映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)のレビュー・感想・評価
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地球のあらゆる音とのシンフォニー
ついに決戦の時、音楽で敵のノイズを倒そうとしたが、のび太のリコーダー、仲間たちの演奏、ミッカの歌声、ファーレのオーケストラだけではノイズを倒すことができなかった。そこで、地球のあらゆる音、たとえば料理の時に包丁で食材をリズミカルにトントン切る音、ドアがバタンとしまる音、テレビやラジオの音、路上ミュージシャンの演奏など地球上のあらゆる音も加わった全員での合奏でついにノイズをやっつけることができた。
タイトルにも「交響楽」とある通り音楽は大迫力だった。
星2の理由は、途中の平和なシーンで眠くなって数十分寝てしまったから。
感動要素も仲間要素もない
私が好きなのは「のび太の鉄人兵団」と「新宝島」です。
理由としては仲間が助け合うストーリーや家族愛があるからです。それなのに今回は「楽器」というコンセプトは良かったのにそれをいまいち活かしきれていない。
いつもなら映画の時だけ良い奴になるジャイアンも特にない。キャラクターも作曲家を模したキャラクターならそれを活かす訳でもない。ただただ死に設定。せめてその作曲家の曲アレンジでも使えよ……と思う。
ミッカというゲストキャラも決め台詞がなんか萌えアニメみたいでなんかやだ。
敵も喋らないから感情移入もクソもない。敵は喋ってこそでしょ、音楽嫌いのキャラとかさ。魅力が感じられない。だったらドラえもん救う方にストーリー舵切っても良かったかも…?
そして極めつけはラスト特別な笛を世界的なアーティストが持っていると知ってミッカが駆けつけるシーン。いきなり控え室に来たファンに安安と渡すか普通。ちょっと子供向けとはいえ無理やりすぎる。不二子先生の原作の良さが皆無だった。
普通に良かった。
星を救うのは仲間と心を合わせた音楽
映画ドラえもんをおよそ30年愛してきています。音楽がこれまで題材としてなかったのが意外に思い、新鮮に感じました。
ヴィルトゥオーゾに選ばれたのび太くんしずかちゃん、ジャイアンスネ夫。
このカルテットは、(腕前はともかく)しずかちゃんはピアノとヴァイオリンの稽古を受けていて、ジャイアンは将来歌手を志していてリサイタルを開くなどアーティスト活動をしており音楽に造詣が深く、また英才教育を受けているスネ夫はおそらくクラシック音楽のレコードをたくさん聴いているだろうし、のび太はやはり紙一重で天才だったりと4人とも感性が豊かで、即興で楽器のセッションをさせてみたら非凡な才能が開花するというのは長年のドラえもんファンとしてはとても納得したし、痛快に感じました。
地球人が言語で会話をするように、音楽でコミニュケーションを交わすファーレの殿堂の人々。宇宙にそういう星があり、心の通った音楽が星の危機を救うというのは、現代の地球人にとってのメッセージにも感じました。
数年前、コロナ禍でコンサートなどの芸術や娯楽の公演は軒並み中止になったときのことを思い出しました。音が耳元で美しくきこえ、いつも隣に気持ちに寄り添ってくれるような音楽がある。それが失われ、かつては当たり前だったことが当たり前でなくなったとき、人々はどうなる?そんなことをこの映画でもう一度問いかけられた気がしました。そして、当たり前の日常に感謝をしなければ、と思いました。
そして、ドラえもんが今回脇役に徹したということにも拍手を送りたいと思いました。あくまでも今回は、22世紀の科学よりも、人々の心の通った音楽が星を救ったというところに、この映画が伝えたいメッセージが込められていたと思います。ですがのび太が、ジャイアン達に罵られても、必死にドラえもんを助けようとする場面はやっぱり泣けてしまいます。この2人の間の特別な友情にはわかってても必ず毎回やられてしまうんですよ...。
そして、地球にたくさんの素晴らしい音楽家がいるなかで、星の危機を救うヴィルトゥオーゾに選ばれたのが4人の子どもたちだったということも、星を救えるファーレを奏でられるのはこの4人だったのかな...と、納得しました。
いや〜おもしろかったです。ドラえもん大好き!
劇中の音楽も聴いてて楽しく、お得な気分になれました。製作陣の皆さま、演奏家の皆さま、ありがとうございました!
考えさせられる作品でした
ドラえもんでは無いと思えば面白いかも
最後の方でようやく慌てて道具だして、伏線回収的なことをしますが、それまでは、ドラえもんが出ている別の映画を観ている気分でした。
説明難しいですが、楽しめる年齢層は幅が狭そう。
長編ストーリーまではあんまりわからないような小さい子も、落ちが早々わかる大人も、楽しめるのがドラえもんなんじゃないかな~と。
子どもの付き合いでアニメを観る際、バトルか長いと寝てしまうんですが、今回、バトルでは無いけど、なんか長さを感じて初めてドラえもんで寝ました。
強引
伏線は回収ではなく無理やり
前作がとてもよかった
だから今回も楽しめるだろうと思っていたのに、正直かなりがっかり
ドラえもんといえば序盤の伏線を子どもでもわかる形できれいに回収していくのが見どころの一つなのに、無理やりが過ぎてげんなりしてしまった
よかったところ
・絵がきれい
みんなで鍵盤を踏んだら跳んだりしながら音楽を奏でるシーンは見入った
・キャラがかわいい
一方、モーツェルやタキレンといった魅力的なキャラがいたのにほぼ活躍せず助けられただけで退場なのはもったいなく感じた
・芸能人声優が悪くなかった
芸能人の声は微妙なケースも多いけど今回はあまり違和感なかった
・のび太の努力
笛が上手くなる道具を出して!ではなくがんばろうという姿勢が終始あってよかった
悪かったところ
・手紙にそんなに特異性がないのにみんなホイホイ夜中に集結することに違和感
昔のドラえもんってもっと親の目を盗んで仲間のために夜中に出かけるという禁忌を犯していなかった?
ただ呼び出されたから出かける、じゃ不良と変わらない、、
・ワークナーのシーンはなんだったのか?
ジャイアンスネ夫はここでの出来事を話したりもせず、なかったかのように話が進行
・先祖代々伝わってきた大事な縦笛を簡単に謎の少女に貸してしまう大物歌手
・壊れた縦笛をタイム風呂敷で直さず強引に演奏し、足りない音はなぜかのび太が補完
努力した上で出せるようになった音ならまだしも失敗の音が実はキーになっていた!というのはのび太の努力が無駄のようで悲しい
・みんなでお風呂に入った、は日記に書くにはフレーズに無理があり過ぎる
また、冒頭の日記の効力からしたら風呂の上に浮かんでるだけというのは全然日記通りになってるとは思えない
・ラスト他の宇宙船を発見は無理がある
なんで今更発見するのか、何万年も経ってるのに
後半怒涛の無理があるだろ展開にげんなり
子どもを馬鹿にしてるのかとすら思った
一個一個のエピソードがブツ切れだし、もっと丁寧に作ってほしい
こじつけを展開されるなら伏線めいたものなんてない方がいい
音楽っていいなと思う
ファーレを奏でろ!
かわいいけど物足りない
子供は楽しく観ていましたが、大人は今までの作品との違いに物足りなさを感じた人もいたのではと思います。
徹底的な悪が居ないというか、ノイズは病気やイナゴ的で迫る危機の種類が過去作とはちょっと違う。
ゲスト声優に芳根京子さんを持ってきた割に、パートが少なくてびっくり。大事な役ではあるけど、本編との関わりが少なすぎるのでは。
爆睡
音にフォーカスを当てたドラえもんらしい作品
全体的に良かった
皆さんの評価見て期待してなかったのが良かったのか
見終わった感想は、「すごく良かった」でした。
色々ツッコミどころは多いですが
全体の流れとして、好きですね。
音楽やりたくなりました。
映画定番の
ドラえもんのためにのび太が頑張るところで
のび太の気持ちと、その後のみんなの演奏の部分は
感動的でした。
大体はタイム風呂敷で解決だと思ってますが
今回もそれだった気もするけど、ま、いいですかね。
それが最大の個人的ツッコミ。
夜の学校もダメだと思ったけど。
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