FLY! フライ!のレビュー・感想・評価
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たぶん嫌いな人はいない作品
原題は渡り鳥の「渡り」。渡り鳥のくせに一度も渡ったことがなく、ニューイングランドの池で静かで平和な生活を続けるカモの一家の物語。
多分、嫌いな人はいないタイプの作品。そして、映像がとにかく美しい。
現状のぬるま湯に浸かったままでは視野は広がらない。怖くても一歩を踏み出すことで初めて新しい世界が広がる。子どもたちも含めて多くの人々に《飛び立つ勇気》を得てもらいたい。
キャラクター映画でないので認知度は低いが…
キャラクター見るためだけの作品よりはまともに作られていると思う。
キャラクター頼みでない分、カモ家族の気持ち等が判りやすく作られており、ファミリー向けらしく賑やかなコメディになっている。
心配性のお父さんとそれに付き合うしっかりお母さん。狭い地域だけで住まう事に飽きている子どもたち。
人間社会でもあるよくある関係性がカモ家族を通して見せてくれる。
お父さんが危険を避け、新しいことを取り入れない保守的な気持ちも解るし、お母さんが危険もある旅に出掛けて経験を積ませたいのも解る。子ども達が新しい経験や刺激、新しい出会いに飢えているのも解る。
それらを多少オーバーに表現しつつ、各地を巡る旅をさせる。
心配性なお父さんが変わっていく様は面白いし、力強いサポートをするお母さんも強かで優しい 、子ども達の新しい発想や成長も楽しい。
観ればそれなりに楽しめるクオリティ。
動物キャラクターに反応する年頃に限定しなくても小学生位に鑑賞させて反応を見たい。
必殺技連呼、キャラの名前連呼のキャラクター映画よりは子どもに鑑賞後どう思ったか感想を聞き、子どもの感じかたを確認しても面白そう。
予想外に…
ロードムービーならぬスカイムービー
ニューングランドから南の島ジャマイカへ行く
飛べ飛べ
ストーリーのテンポが良く展開にわくわくする!
「家族&冒険」がテーマな映画で最高だった!
期待をうわまわった
冒険してもいい頃
2024年映画館鑑賞25作品目
4月21日(日)イオンシネマ新利府
通常料金1800円→dポイント−300円
監督は『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ』のバンジャマン・レネール
脚本は『スクール・オブ・ロック』のマイク・ホワイト
アメリカ片田舎の池の水辺を住処に一度も渡らず住み続けていた真鴨一家
他所から休憩のために池に訪れた渡り鳥一家は真鴨一家にみんなでジャマイカに行こうと誘うがヘタレのマックはそれを断る
なんやかんやで渡り鳥一家に遅れてジャマイカ行きを決心したマックは妻と息子と娘と叔父と一緒に旅に出た
堺雅人麻生久美子らを招きほぼ声当て専門で脇を占めるバランスが取れた配役
そのなかでチャンプの声がヒコロヒーとは気づかなかった
鷺老夫婦と鳩のリーダーの描写が絶妙
なかなか大胆なデフォルメ
特にエリンの夫が良い
鳥の目線での街やキッチンの映像が良い
あれだけジャマイカ行きを反対していた心配性のマックがあまりにもコロっと心変わりするのも脚本としては完全な手抜き
大きなマイナスポイント
タイトルはもう少し子供向けらしいキャッチーなものにすれば良かった
フライは原題でさえないわけでなぜこんなタイトルにしたのか知りたい
これもマイナスポイント
あれだけ夫を臆病だと詰っておいて窮地に立たされたら後悔し逆に夫に励まされるパム
欠けてる補い合うお似合い夫婦だね
精神年齢が低いせいかそこそこ楽しめた
それにしてもアメリカ作品はエンドロールが無駄に長すぎる
日本公開版は日本語字幕で映画.comのキャスト&スタッフ紹介程度でいいと思うよ
吹き替え版の配役
真鴨一家の父のマックに堺雅人
真鴨一家の母のパムに麻生久美子
真鴨一家の息子のダックスに黒川想矢
真鴨一家の娘でダックスの妹のグウェンに池村碧彩
真鴨一家の叔父のダンに羽佐間道夫
ニューヨーク鳩軍団のリーダーのチャンプにヒコロヒー
ニューヨークのコックに囚われているジャマイカ出身の鸚鵡のデルロイに関智一
鷺の婆さんのエリンに野沢雅子
ヨガトレーナーの家鴨のグーグーに鈴村健一
グーグーの仲間の家鴨に愛河里花子
ダックスが恋する渡り鳥一家の娘のキムに芹澤優
キムの父のジョーに谷山紀章
キムの母のエリーに喜多村英梨
愉快。
なんか、いそがしい
好奇心はカモを生かす
「平穏な生活」より「波乱にとんだ生活」を求めて。
カモにとって同じ池にずっと住み続けるのも一つの生き方である、カルガモのように。一生を同じ所で過ごす生き物の方が多いかもしれないし、それなりの苦労もあるし生きがいみたいなものもあるはずである。しかし鳥には「渡り」という素敵な能力がある。気候に合わせて、よりよい環境を求めて遠く旅することができる。一つ所にいる「平穏な生活」の喜びと、移動して大きく環境を変える「波乱にとんだ生活」の喜びは全然違う。そんなことを感じさせてくれる映画だ。
百聞は一見に如かずである。外の世界はなんと刺激に満ちていることか。見るものすべて目新しくて、危険も隣り合わせである。人間が一番危険であることも実感させてくれる。自分達とは全く異なる環境や生き方の新しい仲間との付き合い方も学んでいく。そんな新鮮な体験をカモになった気分で味わえる。
そして、鳥の視点から描くこの世界は、何とダイナミックで美しい事か。カメラワークが自在で、カモの家族と一緒に大空を飛ぶ感覚を楽しめる。アトラクションを体験しているようなワクワク感は、この作品の大きな魅力の一つになっている。
新しい出来事が次々に現れて切り抜けていくだけの展開で、これといったストーリーがないのが、不満と言えば不満である。しかし、新しいことにチャレンジする楽しさは十分味わえると思うので、これはこれで良くできた作品ではないかと思う。「ミニオンズ」や「シング」のような人気を得るためには、もう一ひねり必要カモ。
イルミネーションスタジオらしいキャラクターたち
🦆あらすじ
とある池で平凡に暮らすカモの家族。その池に渡り鳥がやってくる。冒険心のある母と子どもたち、そして少しびびりな父がまだ見たことのない世界を見に行く。渡り鳥たちの次の目的地であるジャマイカを目指し、追いかける。
🦆さすがイルミネーションなところ
・個性豊かな鳥のキャラクターたち
・クラブやキッチンの細かいシーンの設定はさすがでした。
🦆いまいちなところ
・SINGやPETより子ども向けなストーリー
・テンポがあんまりよくない
・家族メインの描写が多く、他の個性キャラクターたちとの絡みが少ない
🦆学び
・勇気を出してみることで違う世界が見える
・狭い世界に生きていたとしても、今までにない特性が見つかったり、活かすことができる。
※字幕上映館が少ない
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