劇場公開日 2023年10月13日

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月のレビュー・感想・評価

全231件中、61~80件目を表示

5.0

2023年11月22日
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鑑賞方法:映画館

知的

この事件で焦点を当てるのは容疑者では無く、日本(政府•行政)の障害福祉の実態だ。最重度の障害者のためを思って職員になった彼を真逆に仕立ててしまった現在の障害福祉制度。最重度の障害者は意思疎通が出来ないとして扱っているのは国であり、国の制度に文句を言わない障害者施設の経営者は定期監査(実地指導)で逃れられる。意見を言わない職員は障害者に何をしようと経営者は知らんぷりしてくれる。最重度の障害者を放置(映画の排泄物放置の場面)の施設はたくさんあることを、国も行政も隠している。そのことに疑問を持つ職員が狂ってしまう。容疑者の狂気性に焦点を当てるのではなく、国•行政及びそれに従う業界経営者と職員の実態にも触れたことは大いに評価される。事実にもっと突っ込んだ第二作を望む、国•行政が嫌う真の障害施設経営者より、

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達

4.0さて…どおしたものか。

2023年11月21日
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U-3153

2.0ビックリ。。。

2023年11月20日
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軽い気持ちで見に行っては、だめですね。

神田伯山のラジオでおすすめしてたので

来てみたら、なんと、あの事件の話でしたか。。。。。。。

辺見庸さん原作でしたね。

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花丸

5.0月の明かりに照らされて・・・‼️

2023年11月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

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活動写真愛好家

3.0後味は良くない。。。

2023年11月18日
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今何も障害がなくても、怪我や病気で神経に悪さすれば機能が麻痺してしまう。。。皆なりたくてなっているわけではないし。。何より介護しているスタッフには敬意しかないです。
自分はと言えば、まだまだ見てみぬふりの時もあります。
優しくありたいです。

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asgy213

1.0たとえ大事なことがわからなくても

2023年11月16日
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ユート

3.5ただただ、苦しい。

2023年11月13日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

磯村さん目当てで、とりあえず観ておこうかと。
そんなに直接的に描かれてると思ってなくて、普通に怖くてびっくりした。
というか、最初の二階堂ふみさんから怖すぎる。
二階堂さんが演じてた役はあの職場にいるから心が病んでしまっている人という認識でいいのか、それもよく分からず、ただただ怖い。
鑑賞後1番に思ったのは、これ遺族の人が見たらどう思うのかなっていうことだった。
モチーフですって言われてもなんかちょっと、リアルに作ればいいっていうものでもない気がして。
主役をさとくんにしてないから許されるのか?
でも師匠夫婦からも救いが何も見つからなくて、苦しい。
とはいえ、自分に優生思想がないとは言いきれないよなぁとか、改めていろいろと考えさせられることがあった。
観た後引きずるというのをレビューでよく見たけど、確かにこれは翌日くらいまで心に深く刺さった感じがあった。
考えるきっかけとしてはよかったのかなと思った。
あとは、役を演じ切った役者さんたちの覚悟とその熱演には敬意しかない。(もちろん制作スタッフの方も)

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流星の水菜

4.0せめて人間らしく

2023年11月13日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

2023年映画館鑑賞63作品目
11月12日(日)フォーラム仙台
スタンプ会員1500円

原作未読
原作は『赤い橋の下のぬるい水』の辺見庸
監督と脚本は『ガール・スパークス』『川の底からこんにちは』『舟を編む』『ぼくたちの家族』『バンクーバーの朝日』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『町田くんの世界』『茜色に焼かれる』の石井裕也

原作は2016年に起きた相模原障害者施設殺傷事件をモデルにしている
この映画はそれをベースにしている
堂島夫妻は映画オリジナルで原作は障害者の目線で話しが進んでいるようだ

タイトルの月とはなんなのかよくわからない
鎌の形を比喩してるのか

前半意味不明な実験的カメラワークが目障りだ
新人かよ
真に迫る人物のアップもやたら多かった気もする
前半の二階堂ふみによる演技力の圧力が凄まじかった
後半は狂気に走る「さとくん」演じる磯村勇斗を引き立たせる必要があるので抑えめになったがやはり彼女の演技力はずば抜けている

殺戮シーンは殺人そのものは描いていない
これはこれで良い
『福田村事件』と違い俳優ではなかろう
本物の障害者の可能性が高くそれを求めるのは酷だし演出としてもこれが正解だと自分は強く感じた

さとくんの殺害動機は共感できないが批判する気にもなれなかった
呆れているわけではない
その理由をありのままに書けば削除されるだろう
ここで本音を書いても無駄である
人々はありのままなんて求めておらずそれぞれが共感できる自分なりの「優しい」世界のみをこころよく受け入れる
これに関してはご想像にお任せする

宮沢りえは実年齢より10歳近い若い役を演じている
堂島洋子のデビュー作は高く評価された
現場に出向き取材した東日本大震災を描いた小説のようだがその後は伸び悩んだ
編集者の意向でありのままを書けなかった影響もあるようだ
オダギリジョー演じる堂島昌平は売れないアニメ作家
彼は妻を師匠と呼ぶ
表現者として尊敬しているからだ
2人の間には息子がいたが喋ることができず3年のわずかな命だった
2人はそのため心の傷を抱えて生きている
無理に笑顔を作るも心ではいつも泣いていた
夫はしばらくのあいだ働いてなかったけれども最近マンションの管理人を始めたが思いのほか楽な仕事ではない

重度障害者施設では職員によって障害者があまりにも粗末な扱いを受けていた
洋子はその現実を施設長に訴えたがいわば馬耳東風だった

ラストシーンは回転寿司屋のテレビでニュースを知る2人
そのニュースをバックに愛を深める堂島夫妻
アオハルかよ
このズレ具合は石井裕也監督らしいといえばらしいかもしれない

アオハルといえば宮沢りえはすっぴんで臨んだ
年齢は50くらいになってしまいそれなりに皺はだいぶ刻まれた
それでも彼女のそばかすはそのままだった
『僕らの七日間戦争』や『みなさんのおかげです』の学園コントや初めて出した写真集(ヌードの方ではない)のあどけなさの痕跡がそこにはあった
それは彼女と年齢が近い自分の青春時代の1ページの片隅そのものだった
だからこそ宮沢りえのそばかすを見るにつけ感慨深くなるざるを得ないのだ

配役
元売れっ子作家で震災がきっかけで書かなくなり重度障害者施設の職員として働き始めた堂島洋子に宮沢りえ
人形アニメーション映画を制作しているがなかなか評価されない洋子の夫の堂島昌平にオダギリジョー
重度障害者施設の職員で作家志望だがなかなか評価されない坪内陽子に二階堂ふみ
重度障害者施設の職員で正義感が強すぎて狂気に走ってしまうボクサーでもあるさとくんに磯村勇斗
耳が聞こえないさとくんの恋人の祥子に長井恵里
さとくんの先輩にあたる重度障害者施設の職員に大塚ヒロタ
さとくんの先輩にあたる重度障害者施設の職員に笠原秀幸
施設の看護士役に井川あゆこ
洋子の友人で産婦人科医に板谷由夏
重度障害者施設の施設長にモロ師岡
陽子の父に鶴見辰吾
陽子の母に原日出子
洋子と生年月日が一緒の障害者キーちゃんの母に高畑淳子

石井裕也のインディーズ時代の作品『ガール・スパークス』に主演していた井川あゆこが久々に登場
セリフはなかったが嬉しかった

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野川新栄

2.5重くて、苦しい。

2023年11月13日
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悲しい

怖い

難しい

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キリンリリン

0.5うん〇に触ってない奴がうん〇を描くな

2023年11月12日
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阿部純

3.0人の定義

2023年11月12日
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悲しい

怖い

難しい

目を背けてはいけない。それは分かっている。だけど、朝9時に見るもんじゃなかった。とにかくキツくて辛くてどうしようもない。犯人の気持ちも少しばかり分かってしまうからより一層。答えのない問いであるとは重々承知なんだけど、せっかく映画化したのなら、監督なりの考えくらいは提示して欲しかった。ただひたすらに事件の概要を説明するのは、とてもじゃないけど見てられない。

見ている最中はそれほど気にならないのだけど、思い返してみればこの映画は何を伝えたかったんだろう?と疑問が浮かぶ。犯人は極悪人であるということ?人々全員、偽善者だということ?全員正しくて、間違っているということ?最初から犯人を主人公に当てて物語が展開されていたら、どのような映画になっていたんだろう。客観的に、他人事のように見るからこそ、心が重くなり、深く考えさせられるんだろうけれど、主人公の気持ちにこれっぽっちも同情できず、かといって周りの人間にも感情移入出来ず、ただひたすらに居心地が悪かった。

結局、主人公は過去を繰り返している。
長い年月をかけて、何も成長していない。それどころか後退しているまである。夫だけが前を向いていて、自分はずっと過去を背負っている。たまに八つ当たりしたり、感情的になって逃げ出したり。人間味があると片付けることも出来るんだけど、あまりに身勝手で、しかもこのテーマを描くにあたって必要な人物だったとも到底思えない。それは他の人物も同じ。モチーフにしているとは言えど、観客が頭に浮かべるのはやはりあの事件。表面だけを伝えるメディアと何が違うのか。

ジリジリと迫り来る音楽、そして絵の具をぐちゃぐちゃに混ぜたような汚い黒。映像作品としては文句無しに素晴らしい。140分を超える長尺だが、見事に魅せられた。役者の演技も怖い。魂を抜かれたような二階堂ふみの表情に、気分を悪くしてしまった。最高の役者だ。とても「翔んで埼玉」と同じ人とは思えない。だが、史実を元にした作品としてみた時、この期に及んで本作を制作した理由が見当たらない。そう易々と語れるようなものでないことは十分理解しているが、せっかくなら石井裕也らしく、ズバッと決めて欲しかった。ん〜...。また洗練して、映画化してくれないかな。

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サプライズ

3.0深刻な社会問題

2023年11月12日
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実際の障がい者殺傷事件を題材にして描かれた小説を映画化した作品。まずはこの重厚で深刻な社会問題を映画化した監督に拍手を送りたい。欲を言えば途中のストーリーがテーマとチグハグで噛み合っていない印象で勿体ない。

2023-178

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隣組

5.096%の選択

2023年11月12日
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知的

難しい

医療関係の仕事をしており、様々な施設の特殊な病棟やICUにも入ります。そこで様々な人を見てきました。
そして自分も心臓に障害を持って生まれました。
自分は手術という現代の技術で普通となんら変わらない生活と運動出来る身体になりました。
そのため感慨深いものがあります。
自分の子供が産まれる時も不安で仕方なかった経験があります。
今は染色体異常は出生前判断にて事前に判りますが、子供を持つ事は精神的にも経済的にも覚悟が入ります。ただ、産まれた子供は可愛いです。何も出来ないから可愛いのです。多分それはどんな人として生まれても可愛いのだとおまいます。しかしそれが他人の場合はどうでしょうか?
幼少の頃近所に意思疎通が出来ない年上の子がいました。まるで獣のようなオムツをしたままの子でした。その家族はいつの間にか居なくなりました。
毎日布団が干してありました。
正直出生前判断は色々な意味で必要だと感じた映画でした。

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かずゆき

4.0観ることができて良かったです。

2023年11月11日
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泣ける

怖い

難しい

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Usako

5.0さとくんほどでなくとも

2023年11月11日
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高齢者施設勤務経験のある者です。
隠蔽された殺人や虐待、横領などを私は目の当たりにしました。いくつも。
役所に訴えても切り捨てられました。

この話は日本中のどこかの施設で起きています。有名な介護派遣会社のアンケートに6割の生活相談員が虐待を目撃したという回答を寄せています。
サニーライフや有名老健などいままでもあちこちで殺人は起きてきた。地元でも横領は頻繁に起きている。
他人事にしてはならない。これは映画の中だけではない。施設が暗いとか描写が暗いとか、そんな上っ面しか見えないのでしょうか。どんなに灯りがついていても虐待起きる施設は明るいですか?殺人が行われても警察も役所も動かない、そんな業界なのに。
目を背けないでほしい。どうか。

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とくめい

磯村勇斗さん、ありがとう

2023年11月11日
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映画「月」を鑑賞しました。キャスティングが、とても良かったと思います。中でも、磯村勇斗さんの演じた犯人のエスカレートしていく異常さには、ぞっとしました。演者の覚悟を感じました。磯村さん、この役を引き受けてくれてありがとう。この作品が、多くの方に届きますように。

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苺ケーキ

5.0観るんじゃなかった

2023年11月11日
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極論を突きつけられ、否定はしたいが、私はそっち側にいるんじゃないかと思ってしまった。
あのシーンを待っていた自分も腹ただしいし、もうこの作品は観る事はないかな。
こうやって蓋をする自分みたいな奴がいけないんだろね。

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capone

2.0テーマは評価できるが

2023年11月11日
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津久井の障害者施設で起きた大量殺人事件はとてもショッキングだった。殺された人の数もそうだが、事件を起こした犯人の主張の異常さに驚いた記憶がある。本作はあの事件をベースに作られたフィクション。そう思ってみても実際の事件はどうだったのだろう?と想像してしまう。
個人的にあの事件にひっかかっていたのは殺害した人数ではなく、犯人の優生思想だ。そういう意味で本作はそこに焦点を当てた部分もある。原作は未読だが、出生前診断も絡めた脚本は考えさせられる。でも、優生思想をふりかざす彼に対して、「私は認めない」だけでは弱いのではないかと感じた。ただ、それ以上に強さを持つ言葉を私達は持っていないかもしれない。あの事件をベースに映画を制作したという勇気だけは評価できると思う。
ただ、個人的には映画としてあまり評価できない。事件当日の犯人の行動や作家の洋子の夫との関係性に何かしらのおぞましさや感動を覚えることはなかったから。妙なカメラワークや演出に違和感を憶えることが多かったから?少し考えてみたがこれという答えは出ない。前述した「この事件を題材にする」という目的が強すぎたのかも。さとくんや洋子の心情がうまく描かれていなかった、もしくはさとくんの彼女が聴覚障害者とか女性同僚の家庭環境とかの設定が好みでなかったということかもしれない。観終わっても心が揺さぶられることはなかったなーというボーっとした感想しか浮かばなかった。
でも、案外こういう映画が日本の映画賞を受賞してしまう。あくまで個人の感想だが、テーマだけで評価されるのは避けてほしい。

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kenshuchu

3.0事実とは違う物語。事件そのものに引っ張られないよう注意。

2023年11月10日
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怖い

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松戸のすーぱーすたー

4.0誰もが思うこと

2023年11月10日
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とても重いテーマですが、正面から向き合ってチャレンジしている作品だと思います。どこか心の中にあって、でも見ないふりをしているような部分。答えは出ないけど、考えさせられる良い作品だと思いました。個人的には見ることをお勧めします。

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ケイさん