マルセル・マルソー 沈黙のアートのレビュー・感想・評価
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全ては一つでしかないのに
分けて隔てて区別することでしか理解できない。 そう言う人間が大多数の世の中で、 区別するのではなく融和させ 一つのモノゴトとして提示する人のことをクリエイター。 と言うのだと思うが、ちょうど本作を公開した時代はそのクリエイターが多数出現する時代なのだろうな。 と本作を観ながらふと思った。 取り急ぎロウの争いはそのようなクリエイターが出現する 格好の機会だったが現れず、世界の流れは現在 世界最古の分け隔てと区別により生み出された歪みへと 注目が集まる時代である。 ジョーカーやチャプリン、マルソーは 産まれないかもしれないが 隔てて区別する世界を 水の如く混ぜ合わせ一つの流れにする人物が現れること を期待したい。 ここ最近僕の心に浮かぶキーワードとしてのゆいまと老子は本作へのプロローグだった。と信じて◎ 良作に感謝。 追記 タイトルはマルセルマルソーとその家族。ではダメだったのかなぁ?と、マルソーが混ぜ合わせたのは手話とダンス(^^)
素晴らしかった。すべてのシーンと人物と、とにかくすべてきれい。 人...
素晴らしかった。すべてのシーンと人物と、とにかくすべてきれい。 人の身体ってこんなきれいに動くもんなんだなあ。 家族や従兄弟や弟子、さらに監督のお父さんも出てくるんだけど、明確な説明がないのは、わざとなのかしら。
マルソー家の映画
マルソーの家族がたくさん出てくる。マルセルに関する証言は当然だが、現在の家族自身の描写はあんなにたくさん必要なのかな? 監督が聾唖の父親を持つということで、聾とマイムを結びつける部分が多々あり、個人的にはあまりしっくりこなかった。ユダヤの子どもたちを救っていた話は初めて知って驚いた。他にもマルセルに関して新たに知る情報が多くためになった。
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