Chimeのレビュー・感想・評価
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さすが黒沢清監督‼️
ミニシアターStrangerで鑑賞🎥
黒沢清監督の新作であれば観ないわけにいかない🙂
全体的に『CURE』系のホラーであり、50分にわたってゾクゾクする怖さを感じる中編😨💦
ただ、家族を描く場面は『トウキョウソナタ』っぽく、死体袋は『蛇の道』っぽくもある(^^)d
物語は、料理教室で教えている松岡(吉岡睦雄)だが、田代という生徒が「チャイムのような音がしませんか?誰かがメッセージを送って来ている」と言い出すが、松岡には聞こえない。少し経って、田代という生徒は「僕の脳の半分は機械に入れ替えられているんです」と言って衝撃的な行動に出る。
その後、松岡は女性生徒に料理レッスンをしていたが、「鶏の調理は気持ち悪い」という女性生徒に対してショッキングな行動を取る松岡。
松岡の日常生活が崩壊していくさまが恐怖であるが、田畑智子も熱演。空き缶コワい!😰
「自由に映画を作ってください」と言われた黒沢清監督が作ると、かくたる恐怖映画が出来上がる素晴らしさ‼️
いろんな不思議な映画を作って来た黒沢清監督だが、やはり黒沢ホラーは天下一品!✨
日本公開に先立ってベルリン映画祭ではプレミア上映満席で熱狂的に迎えられ……というニュースで気になっていたが、ようやく観られて至福の時間であった😊
(「蛇の道」+「CURE」)÷4=「Chime」
黒沢清監督の作品と言うと、最近では「蛇の道」、昔の作品だと「CURE」を観ましたが、本作もそれら前2作の流れの中にある黒沢清作品らしい作品だったなあ、というのが第一印象でした。さしずめ(「蛇の道」+「CURE」)÷4=「Chime」というところでしょうか。「÷2」ではなく「÷4」としたのは、前2作がいずれも2時間弱の長編だったのに対して、本作は45分の短中編だったという上映時間の短さに加えて、種明かしの情報が極めて少なかったということが挙げられます。
内容的には、理由も良く分からぬ状態で簡単に人が殺されるという点では「CURE」的であり、殺傷した相手をシュラフに入れて運ぶという点では「蛇の道」的でしたが、殺されてしまう劇中の登場人物にとっても、状況が説明されぬまま殺人現場を目撃することになる観客にとっても、いずれも理不尽なシチュエーションに置かれるという点では、本当に黒沢清作品そのものでした。また、正気な人が殆ど登場しない点も共通していて、その辺の薄気味悪さは相変わらず良かったです。
ただ前述の通り「蛇の道」や「CURE」ではあった種明かしが全くなく、「Chime」は誰が鳴らしたのか、どんな意味があるのかとうところが説明されておらず、映画が終わった時は「これで終わり?」という気もしましたが、現実にも科学的に解明されていない謎は数多ある訳で、こういう終わり方もありかなと、今は思っているところです。
そんな訳で、本作の評価は★3.5とします。
菊川まで観に行きました
知り合いの若い方がCureを見て、訳わからないが印象に残ったそうで、私も封切り時に観てスジは忘れていますが主人公の怪演は記憶にあります。このコメントと好きなレビュアーの推薦で久々に黒澤監督の本作を観ましたが、これも衝撃でした。田畑智子の奥さんが怖かった。主演の方初見ですが、すごい存在感を感じました。舞台の方かなと思いました。菊川の表題の映画館初めて行きました。深川を散策していいところだなと思いました。
鶏肉怖い。
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