サウンド・オブ・フリーダムのレビュー・感想・評価
全167件中、121~140件目を表示
5年に渡るお蔵入りをへて‥
本当に劇場公開が日本でやれた事に 関係者の良心が感じられて考え深い作品でした メルギブソンが制作にいる訳なんで テーマがやばすぎますが世界情勢を考え見ると 関係する事件はたくさん出てきますね 制作側の熱いメーセージに応えて是非映画館で 集中して見て下さい
2023年全米映画興行収入トップ10にランクインを果たした小児売買の闇を描いた力作!
映画の日、見たい映画が何本か公開されているが評価が高いのでこれに決める。 製作総指揮にメル・ギブソンも名を連ねている。 主演ジム・カヴィーゼル、監督アレハンドロ・モンテベルデ。 実話をベースにした映画で子供の人身売買を捜査する話なのだが、リアリティがあり緊迫感が漂い、このような悲劇が世界で起きているという事実にショックを受けた。 この映画のおかげで、世界で多くの子供がさらわれ、人身売買を通じて小児性愛者の犠牲になっていることを知ることができた。 国をまたいだ犯罪であり、捜査も一筋縄ではいかず、この映画の主人公ティム捜査官のように仕事を辞する覚悟、命を賭ける覚悟がないと解決できなかっただろう。 この映画はおそらく氷山の一角だと思うが、小児性愛者によって多くの子供たちの未来が奪われている事実をできるだけ多くの人に知ってもらいたいという映画の熱量、そしてエンドクレジットでのジム・カヴィーゼルの熱いメッセージが心に響きました。映画の途中何度か涙しました。 映画の公開にこぎつけるまでにもいろいろ苦労もあったようですが、小児売買の闇を堂々と真正面から描き切った力作に間違いありません。 傷つきながらも希望を捨てなかった幼い姉弟こそが本当のヒーローだというジム・カヴィーゼルの熱弁にも胸熱になりました。 本当に見てよかったです。 おススメです。
鑑賞者からQRコード貰って下さい
児童売買の実態を全世界の人々に多く知ってもらう事が、この映画のテーマだそうですので、鑑賞者からQRコードを貰うと無料で鑑賞出来るそうです(公開前は、応募者全員に無料チケットを配布していたそうです:現在は終了済み) 平日午後に超満員なので、日本も世界の社会問題に関心を持つ人が増えたのかとビックリしていたら、かなりの方が無料チケットだったんですね。重大な問題で、深く考えさせられる内容でしたが、鑑賞した人が多くても、日本では拉致問題の方が今後も語り継がれる話題なんでしょうね。
キャンペーンとしてではなく、1本の映画として楽しみたい
児童を性的な欲求を処理するための商品として売買することなど、絶対に許されないし、撲滅しなければならない犯罪であるということは確かである。 それは十分に理解できるのだが、それにしても、主人公ののめり込み方は、とても尋常とは思えない。 もちろん、それが、正義のためであることは間違いないし、主人公が、被害者たちと同じ年頃の娘や息子を持つ父親であるということも大きな理由であるに違いない。 その一方で、自国民でもない子供を救出するために単身で外国に乗り込み、職を辞してまで囮捜査を敢行し、挙句の果てに、反政府組織が支配する無法地帯にまで潜入するなど、「行動力がある」というよりも、「常軌を逸している」とさえ思えてしまう。 ここは、主人公自身が言っているように、「壊れた心を治すため」ということが大きいのだろうし、それだけ、被害者たちを救うことができなかったという罪悪感が、これまで鬱積していたということなのだろう。 ただ、かつてキリストを演じたこともあるジム・カヴィーゼルが涙をためて苦悩する場面が何度も映し出されたり、協力者が自殺しようとして神のお告げを聞いたと告白したり、「神の子供」という表現が頻繁に出てきたりするのを見るにつけ、どこか宗教的な雰囲気が感じられることも否めない。 別に、それは悪いことではないのだが、主人公が、時々、「信念の人」というよりも、カルトの「狂信者」のように見えてしまったのは残念だった。 主人公が、1人の少女を救出することに固執する姿にも、「どうしてそこまで?」と思ってしまうし、反政府組織のキャンプには、誘拐されてきたと思われる子供が他にも大勢いたのに、あの子達は助け出さなくて良かったのかということも気になった。 エンドクレジットで映し出されるメッセージにしても、「この映画を、人身売買反対の社会運動の起爆剤にしよう」という呼びかけには賛同できるものの、せっかく良く出来た映画だったのに、スクリーンの外で余計な解説を聞かされているような感じがして、少し複雑な気分になってしまった。
実在する捜査員に拍手と敬意
これが、実話の知られざる人身売買の世界! スリラー映画でもないのに最初から最後まで緊迫した緊張したシーンが続く! たった一人で無法地帯へ乗り込む捜査員には 驚きと感謝しかない。 題名の意味はラストで良く分かります。 平日なのに満席のお客さんの多さにも驚き‼️ 平日なのに?この混雑は関心の高さかな?
変態さんには気の毒だが… もうみんな見なきゃ…
最後のメッセージにある通り、変態さんと、それを金づるにする連中をのさばらすわけにはいかない。 R指定にならないよう、みんなが見えるようにしてある、ホントに胸糞悪くなるような映画だけど、現実だ。 エンタメトップに変態さんがいてもスルーする国だけど、そんな腰抜け共はは放おって、出来ることから始めよう。
光の裏に潜む闇
日本では小規模公開映画だけど、アメリカでは興行収入1位を獲得した話題作ということで鑑賞。どんな話か全く知らなかったが、これはすごかった、、、。軽い気持ちで見ていい映画では無い。とにかく悲惨で、残酷で、同じ人間の所業とは思えない、嘘のような本当の話。エンドロール中には異例とも言える形で、主演を務めたジム・カビーゼル自身がこの作品に掛けた思い、そして苦しむ人々を1人でも多く無くそうと強く呼びかける形でメッセージ動画を掲載していた。 制作から5年の年月を経て、ようやく全米で公開されたという本作。少しでも多くの人に見てもらうため、自分が出来ることはちっぽけではあるが、本レビューにてこの映画の背景を少し解説していきたいと思う。 まず、なぜ公開までにこれほどの年月が経ってしまったのか?その背景にはこんなことが起こっていた。本作が撮影されたのは今から6年前の2018年。そして、公開はその翌年である2019年を予定していた。しかし、配給契約を結んでいた21世紀FOXを、2019年にウォルト・ディズニー・カンパニーが買収。FOXの映画のライセンスをディズニーが取得したことにより、映画制作や公開の有無等の権限は全てディズニーに移行された。そして、なんとこの会社は真っ先に話題作であった本作の公開を見送ったのだ。 主演のジム・カビーゼルがQアノン(アメリカの極右が提唱する陰謀論のことを指す)であると、メディアは放送し、本作に対する注目度はいい意味でも悪い意味でも高かった。しかし、こんな疑問が浮かぶ。なぜ、ディズニーはこの映画の公開を阻止したのか?本作は人身売買された子ども達を救出する話。子ども達を楽しめるための映画やアトラクションを作ってきたはずのディズニーが、どうしてこの映画を葬ったのか? 勘のいい方は気付いただろう。小児愛者による人身売買の撲滅を掲げ、アメリカでそれらの法案を決議させるきっかけを作ったティム・バラード氏の実話をもとに描いた本作。そんな作品をあのディズニーがFOXの買収と同時にこの世から抹消しようとした。つまり、彼らにとってこの映画は、自分たちにとってすごく都合の悪いものだったのだ。ここでは明確な言及は避けるが、これを聞いて疑問を抱いたり、関心を持った人は是非とも調べて頂きたい。 ディズニーの人気は格段に落ちてきている。LGBTを推進した近年の映像作品の制作から不信感を抱く人々が続出し、フロリダのディズニーランドでは動員が減少しているという。子ども達を愛し、守ることがディズニーの役目ではなかったのか?元より、ディズニーはそんな心持ちは無かったのか?この映画が公開されたことは奇跡に近しく、公開の裏にはこのような真実が隠されていた。【引用: 児童人身売買を描いた映画『サウンド・オブ・フリーダム』を、ディズニーが阻止した方法】 先日の東京都知事選のように、日本でもメディアが取り上げる情報に明らかな格差が生じている。テレビや新聞はネットの普及により、かなり厳しい状況にあるのはご存知のことと思うが、そうなればスポンサーになっている企業や政界幹部に媚びるような番組作りしか制作できず、正しい情報はもみ消され、彼らにとって都合のいいことしか報道されない。何も全てが間違っているとは言わないが、情報は自分自身でしっかりと見極めなければならない。光の裏には闇がある。映画とは少し関係のない話になってしまったが、情報リテラシーというのは、今を生きる人々にとって、最も重要な力だと思う。 本作は小児愛者による性加害、人身売買のごく一部の話であり、アメリカを始めとした世界中の国々では今もたくさんの子どもたちが苦しい思いをしている。それは海外のことだろう?日本には関係ないよ。と、思ってはならない。 実際、日本でもジャニーズ事務所の元代表であり絶対的権力者・ジャニー喜多川による性加害が摘発され、事実上の倒産に追い込まれた。しかもそれは、アメリカの放送局・BBCが取り上げたドキュメンタリーによって自体が発覚され、衝撃の真実が顕になった。何も他人事では無い。自分の子どもがそのような事態に陥っても、なんら不思議では無い世の中なのだ。だからこそ、この映画を多くの人に広めて頂きたい。 鑑賞するのに勇気が出ない方のために、一応言っておく。本作はこういったテーマを扱いながら、性加害等の直接的な表現は避けられており、ある程度見やすいように作られている。実話と言いながらも映画であることは忘れず、軽快な音楽をバックに子どもを救う人たちの様子が描かれているため、ちゃんと一映像作品として面白みのあるものに仕上がっている。役者の演技も素晴らしい。子どもたちだって他の映画とは段違いの迫力だ。 長くなったが、いま世界はどう変わっているのか、何を変えなければならないのか、それをすごく感じさせる、ものすごいメッセージをもった作品だった。直視したくないが、これが現実。たまらなく怖かった。鑑賞後、たくさんの文献を漁り、知らなかった真実をたくさん知った。そのうえでもう一度見たい。ドナルド・トランプ元大統領もこの映画の偉業を称えている。ぜひ、機会があれば見てください。あなたの心に必ず、変化が現れるはずだから。
これは本来スコアレス……かな
【スコアレス判定】 世界では巨大かつ急速拡大してるマーケット『誘拐ビジネス』。日本では“誘拐=身代金の要求”のイメージが強過ぎてこの映画を観てもなかなか身近に感じられることはないのかも。でも世界中では(困ったことに)当たり前に起きてること。日本人も知らぬ存ぜぬてはなく知っておくべきこと。 映画は救出のお話でハッピーエンドだけど、実際には悲しいお話もたくさんあるはず。理不尽な誘拐というか人身の強奪…とでも言えばいいのかな。対象となってるのは子どもだけではない。オトナだってあんな目にあったらめちゃ怖いと思うのに、何もわからない子供を、と思うと苦し過ぎてやばい。映画を見ている最中から酸欠による頭痛と、胃の辺りがキリキリ痛んできた。 こんな世の中では怖くて子供を生んでも安心して育てることなんて出来ないよ…… 日本では初の試みらしい『ペイ・イット・フォワード』プロモーションを利用して映画自体は“0円ムビチケ”で観賞。 観た人が他にも一人でも多くの人に見てもらうために、あとから寄付するシステム。金銭的な理由で映画が観られない、ということを避けたいと考える制作側の意図。 はい。もちろん観たあとでわたしも微力ながら寄付しました✨ こういった善意の輪がもっともっと広がる世の中になるといいな❤ ❤ ❤ (ただの0円キャンペーンだと勘違いして普段あまり映画館に来ないのであろうマナーになってない方々がシアター内に多く散見されたのが非常に残念…)
道端とかでさらうのかと思ったら、 こんなふうな誘い出し方もあるんで...
道端とかでさらうのかと思ったら、 こんなふうな誘い出し方もあるんですね 送迎する親御さんが気の毒すぎる 思ったより淡々と進んでいった かつ思ったよりスムーズに流れるんだけど、 静かに怖い 引き離される親子が、監禁される子供が、 昨日よりは今日の方が、今日よりは明日の方が、 たとえひとりずつでも、少なくなっていくことを願う
誰しも子供だったはずなのに……
冒頭部分から衝撃の連続でした。なんというか派手な映像はないのですが心にグサグサと鋭利な刃物が突き立てられるような息苦しさみたいな。 登場する大人全員に子供時代はあった事実は間違いなくて、裕福だったり貧困だったり。或いは平和な国に生れ落ちたか紛争地域で生きてきたか。そんな出自の違いはあっても大半の人は親の愛に包まれながら育ってきただろうに、何故自分が通過してき「子供」に惨いことをするのだろう。 勿論、法の存在が無ければビジネスツールとしては成立する分野ではあるかもしれないけれど、悲しくってしょうがなかったし、作品の舞台となったコロンビア・ホンジュラスなどに限らず子供がターゲットにされていることが恐ろしい。 性的な目的はその中の一握りに過ぎないのかもしれないけれど、子供は自分を満足させるための道具じゃなくって、その子らの成長を目を細めながら一緒に喜ぶ存在だよね。 きょうだいをさらわれた父親の「子供がいないベッドを……」に涙を誘われると共に、どこまでが実話かわからないけれど、他人の子のためにあれほどの行動がとれる捜査官ティムと協力者バンビロに拍手を送りたい。 それほど広告されていないのにほぼ満席に近く、終わりのメッセージのようにこれからも広がりを期待したい作品だった。
想像を超える重さと奥深さ
内容とともに、絵も音も重厚で、圧倒されました。 一見分かりやすそうで、その実状は想像を超える巧妙さと奥深さで、展開など予想がつかないもので、かなり見入りました。 何気に、音楽が内容を遥かに超えるワールドワイド感で笑っちゃいましたが、これがまた非常に合っていて、その要因は、やはり内容がどんどん奥の奥まで進んでいったからなのかなぁと思いました。 一筋縄ではいかない解決方法・救出方法で、してやったり!とは思えるんですけど、根深い悲しみや傷は決して癒えることはないのだという思いでもまた重苦しい気持ちになってしまいました。
児童誘拐、人身売買、児童売春といったおぞましい世界の話だが目を背けずに見るべき作品
児童誘拐、人身売買、児童買春といったおぞましい世界の話が描かれますが実話とか。 エンドロールで主役の人が映画館でたくさんの人がこの作品を見るよう働きかけてほしいと訴えていたけどその通りだと思う。 製作から公開まで時間があいたそうだけどどこかから圧力あったんだろうか? 捕まった人の裁判に影響するから? 作品にケチをつけるなら主人公の行動の動機が弱いことか。 他人の子供のためにどうしてそこまでできるのか描かれてないのが物足りない。 点数はちょっと高めです。
これはアメリカだけの問題ではない!
このサイトの作品紹介で、本作が国際的性犯罪に挑んだ捜査官の実話をもとにしたドラマであることを知り、これは観ておかなければならない作品であると感じて公開2日目に鑑賞してきました。こんな骨太の作品であるにも関わらず、中高年がほとんどではありましたが、同日公開の他作品に全く引けを取らない客入りでした。 ストーリーは、性犯罪者を検挙しながらも被害者救済を果たせず、苦い思いを噛み締めていた捜査官ティムが、逮捕した性犯罪者から得た情報をもとに一人の少年ミゲルを救出するものの、彼の姉ロシオが未だに行方不明であることを知り、上司を説得して手がかりを求めて事件の温床となっているコロンビアに単身潜入し、現地の協力者とともに大規模な作戦を実行していくというもの。 序盤から、性加害を目的とした少年少女の誘拐、また性加害を想像させるシーンなど、胸糞悪いシーンが描かれます。子どもを商品や性玩具のような目で見る大人たちの姿に吐き気がします。これを幼い日に体験した子どもたちは、一生癒えぬ傷を心と身体に負い、その後どんな人生を歩むことになるのか、想像もできません。 そんな性犯罪に真っ向から挑む捜査官ティム・バラードの姿が熱く描かれます。制止する上司を説得してコロンビアに単身乗り込み、その身分を返上してまで現地での救出活動に取り組み、協力者や支援者を得て大規模な作戦を実行して成果を上げます。果ては、現地警察の手も届かない密林の奥地に陣取る反政府組織にまで単身潜入するという、とんでもない行動力です。捜査官としてだけでなく、多くの子を持つ父親として、性犯罪を許すことができなかったのでしょう。命懸けの救出作戦に挑むティム、そんな彼を信じて背中を押す妻、二人の姿が心を揺さぶります。 エンドロールでは、ティム・バラード本人からの“これは一人のヒーローの物語ではなく、姉弟の絆の物語だ”というようなメッセージも心に響きます。とはいえ、実際には姉弟よりもティムにスポットが当たり、どう見てもヒーローとして描かれています。ご本人の謙遜なのか、監督や脚本家による脚色なのかわかりませんが、本作をドキュメントのように捉えないほうがよいのかもしれません。 それでも、最後にスクリーンに映し出される言葉に衝撃を覚えます。なんと、合法だった時代よりも現代のほうが奴隷が多く、その中で数百万人の子どもたちが性的な搾取を受けており、その最大の消費国がアメリカだそうです。そんなアメリカが本作を作ったことに大きな意義を感じます。これを他人事と思わず、日本でももっと子どもの人権を守る風土を身近なところから作っていかなければならないと感じます。 主演はジム・カヴィーゼルで、捜査官ティムを熱演しています。脇を固めるのは、ミラ・ソルヴィノ、ビル・キャンプ、エドゥアルド・ベラステーギ、クリスタル・アパリチ、ハビエル・ゴディーノ、ホセ・ズニーガら。
期待度◎鑑賞後の満足度◎ 最近LGBTQ等を殊更取り上げる事をポリコレと冷やかす気風があるが、世の中には他に真に軽蔑すべき唾棄すべき者がたちいる。それは少児性愛者だ。あなたの隣に居るかも知れない。
①そういう輩が摘発されれば、子ども達を買えないようにすれば児童売買が減るかもしれない。また、そんな事は到底無理かも知れない。でも最後にジム・カビーゼルが言っているように「最も大きな力は声を上げること、語ること」なのだから。 ②また、最後にジム・カビーゼルが語った中で今まで意識したことがなく目を開かされたような言葉があった。それは映画館で映画を観ることの持つ一つの力。確かに映画館で一度映画が始まれば早送りも出来なければ一時停止も出来ない。最後まで付き合わねばならない。勿論、途中退場することは出来るけれども、本作の場合は「人としてどうか」と思う。 まあ、人が何を言おうと考えようと行動を取ろうとその人の自由で他人がjudge 出来ることではないけれども、意見くらいは言っても良いでしょう。 ③それと、今や大きな世界的問題となっている世界的で組織的な少児売買、増え続ける少年少女合に対する性犯罪を扱った映画だから、というのが本作鑑賞の理由であるが、観ているうちに25年以上前に私も“闇”の側に立っていたかもしれないと思い及び慄然とした。 私が、シンガポールに駐在していた30~25年前、まだやがてバブルが来るのも知らず日本経済が上昇し続けていた当時、日本はアジア諸国にとって追い付き追い越せの目標であるアジアの輝ける星と仰がれていた反面、日本人の売春シアーが横行さておりセックスアニマルともアジア諸国では揶揄されてもいた。 (私が赴任して部下についたシンガポーリアンの女の子から言われた最初の一言が“私、日本人が嫌いだから”だった!「それなら日本企業に勤めるなよ」と今なら言えるが、当時日本人であることを-売春シアーの評判のせいで-どこか日本人であることを恥ずかしく思っていた私は言い返す言葉もなく黙ってしまった...) そして、インドネシアに出張した時にそれは起こった。
メッセージ
人身売買から幼児を救い出した捜査官の話だが。捜査官が目標にした女児は救出したが、まだまだ救われない児童がとんでもない数残っているようで、スッキリとはしない。日本はありがたい国だとつくづく思わされた。
全167件中、121~140件目を表示