「どこにいても君は君」ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章 ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
どこにいても君は君
ついに完結編か…としみじみしながらも虹ヶ咲のメンバーを大スクリーンで堪能できるとならば行かねばという事で初日に鑑賞。
特典は色紙(愛さん)とドルビーシネマ限定のポストカードでした。
あらすじをざっくりとしか読んでなかったのでメンバーを分割して上映するというスタイルにしたのは大正解だったなと思いました。
よくよくポスターを見れば等身大とくっついてちっちゃめで分かれているのになぜ気づかなかったんだろう。
初っ端しずくのライブシーンからスタートするのではやっ!と身構えつつもキュートさと可憐さ全開で最高のスタートを切ってくれました。
しずくは全編渡ってがっしり支えてくれてる感じがしましたし、彼方ちゃんを膝枕してたところは純粋に萌えました。
彼方ちゃんは全編に渡りほのぼのしていてマスコット的な可愛さが全面に溢れていてとても良かったです。
水族館をステージにしていた晴れやかなダンスはとても見栄えよく、ゆるっとした雰囲気とのギャップも最高でした。
エマさんの母性が溢れていたのも最高で、スクールアイドルグランプリで上位を目指すのではなく、スクールアイドルとしての悩みを抱えている地元の子と共にライブを披露するというデュエット形式でいったのはエマさんらしくて素敵だなぁと思いました。
エマさんも彼方ちゃんを介抱(風呂場で寝そうなところ)してて優しい〜と思いました。というか寝ないで彼方ちゃん。
歩夢はスクールアイドルとして順位を競い合うことに疑問を感じながらの参加でしたが、短期留学などを経て得た成長やメンバーの頑張りを見て、しっかりと自分を見つめてスクールアイドルグランプリに参加することを決意してからの行動はまさに俊敏そのもの。
弾丸で沖縄へやってくる侑ちゃんも流石の行動力でした。
ランジュはお母さんとのやっかみ合いがありつつも、自分が贔屓されたら嫌、メンバーに迷惑がかかるのも嫌とスクールアイドルグランプリを降りようとするくらい責任感の強い子として描かれていたのはアニメシリーズとはまた違った印象を受けましたし、その後それが勘違いだと分かったあとのデレは中々にインパクト抜群でした。
歩夢とランジュの連続ステージも圧巻で、MV風に進むライブはこれまでの個々の集大成が詰まっていました。
かすみんが裏方というかドサ周りしているにも関わらずめちゃめちゃ魅力が発揮されていましたし、生配信でのアピールとかあざと可愛すぎてたまりませんし、配信の背景に動物たちが乱入してバズるという棚からぼたもちを手に入れる感じもかすみんらしさ全開で推しがこれでもかと輝いていて感謝感謝です。
ライブシーンこそありませんでしたがステージ作りに奔走したり、ランジュとランジュママの仲を取り持ったりと沖縄どころかスクリーンを駆け回るかすみんは無敵級ビリーバーでした。
あと面白いくらいご飯をムシャムシャ食べていましたし、色んなところの懐に入っていく末っ子感も最高でした。
基本的にはかすみんが沖縄を巡るロケ映画といっても過言じゃないくらい色んな沖縄の土地を見れたので聖地巡礼が捗りそうです。
ストーリー自体はそれぞれの見せ場を余すことなく見せ切った感じなのでストーリー性を求めると弱いところもあるかもしれませんが、3章立ての1本なのでそこはご愛嬌で。それでも満足度は超高いです。
作画がけろりらさんに変更と聞いた時は驚きましたし、目のハイライトが薄くなっているところは流石に違和感を覚えましたが、しっかりとアニメとして見るとアニメシリーズとはまた違った可愛さがありましたし、ぼざろなどで見慣れた感じのデザインが好きだったのであっという間に飲み込めました。
ランジュの可愛さが今まで以上に爆発していて惚れちゃいました。
予想を超えるクオリティでやってきてくれました。ファン冥利に尽きる一本でした。
エンドロール後に6人が映されるNEXT STAGE…が良すぎて…早く第2章を…待ってます!
鑑賞日 9/6
鑑賞時間 14:25〜15:50
座席 G-18
鑑賞形態 Dolby-Cinema