変な家のレビュー・感想・評価
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ホラー手法で脅かすミステリ
絵(明暗)や音によるホラー手法で驚かせるのはやや安易ながら、内容的にはホラーというよりかは、サスペンス寄りな横溝系ミステリっぽくて好印象。
結局は、「呪いよりも人間の方が怖い」という落ちは少し陳腐かもですが。
最近、邦画界は斉藤由貴の使い方が単調なのが気になった。
闇を持ったキャラばっかり。
そんなに悪くない
原作知りませんがサイコーです!
先に原作を読んでおくこと
先に原作を読んでいるか否かで評価が分かれそう。
既読派からすると文章でわかりにくいところも視覚化されており雰囲気がよく伝わった。
原作は純粋なサスペンス・ミステリー作品であるが、
下手にホラー風味にしてしまい、おかしなことになってしまっている。
特に終盤の処置が雑。
この終盤こそがすべての起源で物語の肝であるのに、思いっきりすっ飛ばした上にウヤムヤにしてしまった。なので初見派は意味がわからなかったのではないか?
110分ではボリューム的に全然足りず、2部構成にしてもいいくらいだ。
石坂の起用があの名探偵を意識したのかちょっとあざとい感じがした。
映るのが一瞬で誰かわからなかった髙嶋w
「マッチング」に続いての登場の斉藤由貴、
もはやこの手の話には欠かせない(笑)
間宮&佐藤の凸凹コンビは個人的には面白かったのでもっと活躍してほしいところ。
コミック化もされているし、続編もあるのでこれからの展開に期待したい。
変な家の変な映画
前評悪すぎでない
ホラー映画?
怖いもの見たさをお持ちの方に
予告編を観て、「良く分からないが、ちょっと面白そう」と感じた。謎解きミステリーか?
と。間宮祥太朗に特に興味は無いが、佐藤二朗のキャスティングが「面白いかも」という期待を抱かせたので観賞。
【物語】
雨宮(間宮祥太朗)は「雨男」の名で活動する怖い話系ユーチューバー。 ある日、家を探し中のマネージャーから、ある中古物件について相談される。お得な物件に見えるが間取りが少し変わっているのだ。雨宮がミステリー好きな設計士・栗原(佐藤二朗)に相談すると、その家は至る所に奇妙な違和感があり、設計に他人に言えないような特別な意図があるのかも知れないと仄めかされる。雨宮は不気味に思いつつも益々興味をそそられる。
しばらくして、相談主のマネージャーはその物件近くで死体遺棄の発見が報道されたことから、「やめる」と告げられるが、雨宮はその家と事件が関係しているのではないかと、逆に興味を抑えられなくなる。事件と家に関する疑惑を動画にして投稿して情報を求めると、宮江柚希と名乗る人物(川栄李奈)から、心当たりがあるという連絡を受ける。
雨宮は柚希と栗原を巻き込み、間取りの謎を追って行く。
【感想】
観賞前に俺が感じた違和感。「初日から客が入っている!」(笑)
最近アニメ以外の邦画は興行的な苦戦が続いている。たまにヒットするのは人気マンガの実写化やTVドラマの劇場版くらい。それ以外の作品は滅多に興収10億円に届かない。
その中で、集客力あるアイドル的俳優のキャステティングも無く、公開前に特に話題となっているとも思えなかった本作が10億円越えペースの客の入り。「なんで?」と興味が湧く。
そう思いつつ観賞してみると
「あれ、こんな作品だったんだ!?」
ミステリー作品だと思っていたのだけど、完全にホラー/スリラー作品だった。そのことは上映開始10秒で知らされる。
ヒットの理由はこれだったのか?
“リング”、貞子”等々、ジャパニーズ・ホラーのファンは結構いるようで、そういう人達の中では公開前から話題になっていたのかも知れない。
俺も最近10年のJホラーはそれなりに観ているけど、その中で言うと、“怖さ”では結構いい線行っていると思う。演出・音響的にも十分“ビクッ!”とさせられたが、俺がそれ以上に評価したいのはストーリー・設定。
このジャンルの作品では完全なフィクション(つまり絶対あり得ない)のお話と多少なりともリアリティーのある作品に分かれる。俺は多少なりともリアリティーが欲しいと思うタイプ。Jホラーでは前者が大半だが、本作は後者だ。
“言い伝え”は別にして、「こんなことするか?」はあるにしても「物理的にあり得ない」は無い。とても不気味な事実を「一体なんで?」と地道に追及しながら、随所で脅かしてくれる作品。
なので、俺的には結構楽しめた。
役者についても少し触れておきます。
主演の間宮祥太朗は可もなく不可も無くというところ。期待の佐藤二朗は「笑かしてくれるのか」と期待していたけど、残念ながら今回それは無し。 ホラー・ミステリー好きの変なオジサンに徹してました(笑) それはそれで悪くはなかったが。
意外だったのは川栄李奈。最初だれだか分からなかった。最近まで放映されていた“となりのナースエイド”で彼女らしい魅力を発散していた人とは別人。役者として“別の顔”を見せたのは評価すべきかも知れないが、スクリーンで楽しみたい“女優の魅力”は皆無。 脇に徹していたと評価すれば良いのかも知れないが、川栄李奈である必要が無く、地味なバイプレイヤーで良かったかも。
いずれにしても、“怖いもの嫌い”の方は観てはいけない作品。
圧倒的な駄作
予告編はサスペンス映画らしい でも 全然違う!
唯本を読みかけたが 雨宮のYouTubeはまだ見てない。
予告編を見た時 伝えてもらった内容が少なく サスペンス映画だと思った。結局 ホラー映画のような気がする。昔見た「リング」と「死霊館」に比べてそんなに怖くないけど ある無駄なカットでびっくりされた。本当に嫌がらせのような感じのだ。実に変な家というのは 家構えではなく 家族だよね。予告編でそれを伝えばもっといいんじゃない?
音声は素晴らしい 本当に現場にいるのような雰囲気だ。嫌がらせのカット以外に 謎を解けながら隠された物がだんだん現れるのもこの映画の魅力的な所だと思う。
今上映中の日本映画に比べてこの映画はお勧めしません。雨宮さんのファンのみお勧めします。主観的に過ぎて申し訳ありません。原作を読み終わったらその考え方が変えるかどうかわかりません。
78点 映画というかドラマっぽい作り
期待上げまくりが良くなかった…全く面白くないしすごくも無い。ホラー見てる人は怖くないはず…!
あまりこの手の話は私は嫌いです。
タイトルの通り、映画じゃないこれはドラマです。監督や脚本も有名なドラマに関わっている人達ばかりで納得してしまいました。作りが映画じゃない。まるで土曜10時にやるようなドラマみたいです。
前半は怖くて面白くなるぞ…!と思いきや後半が酷い。
呪いとか儀式とかいやーそっちの展開か…
監督が仰っているとおり、犬神家の一族をオマージュしているとのこと。※パンフレットに記載
監督の思い通りにはなっていることにはなっているが、観客の評価を見るとね…※映画ドットコムの評価
あんなに観客がいてビックリしましたが内容にはガッカリしました。
いい所は俳優陣ですね!主人公も良かったですが佐藤二朗さんも少しマニアックな登場人物、そして高嶋さん(意外と分からない登場)ベテランの俳優さんが良かったです!
変な家、恐怖と笑いの交差点。映画館でキャーっだな
ミステリーであってくれよ!
暇つぶしに見に行くと面白い
なぜホラー要素を強めた?
原作は未読。
家の間取り図から展開されるミステリーはちょっと面白そうと思っていたけど、ちょっとした不安も感じていた本作。いやー、なかなかだったな(悪い意味の方)。
序盤の間取り図を見ながら考察・推察する流れは面白い。殺人のための空間という推察はかなり強引で白けてしまうけど(殺人のためならお金をかけてあんな空間作るよりも、浴室のドアを簡単に開けられるようにした方がいい)。それでも1階と2階の図面を重ねるところとかミスリードとわかっていてもよかった。
ただ、その後の流れがよくない。初対面の女性を自宅に呼ぶあたりから、登場人物がとる行動がことごとく意味不明に感じてくる。さらにホラー的な要素を強めてしまったためにいろいろとメチャクチャ。どうやって雨宮の家にたどり着いたんだ?とか、あの家の子供部屋の床にあった傷とか(そもそも売りに出されているのにあの汚さはない)、売りに出されているなら内見すればよくない?とか。
あのホラー的なミスリードから、昔の名家のしきたりに流れていくのはまだいいとして、最後の儀式あたりから再度ひどい展開に。チェーンソーの登場とか、なぜあいつを!?(誰でもいいんかい!?)とか。あそこからあんなに早く燃えるもんかね。壁のラストもなかなかひどかった。
これは原作とは結構違うんだろうなと予想。他の方のレビューを読んだらかなり変えられているとの記述を多数見つけてしまった。なんでホラー要素をあくまで入れ続けてしまったのだろう。ミステリーじゃダメなの?ちゃんとミステリーで作ってたらもっと面白かったはず。
ちなみに中学生の集団が来たりしていたので若い子たちには面白かったのかな。でももう少し静かに観ろ!
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