変な家のレビュー・感想・評価
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『変な家』の実写…?
原作は物語が進んでいくにつれて段々と恐怖のタネ明かしがされる面白さがあるホラーだけれど、映画の方はバーンッと驚かせてくるよくあるホラーにされていたのが残念でした。ストーリーがかなり変えられていましたね。なので実写化と言われるとそれは違うかな?という印象です。
雨男もなんかチャラいし。キャラクターの性格が全然違うのが嫌でした。栗原さんを極端に変人、という風にされてたので悲しい。
ただ後半のチェンソーおばあちゃんは面白かったし、驚かされるシーンもびっくりしたので1.5です。
なんでこうなったのか…
いや、ホントなんでこうなっちゃったのかな…。
いきなり村ホラーっぽくなるのは、小説版読んでいればまあそうだよなってなるんだけど、それにしたってこんなびっくりホラーにする必要ないでしょう…。
これ、一応原作は「不動産ミステリー」であって、ホラーカテゴリではないんですよ…。
それがいきなりばあさんが変な大音量しゃっくりでビビらせてきたり(そんなシーン原作にないです)、あげくにそのばあさんがチェーンソーで襲ってきたり(そんなシーン原作にないです)、しかもそのシーンは特に伏線とかではなく一瞬で終わるという…。本当に鑑賞者を驚かせるためだけのびっくりホラーになってしまっている。
もうコンセプトが全然変わってしまっている…。
ホラー撮りたいなら、ガチのホラーの作品を原作にするか、オリジナルにしてほしい。原作がそもそもそこまでホラーじゃないので当たり前だけど、ホラー作品として見ても中途半端です。
ツッコミどころが満載で楽しめますね
原作について、視聴後に確認したところ、ミステリーであることがわかり驚愕。出来の悪いホラー映画を見せられている気分であった。
原作を斜め読みした限りでは、原作に準拠すると、映画化できないと思うが、安易なアレンジに走って失敗した典型かと思う。そもそも、これを映画にしようと思った時点で誰か止めなかったのかと、制作体制についてが1番のツッコミポイントだろう。
ツッコミどころは満載で、新築の家なのに、家電が古い、コンセントが1970〜80年ごろのパナソニックであるあたりから、本当に真面目に映像作る気があるのか気になってくる。
立派な旧家のはずなのに、間取り云々の前に家としてはあまりにもしょぼい。日本映画に出てくる旧家といえば奇しくも石坂浩二主演の「犬神家の一族」のような感じを想像するのだが。
こういったツッコミをいちいちしていくと、ストーリーが破綻していても結構楽しめる。
佐藤二朗の怪演は見ものであるが、エンドクレジットで石坂浩二が出ていたのに気づいたくらいなので、配役を十分に活かしきれていないように感じた。
よく尺を伸ばしたね
youtubeのやつしか見てないんだけど原作はもっと長いのかな?
内容は原作からして面白くはないので、
お察しだがもう少し家を掘り下げたほうがよかったんじゃなかろうか。
原作はもう少し間取りを掘り下げてたから面白かった気がしたし。
①左手供養のルールがガバガバで形骸化しているところも気に食わない。
「日の当たらないとこで育てられた子供が儀式を実施すること」
後半で頭首が手首持って行ったけどええんか?
もう儀式は形骸化して左手持ってくればええんか?
祭壇に押しつぶされてたし、ちょっとおかしくなってたんだろうな。
そういうことにしとこう。
②チェーンソーババァの諦めがよすぎる
脱出時にチェーンソーもって追いかけてくるが
チェーンソー引っかかっただけで追いかけてこなくなった。諦めよすぎんか?
それとも死ぬまで引っかかったチェーンソー引き抜こうとしてたんか?
後から通りがかったであろう頭首がチェーンソー引っこ抜くの手伝ってやれよ。
③村の連中が節穴
外で待機してた村の連中が異常を察知して、
本家へ乗り込んでくるが主人公一行が隠れている隠し通路を探さないのが気に食わない。
え?なんなん?お前ら隠し通路知らんのん?
外に待機してる連中は村八分にされてる連中なんか?
儀式を本家地下で行うんだから隠し通路、地下祭壇は周知の事実やん。
それをなんらかの異常察知して本家へ乗り込んでるのに
部屋をグルーっと廻って、おとなしく出ていく。。。馬鹿かこいつら
お前らが察知した異常はなんだったんや。なんで入ってきたん?
ウォーキングなんか。運動不足解消なのか?
「外で待ってるの暇やから本家の中ウォーキングしたろ♪」とか思い立ったんか?
10数人家の中入ってきてスーーーっと出てくのはコメディとおりこしてホラーだわ。
④驚かせようとしすぎ
なにかと大きい音、突然の出現で驚かせようとしすぎ!
それはホラーじゃないのよ。ただのビックリドッキリなのよ。
演出家はホラーとドッキリをはき違えてると思う。
⑤主人公の家謎すぎ
最後、家の奥ってか壁の向こうに何かしらの死体的なサムシングがありそうな感じで終わりましたが、なんなん?
主人公って家を掃除しないタイプ?気づかん?
カーテンめくったら蛆とか沸いてましたけど、カーテン向こうには出てこないタイプの新種の蛆なん?え、何年住んでるのその家。
総じて面白くない映画だったわー。前半眠かったし。
おそらく不満な部分は映画オリジナルなんだろうな。
だってあんなに人気の変な家がこんな退屈な内容なわけないもんね。
原作改変って怖いね。
まあ、ストーリーの大筋も面白くはなかったよ
取ってつけたホラー
姉を探す妹の行動自体も、なぜ母親に本家のことを聞かないのかなど、色々ツッコミどころが多く、取って付けてただ怖がらせるだけのホラー感が否めなかった。
佐藤二朗氏の演技だけは、唯一不気味さを醸し出していてよかったが…。
更に客層が若いからか、右の子は携帯をいじって光を発し、左の子たちはぺちゃくちゃ喋っているという状況…💧
流行りの映画というのも、人を選ぶなと感じる作品だった。
原作の良さが引き出せていない。
映画料金が値上がりしている昨今、これはお金がもったいなかったかも…。
小説が面白かったので期待しすぎたのかもしれません。
ちなみに原作→YouTube→映画の順で観ました。漫画は未読です。
そして映画は導入くらいから不法侵入するくらいまで寝てました。なので信用性の高い評価ではないことをご了承ください。
雨穴さんの小説が"原作"というより"舞台"になった、くらいの感覚で観た方がいいですね。
わざわざ原作と映画で結末を変えた意味も、ラストで雨男の部屋を変な間取りにする意味も、慶太の生死を濁す意味も、最後に姉の独白を撮影していた意味も、母と姉が意味深な会話を交わす意味も分かりません。
『変な家』
それがこの話の主題です。
この映画ではそれが表せていません。
原作の"変な"の意味は、「隠すために変にならざるを得なかった、通常なら意味のわからない、でも何か理由があるからこそ変になってしまった家」という意味でした。
映画の"変な"の意味は「こんな意味のわからない家、嫌だよね。ヤバーい」みたいな、なんというか語彙力のない意味でした。
スタートが違うのだから全て同じわけがないのですがね。
私は本には本にしか出せない良さ、映画には映画にしか出せない良さがあると思っています。
それが引き出せていない作品だったと思います。
やはり、実写化は反対です。
YouTube→小説→映画の順で観ました。
もともとYouTubeの変な家を雨穴さんがあげた動画で拝見しておりました。
そこからメディア化するということで、小説、漫画も拝読していてあの独特な世界観、突飛な推理がそこまで突飛に感じなくなって、背中がぞくぞくするのを楽しみに映画に行きましたが…え、、、ミステリーじゃなくて、微ホラー映画になっていて、雨穴さん役の雨男さんが全然推理出来ないし、更にはいきなり部屋に視聴者さんをあげる阿呆になっているし、、、
すべての推理は栗原さん任せ、、
原作のこう考えるんですけど、栗原さんどう思います?みたいな掛け合いが好きなのに……
原作との大きな違い
手紙ではなく主人公たちが実際に本家に赴く。
犯人と結末。
劇中は「いやいや、そうはならんやろ」っというツッコミが炸裂する内容でした。
終わり方もミステリーではなく微ホラーであなたも変な物件に住んでるかもね?みたいな
原作(小説)のように納得出来る最後では全くなくて不完全燃焼です。
これはメディア化失敗ですね。
原作読んだ方は見ない方がいいかも、、
原作を読んでから鑑賞しました。
雨穴さんはYouTubeでずっと見ていたので大好きで
小説も面白く、映画化すると聞いてから楽しみにしていました。
ですが、映画の内容はホラーでした。
話の設定も原作とは全く異なり、キャラクター設定も異なりました。
ホラー映画が好きな方はおすすめです。
少し面白かったのは、間宮さんたちが隠れている時に高嶋さんがドアを破った瞬間に3列ぐらい前にいた人たちがひゃっ!と驚いたと同時にポップコーンが落ちたらしくクスクス笑っていました。
映画の最後でもみなさん失笑気味でした。
原作読んでも観に行きたいと思う方は
小説とは別の作品であること、ホラー映画であることを理解した上で見てみてください。
激辛だけどコクがない
ビビらせ展開が多すぎだと思いました。個人的にいきなり大きな音とショッキングな映像を差し込んで有無を言わさず人をビビらせるやり方は、技術とすら呼べない簡単な手法だと思ってますし、それはピンポイントで機能させればストーリーのアクセントになるかもしれませんが、あたかもそれがメインの味ですよといわんばかりに、多用されていて、ただただ心臓に悪いです。あと原作の一番の見所であった二転三転する謎解きは申し訳程度といった感じでした。
おばけ屋敷が好きな人には、向いてるかもしれない映画…というかもうおばけ屋敷です。なのでしっかり映画を観たいマインドの時や、ミステリーに浸りたいマインドの時より、瞬間的な刺激が欲しいマインドの時に観る方が良いかもです。
原作ファンはガッカリするかも。
原作ファンです。
原作とはかなり内容が異なります。
じわじわと迫るミステリーメインのホラー映画を期待していたのですが、実際はB級ホラー映画といった印象をうけました。
前半は原作の影があり、おもしろかったです。
後半はまさにB級ホラーといったかんじです。
家に侵入するシーンや幻覚剤のくだりはちょっと無理があるのでは。と感じた。
チェンソー婆さんが出てきたときには思わず笑ってしまった。ガッカリです。
映画脚本が難しかったのですかね。
雨穴さんのファンで事前広告も見て公開を楽しみにしていましたが裏切られた感があります。
後半からグダグダ。ホラーにしてるのですがコントかと思いました。
ホラーと言ってもジャンプスケア(シーンとさせておいていきなり大きい音を出して驚かせる手法)でビックリさせてるだけです。他のレビューで「ビクッとしました」ってのがそれだと思います。驚いた方も気付かないのですがストーリーが恐いので無く音が恐いだけです。もちろんジャンプスケアを使うのはいいですが3回以上も使うのは安易と言うか楽し過ぎです。
「カメラを止めるな」の前半20分の方が余程恐いです(笑)
原作と離れるのは予想出来ましたがミステリーで無く変なホラーとは。
雨穴さんはよく許したなと思います(まだ意見言える立場では無いのでしょうね)。
他の人の映画脚本でパート2サスペンス仕上げでリベンジを願いしたいですね。ホラーでデカい音出すだけの仕上げは勘弁して欲しいです。
中高生は楽しめるかも。20代前半とかまで。
30歳以上で面白いと言う層はいますかね?
40,50代は??60代は??
興行収入としては中高生がかなり多く見てるようですから成功でしょう。
佐藤二郎さんに助けられていると思います。この映画の全てを持っていってます。
他の佐藤二郎さん主役の映画を是非見たいと思ってしまいました。
オカルト映画でした。
原作未読です。
前半、変な家の仕組みを考察していくあたりまでは結構面白かったのですが、その結末がオカルトで、興ざめしました。片淵家の展開が荒唐無稽。
二桁人数が同じ場所で行方不明になっているのに警察その他誰も動かないとか、住民皆で殺しにくるとか、子供の学校どうしたとか(市子を観たせい)、はっきり言って興ざめ。
最後、雨宮の家に死体がってこと?臭いで気がつくだろ。
映画化するにあたっての改変はアリ派ですがこれはちょっと…
原作小説とは違う展開となっております。
片淵家のお家騒動が簡略化されて薄っぺらくなった印象。付け加えられたホラー演出もどこかで見たような陰気な村人、おそろいの変な仮面。何故松明?笑。桃弥は姉夫婦の家で部屋から出られなかったとはいえ養父母に愛されて育っていたのなら、東京の変な家についていたあの爪痕はなんだった?唐突なチェーンソーババアなど。
気になる点が多すぎました。
結果、ミステリー変な家の映像化作品としても楽しめず、ホラー映画としても楽しめず。
雨穴さんの作品はご本人の記事と小説と、YouTubeのチャンネルが至高であり他人の手を入れないほうがいいと感じました。
役者は良かったので星ひとつプラス。
原作ファンは絶対に観ないでください
原作ファンで非常に楽しみにしていただけに非常にがっかりです。
まさに原作レ◯プと呼べる映像作品です。
あの良質なミステリーがまさかのアクションホラーファンタジーになってしまいました。
これほどまでの改変をするのであれば、原作ではなく原案とすべきではないでしょうか。
正直、制作陣に作品をきちんと読んだ方や原作に対する愛がなく、集客のために名前だけ借りたのでは?と思わせるほどです。
特にこの作品における最も核心部である左手供養の儀式を血縁の男児が行う部分をあのように改変してしまっては、もはやプロットに矛盾が生じており、興醒めしてしまいます。
不必要なアクションやホラーシーンで誤魔化せると安直に考えたのであれば、観客をバカにしてると言わざる得ません。
そもそも原作の読者層ではなく俳優のファンや単なるホラー映画を観たいだけの観客を狙っているとしか思えないほどの出来で、B級ホラー映画感に鳥肌が立ちます。
映画のセリフに倣うなら良質なミステリーである原作を生み出した雨穴さんに、監督や脚本家、プロデューサーは迷惑料を払うべきでしょう。
邦画の存在意義はなんなのか?を深く考えさせられました。
原作自体が派手なシーンはなく2時間に収める映像化は極めて難しかったので仕方ないと制作陣は言い訳をするでしょうが、誰も得しない映像化をここまで無理してやる必要はあるのでしょうか。
俳優や多数のスタッフに罪はありませんが、なぜ誰もこの作品の仕上がりで公開するまで止めなかったのか不思議でなりません。原作作品に対する愛があってこその映像化だと思いますが、その愛が感じられなかったのが残念になりません。
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