クレイヴン・ザ・ハンターのレビュー・感想・評価
全50件中、1~20件目を表示
ラッセル・クロウの圧が凄い、毒親のも哲学あり?
面白かったです。下地が全くなく直前にマーベルなんだって感じでした。
しかーーし。ストーリーが簡単で、流れも速くとても楽しく観ました。
あっという間に終わってしまい、もっと観たい気持ちが残る映画でした。
クレイヴンが主役なのに、なぜかニコライ(ラッセル・クロウ)が気に
なってしまい。毒親なのに、何故か哲学を持っていて引き付けられました。
マフィアに殺害されるのでもなく、ライオンに刈られたのが、ナイス♪
泣き虫の弟の気持ちも少しわかり、殺しばかりでなく、ヒューマンチック
な場面もちらほら。最後にクレイヴンの肉体美が凄いです。
遅過ぎたSSU最高傑作!!
マフィアの首領である高圧的で男性優位的思想を持つ父親に連れられ、アフリカのサバンナで伝説のライオン狩りに付き合わされたセルゲイ(クレイヴン)は、瀕死の重傷を先祖の秘薬を持つ少女カリプソにより救われ、傷口から入ったライオンの血と秘薬が混ざり合い、俊敏で強靭な肉体を持つハンターとして生まれ変わる。やがて家を飛び出し、成長した彼は、その突出した能力で裏社会の人間を始末する都市伝説の怪物“ザ・ハンター”として恐れられていた。
『ヴェノム』『モービウス』らと同じく、『スパイダーマン』シリーズに登場する敵キャラクター(ヴィラン)を扱ったエクステンデッド・ユニバース作品群、通称ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)の一作。他の作品群の批評的、興行的な不振、唯一のヒットシリーズであった『ヴェノム』すら回を重ねる毎に興行収入が減少していった事から、公開前にシリーズ全体の打ち切りが決定してしまうという不遇な作品。
しかし、個人的には、主演のアーロン・テイラー=ジョンソンの肉体改造ぶり、常に高い身体能力を発揮して画面を駆け抜けていくクレイヴンのアクションの数々が非常に面白く、「何でこういう硬派で堅実な作品をもっと早くやっておかなかったんだよ!?」と言いたくなるレベルで楽しめた。ハッキリ言って、SSU最高傑作だったと思う。
クレイヴンをはじめ、ヒロインのカリプソらの情報収集力の異常な高さ等の粗は目立つし、先の展開への伏線として散りばめられた様々な伏線が未回収に終わってしまう残念さはある。しかし、それを抜きにしても十分楽しめる、一本のアクション映画としての纏まりのある作品であったと思う。
冒頭から展開されるロシアンマフィアの首領を狩る為に、別の囚人を殺してソイツに化けて刑務所に潜入するクレイヴンのアクションが、掴みとして素晴らしい。虎の剥製の牙一本で大の男3人を難なく殺害し、壁や塀を軽々と超えていく抜群の身体能力の高さが窺える。
毎度航空機で輸送してくれる謎の運び屋との関係性等は粗さが目立つが、冒頭の盛り上がりそのままにテンポ良く彼の過去回想に移行する様が良い。
獣の力を手に入れ、普通の人間では到底敵わない存在となったクレイヴンの新たなターゲットとなるのが、謎の医者による改造手術によってサイのような強靭な皮膚を手に入れ、裏社会でのし上がっていった“ライノ”というのも魅力的。『アメイジング・スパイダーマン』では予告編で煽られた期待とは裏腹に、物語のクライマックスでチョイ役として処理されていたものとは違い、本作ではアレッサンドロ・二ヴォラの快演も相まって抜群の存在感を放っていた。
正妻ではなく愛人との間の子という弟のディミトリの辿る結末は、ベタながら共感出来る。父ニコライが期待しているのは、兄のセルゲイであり、自分は決してNo.1には立てない。兄が家を飛び出した事で、自分に期待が掛かるが、生来粗暴な性格ではない彼には向いていない。しかし、ライノとの関わりがキッカケとなって、自らの内面に変化が生じていく。だからこそ、クレイヴンが父を始末した事で、自分に順番が回って来たと言わんばかりに、トップを失ったクラヴィノフ家を継ぐ。更には、自らも改造手術を受けて“カメレオン”となってしまう。
クラヴィノフ家の兄弟は、所謂毒親、親ガチャにハズレたが故に、過酷な運命に翻弄されていく事になってしまうのだ。
そんな毒親ニコライを演じたラッセル・クロウの演技力、恰幅の良さから来る威圧感と説得力は、流石名優と言ったところ。
自らの威圧的、男性優位思想からくる支配的な性格が災いして精神を病んだ妻に対してでさえも、「弱いから」と切り捨ててしまう。更には、自殺した際の葬儀さえ「自死した者に葬儀は出さない」と言う冷酷さ。
しかしながら、獣の力を手に入れたクレイヴンを再びファミリーに迎え入れ、厄介な商売敵であるライノを始末しようと、ライノにクレイヴンの正体を送り付け、潰し合わせるという狡猾さも持ち合わせている。スーパーパワーを有してはいないが、近年のマーベル作品内に於いてはかなりのヴィランっぷり。
だからこそ、狩猟のキャンプ地で熊に襲われて命を落とすラストはカタルシスに満ちている。
それでも、遺言とクレイヴンへの毛皮のコートをプレゼントとして遺すという、死して尚自らの意志を継ぐ者へと向けた抜かりのなさが強烈。
ニコライの遺したコートを羽織り、ポスタービジュアルにも採用されている姿へと変貌した彼が、父と同じ獣(ケダモノ)としての道を進んでしまうのか。権力とパワーを手に、かつての心優しかった若者から、マフィアの首領として覚醒してしまった弟とどういった結末を迎えるのか。そう言った様々な今後の盛り上がりが絶たれてしまったのは、非常に残念でならない。
アーロン❗️兎に角アーロン‼️
お気に入りのアーロンテイラー・ジョンソンが主演の本作は、製作発表からずーっと楽しみにしてました。
ただソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)なので、過度の期待はしないようにしてました。
で、やったなSONYさん❗️面白い❗️
これは良い!
久々に単独アメコミ映画の良作です。
アメコミ疲れで劇場で観る事を敬遠すると後悔すると思います。
冒頭のアクションからキャラ立ちしてます。
どういうキャラかアクションで語ります。
刑務所の壁を素手で登ります。刑務所の意味ありません。
狼を目力で退けます。飛行機チャーターして颯爽と逃げます。
007みたいです。
飛び道具は吹き矢やボウガン、銃は使いません。
フローリングで全力疾走してドリフトかます猫のように走ります。
曲がりきれずブチ当たります。
スニーキングもお手のもの、壁走りもします。
魅力爆発してます。
もちろんキャラのオリジンを描くのでどうしても、もたつく説明部分は避けられないし、物語もシンプルで奇を衒ってないし、壮大な話でも無い。
おまけに、最後クレイヴンのキャラコスチュームでキメ座りするけどポスターとかで既視の為、それほどテンション上がらない上に、その衣装をくれたのが嫌いな親父って事で、また何で❓とノイズになってる。
しかし好みの問題ではあるけどクレイヴンがやたらカッコいい。
スパイダーマンのヴィランというより、ダークヒーローとして。
彼のハンティングリストに載ると逃れられない、間違いなく狩られる。
都市伝説として裏社会の顔役達が恐れるザ・ハンター。
百獣の王の血と秘薬の効果で、野生の獰猛さと身体能力、最高のハンタースキルを持つ。
R指定描写で容赦なく目標を始末して、
毒を以て毒を制するダークヒーロー部分が、
スパイダーマンとヴィランとして絡むの難しいんじゃないかと思うが、負目を感じてる弟の存在があるので上手い設定。
弟に頼まれて気は乗らないが、スパイダーマンを狩る事にしたら、手強くて狩れない状況から、スパイダーマンを狩る事自体にハマって行くのを見てみたい。
兎に角クレイヴンに扮するアーロンが素晴らしい。
説得力のある鍛え上げた身体と、ニコラス・ケイジ系困った眉と、野生味ある目力で、力強さとどこか軽妙な部分を両立させている。
次期ボンドの噂もあるけどキック・アスからの推しなので、もっともっと売れてほしい俳優。
とまあここまで書いたが、大コケらしい。そもそも何度も公開延期を繰り返した上に、SSU打ち切りの噂記事が公開前に出たのも大きい(SONYの公式は言ってないみたい、結果言いそうだけど)みたいだし、ちゃんとデップーはヒットしてるのに、アメコミ疲れ記事が何故かSSU作品公開前後によく出るのも、何だかなあ。
もう上映終わりそうな勢いだけど、もっと見てほしいなぁと思っとります。
私は2回行きました❗️
ヴィランと言うかダークヒーローと言うか
ヴェノムもモービウスも面白かったけど、何か足りないなぁと言う感じだった所に非常に僕好みなオレツエーが爆誕。
ヒロインの助けや、親との敵対、弟の目論みまで、割とお約束な展開なので安心してみれました。
エンディングとしては、あんな感じだったので、続編をちゃんとやってくれることを期待します。
兄弟の行方が気になります
スパイダーマンのアンチヒーローというのは、初めて知りましたが、
スパイダーマンの宿敵どんどん出てきますね
でもどれも宿敵とはいえ 様々なストーリーがあり、ひとくちにアンチヒーローとは片付けられない内容になってます
私はヴェノムがおちゃめで面白いと思ってたのですが、クレイヴン・ザ・ハンターも良かったです
めちゃくちゃスピード感ありかっこよかったですし、クレイヴンの父親役のラッセル・クロウの重圧感もすごかったし、
あの頼りなさそうなディミトリが、何かありそうだとは思ったが、やはり最後何者かに変わっていましたね
続きあるしかない終わりかたでしたので、楽しみにしております
死を恐れるなと言ったよな❓
こないだ鑑賞してきました🎬
スパイダーマンが登場しないスパイダーマンの世界を描く、ソニー製マーベル映画の最終作と言われている本作。
決して悪くはないですが、既定路線を走りすぎた印象も🤔
アーロン・テイラー=ジョンソンのクレイヴンは、説得力のある肉体に容赦ない狩りっぷりで違和感なくクレイヴンを表現🙂
アリアナ・デボーズ演じるカリプソは、クレイヴンととある接点をもち、現在は弁護士として活動。
ヒロインとして重要な役割を担います🤔
フレッド・ヘッキンジャーが演じるのは、クレイヴンの弟ディミトリ🙂
マフィアの父と、悪人を始末する兄に挟まれた普通の人である彼。
そのギャップに苦悩し、敵からも狙われるのですが…。
ある意味共感できる人物でした。
ラッセル・クロウが演じるのは、兄弟の父親ニコライ🙂
裏社会の大物であり家業を子に継がせたい彼は、ディミトリが向いてないと分かるとクレイヴンことセルゲイを重視。
狩りやら色々教え込もうとしますが、その途中である事件が。
独裁的で強権的な父親を、貫禄たっぷりに表現していましたね🤔
一映画としては平均以上、アメコミ映画としては標準的な感じですが、ソニー製マーベル映画を追いかけてきた方や、強いアーロンを観たい方は楽しめるでしょう👍
ライノというサイみたいなヴィランもちょっと小粒な感じですがね😅
私は中盤の車を追いかけるシーンが一番面白かったです🙂
あそこはアクションも格好良く、月並みですが手に汗握るシーンでした😀
得るものはないが男の浪漫が光る
この映画の予告を見て、ライノが出るときいて観に行くことを決めました。
アメスパの消化不良感(NWHでは手こずったと話してたけど)
があったライノが遂にスクリーンに…!大好きなビジュアルをしてるのでそれだけでもガッチリ心掴まれました。
あと、ラッセル・クロウが出るってきいて…
弟のディミトリはカラカラ
父のニコライはマキシマス
グラディエイターだ!となったのも束の間、
クレイブンの肉体美が最&高
冒頭の脱獄シーンだけで彼をキャラとして好きになれるのでは。
タロットカードを持つカリプソは我らジョジョラーの味方。謎の霊薬、2つ目の霊薬、超人ババアなど、説明がいっさいないカリプソ周りの要素が、逆に物語の続編を匂わせてる。
ラッセル・クロウはさいごのさいごまでクズ親父を演じきった!
偽りのレジェンドが、銃をもたずに「本当の」レジェンドである獣にぶっ殺される終わり方が、自分はとてもアガった。
さいごに弟に指パッチンされたことで、クレイブンは兄として弟を守ろうとしていたこと(弟を弱く見ていたこと)に気づいたんだなぁと。
自分も次男なのでわかる。
「そのままの君でいい」はときとしていちばん心をえぐる言葉。
ん?ん?ディミトリ役のひと、グラディエイター2でカラカラ役やってたね?どっちも不遇な弟????
これはこの俳優さん追ってけますね。次男坊の辛さを体現するのが異常にうまい。
ライノに絞りましょう。
完璧です。これでいいんです。
ライノはこれでいい。サイの怪物。
弟ディミトリと重なる、自分を強く見せたいサイの怪物。
最後の最後まで、ニコライ、クレイブン、カラカラに狂わされた人生の凄まじさを、
激痛の走るサイ形態が物語る。
さいご死ぬとき、角が折れてましたね。もう彼は突進できない。
ん?????ん?????サイ?なんかどこかのローマ帝国の映画でも観たことあるなぁ
得るものなどない。だが浪漫がある。
アガりまくれる。
映画館で観るべき映画!とまではいかないが、観に行ったとしても後悔は絶対にしない映画。
ディミトリとニコライとライノはさっさとグラディエイターの世界に帰ること。マッコールさんがまってるよ。以上。
悪くはない
映画としての出来は正直悪くない。
ストーリーも、演出も、それぞれの演技も良いと思います。
成長してあんなに変わる?とは思いますけどw一気にワイルドになりすぎw
まぁそれはそれとして、やはりマーベル映画として見ると物足りないんですよね…
期待値が高過ぎるのかもしれない。割と硬派で個人的には嫌いじゃないんだけど、マーベル映画に対する期待が高くなっちゃう。
ドキドキやワクワク、そうくるか!こんな演出あるんだ!みたいな。
もうネタ切れなのかもねぇ。
映画本編は特に金かえせとなりませんでしたが、パンフレットはちょっと金返せ感ある商品でした。
「ヴェノム:ザ・ラストダンス」を鑑賞しに行った日に
「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の上映前の予告編で
初めて見た「クレイヴン・ザ・ハンター」。
「クレイヴン・ザ・ハンター」が
ソニーズ・スパイダーマン・ユニバースの作品と知り、
ソニーズ・スパイダーマン・ユニバースだからという理由で
乗り気でないテンションで出かけた
「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の上映館で
ソニーズ・スパイダーマン・ユニバースの新作紹介を見て
スパイダーマンの原作に詳しくない立場としては
「モービウス」
「マダムウェッブ」
以上に
興味のわかない「クレイヴン・ザ・ハンター」を
見るか
もういいか
ソニーズ・スパイダーマン・ユニバースだからという理由だけで
見るのは、もういいではないかと思いつつ、
ひょっとしたら
面白いかもしれない・・・
「モービウス」
「マダムウェッブ」
よりは、面白い・・かも・・しれない・・・
そんなテンションで
「クレイヴン・ザ・ハンター」字幕版を鑑賞してきました。
以下ネタバレ
鑑賞中に
サイとラッセル・クロウを見て
「グラディエーター」の続編を
思い出す程度には退屈な時間もありましたが
「モービウス」
「マダムウェッブ」
よりは面白く、
「ヴェノム」シリーズと似た
ソニーズ・スパイダーマン・ユニバースに
おつきあいを
させられている感のある映画でした。
「クレイヴン・ザ・ハンター」の主役が
パンフレットの役者プロフィールをみるまで
「キック・アス」の主役と同じ人と
気づかなかったので
今後、「キック・アス」を見るときは、
「クレイヴン・ザ・ハンター」の主役の人だな
ノイズが発生するなと思ったりしました。
21世紀も1/4が経過しているのに
動物がCGに見えるのは、
何とかならなかったのかと思いつつ、
ラッセル・クロウの顔演技は
CGアクターではだせない渋みと説得力があるなと思いました。
せっかく
丁寧にバイオレンスシーンを積み重ねて
作劇していた緊張感が
女弁護士の突然アーチェリー活躍で
主人公のピンチを助ける展開は
雑な脚本だなーと思い、
まぁ
ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース
らしいなとも思いました。
映画本編は特に金かえせとは
なりませんでしたが
パンフレットはちょっと
金返せ感ある商品でした。
「クレイヴン・ザ・ハンター」の
パンフレットは990円(税込)。
パンフレットの値段が990円(税込)に常態化されつつある
2024年ではあるものの、
高いなと思いつつ購入。
そしてページを開いてみれば
ページ数は少なく、
写真だけのページは手抜き仕事の印象。
アメコミ映画の利権にくいこんでるっぽい
毎度の提灯ライターの読む気にならない
提灯記事。
クレジットに協力とあるので
報酬なしで趣味的に書いてるとしたら、
990円(税込)で販売するなと思い、
映画館まで鑑賞しにきた客に
こんな低品質な便乗値上げパンフレットは
他のパンフレットに失礼ではないか
と思いました。
(他のも高いけど)
う〜ん😒
寝落ちしかけたからね〜😓
決して悪くはないのだけれど、マーベルシリーズを観過ぎた人には、ちょっと物足りないかも(^^ゞ
続編で、兄弟対決やる前提で作られた作品かもしれませんが、本当にやるのかね〜🤔
肉体改造
ライオンのパワーを得たクレイヴン。
激しいバトルシーンも多いが
アーロンテイラージョンソンの筋肉美は凄かった。
かなりの肉体改造をしたんだろう。
父親のラッセルクロウは肥えていて
マフィアの親分。性根がクズで
少しイライラしてしまった。仕方ない。
悪いお金持ちの家に生まれた宿命。
家族間の葛藤、兄弟格差も描かれていた。
続編を彷彿させる終わり方だが制作はされない
感じ。クレイヴンをこの先も大切に扱って欲しいと
願う。良いキャラクターなので。
マダム・ウェブよりはるかに面白かった
アメリカで大コケしたので心配でしたがかなり面白かった。マダム・ウェブなんかより比べものに、ならないくらいよかった。
まあ、冒頭の刑務所のシーンはいらないと思いましたが…
あとはスーパーパワーを得る過程がイマイチな位…
R15指定ですがそこまでグロくない。
続編が観たくなるような内容。最後もワクワクする終わり方だったし。何故コケたんでしょう?
予備知識なしで観ました
冒頭からセルゲイ/クレイヴン・ザ・ハンターの筋肉美から
目が離せませんでした(笑)
弟ディミトリ役のフレッド・ヘッキンジャーは
「グラディエーター2」では狂気の皇帝(カラカラ皇帝)役、
父ニコライ役のラッセル・クロウは「グラディエーター」で
マキシマスを演じました。
まさかの「グラディエータ」繋がりです。
そしてDCの「マン・オブ・スティールではスーパーマンの父親ジョー=エル役でした。
アーロン・テイラー・ジョンソン、
テネットではどの役だった?と思い出せません。
アベンジャーズではワンダの双子の兄でそういえば面影があります。
ロンドンで誘拐された弟を追う場面、
飛び立とうとするヘリコプターを自分の力のみでガッチリ抑え込むところ、
さすがR15指定なだけあって、戦闘シーンは迫力満載!
ライノの突然人が変わったようなキレ気味にはドン引きでした。
まさか過去編のニコラスに拒否られた軟弱な青年がライノだったなんて。
戦闘シーンはほぼ肉弾戦だったけれど、よかったです。
一方でザ・フォーリナーの能力が姑息すぎて……。
時を止めないと戦えないの?と正々堂々と戦おうよ、と。
カリプソに撃ち抜かれてあっけなく退場。
あまりカッコイイ見せ場がなかったような気がします。
カリプソ、少女の時は愛らしい姿だったのに
弁護士姿はちょっとふてぶてしいというのか……やさぐれてしまったというのか……。
いろいろな人の弁護士をやれば、あんな感じになってしまうのでしょう。
彼女が秘薬の作り方を知っているのかどうかは分かりませんでした。
秘薬についての手の内を全てセルゲイに明かさなかったのも
まぁ、そうでしょうね……と。
彼女と秘薬についてもう少し掘り下げてもらってもよかったかも。
美少年だったセルゲイとディミトリ。
セルゲイだけがマッチョになってディミトリは好青年に。
2人がハグしあう場面ではあまりにも身体大きさの違いにびっくり!
異母兄弟とはいえ、こんなに違うの?(笑)
自分の店を襲撃されたり、誘拐、監禁されて指を切り取られ
殴られたり、ライノとセルゲイの肉弾戦に巻き込まれて
乗っていた車が横転しぐるぐる回転しちゃうなど
かなり苦難の連続だったディミトリ。
まさかの……組織を引き継いでいたなんて……。
セルゲイは愛する弟だけは悪の組織とは無縁の世界に……と思っていただけに
ショックでしたよね。
続きがあるような終わり方でしたが、エンドロール後の映像がありませんでした。
SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の最終作らしいですね。
今後はどうなるのでしょうか。
クレイヴン・ザ・ハンターの事は全く知りませんでしたが
予備知識がなくても楽しめました。
何となくストーリーが甘いかな?と思いましたが、面白かったです
身体能力の高い人
映像は面白かったんだけど、ちょっとイマイチ乗れなかった。
どうやらスパイダーマンの敵役の物語らしい。
ある一定数のファンがいての映像化なのだろうけど、初めましての俺にはサッパリだった。
悪人からハンターと恐れられる男が主人公で、そのリストに載ると必ず狩られるのだとか。
ヒーローのような立ち位置ではある。
特殊な能力も持っていて、どうやらライオンの化身のような感じ。
強靭な肉体に再生能力と敏捷性だろうか。特筆すべきは目的に対する執着って感じかしら。弟を攫われた時のチェイスはとても楽しかった。
この俳優さんは、走ってる姿が凄く映える。
で、今回の敵はサイのような男。容姿もちゃんとサイっぽくなる。NYには闇医者なんかもいて弟はカメレオンの能力を手に入れたりする。
この弟はただの人間だったのだけど、父親の死後、組織を受け継ぎマフィアのボスとして君臨してるようだ。と言う事は、ハンターリストに載る可能性が出てきた。
…どうにも大味な内容だったように思う。
狩人が狩られるって構図をのっけから見せられたのもあるけれど、もっとシンプルな話でも良かったんじゃないかと思われる。
こんな構図になってしまったから、裏社会のゴタゴタに終始して、主人公の大義名分が霞んじゃったような印象だ。
キッカケになった呪い師がもつ秘薬とか、父から送られるハンターのジャケットとか…漫画的要素も漫画的な帰結にもなるのだから、ご大層な設定とか無視しても良かったように思う。
…とは言え、アメコミ的にはスタンダードなのであろう。
大人な子供も楽しめる内容なんだと思われる。
そして、この主人公は変身もしない。
ワイルドで魅力的な外見ではあるが人のままなのだ。
お楽しみは次回って事なのかしら?
次回あんのか、コレ?
アメコミに疎い俺には、続編が作られたとしても動物王決定戦みたいになりそうであまりそそられない。
そもそも立ち位置としてはヴェノムと似たようなポジションで…ヴェノムはついにスパイダーマンと対峙する事はなかったけど、コイツはあるのかなぁ?
と言うか、スパイダーマンと共演しないと片手落ちなような気がしてならない。
ライオンの目って黄色だったんだな。
意識した事なかったけど、暗闇で光る黄色の眼を見てライオンだと一目でわかったもんなぁ。
狩人の目だったな確かに。
おそらくなら…連載当初は防犯カメラとかSNSだとか普及してなかったろうから身を潜めるハンターって構図が成立してたのだろうけど、現代じゃ難しいよなあ。
ど頭から防犯カメラにバッチリ映されて、身元まで把握されてんだもんな。
その辺の整合性が腑に落ちなかったから、こんな感想になったのだと思われる。
今ちょっと画像検索したんだけれど、結構な強敵っぽいぞ…ライオンの顔のジャケットはさすがにダサいのだけど、キャラは迫力あんなぁ。
でもそこまでのカリスマ性を本作からは感じなかった。
すんなり
他の作品との絡みもなく、前知識なくすんなり楽しめた。残酷描写もなかなか良く、何よりダークヒーローらしい拗れまくった家族関係が肝❗️
アフリカからシベリアになっても野生動物を大事にする悪い人間は即殺す単純明快さにスッキリ❗️
ラッセル・クロウがラスボスで超人化と思えばあっさりと。
ダークユニバースではジキルとハイドだったのにMARVELでは1回限りなのは寂しい…。
次回作もありそうなラストだけどスパイダーマンのヴィラン❓物はおわりなのかな。
よかった
主人公の家がシベリアあたりで、自給自足生活でもしているのだろうか、もっと暮らしぶりを見てみたい。ヒーロー映画にしては地味で、抑制されている。主人公のキャラが薄い。特に破綻もなく、飽きることもなく最後まで見たのだが、とにかく暗くて真面目でもうちょっとふざけたところがあったらよかった。
血は争えない
アメリカで酷評されてるほどでなく、面白かったと思います。
ただ、スーパーパワーを得るくだりとか、あの秘薬もまだあるんかい❗って感じでしたし、ちょっとな~、な部分はありました。(笑)
が、全体的にはアクションやストーリーは面白かったです。
で、血は争えないですが
私の考えは血(血統)が鍵だと思いました。
ライオンの血もそうですし、結局、兄弟2人とも嫌いだった父親と同じような自分のエゴを貫くような人生を歩む事になったのだと感じました。
兄はハンターとして、弟はマフィアのボスとして。
続編があるなら、そのあたりを描いてクレイヴンは、自分こそが正義だと考えるヴィランへ変貌していくみたいな続編が見たかったな~と思いますが、SSUは終わりなんですよね~確か
残念~
String
SSU最終作、今考えればスパイダーマン微塵も登場しなかったなと振り返りつつも結構楽しみにしていた一本なので大スクリーンで鑑賞。
やはりストーリー面ではちらほら難はありましたが、このユニバース嫌いにはなれないんだよなという感じの絵力やキャラの濃さを感じれる作品で単体作品としては十分楽しめる作品になっていました。
現在→過去→現在といった流れで進む作品なんですが、過去パートが若干長めに感じてしまったのもあって大丈夫かな?と思いましたが、現代パートに戻っても明確な目的が見えなかったのもあって困惑しながら進んでいた中でクレイヴンの生き方が分かってきてからは乗れていけました。
過去に助けてくれた少女と再会してからの流れは飛び飛びで呑み込むのが大変でしたが、そんな事はお構いなしと言わんばかりの爆発と爆裂の連発でどんどんテンションぶち上がっていきました。
それまでのアクションも相まって今回こそは、今回のSSUは良いんじゃいかという手応えもあったりしたんですが、そこからのストーリーは平行線多々…。
クレイヴンの戦闘シーンはメチャクチャカッコ良かったです。
驚異的な身体能力で地を這いまくって街中を駆けまくる姿は勇ましかったですし、壁を伝いながらの移動だったり、車にしがみつきまくったり、ヘリに付けたロープに引っ張られまくったりととにかく派手さメインな絵面が多くあったので満足度高めです。
森の中にあるトラップも既視感があるものもあればなんて残虐なものを用意してくれたんだってくらいのトラバサミの使い方だったりと、もっと見せて欲しかったですがこのユニバースに求めていたものはしっかり摂取できたと思います。
動物たちが参戦してくるところはB級映画感満載で笑いましたし、ヌーの突撃なんか迫力満点でやってくるもんですから楽しいでしかないです。
敵方がサイの皮膚をもっての戦闘シーンはゴツゴツしたパワープレイで見応えありましたし、とにかくグーでやり合う姿勢は称賛に値します。
終盤は丸く収めたかと思いきや、弟関連での出来事だったり父親との決着だったりを差し込んでくるのでちょっとモヤっとしていたところに決めポーズがお出しされるので、終わりなのにまだカッコつけるのか?という気持ちになってしまったのは残念でした。
ムキムキマッチョなアーロン・テイラー=ジョンソンの色気はかなりヤバかったですし、権力を持つ大人を演じたラッセル・クロウもお見事でした。
これにてシリーズ打ち切りという悲しい結末を迎えてしまいましたが、何らかの形でヴィランたちにまた脚光が当たってほしいなと思ってます。
鑑賞日 12/16
鑑賞時間 12:40〜15:00
座席 S-30
全50件中、1~20件目を表示