変な家のレビュー・感想・評価
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オカルト映画でした。
原作未読です。
前半、変な家の仕組みを考察していくあたりまでは結構面白かったのですが、その結末がオカルトで、興ざめしました。片淵家の展開が荒唐無稽。
二桁人数が同じ場所で行方不明になっているのに警察その他誰も動かないとか、住民皆で殺しにくるとか、子供の学校どうしたとか(市子を観たせい)、はっきり言って興ざめ。
最後、雨宮の家に死体がってこと?臭いで気がつくだろ。
変な映画?
原作通りらしいが、前半は雨宮なるYouTuberのオカルトネタ配信の担当スタッフが購入検討中の変な間取りの家の調査から始まるところで空想する犯罪ネタがぞくぞくして話を突っ走るかと思いきや、そうならないでわくわくは消えた。
後半は左手供養信仰の一族の部落での昔の家の隠し扉からの監禁事件発覚を雨宮さんが…という話に変わった。それぞれ別の話にしてた方が面白い話になったかな?
マッチングもそうだったけど、斉藤由貴が変な犯罪加害者なんですか?怖いですね。
高嶋政伸、石坂浩二、変装しているわけではないのに本人と分からなかった
多少建築知ってる人なら
あの1階の「謎の空間」と熱弁してる所って
2階のWCと風呂の給排水設備の配管スペースでは
と全く不自然には思わない筈。佐藤二郎の役はホントに建築家?
2階の子供部屋の間取りは流石に不自然ですが
あの支離滅裂な結論に行き着くには想像力凄すぎ。
とんでも結末に向かって皆んなで突っ込みながら観るのが良さそう。
令和の時代に横溝正史風の設定は難あり。
キャストが割と豪華な分雑な脚本と演出で損してます。
変な映画
予告編が面白そうだったので、原作読まずに観ました。ミステリーものだと思っていたら安っぽいホラーでした。
築浅物件で売りに出されているというのに内装は築30年は経っていそうで、埃まみれ。設定と画像が違うのが残念。繋がらないところもあるし。
本家も間取り図とは全然違うし。不気味さを前面に押し出すあまり、不自然でかえってしらけてしまいました。
面白いよ
レビューが極端低いので気になったので鑑賞しました
結果からいいますと私はとても楽しめました
変な家から始まりその謎へ迫り、なぜこのような作りにしたか
これは人間の宗教とか洗脳とかそっちの恐怖を私は感じました
【"人心の闇。そして片淵家の狂気の一族が世間から隠れて行っていた事。”東京の間取りの変な家から、長野の片淵家の本家の間取りの変な家への流れはナカナカである。ラストシーンも意味深で怖いです。】
■ユーチューバー雨宮(間宮祥太朗)は、建築事務所で働く栗原(佐藤二朗)と東京の2件の間取りの変な家の謎を解明しようとする。
そこに、柚希(川栄李奈)と言う女性が現れ、自分が育った家庭が狂って行く過程を語る。事故死したと言われて来た父は、片淵本家により狂気に落ち、姉の片淵綾乃(瀧本美織)は失踪した事を語る。
そして、片淵家本家の異様な間取りについても・・。
◆感想
・雨宮と栗原が間取りの変な家について分析している流れが面白い。最初は”人殺しの家ではないか。”と推測するも、誰も入れない部屋は”シェルター”ではないか・・、”と推測していく過程。
・柚希と、失踪した綾乃の母、喜江(斉藤由貴)も何処かオカシイ。ホームレスに炊き出しをしているが、(ここが、ラストに効いてくる。)恐ろしい面を被って雨宮を襲ったり、本家の秘密を知っているかの如く、”あの家には、言ってはイケナイ。”と執拗に雨宮や柚希達に忠告する。
・片淵綾乃と再会した柚希だが、綾乃は何かに怯えるように、東京の2件の間取りの変な家の住所を書いた紙を渡し、急き立てるようにクラクションを鳴らす車に乗って去る。
■雨宮と柚希が片淵家本家を訪れるシーンから、恐怖は倍加する。
当主(石坂浩二:このキャスティングから、犬神家の一族を思い出す。)、その妻(根岸希衣)謎の不気味な男清次(高嶋政伸)との対面シーン。
綾乃と夫の慶太(長田成哉)も同席しているが、態度がオカシイ。
■栗原が喜江から聞いた片淵家の負の歴史を語るシーン。明治時代、片淵家当主の妾になった、たかまうしおは寵愛され妊娠するが、本妻の怒りを買い流産し、座敷牢で錯乱状態で左手を自ら切断し、自害したという。
その後、片淵家で生まれる子供は左手が無く、恐れた当主は霊媒師に”左手供養の儀”が誕生する。
”左手供養の儀”・・片淵家の血を引き10年間幽閉されて来た男児が誰かの左手を切り落とし、たかまうしおに捧げる暗黒の儀式である。
この時点で、綾乃と夫が建てた家の間取りの理由が明らかになる。片淵家本家は、綾乃と夫にトウヤと言う子を預ける。だが、トウヤを”左手供養の儀”をさせない事を知った本家は綾乃と夫の慶太と彼らの子であるヒロトを監禁するのである。
・村人たちが雨宮を殺しに来るシーンも恐ろしい。村人たちは片淵家に仕えており、片淵家の言いなりになっている。雨宮は押さえつけられ、トウヤに”左手供養の儀”を行われそうになるが、トウヤは理性を保っており、斧を雨宮の左手には振り下ろさない。
そして、雨宮達はシェルターに逃げ込むが、そこに謎の不気味な男が襲い掛かる。そして、雨宮に対し”あのイカレタ爺から大金をせしめるために仕えた振りをしているだけだ。”と言った瞬間、当主の斧が謎の不気味な男清次の頭に振り下ろされるのである。
・車で逃げる雨宮達が、本家を遠方から観ると炎に包まれており、TVのニュースでは”多数の死体が発見された。”と伝えられる。
<更に恐ろしかったのは、ラスト、喜江と綾乃の会話である。”いざとなったら・・。”と言って多数のホームレスを観る姿である。
二人は、片淵家に心の奥が洗脳されており解けていない。故に、今でも”左手供養の儀”が出来ると信じている姿である。
今作は、人心の闇と洗脳は簡単には解けないという人間の脆さや危うさを描いた作品なのである。>
小説「変な家」と同じタイトルなだけの何か
原作小説、Youtubeが非常に面白かったので見に行きましたが、何もかもが低クオリティでした。(最後の母親の不気味さだけは個人的にはよかったと思いましたが)
主人公も栗原さんも原作とあまりにも違いすぎるし、演技も・・・まあ
原作のミステリー感満載の話とはかけ離れたクオリテイ、ホラー感を出したいのだろうが、その方法が話の組み立て方ではなく音って・・・(話の不気味さの感じさせ方も結局原作の方がよいと思います。)
原作を読んでいない人が見ると面白いと感じることができるのかも・・・しれませんが・・・
原作のクオリティを知っている人が見ると演出、構成、演技全てがチープに感じてしまうかもしれません。(私はそう強く感じました。)
個人的な意見となってしまいますが、原作・YouTubeファンとしてはこのクオリティで『変な家』を名乗るのはやめていただきたいと感じています。
(少なくともタイトルを借りているだけで原作とは大きく内容が異なる。と公式発表してほしいレベルでした。)
オススメはできません。特に原作を知っている方は原作と『同じタイトルなだけの何か』であると覚悟していただいた方がいいと思います。
あれ?そっち方向に舵を切っちゃったんだ😆
原作小説を読んでから映画を見るのがけっこう好きなのですが、知ってるというだけでこんなにつまらなくなるんだっけ?
うーん、なぜだろう?
大体、不動産さんが一般顧客に広告を出しているということは、内覧会もできる状態に準備してあるはずで、実地検分するにしてもあんな状態のわけが……
なんてこというと、それを言っちゃあおしまいよ、と寅さんに叱られるかもですが。
与えられた少ない資料から鋭く推理していく謎解きのスリルやサスペンスを期待してたのが、え?八つ墓村的要素をそんなに重んじてしまうのですか?
という残念な方向転換で、私には辛かったです。
主人公では無いのに、斎藤由貴の表情が怖い・・・残存した。
前半はこの変な家にハラハラ、ドキドキ展開が面白くなってきた!!川栄ちゃんも微妙にキモくて不思議。瀧本ちゃんの存在も見逃せない。しかーし、途中から出てくる斎藤由貴さんこの人が不気味すぎて、妙に怖い。途中からホラー映画になっていきます。犬〇家みたいな感じですね。お決まりのコースでつっこみ所があります。でも自分は映画大好き人間、ベタな映画でもそれはそれで、面白いと思ってしまうのです。バイプレイヤーも石坂さん峰岸さん高島さんDJ松永(白目が怖い)も流石の存在感です。でも何度も書きますが、斎藤さんが・・・優しい顔してボランティアの人と。目が赤く光った気がしたのは自分だけでしょうか?最後に佐藤二朗さんの演技が抜群、最高に良かったです♪
映画化するにあたっての改変はアリ派ですがこれはちょっと…
原作小説とは違う展開となっております。
片淵家のお家騒動が簡略化されて薄っぺらくなった印象。付け加えられたホラー演出もどこかで見たような陰気な村人、おそろいの変な仮面。何故松明?笑。桃弥は姉夫婦の家で部屋から出られなかったとはいえ養父母に愛されて育っていたのなら、東京の変な家についていたあの爪痕はなんだった?唐突なチェーンソーババアなど。
気になる点が多すぎました。
結果、ミステリー変な家の映像化作品としても楽しめず、ホラー映画としても楽しめず。
雨穴さんの作品はご本人の記事と小説と、YouTubeのチャンネルが至高であり他人の手を入れないほうがいいと感じました。
役者は良かったので星ひとつプラス。
ツッコミどころ満載
原作である小説は未読で映画を観ました
初めは不思議な間取りから殺人事件の拠点となった家ではないのかと仮定して、そこからじっくりと推理が続いていくのかと思ったが途中からホラーに切り替わった。ホラー映画は苦手じゃないので別に良いんですが大きな音を突然出したり白目を剥いた人間が突然顔を見せたりだのちょくちょく驚かせようとしてくる。
後半になっていくにつれてホラーっぽさが増えていき、間取りがどうでもよくなってしまった感があった
ヒロインの祖母がチェンソーを振り回して来たシーンで完全に冷めてしまった、その後主人公が銃を持ったヒロインの親戚に追い詰められるシーンもだらだらと進んでいて早く撃てよと思ってしまった
周囲の家の人が主人公たちを探し出すシーンがあったが見つけられずそのままあっさり帰ってしまい、いやもう帰るんかいと思った、他にもツッコミどころはいろいろとあった
佐藤二郎や斉藤由貴の不気味な演技はすごい
話の始まりが良かっただけに後半の投げやり感は残念
Frail
普段から見知らぬ土地だったり、将来住みたい土地の物件の間取りを見てニヤニヤする一種の変態なので、こういう間取りを扱った作品があるんだと聞いた時は結構嬉しかったです。
YouTubeの動画は見ましたが、原作未読の状態で本編を観に行きました。
最初30分の雰囲気だったり語りだったりでゾクっとさせてくれる箇所はとても良くて、これはJホラーの新たな名作が生まれるのでは…と期待していましたが、おそらく脚色を加えまくった後半は怖いというよりかは驚かせるに焦点を当ててしまっていて、よく見るJホラーになってしまったなぁと思いました。
序盤の間取りの不気味さや違和感が一目で分かる作りは素晴らしく、良い不気味さを醸し出していて、そこから佐藤二郎さんの静か〜な語りでゾクっとさせてくれる演出には声が出そうになるくらいにはビビりました。
ただDJ松永演じる編集さんが白目でバーンと画面に映った時に最高にビビったんですが、もしかしてこの映画こういうタイプか?と勘繰ってしまいました。
そこから間取りに着目していたはずが、どんどん血筋や家柄の問題のホラーに軸足が移っていってしまい、しかもここ数年やってた某村ホラーに近いテイストになっていってしまって、観たことのあるホラーだなぁってところまで行ってしまったのが残念でした。
表情とか仕草とかではなくとにかくジャンプスケア重視でホラーと名乗ろうとしているので、その点でも志が低いなと思ってしまいました。
ミステリーとしては全体的にテンポの良さ優先が祟ってしまったのか、かなりざっくりしたトリックで物事が進んでいってしまい、説得性のないまま次の項目へと移っていく展開の繰り返しでした。
左手供養についてもざっくりとしか語られないので、インパクトのある絵面っちゃ絵面なんですが、それが物語に活きていたかと聞かれると活きてなかったなぁと答えると思います。
婆さんがチェンソーを振り回したところとか、ゾンビみたいに動く村人とか、なぜこうもB級色を強めたかったのかが全くわかりません。後半間取り全く関係ないなと呆れてしまっていました。
ラストシーンも完全に蛇足だったなと思いました。匂わせ展開というのは別にお決まりじゃないので、自分の住んでいる家まで謎の空間が存在するオチは、住む前に気づくだろうとか音がしてたり虫が沸いていたら気づくだろうなんて野暮なことを考えてしまいましたが、考えてしまうくらいには勿体無い終わり方でした。
良いところを挙げるとするならば左手を落とす時につける仮面の表情は絶妙に頭に残る怖さの仮面だったので、それは結構良いなと思いました。それくらいです。
原作を読んでいないのに、これ絶対原作相当改悪してるんだろうなと思う作品は珍しいと思います。うーん残念でした。
鑑賞日 3/15
鑑賞時間 12:00〜14:05
座席 D-5
中盤までは結構不穏でよかった
ホラーメインかと思いきや田舎の金持ちの変な風習のほうに行ってしまったが、一番怖いのは人間というのはまあそう。
間取りネタはポイントポイントでは生きていたと思うのでミステリー感はあったと思う。
斉藤由貴が不穏で薄幸でよい。
中盤まではハラハラ感もあったし思ったより面白かった。
変な家を間借りした駄作
youtubeの変な家を視聴し映画館へ。
原作の内容は早々に終わり、他にも似たような変な家があるので調査開始。ここまでは面白かった。謎の殺人一族がいる展開へ行くにつれてはぁ?って感じでつまらなくなる。
最後、たまたま死んでた人から左手もらったのでセーフみたいにインタビュー撮影してるのも意味不明。
音でビビらすのはズルい
ストーリーとして怖いと思う部分は全くなく、左手供養とか「なんじゃそりゃ、アホか」とニヤニヤしてたら爆音が鳴ってビビらされるみたいな。とりあえず飽きずに最後まで観られたので3点にしました。
間取り
原作を読まずに視聴。
佐藤二朗さんがかつて無い位有能な
活躍ぶりと癒しだった。
所々突っ込み所があるが、そこは映画なので
凝縮しなくてはいけないのだろう。
映画の流れをみると脚本が少し弱いのでは。
雨穴さんが発する言葉のじわじわ感が
思ったより刺さらず、もっとじとーっと
感じる位でも良かったのでは。
あと考えさせてくれる怖さが思ったより
出てきてなかった。難しいよね、演出は。
チェーンソーおばさんの声と動きには
驚いた。猟銃ぶっ飛ばす高嶋政伸さん。斉藤由貴さんの安定感のある表情。そこはホラー。
ただ、色々な国で不思議な祈祷師により
洗脳され変わった風習があるんだろうと
改めて思った。そこに陥ったら誰を信じて
良いか分からなくなるのだろう。
最後はゾクッとする人間の心の怖さが出てたなぁ。
変な映画、話の入口が鬼門、そして最終出口が裏鬼門の展開流れ!
変な変な家の間取り図の載ったチラシ。
最初 手にしたとき何かの?不動産広告かと見間違ったけど 映画のチラシだった。結構センス有るサスペンスだろうと勝手に思い込んでたんだけどな~
今日は「変な家」の鑑賞です。
ある意味ワクワクして期待してたのですが、
フタを開けたら 最初は良かったが、後半から2流サスペンスに転じて 終盤はコミカルホラ-で失笑しまくり。ガッカリ感MAXで劇場をあとにしました。
変な点:
①柚希の母が仮面を被って雨男を特殊な薬を振り撒いて?彼の部屋へ潜入したと思われるが 一体どうやって? あれは夢か?
疑われるルートの解明が不明のまま。壁から来たのか?
②カンが良い栗原。母のお面も隠し事もお見通ししたけど、急に本家のアノ地下の儀式祭壇場まで何故これた? 感が良すぎ。
③変な間取りが殺人事件の死体バラバラ工作場所と思わせていたけど、
実は子供の隠し場所だろうって事は こっちは最初から薄々読めてたよ。
でも 左手儀式の為に引っ越し転々と?本家の奴らの追跡交わす為?
あの車のホーン音もそうなのか。 伏線の為色々ネタ仕込んでると思わせたようだけど 最後に”呪い儀式の為” で 唖然ですよ こっちは。
④真面目なミステリ-筋の方が良かったのにな。途中から安易な呪い儀式に成っちゃって 最後は何やってるんだアンタ達!! ていうドタバタのコミカルホラ-に。そこがガッカリでしたよ。
チェ-ンソ-まで振り回してる村人出して・・・あれは何をする気だったのですかね。
⑤本家も変な間取り。玄関開けて 真っ直ぐ廊下奥が仏壇って、笑える。
⑥栗原役( 佐藤二朗さん)だけが 何故かヒソヒソ声で微妙に笑いが。
狙ってたのかな。そこだけは良い味はしてたと思うけど。
⑦基本的には 呪い儀式どうのこうのって前に警察沙汰になる話。
不動産屋も売る時(広告チラシ作成時)部屋を見るだろうし あんな隠し部屋気づくじゃろ! 床にキズ、血痕、有り得ないよ。リフォ-ムするやろ。どんなけ手抜きの不動産屋なんだよ。
他にも色々”変”が見つけられる~ ツッコミ満載の作品でした。
ツッコミたい方は 劇場へどうぞ!
石坂浩二の無駄遣い
原作未読。
思っていたのとかなりと違った。
不自然な間取りの物権がいくつか出てきて、それぞれを浅めに仮説を立て検証して行くと言うお話かと勝手に思っていたw。
山深い田舎の村の犯罪的な因習も、戦後付近までならまだ残っていても説得力はあったかとは思うが、令和の時代に至るまで見過ごされていたというのは流石に無理を感じた。
高嶋政伸さんがまったくわからず、気付いたのはかなり後の方だった。
瀧本美織さんと川栄李奈さんはつい直近のテレビドラマでの組み合わせだが、川栄さんのすっぴんはけっこう刺激が強く、この映画で唯一怖かったところ。
主演の間宮祥太朗さん、佐藤二朗さんはそれぞれの持ち味を出し熱演していたが、いかんせん頑張りどころが難しいお話しで・・・、結局セリフが一つもなく急に奇声をあげたり、チェンソーで荒れ狂った根岸季衣さんに全てを持って行かれてしまった。
根岸さんはああいった役をやらせると右に出る者はいないほど期待以上の効果を見せてくれる大好きな名女優。
ご健在でほんとに良かったので星一つ追加です。
栗原さん「中盤まではね、良かったんですよ…」
原作既読。
せっかくいい感じに序盤・中盤と展開していったのに、終盤で台無し。
序盤から中盤は、ホラー要素を散りばめたミステリーといった印象、圧巻の佐藤二朗劇場のおかげもあって、なかなか悪くない出来に仕上がっていた。
所々挿入されるホラーテイストな改変(カメラ撮影目線のシーンなど)も、映像作品ならではの恐怖感の増進につながっており、むしろ良かったと感じた。
ところが終盤、まさかの”本家突入!”という展開となり、あれよあれよと戦闘シーンまで入るわ、村人まで乱入してくるわのチープな展開へ…
制作陣はホラー色を強めようとしたのだと推測するが、結果として作品自体が滅茶苦茶になってしまった印象。序盤から中盤のホラーテイストなミステリー路線でそのまま突っ走ってほしかった。
終盤の本家突入展開自体を無しにして、原作通りに本家の過去を回想形式で描く形でもよかったのでは、と感じる。そうすれば、過去回想の語り手である母親も実は一枚噛んでいたというラストシーンに綺麗につながったはずだ。
p.s.佐藤二朗がこの映画の8割です。
全160件中、121~140件目を表示







