変な家のレビュー・感想・評価
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ツッコミどころが満載で楽しめますね
原作について、視聴後に確認したところ、ミステリーであることがわかり驚愕。出来の悪いホラー映画を見せられている気分であった。
原作を斜め読みした限りでは、原作に準拠すると、映画化できないと思うが、安易なアレンジに走って失敗した典型かと思う。そもそも、これを映画にしようと思った時点で誰か止めなかったのかと、制作体制についてが1番のツッコミポイントだろう。
ツッコミどころは満載で、新築の家なのに、家電が古い、コンセントが1970〜80年ごろのパナソニックであるあたりから、本当に真面目に映像作る気があるのか気になってくる。
立派な旧家のはずなのに、間取り云々の前に家としてはあまりにもしょぼい。日本映画に出てくる旧家といえば奇しくも石坂浩二主演の「犬神家の一族」のような感じを想像するのだが。
こういったツッコミをいちいちしていくと、ストーリーが破綻していても結構楽しめる。
佐藤二朗の怪演は見ものであるが、エンドクレジットで石坂浩二が出ていたのに気づいたくらいなので、配役を十分に活かしきれていないように感じた。
よく尺を伸ばしたね
youtubeのやつしか見てないんだけど原作はもっと長いのかな?
内容は原作からして面白くはないので、
お察しだがもう少し家を掘り下げたほうがよかったんじゃなかろうか。
原作はもう少し間取りを掘り下げてたから面白かった気がしたし。
①左手供養のルールがガバガバで形骸化しているところも気に食わない。
「日の当たらないとこで育てられた子供が儀式を実施すること」
後半で頭首が手首持って行ったけどええんか?
もう儀式は形骸化して左手持ってくればええんか?
祭壇に押しつぶされてたし、ちょっとおかしくなってたんだろうな。
そういうことにしとこう。
②チェーンソーババァの諦めがよすぎる
脱出時にチェーンソーもって追いかけてくるが
チェーンソー引っかかっただけで追いかけてこなくなった。諦めよすぎんか?
それとも死ぬまで引っかかったチェーンソー引き抜こうとしてたんか?
後から通りがかったであろう頭首がチェーンソー引っこ抜くの手伝ってやれよ。
③村の連中が節穴
外で待機してた村の連中が異常を察知して、
本家へ乗り込んでくるが主人公一行が隠れている隠し通路を探さないのが気に食わない。
え?なんなん?お前ら隠し通路知らんのん?
外に待機してる連中は村八分にされてる連中なんか?
儀式を本家地下で行うんだから隠し通路、地下祭壇は周知の事実やん。
それをなんらかの異常察知して本家へ乗り込んでるのに
部屋をグルーっと廻って、おとなしく出ていく。。。馬鹿かこいつら
お前らが察知した異常はなんだったんや。なんで入ってきたん?
ウォーキングなんか。運動不足解消なのか?
「外で待ってるの暇やから本家の中ウォーキングしたろ♪」とか思い立ったんか?
10数人家の中入ってきてスーーーっと出てくのはコメディとおりこしてホラーだわ。
④驚かせようとしすぎ
なにかと大きい音、突然の出現で驚かせようとしすぎ!
それはホラーじゃないのよ。ただのビックリドッキリなのよ。
演出家はホラーとドッキリをはき違えてると思う。
⑤主人公の家謎すぎ
最後、家の奥ってか壁の向こうに何かしらの死体的なサムシングがありそうな感じで終わりましたが、なんなん?
主人公って家を掃除しないタイプ?気づかん?
カーテンめくったら蛆とか沸いてましたけど、カーテン向こうには出てこないタイプの新種の蛆なん?え、何年住んでるのその家。
総じて面白くない映画だったわー。前半眠かったし。
おそらく不満な部分は映画オリジナルなんだろうな。
だってあんなに人気の変な家がこんな退屈な内容なわけないもんね。
原作改変って怖いね。
まあ、ストーリーの大筋も面白くはなかったよ
取ってつけたホラー
姉を探す妹の行動自体も、なぜ母親に本家のことを聞かないのかなど、色々ツッコミどころが多く、取って付けてただ怖がらせるだけのホラー感が否めなかった。
佐藤二朗氏の演技だけは、唯一不気味さを醸し出していてよかったが…。
更に客層が若いからか、右の子は携帯をいじって光を発し、左の子たちはぺちゃくちゃ喋っているという状況…💧
流行りの映画というのも、人を選ぶなと感じる作品だった。
原作の良さが引き出せていない。
映画料金が値上がりしている昨今、これはお金がもったいなかったかも…。
小説が面白かったので期待しすぎたのかもしれません。
ちなみに原作→YouTube→映画の順で観ました。漫画は未読です。
そして映画は導入くらいから不法侵入するくらいまで寝てました。なので信用性の高い評価ではないことをご了承ください。
雨穴さんの小説が"原作"というより"舞台"になった、くらいの感覚で観た方がいいですね。
わざわざ原作と映画で結末を変えた意味も、ラストで雨男の部屋を変な間取りにする意味も、慶太の生死を濁す意味も、最後に姉の独白を撮影していた意味も、母と姉が意味深な会話を交わす意味も分かりません。
『変な家』
それがこの話の主題です。
この映画ではそれが表せていません。
原作の"変な"の意味は、「隠すために変にならざるを得なかった、通常なら意味のわからない、でも何か理由があるからこそ変になってしまった家」という意味でした。
映画の"変な"の意味は「こんな意味のわからない家、嫌だよね。ヤバーい」みたいな、なんというか語彙力のない意味でした。
スタートが違うのだから全て同じわけがないのですがね。
私は本には本にしか出せない良さ、映画には映画にしか出せない良さがあると思っています。
それが引き出せていない作品だったと思います。
やはり、実写化は反対です。
YouTube→小説→映画の順で観ました。
もともとYouTubeの変な家を雨穴さんがあげた動画で拝見しておりました。
そこからメディア化するということで、小説、漫画も拝読していてあの独特な世界観、突飛な推理がそこまで突飛に感じなくなって、背中がぞくぞくするのを楽しみに映画に行きましたが…え、、、ミステリーじゃなくて、微ホラー映画になっていて、雨穴さん役の雨男さんが全然推理出来ないし、更にはいきなり部屋に視聴者さんをあげる阿呆になっているし、、、
すべての推理は栗原さん任せ、、
原作のこう考えるんですけど、栗原さんどう思います?みたいな掛け合いが好きなのに……
原作との大きな違い
手紙ではなく主人公たちが実際に本家に赴く。
犯人と結末。
劇中は「いやいや、そうはならんやろ」っというツッコミが炸裂する内容でした。
終わり方もミステリーではなく微ホラーであなたも変な物件に住んでるかもね?みたいな
原作(小説)のように納得出来る最後では全くなくて不完全燃焼です。
これはメディア化失敗ですね。
原作読んだ方は見ない方がいいかも、、
原作を読んでから鑑賞しました。
雨穴さんはYouTubeでずっと見ていたので大好きで
小説も面白く、映画化すると聞いてから楽しみにしていました。
ですが、映画の内容はホラーでした。
話の設定も原作とは全く異なり、キャラクター設定も異なりました。
ホラー映画が好きな方はおすすめです。
少し面白かったのは、間宮さんたちが隠れている時に高嶋さんがドアを破った瞬間に3列ぐらい前にいた人たちがひゃっ!と驚いたと同時にポップコーンが落ちたらしくクスクス笑っていました。
映画の最後でもみなさん失笑気味でした。
原作読んでも観に行きたいと思う方は
小説とは別の作品であること、ホラー映画であることを理解した上で見てみてください。
激辛だけどコクがない
ビビらせ展開が多すぎだと思いました。個人的にいきなり大きな音とショッキングな映像を差し込んで有無を言わさず人をビビらせるやり方は、技術とすら呼べない簡単な手法だと思ってますし、それはピンポイントで機能させればストーリーのアクセントになるかもしれませんが、あたかもそれがメインの味ですよといわんばかりに、多用されていて、ただただ心臓に悪いです。あと原作の一番の見所であった二転三転する謎解きは申し訳程度といった感じでした。
おばけ屋敷が好きな人には、向いてるかもしれない映画…というかもうおばけ屋敷です。なのでしっかり映画を観たいマインドの時や、ミステリーに浸りたいマインドの時より、瞬間的な刺激が欲しいマインドの時に観る方が良いかもです。
原作ファンはガッカリするかも。
原作ファンです。
原作とはかなり内容が異なります。
じわじわと迫るミステリーメインのホラー映画を期待していたのですが、実際はB級ホラー映画といった印象をうけました。
前半は原作の影があり、おもしろかったです。
後半はまさにB級ホラーといったかんじです。
家に侵入するシーンや幻覚剤のくだりはちょっと無理があるのでは。と感じた。
チェンソー婆さんが出てきたときには思わず笑ってしまった。ガッカリです。
映画脚本が難しかったのですかね。
雨穴さんのファンで事前広告も見て公開を楽しみにしていましたが裏切られた感があります。
後半からグダグダ。ホラーにしてるのですがコントかと思いました。
ホラーと言ってもジャンプスケア(シーンとさせておいていきなり大きい音を出して驚かせる手法)でビックリさせてるだけです。他のレビューで「ビクッとしました」ってのがそれだと思います。驚いた方も気付かないのですがストーリーが恐いので無く音が恐いだけです。もちろんジャンプスケアを使うのはいいですが3回以上も使うのは安易と言うか楽し過ぎです。
「カメラを止めるな」の前半20分の方が余程恐いです(笑)
原作と離れるのは予想出来ましたがミステリーで無く変なホラーとは。
雨穴さんはよく許したなと思います(まだ意見言える立場では無いのでしょうね)。
他の人の映画脚本でパート2サスペンス仕上げでリベンジを願いしたいですね。ホラーでデカい音出すだけの仕上げは勘弁して欲しいです。
中高生は楽しめるかも。20代前半とかまで。
30歳以上で面白いと言う層はいますかね?
40,50代は??60代は??
興行収入としては中高生がかなり多く見てるようですから成功でしょう。
佐藤二郎さんに助けられていると思います。この映画の全てを持っていってます。
他の佐藤二郎さん主役の映画を是非見たいと思ってしまいました。
オカルト映画でした。
原作未読です。
前半、変な家の仕組みを考察していくあたりまでは結構面白かったのですが、その結末がオカルトで、興ざめしました。片淵家の展開が荒唐無稽。
二桁人数が同じ場所で行方不明になっているのに警察その他誰も動かないとか、住民皆で殺しにくるとか、子供の学校どうしたとか(市子を観たせい)、はっきり言って興ざめ。
最後、雨宮の家に死体がってこと?臭いで気がつくだろ。
映画化するにあたっての改変はアリ派ですがこれはちょっと…
原作小説とは違う展開となっております。
片淵家のお家騒動が簡略化されて薄っぺらくなった印象。付け加えられたホラー演出もどこかで見たような陰気な村人、おそろいの変な仮面。何故松明?笑。桃弥は姉夫婦の家で部屋から出られなかったとはいえ養父母に愛されて育っていたのなら、東京の変な家についていたあの爪痕はなんだった?唐突なチェーンソーババアなど。
気になる点が多すぎました。
結果、ミステリー変な家の映像化作品としても楽しめず、ホラー映画としても楽しめず。
雨穴さんの作品はご本人の記事と小説と、YouTubeのチャンネルが至高であり他人の手を入れないほうがいいと感じました。
役者は良かったので星ひとつプラス。
原作ファンは絶対に観ないでください
原作ファンで非常に楽しみにしていただけに非常にがっかりです。
まさに原作レ◯プと呼べる映像作品です。
あの良質なミステリーがまさかのアクションホラーファンタジーになってしまいました。
これほどまでの改変をするのであれば、原作ではなく原案とすべきではないでしょうか。
正直、制作陣に作品をきちんと読んだ方や原作に対する愛がなく、集客のために名前だけ借りたのでは?と思わせるほどです。
特にこの作品における最も核心部である左手供養の儀式を血縁の男児が行う部分をあのように改変してしまっては、もはやプロットに矛盾が生じており、興醒めしてしまいます。
不必要なアクションやホラーシーンで誤魔化せると安直に考えたのであれば、観客をバカにしてると言わざる得ません。
そもそも原作の読者層ではなく俳優のファンや単なるホラー映画を観たいだけの観客を狙っているとしか思えないほどの出来で、B級ホラー映画感に鳥肌が立ちます。
映画のセリフに倣うなら良質なミステリーである原作を生み出した雨穴さんに、監督や脚本家、プロデューサーは迷惑料を払うべきでしょう。
邦画の存在意義はなんなのか?を深く考えさせられました。
原作自体が派手なシーンはなく2時間に収める映像化は極めて難しかったので仕方ないと制作陣は言い訳をするでしょうが、誰も得しない映像化をここまで無理してやる必要はあるのでしょうか。
俳優や多数のスタッフに罪はありませんが、なぜ誰もこの作品の仕上がりで公開するまで止めなかったのか不思議でなりません。原作作品に対する愛があってこその映像化だと思いますが、その愛が感じられなかったのが残念になりません。
ミステリーにしたいのかオカルトにしたいのか
主人公がマネージャーが購入しようとしている違和感のある家の間取りを見せてもらったところから始まる
殺人が行われていたと思われる推理(妄想?)から徐々に真相に近づいて行く
始まり~中盤まではミステリーもののホラーかと思っていたが中盤~終盤にかけてがオカルトに近い
つらつらと書いていたら長くなりそうなので自分が気になったところを要所要所書いていく
・柚希の母親がなぜ主人公雨宮の家を襲撃できたのか
→中盤辺りで主人公が自宅を停電させられ、その後謎の人物に襲撃を受ける。
マネージャーと栗原が帰った後の出来事なのだが、母親はどうやって雨宮の家を特定したのか?
あと襲撃するにしても、停電を起こすには家の中の(主に玄関付近の)ブレーカーを落とす必要がある
マネージャーは背後から奇襲して幻覚剤ぶち込めばいいだけの話だが、家の中の人間を襲撃にするには不可解な点が多い(旧式の鉄製扉は開閉するだけでそこそこ音が出る。ひっかき音にすぐ気付く主人公が気付かないはずがない)
・なぜ物件管理業者を仲介して物件を散策しなかったのか
動画配信者が動画を撮影するために物件へ侵入するにしてもある程度管理会社への連絡義務が生じるのではないか(下手すると不法侵入で逮捕される)
「分からないようにしていた」と言っていたが昨今のネット民の検索力がハンパないのである程度バズっていたなら物件情報も特定されているはず
視聴者から管理会社への通報もありえるし、管理会社の人間も同行の上でなら安全も確保される
仮に殺人が行われていた家だったとしたら裏世界の人間(ヤ〇ザ関係等)が家を見張っている可能性もある
安全を考慮するならばもっと手順を踏むべきだった(映画なんだから と言われたらそこまでですが)
・片淵家の左手供養のための裏ルートが雑すぎる
本家の仏壇裏の隠し通路奥に子供の軟禁・左手供養仏壇の設置がされている
ここまではわかる
あの一帯の山々や業者が片淵家関係者で統一されているのならわざわざ本家に隠し通路を客間に繋ぐなどしなくても、どこかしらの納屋に監禁して殺してバラしたらいい
そこそこの広さの客間故に、殺した後の血しぶきや流血の処理が相当面倒なはず
事件後のニュースで火事現場から複数の遺体が出てきた と流れていた
一帯の山々が片淵家の所有ならなおさら死体の処理もある程度完璧にしていた方が今後の左手供養を行う手間が省けるのに
・終盤、主人公を撃とうとする清次を頭首が斧で襲って左手を回収していくのだが、詳しい内容が本編で語られなかった
今にも頭を吹き飛ばされそうな主人公を助けたのは頭首
その直前まで「家を継いで金を全て自分のものにする」と豪語していただけに清次がぶっ殺されて左手を持っていかれる理由は分かる
ただ、凛とした表情で斧で頭を勝ち割って淡々と左を回収していく様はある意味ギャグなのかと思った
「こんなやつに片淵を継がせるか」などと怒りを露わにして「左手は揃った。お前たちは用済みだ。消えろ。もう二度と踏み入れるな」とか主人公一向に投げかけてくれた方がお株爆上がりだったはず
・チェーンソーおばあちゃんがマジで謎
主人公と脚を負傷した栗原を追いかけて襲ってきたおばあちゃん
終始うわごとを言いながら狂っている様子だっただけに現代利器のチェーンソーを振り回して襲ってきたのは頭首同様にギャグかと思った
主人公達に振りかぶりに行くまでは結構動きが機敏だっただけに、重さでよろけたのか歳のせいで狙いが定められなかったのか ヨロヨロと動きが不安定になったのは違和感
・幻覚剤の出どころが分からん
片淵家が昔からヤベェ家なのは分かるんだけど、特に麻薬栽培をしている描写もなく母親も片淵家から離れたところに住んでいるのになんで幻覚剤を持っていたのか
・片淵家の周囲の家の方々が無能すぎる
主人公一行が本家から出ようと画策するのだが、家の外から多数の仮面をつけた人間が襲ってくる
隠し通路に隠れるのだが、彼らはなにも聞かされていないのだろうか?
数分探したのちにどこかに消えてその後も一切登場しない
通路を塞いで車の逃走経路を塞いだり、本家から出た後に「いたぞ!あそこだ!」などと言って追いかけてくると思いきや出番終了
思い返したらもっとありそうだけれどツッコミどころはこのへんで
個人的に良かった点は
・母親が実は左手供養二人目の片手を本家に送り付けていた
最後頃、ホームレスの炊き出しを脇目に姉と母親が「今年の左手供養はどうしよう」「私に任せなさい」という会話をしつつホームレスを見る
母親がホームレスの炊き出しボランティアをしている紹介があったシーンで『こんな慈善事業、なかなか出来ないからなぁ。聖人なんだろうな』と思っていたらまさかの『ホームレスは左手供養の犠牲者にしてる』という隠喩
そこまで"2人目の左手は誰が誰を犠牲にして本家に送り付けてきたのか"が謎だっただけに解決しつつゾッとした
というか、母親も姉も洗脳は解けているはずなのに左手供養という迷信儀式が根付いているせいか、なんの抵抗も感じず続けようとしている辺り"片淵家は狂っている"と再確認させられて怖かった
・謎の間取りの家を解明するという導入
昨今のミステリーでは「呪いや謎に首突っ込んでいって被害に」という導入が多いが、「この違和感なんだ?動画にしてみよ」からの関係者や専門職の参加で徐々に謎への追及がされていくのは面白い
Twitterで漫画の方を少し見て続きが読みたいけど実写化があるからこっちで見ようと思ったのがきっかけだったが、まさかの呪いを鎮める為に殺しやってるオカルト田舎権力家の独断殺人という終わりに落ち着くと思わなかった
結局のところ、呪いと言われていた左手がない幼児の出産が左手供養の始まりとされていたが『仮に片手供養をしなかったら本当に左手のない幼児が生まれてくるのか?』を実験しなかったのが片淵家の落ちぶれた理由だと思う
日本の呪い系ホラー邦画は基本的に「呪い最強!絶対ぶっ殺す!一時的に無力が出来るけど解呪できません!」タイプと
「解呪可能だけど道中手順踏むまでにぶっ殺しまくる!」タイプと
「呪いは迷信だけど人間の狂気に浸み込んで勝手に狂って殺し合いしてる」タイプがあるんだけど、この映画は3番目
海外のホラーゲームで「娘が呪われていると勘違いして霊媒師(詐欺師)に頼って全財産むしり取られて妻とも疎遠になって、最終的に娘をインチキ除霊で殺した」って内容のがあるんだけど、それに近い感じ
呪いは怖いけど、一番怖いのは人間の狂気 生きているだけに何をしでかすか規模が計り知れないのが本当に恐ろしい
雨穴さんに平謝りしてゼロから作り直しが必要なレベル
雨穴さんの作品が大好きで本が出る前からYOUTUBEでよく見てました。
あえて書籍版を読む前に見ましたが、雨穴さんをまったく知らないど素人が想像だけで作った映画かと思いました。
伏線は破綻しているし、緻密に考えられた伏線を下手に改変するから展開に無理やり感があるし、B級ホラー洋画みたいな安っぽくて不自然なびっくり要素入れてくるし、こんなの雨穴さんらしくないと思いながら観てました。
雨穴さんのよく練られた伏線と、お化け的なあからさまなホラーではない、日常に潜むあれ?言われてみればなんかおかしい?みたいな違和感から生じるゾッとする感じがまるでない...
極めつけの最後、大して広くない住んでる家の壁に不自然にカーテンかかってて壁の下に空間があるのに気づかないことなんてある?
無理やりのこじつけ設定がお粗末すぎました。
小説にないオチを才能のない人が思いつきで無理やりくっつけたようです。
後で原作小説読みましたが、全くの別物です。
原作小説は本当によくできていて、すべての伏線が最後に一つの結論に辿り着き、どの伏線にも納得の理由やギミックがあってなるほど!となります。
この脚本家さんや監督さんは雨穴さんの動画も小説も全く見ておらず、人気の理由・魅力も1mmも理解せずに作ったとしか思えません。
名作を無能が勝手に改変して駄作に作り替えた罪があると思います。
原作があるものは原作に忠実に作ってほしい。
唯一いいところを上げるとすれば、映像はきれいでした。
変な映画…
漫画原作「変な家」は、ミステリーの要素がメイン。謎解きをするように「ああ、だからここに窓はないのか!」みたいな。なのに、映画はホラーにしてしまっている。しかも、このホラーが猛烈につまらない。よくある田舎の古民家に行って、村中の人々が襲ってくるとか。しかも、この村人たちが襲う理由もないし。。
「セクシー田中さん」騒動がある中で、よくぞ脚本家はここまでの原作冒涜ができたものだなあ、と。で、映画中に出てくる悲劇の女性の名前が、脚本家の苗字と同じ。せこい売名しているなあ、というのが最後の感想。
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