変な家のレビュー・感想・評価
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栗原さん「中盤まではね、良かったんですよ…」
原作既読。
せっかくいい感じに序盤・中盤と展開していったのに、終盤で台無し。
序盤から中盤は、ホラー要素を散りばめたミステリーといった印象、圧巻の佐藤二朗劇場のおかげもあって、なかなか悪くない出来に仕上がっていた。
所々挿入されるホラーテイストな改変(カメラ撮影目線のシーンなど)も、映像作品ならではの恐怖感の増進につながっており、むしろ良かったと感じた。
ところが終盤、まさかの”本家突入!”という展開となり、あれよあれよと戦闘シーンまで入るわ、村人まで乱入してくるわのチープな展開へ…
制作陣はホラー色を強めようとしたのだと推測するが、結果として作品自体が滅茶苦茶になってしまった印象。序盤から中盤のホラーテイストなミステリー路線でそのまま突っ走ってほしかった。
終盤の本家突入展開自体を無しにして、原作通りに本家の過去を回想形式で描く形でもよかったのでは、と感じる。そうすれば、過去回想の語り手である母親も実は一枚噛んでいたというラストシーンに綺麗につながったはずだ。
p.s.佐藤二朗がこの映画の8割です。
変な映画
変な間取りの家に纏わる闇に迫っていくオカルト系動画配信者たちの話。
法律には全然詳しくない自分には住宅の場合避難経路が一箇所しかない部屋って許されるんだ…とか、最近の間取り図っわざわざ子供部屋とか用途まで書かれてるんだ…という疑問というか感想というか、そんなところから始まったけれど、バラバラ遺体が発見された現場の近くの特徴的な間取りの売家を紹介しといて場所の特定は出来ないようにしたとか言っちゃうのも、それなりに有名な配信者が簡単にリスナーに自宅を教えちゃうのもとりあえず置いといてw設計士の妄想力と、確かにそこにある違和感に興味が惹かれる。
ホラーチックな演出やジャンプスケア、一見すると精神的グロ気味な描写はあるけれど、田舎の本家の思想に繋がっていく金田一耕助がいつ出てきてもおかしくない様なミステリーサスペンスで、なんで家わかった?なんで眠らせた?様子見に来たときだけで良くね?で、その子はだ〜れ?で、真犯人は?………and more.な、なんで?と投げっぱなしのオンパレードはあるものの、不気味さと謎が終始ついて回る感じは良かった。
前半ヤバすぎです。
良くも悪くも前半のゾクゾクがヤバすぎです。
雨穴さんの動画も面白いけど、
やはり本気の映像にされると迫力が凄いです。
雨穴さんの動画が好きなら前半だけでも見る価値あると思います。
ただ、後半が少し失速したように思います。
内容は何とも言えませんが、
一点、最後にチェーンソー振り回してた
一際存在感の強いお婆さんは何だったのでしょうか?
最後に、メタな話でなんですが、
想像以上にお客さんが多くて、
同じ趣味の人かと思うと少し嬉しかったですね。
言うて小説も面白くないから納得
小説を読んで行ったのですが、小説では静かな雰囲気が怖く、少し不気味な感じ。
原作との違いについて酷評してる人が多いのですが、それはこの映画を小説そのまま映像化したいのか、それとも原作と違った面白さを作りたいのかで違うと思うので、そこについては分かりません。
だけどそれに関して、製作陣はどうでもいいと思ったそうな気がします。「原作人気だから映画化しても人気出るやろ!」っていう考えでしょうか。
もしそうならばずいぶん甘い考えですね。
で、映画は演出や音響でビビらせてくるのが多め。不気味さ、不安さはある。
いちいちビビらせてきてちょっとムカつくんだよね〜
後半にかけてなんとかスケールを大きくしようとしてる感が出て、ごちゃごちゃ感もあって戦闘シーンも入り、なんの映画だっけ?ってなった。
〜〜〜↓小説のレビューも含まれます↓〜〜〜
様々なところで話題になった本作ですが、話題になったことの一つで、雨穴がSNS上に「ゴミ」と投稿していました。
もしこれが映画に対して言っているのであれば、「いやお前、製作に関わってなかったの?」って感じです。「流石に原作者だから参加させてほしいと言えばいくらでも参加できるはずなのに参加しなかったのはあなたでしょ」って感じです。そんな映画化する意欲もなかったのにゴミという言葉だけで片付けるのは流石に雨穴にも落ち度があると思います。
まあ何か製作に参加できない理由があったかもしれませんが。
で、この変な家という作品全体についてですが、youtubeの動画の動画までが1番いいと思いました。
なぜかというと、「この動画は本当に実在した間取りを元に動画を撮っているのかどうか」のように様々な妄想ができ、現実かもしれないという怖さが1番あったからです。
で、小説と映画についてですが、もう動画の良さは無くなっていますよね。でもそれは作品化する上でしょうがないのでそもそも作品化に向いてないんですよね。
で、小説と映画の方のストーリーは序盤は結構良かったんですけど中盤から終盤にかけてグロくて不潔なストーリーになっていって、ただただ不快なだけなんすよ。
そう言う不潔なシーンがあるならそれなりのセンスがないとただ不快でいらないシーンの場合もあるんですよね。
それに後半から最初の間取りの真相なんて忘れさせてくれるので、観客や読者が興味ない時間が多いんですよね。
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映画の方が酷評のようですが、個人的には小説が面白くないから映画でホラーっぽさを強めた意図も分かる。
想像してたのと違った
変な映画
昨日観た「ドッグマン」が傑作過ぎて放心。もう当分映画観なくてもいいな。と思ってフラフラと帰宅しましたが、、
お!おぅ!「変な家」始まるのか!
こりゃ行かねば!と。
「ドッグマン」のレビューも書き終えていないけどGOして来ましたよ。
二郎さん。
又始まった「幼獣まめしば」
大好きで嬉しい。
二郎さん。
福田組に使われ過ぎてて、大袈裟な笑いの印象が抜けきれませんが、ちゃんと演技も上手い実力派。
原作は知りませんが、あの胡散臭い予告に惹かれる(^。^)
楽しみにしていました。
私は子供の頃、新聞に入ってくる物件の間取り図のチラシを見るのが好きでした。
ここは自分の部屋にしてぇ〜
ここはマンガの部屋だ。とかw
そして、目が肥えてくると(?笑)
この部屋の壁は無くしてひと続きの方が良いのに、とか、冷蔵庫の位置がここか。導線が悪いな、とか、一丁前に思っていたものだ。
こんな事をイマジンしている子供でした
(暗っ!)
だから予告のチラ見せの間取り図の違和感が気になって仕方がなかった。
ど〜ゆう事なの?!早く教えて〜
って、ワクワクしてたけど。。。
「なんじゃこりゃ〜〜!!!」
終始何を見せられているのか(°▽°)
でも一周回ってなんだか面白くなっちゃって、楽しめはしましたよ♪
星1個か5個!って感じの作品でしたが、ドッグマンが刺さって抜けないので真ん中の2・5で笑
でも。。変な映画でした(^。^)
ストーリー性はかなりいいけど……
雨穴さんの原作がかなり好きで鑑賞しました!
キャストも豪華で間宮くん 佐藤二朗さん
川栄さんと いいキャスティングで 特に栗原さん役の佐藤二朗は個人的にかなり良かったです! 的を射るような謎解きと元々の佐藤二朗さんのキャラがベストマッチしてたと思います!
ストーリー性は途中までかなりよかったです。ですがラスト30分
Jホラーの雑さが出てて そこだけが残念でした笑 チェンソーを持ったおばあちゃん出てきたあたりで 結構笑ってしまいました笑
かなり惜しい作品だなと個人的に思いましたがここ数年間でやった日本のホラー系にしてはかなりいいほうだと思ったので この評価にいたしました 序盤 中盤のストーリー性はかなり良いのでお時間ある人は鑑賞してみてください
たまたまやってたから観ただけですが…
何を見るでもなくテレビを点けていたら始まったこの映画。そのまま何の気なしに鑑賞し、作品に正対していた訳でもないのにこんな事を言うのもなんですが、うん、まぁ普通?という感じでした。
一見普通に見えるが、よく見ると奇妙な違和感を覚える家の間取り。その違和感の正体を追っていくうちにその裏に隠された恐ろしい真実に辿り着くという物語なのですが、その違和感の正体や隠された謎を追う過程が淡白過ぎる感じがします。
映画の序盤、主人公たちが間取りの謎について推理していく展開がある訳ですが、それが「何故そうなる?」というような、いくらか強引で突飛な印象を受けます。ところが結局その突飛な推理が物語上では正解であり、「あっ、そうなんだ…、へー」という感じで物語はどんどん進んでいきます。
途中出てくる謎めいた登場人物の素性も、不可解な言動をする人物のその意図も割とあっさり明かされていき、中盤以降は「誰々さんの知り合い」みたいな感じで芋づる式に次々と重要な証言者が現れ、その証言者の証言に沿って次の目的地へ移動していけば、事の核心へ迫っていけるため、「コレそういう事だったのかぁ!」というような謎が解き明かされた時の快感もえらく薄いです。それと途中、主人公が2回くらい気絶しますが、これも目が覚めたら絶体絶命‼の様な状況になっている事もなく、なんともストレスフリーな映画なのです。
なのでスイスイ見られてしまうというのはその通りなのですが、それ故にこちらの予想を大きく覆してくる展開もなく、「なんで1人で行くの?」「なんでここに居るの?」「なんで今それ言うの?」というツッコミどころが悪目立ちする結果になってしまった感じがします。
これらのツッコミどころは大抵のホラー映画にあるものなのですが、面白いホラー映画というのはツッコミどころもご愛敬という感じで映画の評価を下げる要因には余りならないと思うのです。ツッコミどころのマイナス要因を、恐怖のシチュエーションであったり、人の情念の描写であったり、おばけや怪物の設定や造形であったりという何かしらの秀でたプラス要因で上回り、ホラー映画特有のご都合主義展開をフォローしているのだと思うのですが、残念ながら私には本作からマイナスを上回るプラス要因を見出す事はできませんでした。
この映画が公開されるより前の事なのですが、普段YouTubeを見る習慣のない私が、その時はたまたまYouTubeでモキュメンタリー系のホラー動画を漁っていたのです。
その際にこの映画の原作者である雨穴(うけつ)さんの動画に出会いました。最初に見た動画は『恋愛シュミレーションゲーム「おせちプリンセス」』です。
黒い全身タイツに白いお面という出立で、先ず人なのか?人ならざる者なのか?とにかくどういう存在であるのかまったく謎な雨穴さん自身が、おせちと恋愛するゲームを淡々とプレイしながらコメントを呟くという筆舌に尽くしがたい世界観に興味を惹かれ、雨穴さんがあげている動画を見て回ったのです。
オリジナル楽曲やグロテスクな自作オブジェなどどれも薄気味の悪い動画ばかりなのですが、その中にホラーミステリー動画があります。
雨穴さんの元に寄せられる奇妙な事象の相談事。雨穴さんは持ち前の調査力と洞察力でその奇妙な事象の裏に隠された真実を紐解いてゆくという内容のホラーミステリー動画は雨穴さんのYouTubeチャンネルの人気コンテンツです。
いくぶんくたびれた感じの小部屋で、小さなちゃぶ台の上に時代錯誤なブラウン管モニターのPCを置き、片手に固定電話の受話器を、もう片方の手にペンを握ってメモを取る雨穴さん。動画の大半はこの絵面で占められていますし、物語や謎解きについては映画同様(原作者なのだから当たり前ですが)いくらか強引で突飛な印象を抱くものも多いのですが、個人製作で出演者も実質1人という超限定的な条件の中で、見始めたらついつい最後まで見入ってしまう物語を紡いでみせるその手腕に感心させられます。
そして見た目の不気味さんに反して妙に丁寧な物腰 や ほんわかした雰囲気を醸しだす雨穴さんに親しみを覚えてしまうのです。つまり雨穴さんの動画の面白さの大半は雨穴さん自身の魅力によるものだと思うのです。
ならば雨穴さんの動画をそのまま映画として公開すればいいのか?というと多分それも違うのでしょう。YouTubeにあげられた無料公開の個人製作の動画と劇場公開の映画作品とではやはり求められるものが違うのだと思うのです。その違いはもしかしたらそれぞれの媒体に対する私の勝手な固定観念でしかないのかもしれませんが、映画化に際してはやはり映画に最適化する作業が必要だと思うのです。そうして映画化した事で映画ならではの面白さが加味されたのなら良かったのでしょうが、なんとも平凡な出来に落ち着いてしまっています。
実際にどれほどの予算で作られた映画かは知りませんが本作からは別に安く作った印象は受けません。出演陣も有名どころで固めています。しかし本作からはホラー映画に何より必要だと思う、作り手側のアイディアと情熱(ホラー映画に限らずか?)を感じることが出来ませんでした。
この映画からはある程度の集客は固いだろうという醒めてはいるが商業的に的確な判断の企画と、全体をソツなく仕上げた面白みのないプロの無難な仕事があるだけだったと感じ、鑑賞後に少し虚しい気持ちになる映画でした。
これが大ヒットしたの?
どこかおかしい…
驚異の再生回数
この映画版もテレ東の何かおかしいも雨穴さんのオリジナルYouTube動画に劣る。
つまり一介のウェブライターである雨穴さんがつくった映像作品のほうが映画よりもドラマよりも面白い。
オリジナルYouTube動画は2,354万回再生である。(2024/10現在の『【不動産ミステリー】変な家』の再生回数)
とうぜんながら映画には雨穴さんの動画にある、あのまがまがしい気配はない。
なんと言ったらいいのか、因習ある村の土蔵でなにかの死骸を見つけた、みたいな・・・雨穴動画には、模倣できないオリジナリティがあると思う。
さらに雨穴動画には、さいしょはバラバラに見えた事象がじょじょに重なって、最終的にみごとに合わさる筋立てがあるし、栗原さんとのやりとりでちょっと笑いもとったりするが、映画版にそれらはなかった。
映画版は長くてダレる。間宮祥太郎はふつうで川栄李奈は地味な役だったこともあるが精彩を欠いていた。栗原さん役の佐藤二朗のちょっと豆柴シリーズ風の演技だけはよかった。
失敗のポイントはおそらくドキュメンタリー調でつくらなかったこと。
もともと雨穴動画は疑似ドキュメンタリーだが映画はドラマ展開になっている。疑似ドキュメンタリーとはノロイ(2005)や残穢(2015)のように役者がドキュメンタリーの振る舞いをしながらすすむ構成。ナレーションによって進むことと、関係者への取材のようすが描かれるスタイルで(白石晃士のほかの作品はともかく)ノロイは個人的には日本映画50選に入る名画だと思う。
残穢も中村義洋監督の確かな演出力に裏打ちされた怪談だった。ちなみに『劇場版 ほんとにあった!呪いのビデオ100』(2023)は中村義洋監督が演出していて、呪いのビデオ──なんていう旧弊な素材でも中村義洋が演出するとちがうことがよくわかる。unextで見られます。
残穢での竹内結子の落ち着きあるアルトのナレーションを覚えている人は多いと思う。
疑似ドキュメンタリーではナレーターがもたらす恐怖感が大きい。同様に変声がほどこされた甲高い雨穴氏の声は雨穴動画の怖い雰囲気を担っているところが大きい。
ただし映画版では、雨穴動画がもっているそれらの人気の因子・魅惑の要素がことごとく欠けており、特徴のないホラーになっていた。おぞましい顔つきのお面をつかって怖がらせるのも興醒めだった。
雨穴さんはバイラルになったから映画やテレビへ展開したわけだが、雨穴さんがもっている感性が映画やテレビへ巧く変換できなかった、とも言える。
いびつで不気味でグロテスクで、だけどなんか可笑しさもあり、ストーリーだけでなく超ヘンなMVや爪あつめや寄生マトリョーシカや皮膚おりがみのような異形物体の解説動画も繰り返し見たくなる怖さとキモさと面白さがある。あれらはYouTubeだから成立しえた、というのはあるかもしれない。
これぞ佐藤二朗の真骨頂
水回りが分散している、2階中央の子供部屋にトイレがあるなど、全体的に動線のつくりが悪い家だとは思いましたけれども。
事前にフライヤーを見ていた段階から。
人間は、ある程度は長く生きてきた人で、悔悟とか、後悔とかの情念を、一つも抱えていない人って、いるんだろうか。
その悔悟、後悔の苦しみから逃(のが)れようとして、怪しげな呪術にのめり込んてしまうことを、理解できないこともないと思います。
評論子は。
(もちろん、それが何らかの犯罪行為に該当するのであれば、そのことは厳しく訴追されなければならないことは、別論。)
別作品『さがす』で、その演技に新境地を開いたと評されている佐藤二朗ですけれども。
むしろ、本作の方が、評価に価するのではないかと思いました。評論子としては。
介添え的な役柄ながら、佐藤二朗が演じた建築設計の専門家=建築士?=という役回りがあって、初めて本作のストーリーが活きていたように思うからです。
あまり顔には表さず、感情を封じ込めたかのような、持ち前のキャラクターが最大限に活かされたような佐藤二朗の演技は、いかにも専門家らしい、落ち着いた、揺るぎのないものだったと思われました。
ほんの数年間ではありますが、モノホンの建築士と一緒に仕事をし、彼らの仕事ぶりを備(つぶさ)に見ていた評論子としては。
以上をひっくるめて、良作としての評価としておきたいと思います。
(追記)
一映画ファンとしていうなら、原作はともかく、映画化に「なまじっかのホラー映画的な要素」の味付けは、評論子的には要らなかったのではないかと思いました。佐藤二朗で、充二分に観せて(魅せて)もらった本作としては。
(追記)
落しが横溝正史がかりで「金田一耕助が、いつ出てきてもおかしくない」という趣旨の、少なからぬレビュアーの意見には、評論子も、まったくを以て同感です。
(別作品『犬神家の一族』で金田一耕助役を怪演した石坂浩二は、別な役回りで出ていたようです)
レンタカーの返却大丈夫そ?
前評判で「子供はトラウマになるから見ないほうがいい」「見に行った小学生の子供が夜眠れなくなり精神的に不安的になった」などのレビューを目にしたのでずっと見に行きたがる子供をずっと止めていたが、どうしても見たいと譲らないので小学生の子供三人と見に行った。
怖い部分は確かにある。
グロい部分も確かにある。
怖い部分はお化け屋敷的な驚きに比重を置いた怖さであり、ジャパニーズホラー系の怖さではない。
子供は確かに怖いかもしれないが、大人は何か出たって感じ。
グロい部分は、山に埋められた白骨化前の遺体やそれにたかるウジ虫、損壊された人体、たまに飛ぶ血しぶきの事だと思う。実写だから苦手な人は苦手だろうけど、描写としてなら鬼滅の刃のほうが遥かにグロいのでは…と思うレベル。
ストーリーとしては最初は間取りの謎を紐解くミステリーだが途中から民俗学ミステリーになっていく。
後半から面白くなると言っている人は土着信仰や民俗学ミステリーが好きな人なんだと思う。
建築基準法を知ってる人からすると最初から「違法建築じゃん」って思ってあんまり集中できないかも。
最後は大どんでん返しのつもりのシナリオなんだろうけど、ストーリー上に伏線というか矛盾点が点在していて、その違和感に気づきながら見ていた人なら容易に結末を予想できたと思う。
怖いもの見たさで…見に行ったが…
封切りから1カ月半以上たち、GW明け平日昼間の映画館に、100席ほどのところに客は10人ちょっと。案外と入っているといえようか。
最終場面まで来て、ようやくパニック的な脅かしシーンが出てくるが、それまでは間取りがどうたらこうたら、変な家とは…みたいなしまりのない説明が多く、見る者の恐怖心をがっちりつかむような場面はなかった。
タイトルから期待して見ると、がっかり、失敗した、と感じさせる映画である。
ホラー映画の金字塔「悪魔のいけにえ」(1974年)をはじめ、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(1999年)、さらには石坂浩二まで起用しての金田一耕助シリーズのような、過去の恐怖映画のつまみ食いがあり、それがパロディーにもなりきらない中途半端さ。
笑いも、恐怖も及第点に達しない。
「原作」がどういうものか知らないが、それが最初からつまらないのか、企画・脚本段階でどうにもつまらなくなったのか。最初から、怖さもひねった物語性もないものだったんじゃないか、と思ってしまう駄作だ。
ふざけるならふざける、徹底してシリアスに恐怖に落とし込む…といった内容ではないのだ。
いろいろな仕掛けの部分や、設定その他でも突込みどころ満載で、見ていても共感も、恐怖世界への没入もあり得ないレベル。
石坂浩二や高嶋政伸なんかがよく出演したなー、と思う。
ポイントがたまっていたので、ただで見たが、これをシニア料金1300円払って見たとしたら、カネも時間も返してほしい、と思ったと思う。
ホラー映画ではなく後半に連れイカれるだけの映画
謎解きが怪談になっちまった。
ネタバレ有り注意。
まず思ったのが無理やりドラマ化したせいであっちこっち破綻して
しまって面白さが半減以下になったのが勿体なさすぎる。
1雨穴さんが雨男になっていきなり視聴者置き去り。
2雨穴さんの面が変な外国映画の面になった。
3家の図面をプロデューサーみたいな人が持ってくる変。
この人、この後意見が2転3転して何が言いたいのか分からん。
4栗原さんは電話で推理するから怖いので顔出したら笑いになっちゃうって。
5売出し物件なのになんで窓が開いてるのご都合主義すぎ。
62fの部屋に入って床とかキズがついてるが売り出すなら直すじゃん。
7そもそもの呪いも、いつの時代か分からんけどとうの昔に破綻してるような。
81年に1人ずつって言ってるけど、じゃあ呪いはいつかかったのか。女中さんは誰に殺されたの?
9周りの村人はどうゆう関係なのか?。親戚一同?。
10最後にお母さんが浮浪者を殺して手首捧げてるような感じで終わんじゃ後味悪。
個人的にはおかしな改変をせずYouTubeをブラッシュアップした方がスッキリ楽しめたと思う。
以上。
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