シャーク・ド・フランスのレビュー・感想・評価
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主演のマリナ・フォイスさん、理想郷の妻役の人か!?演技うま! 引退...
主演のマリナ・フォイスさん、理想郷の妻役の人か!?演技うま!
引退間近で、こつこつ実直に仕事してきて、体作りもしてきたんだろうな〜ってゆう真面目な中年女性警官の感じがナチュラルに説得力ある(話はほわほわしてるけど)
おフランスの近年のエンタメ作品観てると、カンタン・デュピューみたいな監督が出てくるの分かる感じがする。
ちょっとユルくて、笑いはダークで、ルックはオシャレなバランス。(デュピューはバランス独特だけど)
気軽に観れて私はけっこう好き。
シャークドフランスも、絶妙にゆるいけど、話は割とちゃんと筋が通ってて面白く観れた。中年男性の仕事への意地は多く描かれてきたが、中年女性の仕事への意地が描かれている作品なのがうれしい。
配信で鑑賞
サメをジョーズに捕まえたマジャ
何でも🇫🇷初の🦈映画というのが意外😯
50歳を機に早期定年退職を迎えるマジャが最後のミッションとして立ち向かったのがこの地域には現れないはずのホオジロザメ。
出るはずがない、ジョーズの見すぎだろと茶化されながらも🦈がいることを証明し、ビーチの封鎖も行い、これで犠牲者は増えることはないだろうと思いきや、やはり🦈なんてと思う市民はなぜ封鎖する必要があるのかと事の重大性が分からぬまま更なる犠牲者が出ては困るためマジャは立ち向い、そして🦈退治に成功しヒーローになったところで引退するが、🦈はまだいたのだ。
そうとはしらず、悠々自適な退職後の生活を送っていたら、サメがまだ生きていることに対し人々の怒りは🦈からマジャへ、マジャはリベンジの為にも再び🦈と戦うことを決意し、そしてついにサメをジョーズに捕まえジ・エンド。
ストーリーとしては非常に面白かった。マジャは汚名返上が出来て良かったね。
フランスの女優さんは歳をとっても良い
主人公は引退する年齢だけど、体にピッタリする水着を着るし「もう年だから」って感じがないのがいいね。フランスの女優さんは大体そんな感じがするから、加齢に対する考え方が違うんだろうな。
正統派サメ映画というか、「サメは恐いよ」というところをストレートに描く作品だったね。
意外にストレートなサメ映画
ポスターなどからのイメージと違い、意外にストレートな巨大鮫との戦い。
「ジョーズ」を模しているが、スケール、サスペンスは、さすがに数段落ちる。しかし、フランス映画ならではの、地中海の鮮やかな色彩とか、ちょっととぼけたシーンとか、それなりに楽しめた。
やや何を言いたいかわからない点はあるものの、基本的にはサメ映画。
今年278本目(合計928本目/今月(2023年8月度)17本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))。
サメ映画といえばB級…とだいたい決まっているのですが、この映画は「上品なおフランスでまさかのサメ映画?」と公式がいろいろ宣伝していたように、「フランス映画である」という点が一つ絡んできます。一方、映画としては「一応」サメ映画のお決まりと言ったものはだいたい登場しますが、フランスの映画の規制事情なのか、突如関係なく「二酸化炭素による地球温暖化」といったヘンテコな方向に進むのがやや厳しいかな…といったところです。
展開的には、ある村で起きたサメトラブルに対処すべく…というように場所の移動がほとんどない(地理的移動はほとんど存在しない)という事情もあって、フランスの地理事情について詳しくなくてもわかるように配慮があります(また、サメというのも「どこにいるのか」というのはある程度わかっているので、その点で「このサメはこの付近にはいないけど」…といった誘導展開もつくので、地理に関してもあまり深いところまでは求められません)。
なお、ツイッター(現X)の公式アカウントでは「日本語吹き替え版が存在する」とのことですが、東京都の一つの映画館でのみの模様で、当方が見に行ったときはフランス映画という扱いの字幕つきの普通上映(というか、サメ映画に日本語吹き替えというのも珍しい?)でした。
採点に関しては以下を気にしたものですが、あまり大きな傷ではありません。
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(減点0.3/突然関係のない話がいきなり出てくる)
「二酸化炭素による地球温暖化」の話にせよ、グルテンフリーだったか「健康食」の話など、あまり関係のないことを突如言い出すシーンがありますが、基本的にこれらはノイズワードです(映画の本筋とは一切関係しない)。なぜかしら妙なまでにヘンテコに登場するので気になったところです(温暖化問題については実際議論のあるところで、「そういうことにふれた映画は補助金が出る」というような扱いなのかな?)。
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なんか独特なテイストで好き。
ジョーズにオマージュというがノリは全然違うので注意。派手なバトルはありません。定年引退する海上警察官がサメを仕留めて英雄になるがそのサメに逃げられて被害者が出たから一気に村の憎まれ役に。極端な描き方だけど人間のエゴがさらっと表現されていて面白い。なんともゆるい展開も80分強のコンパクトな仕上がりにマッチ。それなりに面白かった。
今年はサメの年
ジョーズにインスパイアされたサメ映画、フランス発のサメ映画と、今年はサメ映画盛り沢山ですが、こんなハイペースで日本に来てくれていいんですか!?とサメ映画ファンからしたら2023年は本当に大当たり年です(作品の良し悪しは置いておいて)。
ジョーズリスペクトという感じなので、ポスターや宣伝文句的には明るいパロディなのかなと思いきや、結構ハードな展開の続くシリアスもので、サメの大暴れが見れるのかと思っていたので、少し肩透かしを食らってしまいました。
ただ、サメに襲われて人が死ぬことについての描写が描かれていたのはこの手の映画ではとても新鮮で、そういう面で見れば襲撃シーンこそ少ないけれど、襲われる恐怖は体験できたのでそこは良かったと思います。
サメを巡っての人の対立や、コロナ禍だったり地球温暖化だったりネット社会の有無だったりと、様々な事象を巻き込んで展開していくので、どちらかというと人間ドラマ強め、サメを添えてみたいな感じでした。パンチ力が足りないので、申し訳ないことにたまに睡魔に襲われました。サメの前に。
サメの造形はチープですが、フルCGではなく手作り感満載のかわいらしい感じの造形でした。襲ってくる描写はありますが、既に食いちぎられた後が多いので、そこは残虐性を見せて欲しかったなと思いました。
旦那がとても良い人ですし、いついかなる時も味方でいてくれるというサメ映画の歴史を辿ってもここまでの聖人は中々いないんじゃないかなレベルの人だったので、なんだか彼がいるだけで感動しました。
一風変わったサメ映画でしたが、サメ映画が劇場で観れるだけでも感謝しかないので、これからもフランスさんには精力的にサメ映画を作っていってほしいものです。
鑑賞日 8/13
鑑賞時間 17:35〜19:10
座席 H-5
最後の方はちょっと「白鯨」
海上憲兵隊上級曹長は警察の上級巡査部長相当らしいから、マジャの階級は青島俊作と恩田すみれの中間あたりという事になり、仕事熱心ではあるが昇任には興味ない事がわかる。
それはともかく、パロディ系お笑い作品だとおもってたら、サメより怖いのは閉鎖社会の人間関係やネットのバッシングで名誉回復には多大な犠牲が要求される、という社会派風味だった。作品紹介の「コミカルに描く」はちょっと違うんじゃないかな?
フランスで環境活動家が揶揄・嘲笑の対象になるほどウザがられているらしいのが興味深かった。
日本の鰯の背骨は何本なんだろう…
フランス南西部のラ・ポワントというリゾート地が巨大なオオメジロザメに襲われる話。
50歳で早期退職を決めた海上警備隊の上級曹長の引退まで数日という時に、この地域にはいる筈のない巨大ザメと思しきものの被害が発覚し巻き起こるストーリー。
夏はサメ!ということで、結構オーソドックスなサメ映画…かと思ったら、サメに翻弄される上級曹長と、誰かのせいにしたい市民のドラマがメインという感じ。
まあ、それなりといえばそうだけれど妙にチープな軽さや安っぽさがあってもう一歩という感じかな。
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