「観ることができて良かったです。」月 Usakoさんの映画レビュー(感想・評価)
観ることができて良かったです。
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地元の映画館では公開終了してしまったので、高速乗ってわざわざ観に行きました。
観ることができて本当に良かったです。
【かつてあったことは、これからもあり かつて起こったことは、これからも起きる。太陽の下、新しいものは何ひとつない。】
旧約聖書の一節から始まりました。
いきなり考えさせられました。
原作は読んでいませんが、事件のことは少し調べました。
重いテーマです。
目をそむけたくなる場面もありました。
生きてるって何?
簡単なことは言えません。
映画の作りとしては、
事件と宮沢りえさん夫婦のことが、リンクしている描写に無理がなくて、
わかりやすかったと思います。
宮沢りえさんは、ちゃんと年齢を重ねた女性を演じていて、
とっても良かったです。
磯村勇斗君も、かなりの覚悟で演じたのだと想像できます。
ワンテイクで撮影したという長台詞も、見事だと思いました。
あのシーンは、すごかったです。
このテーマを映画にしたことが凄いです。
重いけど、見た方がいいと思う作品です。
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