劇場公開日 2023年9月22日

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ロスト・キング 500年越しの運命のレビュー・感想・評価

全103件中、21~40件目を表示

4.0面白い

2024年10月7日
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「リチャード三世」を観劇したことで、彼女の人生は一変。悪名高き王・リチャード三世も自分と同じように不当な扱いを受けてきたのではないかと、色々調べ出す。そして彼女はリチャード三世が見える様に、ストーリーの行方は。

ラストに衝撃、彼女の仮説が実に面白く楽しく見れた。執念だね。
実話の写真にも驚き、フィリッパはラストに英国から功績が認められた、ホッとさせる内容

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ken

4.0良作

2024年8月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

実話であり素敵な作品

主演お見事です。

脚本もすごくいいです。

不当に扱われてること、正当な評価を得られないことって世の中ものすごく多いと思います。

格好いい家族の話だと思います。

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ボタもち

3.5頑張る女性は年齢に関係なく素敵です!

2024年8月1日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

実話との事ですが、ドラマ性があり面白かったです。
主人公の女性と近い年齢のためか、頑張っている姿に励まされ、爽快な気分になりました。

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YOTSUBA

3.5信念こそ生きる理由になる

2024年7月31日
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特に印象に残ったのは、
フィリッパが
「みんな私のことをME(病気)の人としてみてる」
「でもそれだけじゃない」と心から絞り出したとき。

信念こそ持ち続けることは難しい
自分自身を信じ続けることは本当に困難

仕事や家族などやるべきことがたくさんあり、
また心身の調子が思うようにいかない中で、
周囲の冷笑を乗り越えて、やりたい事をやり続ける彼女は本当にまぶしかった。

最後に。レスター大学の評判がこれで下がると思うとスッキリする!笑

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Ykkuoo

4.0実話に基づく歴史的の発見の裏に。

2024年5月29日
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ニョロ

4.0歴史は後に作られる

2024年5月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

楽しい

知的

 息子たちとシェイクスピアの「リチャード三世」を観劇したフィリッパ。リチャード三世は、自分と同様に正当な評価をされていないのではと感じ、その研究に没頭する。そして別れた夫や息子たちの協力で、遺骨探しをはじめ、大学も動かすが。
 背中にこぶがあり、甥二人を殺し王位に就き、遺骨は川に捨てられたという悪名高いリチャード三世。その川に碑まであります。しかしフィリッパと同様に疑問に思う人が世界中にいて、リカーディアンと呼ばれています。全然知りませんでした。そして筋痛性脳脊髄炎に悩みながら、真相にたどり着き500年の歴史を覆した、フィリッパに天晴、感動しました。重厚なのに軽妙な物語もよかった。
 サリー・ホーキンスが、やっぱりいいなぁ。

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sironabe

4.0ユーモア溢れる脚本

2024年5月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

知的

熱意や執念により奇跡を起こした実話ベースのお話。
とにかく主演のサリー・ホーキンスさんの演技が素晴らしく最後まで見入ってしまった。
ヒューマンドラマだけではなく無口なリチャード三世の幻影が出てくるのもファンダジー要素が加わってそのユーモアさが楽しい。
自身の名誉より彼の汚名払拭や真実を知りたいという正義感で突き進むフィリッパを自然と応援出来た。
それでもクライマックスの在り方にはスカッとしない部分がありその後の結論がテロップで示される手法は寂しかったかな。

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月子

4.0彼女の熱意に感動

2024年5月20日
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泣ける

知的

幸せ

 とても良かったぁ。家族やリチャード三世のファンクラブの人たちを巻き込んで、墓を暴くまで行くのが凄いエネルギーだし、彼女の熱意と行く末をずっと応援して見ていました。
 だからこそ、大学側の対応が酷すぎて「はぁ⁉」と怒りで思わず声を上げてしまった。その後に女王から勲章を承ったりして祝福されたみたいだけど。あれだけは胸糞悪くて嫌だったな。講演で主人公を貶めた教授なんかも合わせて、彼女を蔑ろにした人たちをギャフンと言わせてほしかったよ。まぁそのために作った今作の映画ということなのかもしれませんね。タイミングが合わなくて映画館で観れなかったけどDVDで観れてよかったです。

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ふたり映画

4.0いい人ね

2024年5月19日
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どこまでがトゥルーストーリーかは分からないが、なんと最早大学の権威主義とは如何なものか。主人公が資金をそこまで集めてやったのだとしたら酷過ぎ、この映画で世界に知らしめリベンジとなったのか。
舞台を観てリチャード3世にはまり唐突に王が出て来て話をしたりすると心の病かと思わせてしまうのでちょっと大袈裟かな。
この話自体はニュースで当時聞いていたのでへぇーそうなんだくらいに思ったが、あんな所にあんなに浅く埋められていたとは

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GAB I

4.0英国と日本は似てる?

2024年5月4日
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仕事で欲しいものは?ペニスと答える主人公
発掘の委員会でも「女は感情的」
男尊女卑ぶりが日本と共通してる
そして情熱と直感で遺骨を見つけるも、手柄は全部持ってかれる
まるで日本の話のようでした
映画としてはテンポも良く英国の風景も楽しめてよかったです

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Imitations guitar

4.0リチャード3世の遺骨が発見されたとき、発見したのが別にどこぞの教授...

2024年4月29日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

リチャード3世の遺骨が発見されたとき、発見したのが別にどこぞの教授とかではない女性というニュースを読んで、わお、と思ったのを覚えている。丁度その頃シェークスピアのリチャード3世も見て、ストーリーも馴染みがあり、ロマンがあるなーなどと思っていた。

映画では中年女性を「主婦」と銘打ったマーケティングをしたりして、それがなかなか映画の中身を悪い意味で反映していて面白かった。もちろん映画そのものも面白かった。

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mikyo

4.0彼女の成果

2024年4月29日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

幸せ

寝られる

いつの時代も大ネタは大きい組織が奪う。資金面では敵わないが、時には潔さも必要。
主人公は粘った。頑張った、諦めなかった。
歴史的な賞賛である。この映画を通して褒め称えたいですね。

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ノブ様

4.0素敵な話。愛すべき主人公!ホーキンス最高

2024年4月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

久々に良い映画☺️ WOWOWにて。
【ロストキング 500年越しの運命】

ユニークなストーリーと、とにかくサリー・ホーキンスの絶妙な演技力に脱帽。
ちょっとした仕草や表情、話し方・・・
細やかに感情や心の動きが伝わります。
この人、やっぱり天才❗️

一昨年 映画館で観そびれていたけどこんなに良い映画だったとは。

私の大好きな実話ベース。
イギリスのシングルマザーの主人公フィリッパが、ふとしたきっかけから英国王リチャード3世に興味を持ち、文献や研究者を通じて調べるうちに、未発見の遺体探しにのめり込む。

そして奇跡が起こります!

英国王リチャード3世が幻としてちょいちょい現れる演出が効いていて、対応する主人公フィリッパの優しい人柄が引き立つし、ストーリーのキーになってます。

自身も持病というハンデを持ちながら、職場では正当に評価されず、くすぶっていたフィリッパ。
歴史上 悪名高いとされていたリチャード王の本来の姿と自分を重ねて、おとなしい彼女の探究心に火がつき、のめり込む。

ちょっと引くくらいのめり込むんだけど(笑)頭はいいし人柄もいいから、周りも巻き込んで突き進んじゃう。素敵で可愛い人です。

大学に手柄を横取りされても、え、あの程度の抗議なんだと驚いたし。彼女にとっては名誉よりも愛する王の名誉回復が一番の目的だから。

彼女にだけリチャード王が見えて、その2人の静かな会話の中で何度か泣きそうになりました。

「死人に口なし」
歴史上の話はこんな風に歪曲されて認知されているものもきっと多いのでしょう。

無事正当な王として認められ、埋葬されて、颯爽と馬に乗り丘を上がっていくリチャード王は格好よかった。

なんだか、傷ついた心を癒してもらえた。
サリー・ホーキンスありがとう

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Mariko

4.0奇跡的な事実

2024年4月1日
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とても浪漫があって良かった。

私達の知る史実は、あくまでも後世の人々が切り取ったものであり、それは都度ごとに都合よく改変されてしまっている事もある。

真実は一人一人にあって、それらを伝える行為はそれぞれに違う印象を与えてしまうもの。誰にとっても100%同じ事実なんてものは無いけど、信じていれば少しは近づけるのかもしれないと希望の持てる実話。

今も昔も名誉を奪い、都合よく嘘を流布するものはいる。簒奪者は大学。それでも協力者や団体は必要というジレンマ。

フィリッパ・ラングリー氏に大英国勲章を授与されたことはとても素晴らしい。

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大粒 まろん

4.0フィリッパのインスピレーション

2024年3月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

彼女のひらめきがなければ、きっと見つからなかった‼️
そんな気がします。
普通の主婦で2人の息子の母親にして、歴史マニアの
フィリッパ・ラングレー(サリー・ホーキンスに)。
彼女が1988年に読んだリチャード3世の研究書はシェイクスピアの描く
冷酷非情なリチャード3世とは真逆で国を思う愛に溢れた
リチャード3世像が書かれていた。
そして息子と「リチャード3世」の舞台を見てすっかり
リチャード3世にハマりの虜(ファン)になる。
更にフィリッパにはリチャード3世の幻(おすがた)が見えて、
会話をするようになる。
(これは多分、映画として脚色です)
フィリッパは考える。
1、冷酷非情に伝えられてる間違ったリチャード3世の真実の姿。
2、遺骨を発掘する。
3、国王として立派に埋葬する。
4、名誉回復

フィリッパの霊感のことは書きましたが、15世紀に教会に埋葬されてきた
リチャード3世の遺骨は、教会立て直しの際に行方不明になる。
川に投げ捨てられたとの説が有力だった。
しかしフィリッパは遺骨は必ずあると信じていた。
コツコツと調査をはじめる。
川に捨てられたと言う教会の跡地は駐車場に変わっていた。
しかしその跡地の場所に立つと、
なんとも言えない波長のようなものを感じて打たれる。

ひとりの平凡な主婦が歴史的な真実を掘り起こした真実の物語。
途中からトレース大学がフィリッパの手柄を横取りしたり、
過酷な立場に立たされるものの、功績を認められて受勲する。

運と勘と粘り、そしてリチャード3世への愛。
研究者よりも1人のファン的なアプローチが親しみある
素敵な映画でした。
それにしても英国王室の葬儀は映画のように美しい。
エリザベス女王の葬儀が行われたWestminster教会。
リチャード3世の葬儀はレスター大聖堂。
映画でも言及していたが、葬儀ではベネディクト・カンバーバッチの
詩の朗読があったそうだ。
他に映画で美しいと感じた葬儀は
「ブラックパンサー/ワガンダ・フォーエバー」。
この葬儀は実質的にはチャドウイック・ボウズマンの葬儀だから、
特別だった。

織田信長の遺骨を見つけて壮大な葬儀をしてみたいなどと
想像したくなるファンタスティックな実話映画だった。

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琥珀糖

4.0一念岩をも通す

2024年2月18日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

TOHOシネマズシャンテで「ロスト・キング-500年越しの運命-」を。
一般主婦が、2012年まで500年も見つからなかったリチャード三世の埋葬場所を見つけた実話の映画化。

仲々面白いドラマだった。最初、遺骨探しを馬鹿にしていた大学が、遺骨が出たら権威丸出しになる様は朝ドラ「らんまん」でも見たばかり。
彼女にしか見えないリチャード三世が登場し、場所を示唆するのが面白い。
彼女は、さまざまな困難を乗り越えて、とうとう埋葬場所を見つける。まさに主婦の「一念岩をも通す」だ。
タイトルにもあったIt's a true story. Her story.だった。

余談・彼女が墓探しに夢中になっている間に元旦那と息子達が見に行く映画が「007スカイフォール」だった。映画を見た後で
弟「殺しのライセンスって、どうやって取るの?」
兄「申込み書を書いて、金を払うのさ…ハハ」

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Mr.C.B.2

4.0サリーホーキンス

2024年2月12日
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は良い。こういう「自分正義」まっしぐらな役で嫌味がないのは素晴らしい

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michi

5.0リチャード三世の遺骨を発見した「主婦」によるドキュメンタリー

2024年1月22日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

ロスト・キング 500年越しの運命
神戸新開地にあるパルシネマしんこうえんにて鑑賞 2024年1月22日

フィリッパ・ラングレーが2012年にリチャード三世の遺骨を発見した実際の出来事を基にしたヒューマンドラマ。

二人の息子の母であるフィリッパ・ラングレー(サリー・ホーキンス)は職場で上司に理不尽な評価を受けているが、
別居中の夫ジョン(スティーヴ・クーガン)からは生活費のために仕事を続けるよう促され、苦悩の日々を過ごしていた。

ある日、息子の付き添いでシェイクスピアの『リチャード三世』を観劇したことで、彼女の人生は一変する。シェイクスピアの史劇により冷酷非情な王として名高いリチャード三世。しかし本当にそうなのかと疑問を抱くようになり、真の姿を明かそうと遺骨探しをやっていく。

フィリッパは「情報を集めようとしたとき、資料が散り散りになってしまっていると知ったわ。調べていくうちに、リチャード三世がレスターにある今は大聖堂となった聖マーティン教会の向かい側に埋葬されている可能性に辿り着いた。そこで私は直感的な体験をした。何かが足を伝って上がってくるような感じで、だんだんと強烈さを増して、気を失いそうになった。なぜかリチャード三世のお墓の上を歩いているような感覚になり、足元を見ると予約専用駐車スペースの舗装に英語の“R”の文字が目に入ってきたの」。

実際に発掘となるとお金がかかるが、クラウドファンディングで大成功となった。

リチャード三世の亡霊が現れて フィリッパと寄り添いながら話はすすんでいく。
このあたりにある「リチャード三世の亡霊」のやさしさが印象的でした。

実際に遺骨は発見された。検査の結果、2013年2月4日レスター大学によって「リチャード三世」であると特定された。

すばらしい作品で感動しました。

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大岸弦

3.5実話だったのね

2023年12月13日
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鑑賞方法:映画館

内容はこんなものかと思って観ていたが、リチャード三世は知らないが、実話の映画化と知りビックリ。名門レスター大学は、この内容で大丈夫なの?

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hanataro2

4.0義憤によって導かれた奇跡の物語

2023年12月1日
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鑑賞方法:映画館

王道のストーリーを誠実に仕上げているという印象。持病があり職場で正しく評価されてないと感じているフィリッパにとって、シェイクスピアが描いたことでイメージが固定してしまっているリチャード三世の名誉回復は歴史上のどうでもいいことではなく自分の尊厳を守ることにも繋がっているのだと思う。何が事実で何が創作なのか手がかりを探す中で、リチャード三世の幻影に導かれるように突き進む。揶揄や軽視、そして忠告を得ながら、家族との衝突や和解を積み重ねていく。幻想的シーンの加減も適量で、フィリッパの熱意に同調しながら観て楽しめた。かなり同調していたからか途中ちょっとホロッとくるくらい。素敵な映画では?

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ターコイズ