「美しくも悪夢のような映像」ヒンターラント みきさんの映画レビュー(感想・評価)
美しくも悪夢のような映像
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勝手にホラー映画だと思ってましたが
上質なミステリーでございました。
とてもお好みでございます💛(笑)
風景(背景)が全編ブルーバック撮影によるもので
戦争で傷つき闇落ちや禍々しさ、歪みを
美しい悪夢のような映像で描かれていて
すぐに心奪われました。
次々と発見される元戦友たちの惨たらしい姿
「19」これらが何を意味するのか
(もっと遺体を見せろや🤣と思ったがw)
正直、この手の作品に色恋や情事は
必要ないと思えるので
ペルク(ムラタン・ムスル)と
博士(リブ・リサ・フリース)の時間よりも
他の人物構成に費やしてほしかったかな。
あと2~30分長くなっても問題ないので
終盤、事件が佳境に入ってからのドタバタを
丁寧に描いてくれたならと少し残念
ラスト、ペルクがやっとその場に向かうとき
やっと現実に戻ってきた、生還したと
思えるようなブルーバックからの切替も
ベタだけど好き。
あまり話題になっていないようですが
ぜひ劇場で観て欲しい作品。
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