変な家のレビュー・感想・評価
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何の信憑性も説得力もない設定が失笑を誘う
序盤のいかにもオカルト風の雰囲気から、家に取り憑いた悪霊とか呪いとかの話なのかと思っていたら、あれよあれよと「八つ墓村」のような田舎ホラーになっていく展開に驚かされる。
ただし、田舎の因習や排他性などが浮き彫りになるようなテーマ性はこれっぽっちもなく、ここで語られるのは「左手供養」という訳の分からない儀式ばかり。
しかも、この儀式が、いみじくも、主人公が「そんな馬鹿げたことを信じるのか?」と叫ぶとおり、何の信憑性も説得力も感じられないシロモノなので、まったくと言っていいほど物語の中に入り込むことができなかった。
そもそも、左手のない子供が生まれることが「祟り」であるはずなのに、どういう理屈で、男の子に10年間も日光を当てず、しかもその子に3回も人を殺させて、その左手を切り落とすということが、祟りを鎮める儀式になるのだろうか?それ以前に、健常な男の子が生まれてきた時点で、祟りはなかったと判断できるのではないだろうか?
薬を使って集団催眠をかけているといった説明もあったが、それにしても、こんな筋の通らない話が何代にも渡って信じられ、殺人が繰り返されてきたという一族の歴史も、高校生の時から親戚に拉致監禁されていたという瀧本美織演じる姉夫婦のエピソードも、とてもすんなりとは受け入れることができない。
クライマックスの儀式のシーンのお粗末さや、主人公に銃口を向けた男がなかなか引き金を引かないまま殺されてしまう間抜けぶりは、まさに失笑ものだが、通路だと思っていた空間が子供のためのシェルターだったことや、儀式のために母親がホームレスを殺していたことが判明するくだりに、何の感動も驚きも感じられないのは、やはり、現実離れした突拍子もない設定のせいだろう。
何よりも、いかにも面白くなりそうな「家の間取りの違和感」という着眼をまったく活かすことができなかったのは、残念としか言いようがない。
うーん
原作のユーチューブの動画と小説は見ていない状態で見た。
間取りの違和感や推理は面白かったが本家に入るパートからは話の展開がチープに感じた。正直に言うとネット発の怖い話を読んでいるような気分になった笑
また、最後に主人公が自分の家の間取りにもおかしな部分があることに気づくという終わり方だったがそこも普通すぐ気づきそうなもので子供騙しのようなくだらなさを感じてしまった。
原作の動画は映画のあとに視聴したが面白かった。小説の方は読んでいないがそちらは評判が良いので小説を読むとまた印象が変わるかもしれない。
原作を期待して見た人はガッカリするかも
僕は原作を読んでから見に行ったのですが、静かに怖がらせてくる原作と違って急にビックリさせられる要素が多く、どちらかと言えばサイコホラーに近い作品でした。原作と映画ではハイキュー!!とチェンソーマン位の差があるので覚悟した方が良いです。俳優さんたちの演技はとても良かったです。原作の要素が少し入った別物だと思って見た方が良いです。
同じような役柄で他の映画にも出ちゃっているので、それを観た人は瞬間的に犯人がわかってしまうよね
2024. 3.16 イオンシネマ京都桂川
2024年の日本映画
原作は雨穴著作の同名小説
ある見取り図に興味を持った動画配信者がその間取りの謎に翻弄される様子を描いたホラー映画
監督は石川淳一
脚本は丑尾健太郎
物語の舞台は都心のどこか
雨男と言うハンドルネームで動画投稿をしている雨宮(間宮祥太朗)は、ある日、マネージャーの柳岡(DJ松永)から「引越し予定の部屋の間取り図」を見せられた
柳岡は「なんか変なんだ」と言いつつも、その違和感に気づいておらず、そこで雨宮は知り合いの建築家・栗原(佐藤二朗)にアドバイスをもらうことになった
栗原は二階にある子ども部屋の奇妙さに言及し、二枚扉で窓がなく、備え付けのトイレの存在から、この部屋は子どもを外部から隔離するためのものではないかと推測する
その後、再び見取り図をつぶさに観た雨宮は、一階と二階を重ねることで、台所の横にある奇妙なスペースが、二階の子ども部屋の棚の部分を一致することに気づく
さらに一階の台所のスペースは二階の浴室の下まで伸びていて、このスペースを使って「子ども部屋から外に出ることなく浴室に行けるのでは?」と言う仮説を立てることになったのである
映画は、それをネタにして投稿したところ、柚希(川栄李奈)と言う女性から反応があるところから動き出す
彼女は「夫が死んだ時に住んでいた部屋に似ている」と言い、その奇妙な一致からある想像を駆け巡らせていく
そこで雨宮は柚希とともにその変な家を訪ねることになったのである
映画は前半ミステリー、後半ホラーと言う感じになっていて、そのジャンルチェンジを許容できるか、と言う感じになっていた
前半は現代的な住居の不思議な空間からその家の過去を紐解いていく流れになっているが、後半では同じような不思議な空間がある古風な邸宅が登場する
そして、明治時代からその家だけで行われてきた「左手供養」と言うものの影響で、あの家が生まれたことが仄めかされるのである
映画は、古い慣習系ホラーで、前半は「事故物件」を調べるミステリーのようなテイストになっていて、いくらなんでも話が変わりすぎだろうと思ってしまう
個人的には「片淵家を観た瞬間」に「これ、あかんやつや」と思って、「ひたすら過去を語るだけの映画」に辟易していた
ホラーとしても、FPS的なスタンスで「視界の悪さ」と「突然出てくる遺影」みたいなもので驚かせて、左手っぽいオブジェで怖がらせると言う手法になっていた
確かに怖いとは思うものの、総じて「怖いのは洗脳された人間」と言うスタンスなので、黒幕以外のキャラに怖さを感じない
低年齢向けのデートムービーのような感じになっているので、妄想女子と客層が被らないので保っていると言う感じになっているように思えた
いずれにせよ、基本的に回想録で出来事を延々と喋る映画なので、ほとんどオーディオブックのノリに近い印象があった
怖い映像がダメで目を開けていられない人向けの親切設計で、ほぼ全てのカラクリを知っている人が説明していくと言う流れなので、ミステリーっぽさもほとんどない
現代の建築で、あの建物を建てた人が何を思って建てたのかはわからないが、おそらくは片淵家の中に設計士とか専門の人がいて、それを施工したのも関係者と言うことにでもしないとおかしなことになってくる
さらに近隣住民(しゅはまはるみ)が「見知らぬ子どもがいた」と言うだけで盗撮して、しかも姉妹の関係性を知っていたりするので、その辺りも全部グルと言うことなのだろう
そのあたりの未解決を残したまま、なんとなく雨宮と柚希が良い感じになる邦画ホラーあるあるがぶっ込まれるので、そのあたりを楽しめる人向けと言うことなのだと感じた
YouTubeの方が面白い。
間取りが変ということから、真相を追求する話。
最初の30分は良かったんですけどねぇ…
後半になればなるに連れて、物語が破綻し、意味不明でついて行けなくなる映画でした…
うーーーーん
書籍化する前、雨穴さんのYouTube動画のときが1番面白かった。あの不気味な風体で可愛い声で突拍子もない「間取り」ミステリーを語るのが最高にわけわかんなくて傑作だった。
書籍化したのを読んで、なんか文字で説明されると面白さが半減するなぁ、漫画みたいで読みやすいけどイマイチかも…と思っていましたが、さらに映画化で本筋に必要ないホラー要素とか、佐藤二朗のクセとか、撃つ前に長々と喋るくだりとか、粗さが目立って興醒め。知り合いの小・中学生男子はどハマりしたみたいなので子供向けなのかな?
一周回っておもしろいけども
序盤は結構びっくりさせてくる系のホラーだったけど、どんどん雲行きが怪しくなってきて、最終的にはよくある因習村っぽいワーキャーで終わってしまった。
仮面がいっぱいのシーンがみんな変な声出しすぎてて笑った。
原作も
原作も話題につられ読んでみました。
間取りが変だよねと言うところまでは
興味を持ちましたが
突然に「人殺しのための…」と始まり
間取りのやり取りは最初だけ
中盤以降は間取り関係なしの
洗脳された頭のおかしな村の話
映画ということでどんなふうにn
なるのかとみてみましたが
そのまんまでした
ミステリーというより
ホラーのような描写が多く
謎解きやミステリーだと思ってみた人は
がっかりすると思います。
俳優さんをたくさん集めていますが
脚本や原作がガッカリな映画でした。
正直、期待し過ぎちゃいました。。。
公開当時観客動員毎週1位を獲っていた印象で、それを報じていたネット記事にためし読みのリンクがついていて興味半分で途中まで読んだマンガ版や、本編の予告編もおもしろかった記憶がありましたが、アマプラ解禁で観ることができました。
冒頭のナレーションによる前フリに「ん?原作読んでないけどだいじょうぶか?」みたいな気持ちにさせられましたが、全然大丈夫でした。
前半は間取りによる謎解きに新しさも感じてワクワク期待しながら観れたのですが、「左手供養」のワードが出た辺りから、雰囲気やキャストも含めて横溝正史風にガラリと展開。
母方の実家が農家の旧家だったんで子供の頃遊びに行くと夜とかちょっと恐かったことなど思い出したりして決して嫌いじゃないんですけど、前半とのギャップがあまりにデカ過ぎ、ミステリーというよりホラーへ作品的にも別物になった感覚さえ受けました。
「お姉ちゃん、旦那のことはええんかい?」と思ったら遺体が見つかってないなど謎を残すところとか、高嶋政伸さんや根岸季衣さんの不気味な演技や、とにかく怖い仮面などええ味出してたところもあるのですが。。。
また視聴者を大きい音で時折ビビらすためでしょうか、全編通してキャストの声がちっちゃくて聞き取りづらいのも残念でした。
過ぎたるは及ばざるがごとし。やっぱり観る前に期待し過ぎるのは自分でハードルを上げることになるんでダメですね。。。
あなたには、この間取りの異常さがわかりますか?
感想
YouTube再生回数2000万回超えゾクっとミステリー誕生
この家、何かが、変、ですよね?
間取りには、必ず作った人の意図が存在する。
そこには、むやみに触れてはいけない人間の闇が見えることも…
これ以上踏み込めば取り返しのつかないことになるかもしれません。
それでも、この秘密を覗く勇気がありますか?
原作は未読です。面白いか面白くないか言われると…変な映画でした、おすすめもできないです笑
途中何度も観るの辞めようかと…笑
前半と後半で全く雰囲気が変わります。
仮面だけが怖く、やばい一族です。
ラストは今年の左手供養は生活困窮者で代用すれば大丈夫、雨男の家のカリカリカリカリ…
あなたの家の間取りは大丈夫ですか?
※左手供養
※チェーンソーお婆
まだ続くのかな(O_O)
“変な間取り”のテーマに惹かれたので、間取りについて、もっと深掘りして展開して欲しかったです(o_o)
ちょこちょこ驚かすよりも、変な間取りについての伏線を作りながら徐々に真相解明して実は・・・的な展開がほしかった(o_o)
お母さんまだ続けようとしてない∑(゚Д゚)?!?!?
クソ怖ぇ
原作とは全然違う。なんか柚希のお母さんが能面みたいなお面をかぶって雨宮に対して警告を出したり…とか雨宮が片淵家の実家に行って捕まってしまったり…など怖い。しかも全体的に暗くて怖さ倍増…映画館で見なくて良かったような気がする。見たら絶対寝れなくなってしまう…
何だかなあ
ガッカリ度では今年一番でしたかね
変な間取りの家の謎を解析しそこには意外な真実が・・
みたいなストーリーを予想し中盤まではそんな感じで進んで注目してましたが最終的にはホラー映画みたいな終わり方になってしまった
今年の邦画実写映画で1位と聞いていたので嘘でしょ?と思ってしまった
ワンアイディアの限界
小説の面白いところは、気になる家の間取りという、一つのアイディアを膨らませ、じわっと読んでて怖いのが面白い、ただこれを映画にすると物足りなくなる。字は読めないからね。だから色々肉付けして話を膨らませるのだが、この映画はその膨らませ方が中途半端だ。ホラーなのか親子の悲しくも優しい物語なのか、あるいは何も無いのか、方向性があやふやだから、左手供養の呪いもよくわからない、なぜ妾に恨まれた呪いを他人の左手を供養するのと救われるのか、その霊媒師がちゃんとしているのか、膨らませた方が面白いと思う、そうなると完全なホラーになってしまうけど、そうしなかったのはやはり中途半端だからだ、確かに、音と映像で怖さは演出できる、しかし本当に怖いのはいつも人間であり、それがおざなりだと興醒めだ、ハッキリ言うと後半は笑うしか無いくらい馬鹿馬鹿しかった、
祖母はチェーンソー、祖父は意味不明で、叔父は金のため、しかも自分のことをちゃんと狂ってると認める、なんだこれは、軽すぎる、人間を舐めている、私たちは狂っている的なことのイメージでしか無い。それでは何も得られない。
横溝正史の世界だとかいう話もあるけど、これはそこまで人間を描けてない、あのどうしようもなく気持ち悪くて、理不尽で旧時代的な背景の表現では無い。それをライトに真似したトリックの世界観のさらに上澄みでしか無いのだ。
下手にホラーに手を出すと末代まで呪われてしまうという話ですね。
これ書いててゾッとしたので、あんまり書きたくなかったけど駄文の供養と言うことで、少し胸がスッとしたので今日は昔の傑作jホラー観て完全にこのムカつきを流したいと思う。
想像と違った
何やらすごい怖い、1人で見にいくのはおすすめしないとかTwitterで見て興味が湧き映画館へ出向きました。
作品鑑賞時は原作未読、動画未視聴の状態で鑑賞
鑑賞後に小説は2と共に読破、動画も視聴
怖い話を読むのが好きなので、私は鑑賞前小説のような感じだと想像して見ました
しかし結果はただ物音などで驚かしたりするよくわからない映画でした
あまりのつまらなさにもう記憶から消えかけているのでうろ覚えですが、例えば襖をいきなり勢いよく開けたり、主人公と共に行動する女性が実は既婚者ではないと判明するシーン
後々悪者ではないと分かりましたが、何故判明するシーンの時まるでいかにも悪者に見えるように演出?をしたのか謎
他に見てた客に小中学生がいましたが、その子らは襖を勢いよく開けるシーンで「ひゃっ!」と声あげて怖がってて?可愛かったですね
前半はまだ良かった、後半に向かうにつれどんどんよくわからなくなっていき鑑賞前に買ったポップコーンMサイズを食べるのに夢中になりました
しかも学生をターゲットにした作品だからなのか、もちろん学生がたくさん来ていてEDの時あともう少ししたら終わりなのにスマホの電源付けてて民度は最悪
良いところを述べたいのに、悪いところしか出てこない
しかし鑑賞後このモヤモヤを少しでも晴らす為に、本屋で小説の方の「変な家」を購入
帰宅後さっそく読んでみたが、こちらの方が分かりやすい。モヤモヤが一気に晴れました
小説未読の状態で映画を見た方で私と同じような気分になった方は、小説を読むことをお勧めします
これはいったい?
原作は触りだけ見ていて、面白そうと思いレイトショーに足を運びました。
公開されて10日くらい、平日の夜、思ってたより人多いなぁ、てか若い人多いな、珍しい!という印象。
ミステリーと聞いてワクワクしながら見てると、、ミステリー、ミステリー?これはミステリーなのか??
驚かす系のホラーか?うーん、、
どうも私の肌には合わない様でした。
ホラーは元々あまり見ないのですが、ホラーというか、ビックリさせる感じでどうもピンと来なかったです。
展開も描写も雑に感じてしまって、どうも楽しむことができなかったですが、出演者の方々はまぁすごい!
石坂さんすげぇぇ
高嶋さんこぇぇ
佐藤さんマジメだと違和感笑
川栄さんかわぇぇ
間宮さんメンタル強すぎるけど、この人何も解いてない笑
って感じでした。
原作と違うと他の方で見たので、逆に原作見たくなりました!
とんでも、ホラー映画
なんじゃこの、ありえねー的連発のホラー映画は? もう無茶苦茶なストーリーに辟易だわ。
「変な家」のタイトルは間違えでしょ。「変な人達」のストーリーやん。
不気味な仮面は気持ち悪いし、オープニングやラストは、大学生の自主映画並みの演出でなんじゃこれ感が増幅した。
サスペンス物の展開を期待したが、ダークな画面と驚かしショットの連続で、ガッカリ。
それにしても、ここでもまた不気味な役の斉藤由貴やったな。
カメラワークがいいB級ホラー映画
怖いところはとにかく大きい音でゴリ押すだけ。最後のよくわからないシーンがありエンドロールの後に結末があるのかと思ったが無くかなりがっかり。ただただ長い音楽を聞かされているだけだった。お金を払って寝るなら家で寝るほうがマシ。もし2があるならちゃんと怖がらせてほしい。
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