劇場公開日 2024年9月27日

「遠い国の話としてはいけない」サウンド・オブ・フリーダム まっちゃまるさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5遠い国の話としてはいけない

2024年10月3日
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鑑賞方法:映画館

子供の人身売買は世界中に存在していて、そこに真っ向から立ち向かった人達の話。日本にも誘拐監禁事件は実際に存在する、北朝鮮による拉致事件もある。もし自分の子供が拐われたら?と思うと皆ゾッとするはず。この作品を宗教映画と言ってる人がいるようだが、世界が見えてない人でしょう。
組織犯罪の場合とても複雑で、この主人公の捜査官は末端のビジネスをしている犯罪者を逮捕してきているが、肝心の拉致している組織の逮捕、拉致された子供達の奪還が行われていない事に心を痛め、国境や組織を越えて行動を起こしたというもの。命がけの行動は共に良心から行動を共にした仲間達により実現したもの。
この映画は一人ひとりの良心による行動により、犯罪を無くすことが出来る、と訴えている。骨太のメッセージは十分スクリーンから伝わってくる。

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まっちゃまる