ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章のレビュー・感想・評価
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自分らしく競い合う
虹ヶ咲はラブライブの中でも大好きで、個々が自由に表現しているステージに惹かれています。そのため、新しい劇場版も楽しみにしていました。
60分とは思えないぐらい詰め込まれており、この短い中で綺麗にまとめられた物語に驚きました。同好会メンバーは優勝を目指して奮闘しますが、ただ競い合うだけではなく、自己表現も大事されていたのが好印象でした。
沖縄に住む2人の少女も素晴らしかったです。中でも赤嶺天は、石嶺小糸と過去にすれ違いますが、エマとの関わりを通してもう一度頑張ろうとする姿勢に感動しました。
冒頭でテレビアニメを振り返る映像が流れていたので、事前に予習しなくても大丈夫だと感じました(本映像はYouTubeにもあります)。また、変更されたキャラデザは最初違和感がありましたが、次第に慣れていって問題なく観ることができました。
ちなみに、今回はドルビーシネマで観ました。沖縄の背景や登場人物が色鮮やかに描写されており、本来の色彩が発揮されている印象を受けました。また、包み込まれるような音響も凄かったです。特に、美ら海水族館でのライブや、三線とコラボした楽曲は最高でした。まるで、隣から彼女たちの歌声や楽器の音が聞こえてくるような感覚になりました。
観終わった後、第2章が待ちきれなくなりました。そのぐらいボリューミーな映画になっていました。(私の推しであるせつ菜の新ソロ曲があるのか気になります!)
特殊上映と相性よし
せっかくなので、ドルビーシネマと4DXで1回ずつ鑑賞。ドルビーシネマはやっぱり現状では日本のアニメを一番輝かせる上映形態ではないかと思う。色がキレイで劇場内の暗さがすごいので、没入感が高いし、音の演出にもこだわれる。IMAXでは無理に大きくしてしまうから、たまに粗が出るけど、こちらはスクリーンサイズを大きくするわけじゃないので、絵も音もキレイ。ドルビーシネマ対応スクリーンをもっと増やしてほしい。
完結編3部作の一本目なので、物語の本当の盛り上がりはこれからといった感じなのだが、ステージパフォーマンスはたくさんあり、鑑賞の満足度は高い。今回フィーチャーされた6人のうち、かすみだけライブだけなかったけど、いいんですかね。
舞台となる沖縄出身のスクールアイドル2人の雰囲気もいい。彼女2人のステージも見たい。
4DXはいきなり冒頭プールのシーンで水が飛んでくる。ステージシーンでは、踊りに合わせて座席が揺れて、なかなか動きが激しかった。沖縄の解放感を感じたかったので、風を吹かす演出をもっと入れてもいいんじゃないかなーと思ったけど、登場キャラクターに風が吹き付けてないから仕方ないか。体感型の内容なので、4DXとも相性のよい内容だった。
これが……プロの仕事か…
自分はアイドルもアイドルアニメも基本見ない人間だったんですが、他に見れる作品が無かったのでちょうど良い時間にやってたこの作品に入りました。
結論として、想像以上に出来がよくて驚きました。
相当な登場人物の数+恐らく劇場オリキャラ+新しい舞台というような話の構成にも関わらず、キャラ物の作品にありがちなやっつけ仕事感などは一切なく、全てのキャラクターをバランスよく描き切っているばかりか作品そのものの大きな流れとも破綻を作らず、さらにオリジナルキャラクターも違和感なくしっかりと劇場時間の尺の中で描き切ったのを見て、鑑賞後に「これが……プロの仕事か…」と賞賛せずにはいられませんでした。
ラブライブの名前は以前から知っていましたが、作品に触れたのはこれが初めてでした。凄い製作陣を揃えたものだと感心せずにはいられませんでした。
恐らくアイドルキャラものの作品として、様々なしがらみやキャラそれぞれの登場時間、その他諸々の厳しい制約がある中でこんなにも綺麗な話を書き切れるというのはぶっちゃけビビります。
天才ですよこの作品の構成、脚本をやってる人は。
本当にもう、これがプロかと思わざるを得ませんでした。凄いですね。
音楽は良い
一番前の席だったので作画はそれほど気にならなかった。焦点が定まらなかったが、絵が汚いとは思わなかった。
ストーリーは平成世代向きかな。敵を作らない八方美人ばっかり。心地良いけどアニメだなあという感想です。
ドルビーサウンドで見ました。
プレミアムのフィルムの切れ端も貰えて楽しかった。因みに遅れて入ったので見ていないシーンのフィルムだった。4コマずつ切って配ったみたい。3コマは同じだった。4コマ目は顔
が動いていた。ハズレだったのかな。
楽曲やMVはいいが作画で台無し
表題通り、どうしてTVシリーズの作監にしなかったのか…
どの娘も寸胴でぽっちゃりしてしまった上に安定感がないので背景に負けてしまっている様に思う。4コママンガには4コマ向け、アイドルに向けた作画が適している。入れ替えるとただのコメディ作品に見えてしまう。違和感が少ないのはカスミだけ( ºДº)/オイ
全体的に楽曲も振付けも良かったですが個人的に良かったのはエマですね、沖縄って舞台も生かされてるし、コラボキャラの三線の早弾きも意外性があり面白い、三線娘ちゃんは相方と仲直り出来たので見せ場(LIVE)を用意して置いて欲しいです。
帰りはハンバーガーか肉を食べたくなる
虹ヶ咲のあり方は変わらない
ルックス(キャラデ)論議で少し不安があったが、TVシリーズの虹ヶ咲の皆が悩みながら見出だした、ひとりひとりのトキメキと仲間の意味という本質を映画でもきっちり継承していたことがとても嬉しい。
前中編をメンバー半分ずつに分けることで、短い尺でも楽曲も含めて各メンバーにしっかりフォーカスしてくれている。パワーアップしたパフォーマンスの映像(放送時に領域展開とも称されていたのが懐かしい)は、スクールアイドルとしての成長と同時に、やがて来る完結(卒業?)を想起させて少し寂しい。続きが待ち遠しい。
蛇足:侑ちゃんのお腹はエ
最高だった
最高だったよ…。
今、音楽を扱う作品では、いかにストーリーと音楽を合致させるか、ライブシーンを作品のクライマックスとして活かすか、などに対して真剣に向き合う中、ストーリーは二の次にとにかく最高のアイドルMVを流す、そしてその繋ぎにアイドルが観光名所を巡る、というスタイルに特化した作りで、これは映画じゃないよな、とは思いつつ、見たいものをとことん見せてくれてるし、けろりらさんのキャラもいいし、とにかく最高にテンション上がるドラッギーなヤバさ。ずっと見ていたいし、実際今後も2章、3章と続くのでまだまだ見れるし、言うこと無しだ。昔、娘を連れて行った『プリキュアオールスターズ』の、延々と変身シーンが続く体験を思い出したよ。しかし人気シリーズなのに客が少なかったのは気になったが、作画変わった件がコアファンの気にさわったとかいう話があるみたいで、僕もテレビは一期しか見てないが、確かにキャラデザはかなり『けろりら』色強めにはなっていた。個人的にはすごく良かったが、確かにガルクラ新作のキャラデザがいきなり変わったりしたら、と想像すると離れるファンもいるかもな、とは思った。見当違いかも知れんし、そんなこと関係無く最高だけどね。
衝撃のキャラデザ変更!! でも中身は通常営業……グランプリ編3部作の第1章沖縄編!
萌え系アニメの続篇もしくは映画化で、ここまでキャラデザが変更されたケースって、過去にどれくらいあるんだろうか??
てか、ディープなファンの皆さんは、この唐突なキャラデザ変更に関して、一体どう思ってるんだろうか??
個人的には『劇場版Zガンダム』のキャラデザが、完全に恩田尚之絵にすげ変わっていた時以来の衝撃だったな(笑)……って、あれもサンライズか!!
とくに萌え系では、ファンは絵柄とか作画の傾向についているとばかり思いこんでいたのだが、意外とそんなこともないのだろうか? 「声優」さえ維持されていれば、ファンの忠誠心は揺るがないとか?
というか、映画化に際してキャラデザを変えるって、どういうこと?
そんなに人気が落ちていたのか? だとしたら、そもそも映画化しないのでは?
横田拓己絵を敢えて捨てて、ボザロっぽいけろりら絵に変更する理由って、なんなのだろう?
正直、俺にはよくわかりません。
そもそも、源流となる室田絵や西田絵の方向性からも、今回の絵柄はかなり大きな断絶がある気がするのだが、これで古参のラブライブファンは大丈夫なのか? 個人的には、キャスト総とっかえで続編ドラマ作るくらいに、えげつないことやってるような気がするんだけど……(笑)。
でも、映画.comの感想欄見るかぎりでは、平均4点以上獲ってるし、あんまりそこはたいして気にされてないような……。それとも、本気でキレたやつは最初から観に行ってないとか? あと、映画館販売グッズの半分くらいが旧キャラデザに依拠してるのは、さすがにどうなの??
って、ファンでもない俺が、あんまりこんなことにネチネチこだわってても、ただ気持ち悪いだけなので、もうやめときます(笑)。ごめんなさい。
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『ラブライブ!』は、無印、サンシャイン!!、スーパースター!!&虹ヶ咲のTVアニメと劇場版は鑑賞済。ただしそこまではまったわけではなく、どちらかというとデレマスアニメ版のほうに一番思い入れがあるくらい。『スクフェス』『スクスタ』も未プレイ。
個人的には、学生が自分で作曲して衣装つくって舞台設営して公営地下アイドル業に励んでいるという非現実的な設定自体に、清涼院流水ばりの無茶とファンタジー味を感じていて、ドリーミーな世界観についていけない部分があるのは否めない。
それでも一方で、女子高生たちが「部活」として一致団結して頑張る姿は至極尊いし、実際に血反吐を吐くほど鍛え上げられているらしい中身のアイドル声優たちの姿とオーバーラップして、「みんなで一生懸命歌って踊る学生アイドル」というメインコンセプトには、一定の共感を感じていた。
ところが『虹ヶ咲』の場合は、そもそも「ソロプレイが基本」ということで、なんのための『ラブライブ!』なんだか、イマイチよくわからないところがある。
TVアニメの1期、2期もリアタイ視聴したけど、「みんな仲良しのアイドル部活」であることと「ソロ活動メインの在り方」が、正直あまりちゃんと噛み合っているようには思えず、「こういうやり方もありなんだ!」と無理やり視聴者を納得させようと、何度も同じ話を蒸し返してくる押しつけがましさに、若干のうざさを感じたものだった。
で、あれだけソロだユニットだと言いながら、OPは伝統的な群舞&斉唱だし、アニメでも決め所になるとみんなで歌ってるし、微妙にやってることが一貫してないんだよね。
そういう設定の噓臭さは、劇場版でも変わらない。
なんか、「ソロでもラブライブ!」という「思想」を、必死で押し付けてくる感じというか……。
ステージで歌ってる間だけ、MV風の演出が始まって衣装チェンジするファンタジー要素も、相変わらずこちらの理解を超えている。例えば今回のしずくちゃんとか結局、道端で私服でアカペラで歌ってるだけにしかアプリ上は見えていないのでは?? AIでビジュアル加工が入るSF設定とかあるんだっけ?
何よりびっくりしたのが、メンバーの半分しか出て来ないこと!!
予備知識なしで観に行ったから、虚を突かれた。
たしかに虹は、他のスクールアイドルと比べて12人+1もいるから、このくらいに人数絞ったほうが話は紡ぎやすいのかもしれない。
ただ、人数を絞ってすごく面白くなったかというと、さてどうだろう?
ドラマとしては、TVシリーズと似たようなことを惰性的に繰り返している印象。
とにかく、かすみんの便利なキャラにオンブにダッコで、すべての展開をかすみんの挙動に依存している傾向は、劇場版でも変わらない(笑)。
ランジュは相変わらず短慮で回りをかき回してるし、
(今回登場のランジュママってゆかなだったのか!)
歩夢は同じような悩みでうじうじと暗い顔してるし、
エマは人助けのときだけ妙に生き生きしはじめるし……。
あと、沖縄でのホリデームーヴィーとしてはいちおう雰囲気十分だけど、今のところ決定的に水着成分、水濡れ成分が足りない。まあ2話、3話にとってあるんだろうけど、ちゃんとそこんところ、製作者は空気を読むように……。
ラストのSee You Next Stage 演出で、残りの6人は第2話ででてくることが明かされる。なるほど。でも、後出し組6人が推しの担当は、どんな気持ちでこの第1章を観たんだろうか?(笑) あと、もしかして次回はまた場所が沖縄から変わる??
現状は、残念ながらファンムーヴィーの域を出ない印象だが、有終の美を目指して、スタッフの皆さんはぜひ残りの二話、全力投球で頑張ってほしい。
忖度なしでいうと
総評として素晴らしい作りで、作画など気にならないほど良い出来であり、虹ヶ咲らしかった。しかし、やや力不足な感じもした。昨今、グリッドマンやガンダム、ウマ娘など、私にとっての傑作が多かったため、それらに比べるとパワー不足が否めない。無論、虹ヶ咲は三部作なため、三章まで見なければ結論は出せないが、現段階では手放しで傑作とも呼べない。
全体を通してよかった部分はアニメでずっと言われていた「仲間でライバル」を貫き通したこと。ニジガクのみんなもほかの天と小糸もそれに属するストーリーの作り方をしていた。各部員の曲もこれまでの総決算といった贅沢で良い曲だった。それぞれが内心に秘めているイメージをそのまま現実にしたようなMVは何とも素晴らしかった。
各キャラの扱いも悪くなかった。
散々騒がれているかなしずに関してだが、部員同士がぶつかることに対して若干の恐れ?を感じていたしずく。最初に曲を披露したのはその衝突を恐れてからの焦りともとれる。彼方に対して甘えさせていたことも、少しでも「衝突」から目を逸らそうとしていた内心の現れである。
だが、彼方にはそれを見透かされ、彼方はしずくから本音を聞き出すためにあえて甘え、「弱みを見せる」ことで相談に乗ってあげたのだ。
それでもしずくの憂いは晴れなかった。しかし、エマのライブを見て「仲間でライバル」の真意に気付くことができた。
最後にしずくが「ライブに行ってきます!」と言って走って行った際に、彼方は「もうそばにいる必要はない」と判断し、手を振って見送った。決して無意味にいちゃつかせたわけではなく、それぞれの性格を加味したストーリーが味わい深かった。
エマさんは果林の時の経験があったからこそ、果林と同じくある種の「自分に嘘をついていた」天を心配できたのだろう。ただ、強気に出る感じはエマさんらしくない気もする。エマさんと彼方の役割が逆の方がはまり役な気がしないでもない。
まぁしずくに彼方を当てたのはただのファンサービスだろう。
歩夢は他人と争う気質ではない(ただし侑にかかわることは除く)という性格は初期から描かれていたので違和感はなかった。しかし、そこで嵐珠の「尊敬しているからこそぶつかりたい」という言葉のおかげで歩夢もまた「仲間でライバル」の本質に気付くことができた。
歩夢と嵐珠の関係も丁寧に描かれ、これまで二人が行ってきた行動があるからこそあの最高のライブができた。
嵐珠に関しては胸がいっぱいで言葉にするのは難しい。ただ、最後まで嵐珠らしさを貫いたと思う。
キャラの扱いもテーマも実に虹ヶ咲らしくて良かった。
気になる点として、エマ以降のメンバーの方が曲に対する思い入れが深く、序盤のしずくと彼方の曲が「ただ歌っただけ」な感じが大きい。
虹ヶ咲はこれまで一話丸々使ってストーリーを作りこみ、その集大成のソロやユニット曲を披露していた。そしてそれぞれの曲にはストーリーがあるから感情移入ができたし素晴らしく感じた。
しかし、最初に使われた二人の曲にはストーリーが存在せず感情移入ができなかった。どちらかというとキャラ人気と後の絡みで無理やり補填させた感が否めない。無論1時間で5曲入れなければならないので仕方ないなのだが、そこはもう少し丁寧に描いて欲しかった。
それから、スクスタからの反省か知らないがあまりに「波風を立たせなさすぎる」気がした。ある意味アニガサキらしいとも言えるのだろうが、盛り上がりに欠けるとも言える。
総評で70点といったところだろうか。全てを見終わったとき、100点満点だったと言えるように願う。
自分はやっぱりただのオタクなんだと分からされた
純粋に感動した。その感動は、「ちゃんと」面白いものを作ろうとしてくれた制作者、スタッフの皆さんに対する感動だった。ラブライブ!シリーズが好きで無印の頃から応援していたけれど、失望させられることが多く、記号や比喩ばかりを騒ぎ立てて盛り上げる界隈にもうんざりしていた。その点虹ケ咲はちゃんとストーリーを作ってくれていたと思うけど、やはり登場人物全員に見せ場を作らなければいけないから枠内に収まった構成になりがちで、平均点の高い優等生的な出来上がりにやや物足りなさも感じていた。だから映画でも大体こんなものだろうと当たりをつけて、章分けして動員確保するのもいかにもラ!運営のしそうなことだななんて思っていた。
申し訳ありません。めっちゃ舐めておりました。
まず虹ケ咲特有の領域展開が沖縄という舞台と映画にすごくマッチしていた。とってつけたように沖縄……なぜ……と思っていたけど、めっちゃ映える。アニメーションならではの演出方法に沖縄らしい背景、各キャラクターの心象が重なるとこんなにワクワクさせるような出来になるんだなと。エントリーの演出も面白いし、そこからノンストップでMVが流れるとこれだけのために映画に来る価値あるなと思う。虹ケ咲はもっともっとMV見たい……永遠に。
また、アニメシリーズで感じていたことでもあるけど、物語の展開が凄く自然。本作品において初めての登場となるキャラクターの入りも違和感がなく、虹ケ咲の面々との絡みでも無駄がない。ぽっとでにならずちゃんと話が作られている。しかも「競い合う」というテーマにわずかな葛藤が生まれている中でエマとの共演をさせることで、「らしさ」に説得力が生まれていた。この「らしさ」という言葉がなんちゃってになっている作品ってたくさんあると思うけれど、その意味がないがしろになっていないことに感動すら覚えた。
「仲間でライバル」という言葉も同じ。歩夢とランジュの二人の絡みがこんなに解像度高く、その言葉を体現してくれるものになるとは思わなかった。「私はスクールアイドルになるために海を渡ったけど、あなたはスクールアイドルを広めるために海を渡った」。このセリフが二人のことを端的に表すとともに、ランジュがライバルとして歩夢を意識している理由が明言できている。なんかこれを聞いたときになんか凄く感動してしまったのだけど、多分制作陣がちゃんとキャラクターのことを考えてくれているんだなと思えたからかもしれない。
それから何といっても物足りなさを感じていた部分が、映画という媒体によって逆に解消されていたこと。120分前後の尺で一本のストーリーに軸を通し登場人物全員に華を持たせるのはとても難しいことだと思うのだけど、それを6人+αに絞ることでその課題を上手く解消していた。それが前述した無理のなさにもつながっているし、絞った分だけキャラクターの個性が十二分に発揮されている。作り込みも丁寧で綿密。これが章分けされた理由なのかと、先入観を持った愚かな自分を恥じた。スクフェス愛、虹ケ咲愛も強く感じ、ラ!を追っていて良かったと初めて思えた。伏線も細かくはられているし、これだけの出来を披露されたら次も見ないでは済まされないだろうと思っている。
凄く良かった。公開終了するまで何回でも見たいです。
「全てをかけても足りない」
今年203本目。
歌詞で全てをかけても〜。
聞き取れなかったので足りないを加えました。
人生全てをかけても映画は足りない。
映画は奥深いと思います。
EDが日本で一番好きな作詞家本当にいい。
大好きです。
本当に60分!?密度濃い!!
想像以上に沖縄の各所を飛び回ってくれてこちらも旅行気分味わえました。ありがとう。この前沖縄行ったばっかなのに再度訪問&聖地巡礼したくなった
そして中だるみ一切なしの充実の60分!ずーっと面白いし可愛いし、一息であっという間に終わる。
以下ネタバレあり
ラブライブ映画には付きもの?の映画限定キャラ、今回もええで…君たちの絆に泣いた。沖縄訛りがいい味だしてるのよ、特に小糸ちゃん、訛り全く違和感ないなと思ったら沖縄出身の声優さんでしたか!さすが!!天ちゃんはキャラ的に訛り抑えめにしてたのかも?とか勝手に思ったり。虹が咲はルールにあんまり縛られずのびのびアイドルしてる印象だったのですがまさかエマちゃんとポルノグラフティするとは(?)まあ見てください。
2人で見に行って入場者特典の色紙が歩夢と侑だったから密かに(何とは言わんが)期待してたんだけど、侑ちゃんは今回あんまり登場せず。しかし、とあるぬいぐるみのシーンだけで2人の相思相愛ぷりがよく分かるよ。離れていても一緒にいれるもんね。よかったね。
今度はDolby Atmosでおかわりしたい。
あっ!楽曲も最高だよ!!!私の好きなkzさんも参加してるとは😭作家さんにも注目だ!!
かすみん!? 思ったよりいい話!
はじめの今までのあらすじ?がとりあえず凄くいい!色々思い出せた!あとは思ったのが映像。最近のアニメって結構綺麗なものが多かったしなんか物足りない感じがしてしまった。だんだん見てるうちにやっぱりいいなとかは思ったけど。
内容は、映画だから何個かライブして終わりかな?って思ったけどしっかりあって驚いた!今回は、6人?にピックアップされてたけどボリューム的にはちょうど良き!
かすみんは、、、。徹頭徹尾ギャグ担当みたいになってたな、、、。沖縄の2人もいいキャラしていたし、終わり方も良き!あとは、ゆうとあむゆむの関係が相変わらずいいね!お互いぬいぐるみ持ってるのね。
この映画の中に虹ヶ咲らしさが十分詰まっていて満足できる映画でした!ストーリーも良かったし歌もいい。時間もちょうどいいし綺麗にまとまっている!
とりあえず今回スポット当たってない他のメンバーも早くみたい!第2弾を楽しみに待ってます!
どこにいても君は君
ついに完結編か…としみじみしながらも虹ヶ咲のメンバーを大スクリーンで堪能できるとならば行かねばという事で初日に鑑賞。
特典は色紙(愛さん)とドルビーシネマ限定のポストカードでした。
あらすじをざっくりとしか読んでなかったのでメンバーを分割して上映するというスタイルにしたのは大正解だったなと思いました。
よくよくポスターを見れば等身大とくっついてちっちゃめで分かれているのになぜ気づかなかったんだろう。
初っ端しずくのライブシーンからスタートするのではやっ!と身構えつつもキュートさと可憐さ全開で最高のスタートを切ってくれました。
しずくは全編渡ってがっしり支えてくれてる感じがしましたし、彼方ちゃんを膝枕してたところは純粋に萌えました。
彼方ちゃんは全編に渡りほのぼのしていてマスコット的な可愛さが全面に溢れていてとても良かったです。
水族館をステージにしていた晴れやかなダンスはとても見栄えよく、ゆるっとした雰囲気とのギャップも最高でした。
エマさんの母性が溢れていたのも最高で、スクールアイドルグランプリで上位を目指すのではなく、スクールアイドルとしての悩みを抱えている地元の子と共にライブを披露するというデュエット形式でいったのはエマさんらしくて素敵だなぁと思いました。
エマさんも彼方ちゃんを介抱(風呂場で寝そうなところ)してて優しい〜と思いました。というか寝ないで彼方ちゃん。
歩夢はスクールアイドルとして順位を競い合うことに疑問を感じながらの参加でしたが、短期留学などを経て得た成長やメンバーの頑張りを見て、しっかりと自分を見つめてスクールアイドルグランプリに参加することを決意してからの行動はまさに俊敏そのもの。
弾丸で沖縄へやってくる侑ちゃんも流石の行動力でした。
ランジュはお母さんとのやっかみ合いがありつつも、自分が贔屓されたら嫌、メンバーに迷惑がかかるのも嫌とスクールアイドルグランプリを降りようとするくらい責任感の強い子として描かれていたのはアニメシリーズとはまた違った印象を受けましたし、その後それが勘違いだと分かったあとのデレは中々にインパクト抜群でした。
歩夢とランジュの連続ステージも圧巻で、MV風に進むライブはこれまでの個々の集大成が詰まっていました。
かすみんが裏方というかドサ周りしているにも関わらずめちゃめちゃ魅力が発揮されていましたし、生配信でのアピールとかあざと可愛すぎてたまりませんし、配信の背景に動物たちが乱入してバズるという棚からぼたもちを手に入れる感じもかすみんらしさ全開で推しがこれでもかと輝いていて感謝感謝です。
ライブシーンこそありませんでしたがステージ作りに奔走したり、ランジュとランジュママの仲を取り持ったりと沖縄どころかスクリーンを駆け回るかすみんは無敵級ビリーバーでした。
あと面白いくらいご飯をムシャムシャ食べていましたし、色んなところの懐に入っていく末っ子感も最高でした。
基本的にはかすみんが沖縄を巡るロケ映画といっても過言じゃないくらい色んな沖縄の土地を見れたので聖地巡礼が捗りそうです。
ストーリー自体はそれぞれの見せ場を余すことなく見せ切った感じなのでストーリー性を求めると弱いところもあるかもしれませんが、3章立ての1本なのでそこはご愛嬌で。それでも満足度は超高いです。
作画がけろりらさんに変更と聞いた時は驚きましたし、目のハイライトが薄くなっているところは流石に違和感を覚えましたが、しっかりとアニメとして見るとアニメシリーズとはまた違った可愛さがありましたし、ぼざろなどで見慣れた感じのデザインが好きだったのであっという間に飲み込めました。
ランジュの可愛さが今まで以上に爆発していて惚れちゃいました。
予想を超えるクオリティでやってきてくれました。ファン冥利に尽きる一本でした。
エンドロール後に6人が映されるNEXT STAGE…が良すぎて…早く第2章を…待ってます!
鑑賞日 9/6
鑑賞時間 14:25〜15:50
座席 G-18
鑑賞形態 Dolby-Cinema
作画のバラ付きが目に付く。
映画公開前にキャラデザが変わったのは知ってたけど作画に反映されてるのは前半だけで後半はシーンごとにキャラの顔が違うなど作画のバラ付きが目立ち内容があんまり入ってこなかった。
キャラデザ変えるにしても作画は統一して欲しい。
まだ二章に三章あるからそっちではちゃんとして欲しいね。
レベルの高い合格点を超えてくる映画
ある程度の期待を抱きつつも、上映時間の短さから映画としてのボリュームをクリアできるのか少々の不安もありつつ拝見しました。
ところがそんな不安を余裕で超えてくるクオリティにただただ驚きました。
67分の時間が濃縮されていたのか90分ぐらいは観たような充実感です。
ストーリーも展開がテンポ良くそれでいてしっかりとまとめられていて、次回作にも綺麗に繋げられているので、この構成や脚本には本当に脱帽です。
曲については、かつてのシリーズ作品のようなライブ映え(コーレスなど)を視野に入れた感じというよりも映画というフィールドにアジャストされた内容に思えました。
なので初見は、曲×映像×映画館という掛け合わせが非常に合っていて圧巻でした。
ノリよく盛り上がる曲というよりは壮大な曲という感じがしました。
作画についても思っていたよりは気にならなく、むしろ細かいところまで動いていてとても良かったです。
MVについても深い意味がありそうなので監督の解説があれば聞きたいです。
トータルでいうと紛れもなく神映画です。
監督含め、制作スタッフの方々には感謝しかありません。
虹ヶ咲を知っていて気になった方は絶対に観なきゃ損です。
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