「ただただ、苦しい。」月 流星の水菜さんの映画レビュー(感想・評価)
ただただ、苦しい。
磯村さん目当てで、とりあえず観ておこうかと。
そんなに直接的に描かれてると思ってなくて、普通に怖くてびっくりした。
というか、最初の二階堂ふみさんから怖すぎる。
二階堂さんが演じてた役はあの職場にいるから心が病んでしまっている人という認識でいいのか、それもよく分からず、ただただ怖い。
鑑賞後1番に思ったのは、これ遺族の人が見たらどう思うのかなっていうことだった。
モチーフですって言われてもなんかちょっと、リアルに作ればいいっていうものでもない気がして。
主役をさとくんにしてないから許されるのか?
でも師匠夫婦からも救いが何も見つからなくて、苦しい。
とはいえ、自分に優生思想がないとは言いきれないよなぁとか、改めていろいろと考えさせられることがあった。
観た後引きずるというのをレビューでよく見たけど、確かにこれは翌日くらいまで心に深く刺さった感じがあった。
考えるきっかけとしてはよかったのかなと思った。
あとは、役を演じ切った役者さんたちの覚悟とその熱演には敬意しかない。(もちろん制作スタッフの方も)
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