「おぞましい実話」サウンド・オブ・フリーダム Naotanjrさんの映画レビュー(感想・評価)
おぞましい実話
児童買春というおぞましい人身売買組織におとり作戦でいどみ、また、反政府組織へも自らの危険を省みず潜入していくティムの行動は神を信じる人の行動である。そして神が奇跡を起こして下さったとしか思えぬ結末だった、しかし実際は未だ助け出されず搾取され続けている人が大勢いるにちがいない。まさに氷山の一角ではないかと絶望する。他人を支配し搾取し思いのままにしようとするのは人の所有欲だけでは片付けられない問題であり、小児性愛者はその欲望を非合法に満たそうとする。問題なのはそれらの悪の組織が平然とあたかも善人のように私たちの身近にあることではないだろうか?
国や企業の繁栄や成長が、それらの犯罪に目をつぶっている結果だとしたらそれは決してあってはならない。
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