サウンド・オブ・フリーダムのレビュー・感想・評価
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心配な方もいるでしょうから
映画のレビューというよりこれから観ようか迷っている方に向けて
小児性愛者による児童売買春を追った物語ではありますが、性虐待の直接的な描写は極力しないように作られています
もっとも、そんなのがなくてもおぞましさは嫌と言うほど伝わってくるのですが
鑑賞動機:あらすじ10割
この題材だと観た後は精神的に瀕死になるのを覚悟しないといけない。わかっているのに観にいってしまう。
冒頭のオーディションの準備シーンの裏の意味がわかるからさあ。笑顔が逆に槍のように心に突き刺さる。
ホンジュラス…からカリブ海を渡ってコロンビアか。
父ちゃんのセリフとか、うわーん。
「ドラッグなら売ったら終わりだけど…子供は…」オロロロロロムリムリムリムリその考え方1秒たりとも想像すらしたくなやめてやめてやめてやめて。
まあ脚色もあるだろうが、地獄と天国を行ったり来たりするような、翻弄されまくる。終盤、あれこれまだマシなんじゃないの…おまえもかー! なんかもうちょっとふざけた文章にでもしないと、まともな言葉にならない。
クレジット中のジム・カヴィーゼルの熱すぎるコメントはむしろ逆効果なのではと。もう少し落ち着いたメッセージの方が、少なくとも私にはよかった。まあおかげでなんとか冷静さを取り戻せたとも言えるが。
疲れた。
こんな涙は初めて見ました
予備知識なく見に行きましたが、製作陣の静かな熱量を感じました。
主人公のティムが仕事を超越して使命に身を投じるきっかけになった小児性愛者の犯行ビデオを見たときの一筋の涙。観客は彼が見た映像ではなく、彼の涙を見て決意を知ります。
映画としての出来はともかく、恐るべき事態に基づく実話だという驚きが先立ち、メッセージを強力に伝える手段として映画を利用したことに共感しました。以前、邦画でも臓器密売のためにタイの子どもたちが犠牲になる話があり、主演も有名俳優だし、映画化の勇気に驚き、もっと話題にならないかと思ったことがありました。
今回はエンドロールで主演のカビーゼルがメッセージを伝えます。途中で止めたりできない劇場で観ることを勧めたいと。まさにそのとおり。報道で知るのと、2時間映画で体感するのとでは心に残るボリュームが違います。
実在の主人公ティムはもちろん、その背中を押した奥さんがいたことにも驚きます。自分にはできない。
ディズニーアニメもいいけれど、本来ならディズニーに夢中になる年頃の子どもが、夢の世界を知る前に、こんな悲惨な目に遭っていることを知らなければいけないと思うばかりでした。
映画の力を信じたくなる一作。今無料で観れるよ!
認知的不協和に襲われても、目を逸らすな
※何故か入場時間になっても入れないプチトラブル発生。これより後から始まる作品は入場出来たにも関わらず。本国でもトラブルが有ったようだし、ちょっと怖かったです。
鑑賞前に身構えていたほどの衝撃的な描写はほぼ無かったので、推奨はしませんが年齢の低い方でも楽しめると思います。作品自体は意外と勧善懲悪的な洋画アクションで、主人公達が旅に出て救いに行くというストーリーなので、結構映画としても楽しめます。
しかし扱っている内容が内容だけに、そしてエンドロール後の主演俳優の語りかけやQRコードの配布、もう他人事ではありません。まさに今ある現実に遭遇して、それを受け入れる覚悟が無ければ鑑賞は推奨できないかもしれません。
どうで陰謀論でしょ、フィクションでしょ、そういう方は打ちのめされると思います。認知的不協和を起こしても、目を逸らすな
テーマが重いのにすごく面白い
すごく真剣で重いテーマであるため、劇映画としてとてもバランスが良く、登場人物も魅力的で、リアルでできがいいのだけど面白がっていいのだろうかと気が引ける。後半『ランボー怒りの脱出』みたいになる。特に元マフィアで児童を買い取っては解放しているおじさんが素敵だ。一緒にジャングルの奥地まで行ってくれるし、勇敢で有能で、何か表彰などしてあげて欲しい。被害者のお父さんも頑張ってほしかった。
児童人身売買で男の子も性被害にあい、ジャニーズ事務所問題を連想する。今も芸能界で活躍する皆さんは被害者であるのだけど、彼らの成功が被害の拡大に貢献もしていて問題の根が深い。男の子はテディベアと呼ばれていて、これから先の人生でその言葉を耳にするたびに心を苛まれるかと思うと、心が苦しくなる。お姉ちゃんが弟を健気にかばっていてとても切ない。彼女は歌をうたっていたのを絶賛されてオーディションに連れていかれて被害にあう。歌うたびにそのことを思い出してつらくなるのではないだろうか。
しかし彼らは被害にあったとはいえ救出されている。その裏では救出されないまま児童買春をさせられ続ける子どもがいると思うと本当につらい。ロリコンは絵やアニメだけにしていてほしい。
うちにも小学生の子どもがいるので気が気でないのだけど、娘はあまり容姿端麗ではないのでリスクが低いのだけど、お兄ちゃんはとてもかっこいいので心配だ。
映画の終わりに主演の役者から熱いメッセージがあり、QRコードをスマホで認識すると募金の呼びかけだ。映画をみんなに広めてほしいと言っていたので、チケットか割引券などの案内かと思ったら直接金を求められて、引く。
遠い国の話としてはいけない
子供の人身売買は世界中に存在していて、そこに真っ向から立ち向かった人達の話。日本にも誘拐監禁事件は実際に存在する、北朝鮮による拉致事件もある。もし自分の子供が拐われたら?と思うと皆ゾッとするはず。この作品を宗教映画と言ってる人がいるようだが、世界が見えてない人でしょう。
組織犯罪の場合とても複雑で、この主人公の捜査官は末端のビジネスをしている犯罪者を逮捕してきているが、肝心の拉致している組織の逮捕、拉致された子供達の奪還が行われていない事に心を痛め、国境や組織を越えて行動を起こしたというもの。命がけの行動は共に良心から行動を共にした仲間達により実現したもの。
この映画は一人ひとりの良心による行動により、犯罪を無くすことが出来る、と訴えている。骨太のメッセージは十分スクリーンから伝わってくる。
リスペクト
喉元に突きけられるような現実。
いろんな人に見てもらいたい
イカれた世界ですよ
児童人身売買の闇に切り込む実在する捜査官ティム・バラードの実話を基にした作品。
被害者の数や逮捕できた人数、助けられた子供の数を見るとこれが現実かと思い知らされます。
被害に遭った人達は助かった後も傷を抱えて生きていく試練なわけで、やはり目指すは犯罪撲滅なんですよね。
捜査に携わる人の精神力も限界はとっくに超えているだろうとは思うんですが…
闇犯罪については、丸山ゴンザレスからしか情報を得てこなかったけれど…この映画を通して知ることができて良かったです。
重々しい雰囲気が続くと思いきや、陽気なラテンの音楽もあり、展開もスリリングなので終始没入です。そして最後のメッセージがとても力強い。
観る価値がある作品だと思います。
まずは友人にも本作薦めてみました。
何でもマーケットにするアメリカ
ホントのミス·ホンジュラスが手引きしたの?
水曜サービスデイのTOHOシネマズシャンテは真っ昼間から満席御礼状態。
意識度高い映画ファンたちでいっぱい。
私はau水曜割で鑑賞しました。
去年の7月に全米公開された児童人身売買に立ち向かったヒーローの実話に基づくムービー。
昨年の時点では日本の配給会社はおそらく当たらないと踏んだんでしょうね。世界興行収入が伸びてきてから本邦公開。上映館は少ない。
敬虔なカトリックのティム バラード本人役を同じく敬虔なカトリック信者で有名なジム・カヴィーゼルがつとめる。
米国の国土安全保障特別捜査官がネット上の幼児性愛者を検挙しても、犠牲になる子供は確かに救われない。
ホンジュラスと言ったら世界一治安が悪い人口あたりの殺人事件が世界一多い国。
本当のミス·ホンジュラスが手引きしたのか?
貧しい父子につけいる巧妙な手口。
コロンビアの反政府武装組織のボスがブローカーに多額のお金を払うのかは疑問。本当にロシオ·アビラちゃんはボスの性奴隷として買われたのか?ほかにもたくさん子供いたのに美人さんのロシオちゃんだけを救うのこと自体に小児性愛のニオイを感じてしまった。しかも、丸腰でひとりで救出するなんて。まるでターザン映画。
話盛ってないか?
ブローカーから子供を買って解放するお金持ちおじさんの存在が大きかった。コロンビアのマフィアに警戒されないように無人島を買い取って、大勢の子供を救出する作戦の舞台セットにはビックリ。
アジア(チベット、ネバールなど)には臓器移植目的で誘拐され、殺害される子供もたくさんいるらしいから、そっちもヒーローが現れてなんとかして貰いたいものだ。
たくさんの人に観てほしい作品
誘拐され奴隷となった子供達を救う捜査官の実話ベース作品、とても重い内容でした
子供が誘拐されるシーンの冒頭から心が苦しく、観ているのが度々しんどくなりました
ジム・カヴィーゼル演じる主人公ティムの辛さがとても伝わってきて、今作でのジム・カヴィーゼルはとっても良かったです
犯罪シーンを見ないといけない捜査官
それで壊れる心
その壊れた心を元に戻すのは犯罪者を逮捕した時
心に深く残りました
ストーリーは映画としてもハラハラドキドキで良作と思いましたが、これは実話ベース
映画としてじゃなく、ティムという人物に感動でしかなかったです
何回も涙ポロポロでした
こういう犯罪が世界中で起きている事実を知る事がそれをなくすための一歩、というエンドロール中のジム・カヴィーゼルからのメッセージ
より多くの人に観てもらえるようにチケットを無償提供してくれている製作会社
本当にたくさんの人に観てもらって知ってもらいたいという本気が伝わります
奴隷が合法だった時よりも、今の方が奴隷となっている人が多い世界という事に衝撃でした
ティムが救ったのは氷山の一角でしょうけど、この作品をきっかけに、子供たちが安心して生活できる世界になるよう少しずつでも変わっていってほしいと思います
怒りと悲しみと
5年に渡るお蔵入りをへて‥
2023年全米映画興行収入トップ10にランクインを果たした小児売買の闇を描いた力作!
映画の日、見たい映画が何本か公開されているが評価が高いのでこれに決める。
製作総指揮にメル・ギブソンも名を連ねている。
主演ジム・カヴィーゼル、監督アレハンドロ・モンテベルデ。
実話をベースにした映画で子供の人身売買を捜査する話なのだが、リアリティがあり緊迫感が漂い、このような悲劇が世界で起きているという事実にショックを受けた。
この映画のおかげで、世界で多くの子供がさらわれ、人身売買を通じて小児性愛者の犠牲になっていることを知ることができた。
国をまたいだ犯罪であり、捜査も一筋縄ではいかず、この映画の主人公ティム捜査官のように仕事を辞する覚悟、命を賭ける覚悟がないと解決できなかっただろう。
この映画はおそらく氷山の一角だと思うが、小児性愛者によって多くの子供たちの未来が奪われている事実をできるだけ多くの人に知ってもらいたいという映画の熱量、そしてエンドクレジットでのジム・カヴィーゼルの熱いメッセージが心に響きました。映画の途中何度か涙しました。
映画の公開にこぎつけるまでにもいろいろ苦労もあったようですが、小児売買の闇を堂々と真正面から描き切った力作に間違いありません。
傷つきながらも希望を捨てなかった幼い姉弟こそが本当のヒーローだというジム・カヴィーゼルの熱弁にも胸熱になりました。
本当に見てよかったです。
おススメです。
鑑賞者からQRコード貰って下さい
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