映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)のレビュー・感想・評価
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音楽に重きを置いた新しいドラえもん!
レビューが二極化していたので怖々観に行きましたが、とても面白かったです!
作中通して音楽を全面に出しているので、シンプルに音楽を楽しめる人なら間違いなくハマると思います。私は見ていて心がウキウキしました。
一方で、ストーリー性を求めている人にはイマイチ響かないかもしれません。伏線が細かく張られていたりと話はしっかりしているのですが、近年の完成度の高い作品と比べると小ぢんまりした印象です。
とはいえ意欲作だと思います!最近のドラえもんはメッセージ性が強かったりプロットが練り込まれていたりとストーリーに重きを置いている印象があります。私も勿論それらの作品が大好きです。そんな中で本作のような、感覚的に楽しめる作品が出てきたことを新鮮に感じました!来年はどんなドラえもんが見られるのか今から楽しみです!
今までより。。
120の春の最初の映画はドラえもん!
とても面白かった
シナリオを回るRPGのよう?
なんかいまいち
話の展開上「あれっ?」って思うことが多かったです。
・のび太がひみつ道具とほぼ同じデザインの手帳を持っている。
・ドラえもんがのび太くんにはこの道具はわたしちゃいけないと言いながら、玄関に放りだしてしまう(どら焼きに目がくらんだのはわかるが、この道具は使い方が難しいと最初から言っているし、ポケットにしまいかかっていた)
・手紙の時間が指定されていないのに、みんな同じ時間に来る
なんとなく、この話にするために無理やりそうした展開にしたような・・・
音楽演奏という話のせいか、いつものようなワクワク・ドキドキの冒険展開ではないのでのめりこめなかったかな。
途中、気になってチラッと息子の顔見ましたが、のめり込んでみてたので子供的にはその辺は気にならなかったようです。
お別れシーンが、エンドロール上でなんで??と思ったら、上映時間がいつもより長かったんですね。それならもう少し他のシーンをまとめたほうが良かったんじゃないかと思います。
音楽コンサートに行った気分
友達から「普段とは異なるので覚悟してみた方がいい」と言われて観ましたが…
個人的にとても楽しかったです!
同時に、今年のドラえもん映画は観る人によっては賛否両論になると思います(実際に、他のコメントを見てもそうなっています)。
【ファーレの殿堂】を完全に復活させるまでの過程で、ところどころで話をギュッと詰め込んでいたり、道具の使い方や場面で「こうしたらいいのに…」「うーん」とやや首を傾げる点がありました。普段の冒険活劇を好む人には物足りなさや肩透かし感があるかもしれません。
そういったマイナス面を差し引いても、今回の物語はよかったと感じました。
音楽がメインという事で、冒頭から様々な音が流れてきて、聞いているだけで楽しい!
特に、後半のオーケストラは凄い!
映画館で観て聴いて音楽コンサートに来ている体験でしたね。
昨年の【空の理想郷】はひとつのエンターテインメントとしては完成された良作でしたが、中盤のシリアスさが濃くて胸にずしーんときて、苦手意識もありました。
今回のように、音楽に特化した楽しめる作品があるのはいいのではないでしょうか。
それから、エンドロールも見る事をお勧めいたします。
本編のその後の展開等が描写されていて、本編では散々な目にあったとあるキャラの結末もあったりとミニイベントとして楽しめますよ。
主題歌の【タイムパラドックス】も物語の幕を閉じる上で、いい余韻に浸させてくれます。
次回作は、またオリジナル作品になりそうです。
来年も、ドラえもん映画を観る予定です♪
観るに耐えない駄作
子供の付き合いで鑑賞しましたが...とにかく つまらない。音楽をテーマにするためにキャラ設定を改変するのはまぁ目を瞑ってもいいけど、それを差し引いても酷い。確かにこのテーマで冒険させるのは無理があるっちゃある。企画段階で辞めといた方が良かったのではないか。同様のプロットでビルとテッドの時間旅行の最終作があるが、あっちの方がキャラ達が元々バンドやってた分説得力があり、まだ良いだろう。対してこの作品は30分で納まるストーリーに無理やりキラキラ演奏シーンで尺を延ばしたような冗長さを感じて最後まで観るのがしんどい。
ドラえもんキャラ達が演奏するたびに辟易とする音楽が繰り返され苦痛でしかない。本作内の設定とも矛盾する会話がある。楽器の描き込みもいい加減。(背景に置かれたストラトのいびつさには笑えた)地上波ならまだ許せるけど酷いんじゃないか。子供達も明らかに退屈そうだったが連れてきた親に気を遣って 面白かった と言わせるような作品は二度と作らないで頂きたい。
ストーリーの複雑さがちょうどいい
ストーリーは薄めですけど、何となく好きな映画
親愛なるドラえもんに難癖はつけたくないのだが…
微妙
まず、今回の映画は今までとは全く違く音楽がメインの映画だと思って観た方が良い。
第一印象は都合のために無理な設定になってしまってるシーンが多いと感じた。
ジャイアンがわざわざポケットの中で手を拭くという謎の行動、笛に関してはマエストロがあの笛でなければスイッチは起動出来ないとか言ってたのに、最終的にのび太のリコーダーで良かったという矛盾。どらえもん治すのも笛要らなかった。
OPに昔の演出した割に笛探しに行くシーンあっという間だし笛役に立ってなければ欠けたのを直す訳でもない。多分ミーサにも返してない。
MISIAからミーサって役作るならVaundyにすれば良かったのに。
音楽をメインにしてそれぞれの個性も表されて無かったり細かい演出が全部カットされてるのが個人的に残念だった。
今までで1番好きな映画
音楽の授業があまり好きでなかった方、気分が落ち込んで若干鬱気味な方におすすめです。逆に子供向け映画なのでストーリー重視の方にはおすすめできません。
音楽がテーマなだけあって、特に音楽にこだわられている気がします。映画が終わったあと、凄く楽しい気分になってもう一度見たくなりました。
ですがストーリーが簡単であることも相まって、細かい点まではよくわかりませんでした。伏線はしっかりしていましたが、考察の要素だとか(特に)新キャラに感情移入まで出来るものではなかったです。
確かに他の方々が仰っているとおり、いくつか不自然なところはあると思います。ひみつ道具も多少活躍するものの楽器が主なので、オーケストラを見に来ている感覚に近いです。ですが、これまでの映画とは一味違う点があり、本当に音が綺麗で、映画館ならではの音響設備の良さが活かされています。「へーそうなんだ!」「私もドラえもん達と一緒に演奏したいなぁ…」と感じられて鑑賞者に感覚的に楽しいを与えてくれます。
最後に言うと、タイトルの「のび太の地球交響曲」でした。非常に素晴らしい作品です。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
伏線回収が鮮やか
元々ドラえもんは伏線回収が上手い。特にこの映画は近年と比べて回収が鮮やかだった。そして、滝廉太郎モデルのロボットが悲しんでいるのに楽しい音楽ではダメ、その理由が今いる場所が墓場であり、悲しいメロディでもそれは鎮魂歌であることが分かった時は心がギュッと締め付けられました。
ラスボスの正体不明感はかなり新鮮でとても怖かったです。
でもラストシーンの音楽は圧巻でした。その中には現実と重なる部分もあり……。
そして、あらかじめ日記が騒動の元凶になるかと思いきや、逆に解決の糸口になるのは予想外でしたね。「みんなで風呂に入った」の『みんなで』と言うのはタイトルの地球交響楽とも繋がっていると思います。
つまらない 期待を裏切る
タイムパラドックス
ドラえもんとも長い付き合いだなと思いながら、3月はじめお決まりのドラ映画。今年もまんがブックの特典を片手に劇場にIN。願わくばスモールライトが欲しいなと思ってる今日この頃です。
生活には欠かせない音楽に焦点を当てたオリジナル映画で、良く言えば王道、捻くれた言い方をすると地味ではありましたが、物語が進むにつれて徐々に徐々に面白くなっていくタイプの作品でした。戦闘シーンが無いのでとにかく平和でした。
リコーダー下手をしっかりイジられるのび太がリコーダーを上手く吹けるようになるというシンプルな過程に壮大なSF設定を加えており、近年では観られなかった地に足ついた作風でした。
今作ではのび太たちよりも年下のミッカがメインヒロインになっており、ポジション的には妹みたいな立場で可愛がられていたので共に成長していく過程がしっかり描かれていたのも今作の良かったところだと思いました。
それ故に序盤から中盤は物語の進みが遅く、そこで退屈だなと思うところがいくつかあったのが残念でした。この問題があるから解決しようの繰り返しなので、冒険要素が少なく、5人とミッカたちの関係の進展がそこまで無かったなというのが今作の印象に繋がってしまっているなと思いました。
最後の演奏シーンは地球から宇宙までのどでかいスケールで行われ、壮大だなと思っていましたが、そこにふっと差し込まれた「夢を叶えてドラえもん」のフレーズが一番のお気に入りでした。やっぱいい曲だなのワンフレーズでも思いました。
のび太の「の」の音が強い武器になっているのは、自分自身の苦手と立ち向かって寧ろそれを武器に変えるという今までののび太像に沿った作りだなと観終わった後に思ってなんかジーンときました。
ノイズという巨大な生命体に音楽を奏でて立ち向かうというのはあまり観たことのないドラ映画のクライマックスなので、形は違えどロボットアニメのクライマックスのような感覚になったのは新鮮でした。ドラえもんのみコエカタマリンで物理で立ち向かっていく構図はシュールで面白かったです。タイトル回収も秀逸でした。
シリーズお決まりのお別れシーンが無かったのはちょっと意外でした。結構絆を深めたと思うので、そこあっさりいっちゃうんだと思いました。
大人も子供も楽しめるシンプルな作品ながら、意外と考察できる深みや、SF(すこしふしぎな)要素強めというのも成長した今だから楽しめるものもあるなと色々と感心するところが多かったです。
来年は魔法使いか絵描きか、ファンタジー路線にカムバックするドラ映画になるかも知れません。やはり春にドラ映画はこれからも必須になるなと思いました。
鑑賞日 3/2
鑑賞時間 9:20〜11:30
座席 O-6
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