冷酷無比な人間離れした男としてのナポレオンが、唯一人間らしい交流を持つのがジョゼフィーヌ、という設定。常に満たされない憂い顔のフェニックスと目玉の大きなびっくり顔のカービーが、人間味をまったく感じさせない、かといって愛がないわけではない夫婦を演じている(こういうのを怪演というのではないか)。全体に重苦しくシニカルな人間観が漂っている。
この二人以外はほぼエキストラといってもいいほどの密度でそれぞれの孤独と二人の関係が描かれていく。ほんの一瞬の心の交流があればそれで人生はめっけもので、そのほかの大部分は労苦に過ぎないという暗鬱なメッセージを突きつけられている気がする。しかもその一瞬さえ偽りかもしれない不安がつきまっているのだ。
映画の最後にナポレオンが率いた戦争の死者数が現れる。つくづく、革命の熱狂の余韻がなければこれだけの死者を生み出す戦争は成し遂げられなかっただろうと感じられる。ナポレオンが世界精神の体現者として表れて歴史は終わる、とヘーゲルは考えたらしいが、人々を死に追いやる世界精神とは何だろうか。

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文字読み

3.0英国人が描くフランス

2023年12月3日
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単純

興奮

知的

英国人のリドリー・スコットがフランスの英雄ナポレオンを描く。なぜ?
ナポレオンを演じるホアキン・フェニックスは様々な民族の血が混ざっているので、ナポレオンの出自からすると最適なのですが・・・。
結論から言うと面白くなかったです。ただ飽きる事はなかった。
戦争シーンは迫力あるし、何より怪優ホアキン・フェニックスがここでも見せてくれるので、彼が出てるだけで異様な雰囲気がスクリーンから発せられるます。
でもそれだけ。
フランス革命からワーテルローの戦いはヨーロッパ史では常識なせいか、描写があっさり過ぎ。何よりもナポレオンとジョセフィーヌの関係が全く面白くないのにやたら時間を費やしている。
そもそもリドリー・スコット監督に(下手だから)男女のドラマなんて求めてはいないのに、監督自身がそれが下手なのを自認していないからだと思う。
でも一番ガッカリしたのは普通のワイドスクリーンの映画だったこと。
ナポレオンにまつわる映画は意外と少なくて、すぐに思い浮かべたのは1927年のサイレント映画。それをフランシス・フォード・コッポラが復元し、日本では黒沢明監督が協力して公開された、オーケストラ伴奏の3面マルチスクリーン上映のもの。
それがあるからフランス史なのに、映像派リドリー・スコットがナポレオンを撮って、最高の絵と音に拘った絢爛豪華な映画になると期待したのになあー、至って普通の歴史劇である。
これなら2部作にして、砲長から皇帝に登りつめる栄華を描いた前編と、ロシア進行からワーテルローの戦いの敗北を描いた後編でじっくり観たかった。

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じゅんぢ

2.5切ないジョセフィーヌの生涯

2023年12月3日
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戦闘シーンは大迫力。当時のフランスの再現性は緻密でさすが。でも、せっかくの映画館での鑑賞なのに、最後なぜか寝てしまうという、、、(疲れてたのか私・・・?)
歴史通りの時系列で話が進み、すごく盛り上がる場面があるでもなく、重厚な雰囲気に包まれたまま物語が淡々と進む。そのせいか何かこう、どうしても物語に入り込めなかった。。。たぶんフランスのあの頃の歴史の知識がある人なら、面白いんだと思う。
ナポレオンが生まれた我が子をジョセフィーヌのところに連れて行って、ジョセフィーヌが赤ちゃんを抱っこする場面は、すごく切なかった。ナポレオンの子供を産めなかった彼女の気持ちを考えると、涙がでました。

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Ran

3.0千とヘレナの神軍師

2023年12月3日
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「ナポレオン」と言えば、あのキューブリックが映画化を切望したが、資金難から断念せざるを得なかったタイトルだ。今般リドリー・スコットが映画化したというので、どのようなものになったのかと見に行ってみた。
ジョセフィーヌとのぐちゃぐちゃした関係の顛末は正直あまり興味が持てなかったが、アウステルリッツやワーテルローの戦闘シーンの大迫力には度肝を抜かれた。CGとかも使用しているのだろうが、ロングショットで戦場を俯瞰で捉えた壮大なロケーションにわくわくする。邦画の「関ケ原」などには欠けていたものだ。一応満を持してIMAXで鑑賞したのは間違いなかった。
劇中フランス人が全員英語をしゃべっているので、ナポレオンと英国人のウェリントン公が通訳なしで対話するという珍妙なシーンが出現する。ロシア人などそれ以外の国の発言には英語字幕が入るのに。フランス本国での評価も知りたいところだ。
49歳のホアキン・フェニックスがトゥーロン攻囲戦当時24歳のナポレオンを演じるのもちょっと無理がある。若い役者が中年まで演じるのと中年の役者が若者を演じるのでは、後者の方がハードルが高そうだ(「ワーテルロー」では当時45歳のロッド・スタイガーがナポレオンを演じているが、こちらはワーテルローの戦い前後のみを描いた映画なので違和感はない)。
当然人件費や衣装代、オープンセットもろもろ膨大な制作費がかかっているのだろうけど、それはかつてキューブリックが構想した時の費用と比較してどうなのか。今さら繰り言にはなるが、無理してでも調達できるものなら、撮らせてあげたかったとも思う。

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梨剥く侍

4.0切なく美しい

2023年12月3日
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泣ける

興奮

知的

さすがリドリー・スコット、ひりついた戦場の空気感と心の襞が震えるような大人の情愛を同時に突き付けてくる凄さ。ホアキン・フェニックスがまた素晴らしい演技、当時の女性には考えられないほど大胆で勇気のあるジョゼフィーヌを愛することでナポレオンの魅力は増している。

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ピート

5.0芸術作品を堪能

2023年12月3日
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知的

一幅の絵画そのものの美しい画面、戴冠式の絵画そのもので鳥肌がたちました。
背後上段に立つ女性に至るまでそのままでー
ナポレオンの戦いを時系列に辿りその人生を疑似体験したような虚無感。
歩兵の命はどの世界の時代でも軽い。
ど迫力の戦闘シーン、陣の建て方や斥候が馬2頭で全速力で駆けるシーン(馬の乗り換えも鮮やか)
すごく好き❤️
リドリー監督作品、大好きだ。
ロケ地ね美しさも必見。歴史好きはごちゃごちゃ言わずに観るべし。

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ヴィヴィアン