変な家のレビュー・感想・評価
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激辛だけどコクがない
ビビらせ展開が多すぎだと思いました。個人的にいきなり大きな音とショッキングな映像を差し込んで有無を言わさず人をビビらせるやり方は、技術とすら呼べない簡単な手法だと思ってますし、それはピンポイントで機能させればストーリーのアクセントになるかもしれませんが、あたかもそれがメインの味ですよといわんばかりに、多用されていて、ただただ心臓に悪いです。あと原作の一番の見所であった二転三転する謎解きは申し訳程度といった感じでした。
おばけ屋敷が好きな人には、向いてるかもしれない映画…というかもうおばけ屋敷です。なのでしっかり映画を観たいマインドの時や、ミステリーに浸りたいマインドの時より、瞬間的な刺激が欲しいマインドの時に観る方が良いかもです。
原作ファンはガッカリするかも。
原作ファンです。
原作とはかなり内容が異なります。
じわじわと迫るミステリーメインのホラー映画を期待していたのですが、実際はB級ホラー映画といった印象をうけました。
前半は原作の影があり、おもしろかったです。
後半はまさにB級ホラーといったかんじです。
家に侵入するシーンや幻覚剤のくだりはちょっと無理があるのでは。と感じた。
チェンソー婆さんが出てきたときには思わず笑ってしまった。ガッカリです。
映画脚本が難しかったのですかね。
雨穴さんのファンで事前広告も見て公開を楽しみにしていましたが裏切られた感があります。
後半からグダグダ。ホラーにしてるのですがコントかと思いました。
ホラーと言ってもジャンプスケア(シーンとさせておいていきなり大きい音を出して驚かせる手法)でビックリさせてるだけです。他のレビューで「ビクッとしました」ってのがそれだと思います。驚いた方も気付かないのですがストーリーが恐いので無く音が恐いだけです。もちろんジャンプスケアを使うのはいいですが3回以上も使うのは安易と言うか楽し過ぎです。
「カメラを止めるな」の前半20分の方が余程恐いです(笑)
原作と離れるのは予想出来ましたがミステリーで無く変なホラーとは。
雨穴さんはよく許したなと思います(まだ意見言える立場では無いのでしょうね)。
他の人の映画脚本でパート2サスペンス仕上げでリベンジを願いしたいですね。ホラーでデカい音出すだけの仕上げは勘弁して欲しいです。
中高生は楽しめるかも。20代前半とかまで。
30歳以上で面白いと言う層はいますかね?
40,50代は??60代は??
興行収入としては中高生がかなり多く見てるようですから成功でしょう。
佐藤二郎さんに助けられていると思います。この映画の全てを持っていってます。
他の佐藤二郎さん主役の映画を是非見たいと思ってしまいました。
オカルト映画でした。
原作未読です。
前半、変な家の仕組みを考察していくあたりまでは結構面白かったのですが、その結末がオカルトで、興ざめしました。片淵家の展開が荒唐無稽。
二桁人数が同じ場所で行方不明になっているのに警察その他誰も動かないとか、住民皆で殺しにくるとか、子供の学校どうしたとか(市子を観たせい)、はっきり言って興ざめ。
最後、雨宮の家に死体がってこと?臭いで気がつくだろ。
期待しすぎない方がいい
これを今の時代に全国公開するすごさ
これはひどい
予告は面白そうだったんだけどなぁ
映画化するにあたっての改変はアリ派ですがこれはちょっと…
原作小説とは違う展開となっております。
片淵家のお家騒動が簡略化されて薄っぺらくなった印象。付け加えられたホラー演出もどこかで見たような陰気な村人、おそろいの変な仮面。何故松明?笑。桃弥は姉夫婦の家で部屋から出られなかったとはいえ養父母に愛されて育っていたのなら、東京の変な家についていたあの爪痕はなんだった?唐突なチェーンソーババアなど。
気になる点が多すぎました。
結果、ミステリー変な家の映像化作品としても楽しめず、ホラー映画としても楽しめず。
雨穴さんの作品はご本人の記事と小説と、YouTubeのチャンネルが至高であり他人の手を入れないほうがいいと感じました。
役者は良かったので星ひとつプラス。
原作と違いすぎてガッカリ
原作ファンは絶対に観ないでください
原作ファンで非常に楽しみにしていただけに非常にがっかりです。
まさに原作レ◯プと呼べる映像作品です。
あの良質なミステリーがまさかのアクションホラーファンタジーになってしまいました。
これほどまでの改変をするのであれば、原作ではなく原案とすべきではないでしょうか。
正直、制作陣に作品をきちんと読んだ方や原作に対する愛がなく、集客のために名前だけ借りたのでは?と思わせるほどです。
特にこの作品における最も核心部である左手供養の儀式を血縁の男児が行う部分をあのように改変してしまっては、もはやプロットに矛盾が生じており、興醒めしてしまいます。
不必要なアクションやホラーシーンで誤魔化せると安直に考えたのであれば、観客をバカにしてると言わざる得ません。
そもそも原作の読者層ではなく俳優のファンや単なるホラー映画を観たいだけの観客を狙っているとしか思えないほどの出来で、B級ホラー映画感に鳥肌が立ちます。
映画のセリフに倣うなら良質なミステリーである原作を生み出した雨穴さんに、監督や脚本家、プロデューサーは迷惑料を払うべきでしょう。
邦画の存在意義はなんなのか?を深く考えさせられました。
原作自体が派手なシーンはなく2時間に収める映像化は極めて難しかったので仕方ないと制作陣は言い訳をするでしょうが、誰も得しない映像化をここまで無理してやる必要はあるのでしょうか。
俳優や多数のスタッフに罪はありませんが、なぜ誰もこの作品の仕上がりで公開するまで止めなかったのか不思議でなりません。原作作品に対する愛があってこその映像化だと思いますが、その愛が感じられなかったのが残念になりません。
ミステリーにしたいのかオカルトにしたいのか
主人公がマネージャーが購入しようとしている違和感のある家の間取りを見せてもらったところから始まる
殺人が行われていたと思われる推理(妄想?)から徐々に真相に近づいて行く
始まり~中盤まではミステリーもののホラーかと思っていたが中盤~終盤にかけてがオカルトに近い
つらつらと書いていたら長くなりそうなので自分が気になったところを要所要所書いていく
・柚希の母親がなぜ主人公雨宮の家を襲撃できたのか
→中盤辺りで主人公が自宅を停電させられ、その後謎の人物に襲撃を受ける。
マネージャーと栗原が帰った後の出来事なのだが、母親はどうやって雨宮の家を特定したのか?
あと襲撃するにしても、停電を起こすには家の中の(主に玄関付近の)ブレーカーを落とす必要がある
マネージャーは背後から奇襲して幻覚剤ぶち込めばいいだけの話だが、家の中の人間を襲撃にするには不可解な点が多い(旧式の鉄製扉は開閉するだけでそこそこ音が出る。ひっかき音にすぐ気付く主人公が気付かないはずがない)
・なぜ物件管理業者を仲介して物件を散策しなかったのか
動画配信者が動画を撮影するために物件へ侵入するにしてもある程度管理会社への連絡義務が生じるのではないか(下手すると不法侵入で逮捕される)
「分からないようにしていた」と言っていたが昨今のネット民の検索力がハンパないのである程度バズっていたなら物件情報も特定されているはず
視聴者から管理会社への通報もありえるし、管理会社の人間も同行の上でなら安全も確保される
仮に殺人が行われていた家だったとしたら裏世界の人間(ヤ〇ザ関係等)が家を見張っている可能性もある
安全を考慮するならばもっと手順を踏むべきだった(映画なんだから と言われたらそこまでですが)
・片淵家の左手供養のための裏ルートが雑すぎる
本家の仏壇裏の隠し通路奥に子供の軟禁・左手供養仏壇の設置がされている
ここまではわかる
あの一帯の山々や業者が片淵家関係者で統一されているのならわざわざ本家に隠し通路を客間に繋ぐなどしなくても、どこかしらの納屋に監禁して殺してバラしたらいい
そこそこの広さの客間故に、殺した後の血しぶきや流血の処理が相当面倒なはず
事件後のニュースで火事現場から複数の遺体が出てきた と流れていた
一帯の山々が片淵家の所有ならなおさら死体の処理もある程度完璧にしていた方が今後の左手供養を行う手間が省けるのに
・終盤、主人公を撃とうとする清次を頭首が斧で襲って左手を回収していくのだが、詳しい内容が本編で語られなかった
今にも頭を吹き飛ばされそうな主人公を助けたのは頭首
その直前まで「家を継いで金を全て自分のものにする」と豪語していただけに清次がぶっ殺されて左手を持っていかれる理由は分かる
ただ、凛とした表情で斧で頭を勝ち割って淡々と左を回収していく様はある意味ギャグなのかと思った
「こんなやつに片淵を継がせるか」などと怒りを露わにして「左手は揃った。お前たちは用済みだ。消えろ。もう二度と踏み入れるな」とか主人公一向に投げかけてくれた方がお株爆上がりだったはず
・チェーンソーおばあちゃんがマジで謎
主人公と脚を負傷した栗原を追いかけて襲ってきたおばあちゃん
終始うわごとを言いながら狂っている様子だっただけに現代利器のチェーンソーを振り回して襲ってきたのは頭首同様にギャグかと思った
主人公達に振りかぶりに行くまでは結構動きが機敏だっただけに、重さでよろけたのか歳のせいで狙いが定められなかったのか ヨロヨロと動きが不安定になったのは違和感
・幻覚剤の出どころが分からん
片淵家が昔からヤベェ家なのは分かるんだけど、特に麻薬栽培をしている描写もなく母親も片淵家から離れたところに住んでいるのになんで幻覚剤を持っていたのか
・片淵家の周囲の家の方々が無能すぎる
主人公一行が本家から出ようと画策するのだが、家の外から多数の仮面をつけた人間が襲ってくる
隠し通路に隠れるのだが、彼らはなにも聞かされていないのだろうか?
数分探したのちにどこかに消えてその後も一切登場しない
通路を塞いで車の逃走経路を塞いだり、本家から出た後に「いたぞ!あそこだ!」などと言って追いかけてくると思いきや出番終了
思い返したらもっとありそうだけれどツッコミどころはこのへんで
個人的に良かった点は
・母親が実は左手供養二人目の片手を本家に送り付けていた
最後頃、ホームレスの炊き出しを脇目に姉と母親が「今年の左手供養はどうしよう」「私に任せなさい」という会話をしつつホームレスを見る
母親がホームレスの炊き出しボランティアをしている紹介があったシーンで『こんな慈善事業、なかなか出来ないからなぁ。聖人なんだろうな』と思っていたらまさかの『ホームレスは左手供養の犠牲者にしてる』という隠喩
そこまで"2人目の左手は誰が誰を犠牲にして本家に送り付けてきたのか"が謎だっただけに解決しつつゾッとした
というか、母親も姉も洗脳は解けているはずなのに左手供養という迷信儀式が根付いているせいか、なんの抵抗も感じず続けようとしている辺り"片淵家は狂っている"と再確認させられて怖かった
・謎の間取りの家を解明するという導入
昨今のミステリーでは「呪いや謎に首突っ込んでいって被害に」という導入が多いが、「この違和感なんだ?動画にしてみよ」からの関係者や専門職の参加で徐々に謎への追及がされていくのは面白い
Twitterで漫画の方を少し見て続きが読みたいけど実写化があるからこっちで見ようと思ったのがきっかけだったが、まさかの呪いを鎮める為に殺しやってるオカルト田舎権力家の独断殺人という終わりに落ち着くと思わなかった
結局のところ、呪いと言われていた左手がない幼児の出産が左手供養の始まりとされていたが『仮に片手供養をしなかったら本当に左手のない幼児が生まれてくるのか?』を実験しなかったのが片淵家の落ちぶれた理由だと思う
日本の呪い系ホラー邦画は基本的に「呪い最強!絶対ぶっ殺す!一時的に無力が出来るけど解呪できません!」タイプと
「解呪可能だけど道中手順踏むまでにぶっ殺しまくる!」タイプと
「呪いは迷信だけど人間の狂気に浸み込んで勝手に狂って殺し合いしてる」タイプがあるんだけど、この映画は3番目
海外のホラーゲームで「娘が呪われていると勘違いして霊媒師(詐欺師)に頼って全財産むしり取られて妻とも疎遠になって、最終的に娘をインチキ除霊で殺した」って内容のがあるんだけど、それに近い感じ
呪いは怖いけど、一番怖いのは人間の狂気 生きているだけに何をしでかすか規模が計り知れないのが本当に恐ろしい
思っていたのと全然違った
たまには予備知識を全く仕入れずに見てみようと、あえて何も調べずに見ました。
「変な家」というライトな響きのタイトルと間取りのお話らしいというふわっとした情報から、勝手に不動産関係のストーリーを想像していましたが、もちろん全然違いました。
ここまで誤解する人も珍しいでしょうが、怖いのが苦手な方はお気を付けください。
ホラー耐性ゼロの私にはかなり苦しい映画でした。
ところどころ目をつぶってやり過ごしていたので、内容もきちんと把握できていない始末。
(「うわー」とか「ぎゃー」といった叫び声や、おどろおどろしい効果音だけ聞いていた)
なので、レビューを書ける状態でもないのですが、一緒に見に行った夫(ホラーに抵抗ない)によると「うーーーん・・・」だそうです。
昔のいくつかのヒットホラー映画の切り貼りじゃないの?と。
石坂浩二が出るに至ってその思いは確信に変わったそうですが、もちろん私には何のことだか分かりません。
今回私が学んだのは、やはり最低限の予備知識は必要だなということでしょうか。
ネタバレとまではいかなくてもある程度事前に学んで合う合わないのふるいにかけないと、今回のように上映時間がただただ苦痛な時間になることもあるのですね。
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