劇場公開日 2024年9月27日

「2023年全米映画興行収入トップ10にランクインを果たした小児売買の闇を描いた力作!」サウンド・オブ・フリーダム ノブさんの映画レビュー(感想・評価)

5.02023年全米映画興行収入トップ10にランクインを果たした小児売買の闇を描いた力作!

2024年10月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

映画の日、見たい映画が何本か公開されているが評価が高いのでこれに決める。
製作総指揮にメル・ギブソンも名を連ねている。
主演ジム・カヴィーゼル、監督アレハンドロ・モンテベルデ。

実話をベースにした映画で子供の人身売買を捜査する話なのだが、リアリティがあり緊迫感が漂い、このような悲劇が世界で起きているという事実にショックを受けた。
この映画のおかげで、世界で多くの子供がさらわれ、人身売買を通じて小児性愛者の犠牲になっていることを知ることができた。
国をまたいだ犯罪であり、捜査も一筋縄ではいかず、この映画の主人公ティム捜査官のように仕事を辞する覚悟、命を賭ける覚悟がないと解決できなかっただろう。
この映画はおそらく氷山の一角だと思うが、小児性愛者によって多くの子供たちの未来が奪われている事実をできるだけ多くの人に知ってもらいたいという映画の熱量、そしてエンドクレジットでのジム・カヴィーゼルの熱いメッセージが心に響きました。映画の途中何度か涙しました。
映画の公開にこぎつけるまでにもいろいろ苦労もあったようですが、小児売買の闇を堂々と真正面から描き切った力作に間違いありません。
傷つきながらも希望を捨てなかった幼い姉弟こそが本当のヒーローだというジム・カヴィーゼルの熱弁にも胸熱になりました。
本当に見てよかったです。
おススメです。

ノブ