「朦朧のなかでセブンの幻を観る」ヒンターラント t2law0131さんの映画レビュー(感想・評価)
朦朧のなかでセブンの幻を観る
映画マーケットに行くと、毎日10本近い作品を見続ける。夜もミーティングと称して美酒美食に溺れ、そこから深夜にスタートするスクリーニングに朦朧としながら参加する。
そんな状態で、この作品を見たら、目眩と共に、かなり精神を直撃してくるだろう。すべて暗く歪んだ主人公のトラウマの反映のような風景。そこで巻き起こる猟奇的な暗示的連続殺人。やや、コイツは東欧の『セブン』ではないか?と、酩酊の中で、心を震わせる。そんな作品である。
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