劇場公開日 2023年10月6日

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「ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌」ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌 幹幹さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌

2023年10月11日
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この作品を見て、正直に僕はびっくりした。題材はオペラ!オペラが映画?なんともイメージがつかない。ミュージカル風?なんだろって。

僕は勝手に映画ってこういうものだと、自分の固定概念が強かった。
いざ物語が始まると、歌がセリフ(言葉)として成立している。あれ、いつ歌が無くなるのかなと思いながら観ていて気づいた!
違う、これは感情、表現、空間が全てオペラという歌として構成されているんだど。僕は今までに感じたことのない衝撃を受けました。
歌には
仲間との会話、男女の駆け引き、思い、怒り、嫉妬、悲しみ、愛、友情、別れ、許し、優しさ。という感情が全て表れていたから、自然と瞬きする事なく涙が溢れてしまった。心が揺さぶられた。
こんな気持ちになった事がない。いや出会った事が無かった。改めて涙が溢れた。圧巻な気持ちでいっぱいでした。
終わってから、少し頭の整理がつかなかった。
80分という時間は僕には短く感じ、もっと見ていたかったと感じていた。

私はミュージカルは好きで良く観るのですが、オペラとなるとハードルが高く今まで見る事は無かった為、初めてオペラの世界に触れることができました。

個人的にすごく感動しました。

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幹幹