劇場公開日 2024年12月13日

「せっかく見栄えが良いのに、VFXだらけのアクションでは活かされないのでは?」クレイヴン・ザ・ハンター kazzさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5せっかく見栄えが良いのに、VFXだらけのアクションでは活かされないのでは?

2025年1月4日
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鑑賞方法:映画館

この人=アーロン・テイラー=ジョンソンが、次期ジェームズ・ボンド役の最有力候補らしい………
ハリウッドに筋肉番付があるとしたら、どのあたりに位置する俳優だろうか。

過去編がダラダラと冗長な印象。
父子関係と異母兄弟の関係が物語の終盤で重要になってくるから、過去を描いておく必要があるのはわかるが、過去編を盛っておかなければならないほど現在編の内容は厚くないのだ。
せっかく個性的な敵役のキャラクターを用意しているのに、充分活かされていない。
ヒロインは特に中途半端でかわいそうだった。
こういうところも、尺の使い方を過っているのではないかと思う。

これ、ソニー版マーベルのシェアードユニバースの一作らしい。
クレイヴンも「スパイダーマン」のヴィランだということだが、ハントするターゲットは悪党だから、必殺仕掛人みたいなもの。ただし、悪党を殺して自ら手に入れた顧客リストがターゲットのリストだ。
そして、殺し方がエグい。
暴力の残虐性を見せているというより、エンターテインメントの刺激剤的な使い方に見えて、若者向け映画としては感心しない。

シリーズ化、別作品とクロスオーバーしていくことが前提で作られているのだろうけれど、私にはついて行こうという気力は湧かない。

kazz
トミーさんのコメント
2025年1月15日

コメントありがとうございます。
パワー!の違和感ですね、マティーニじゃなくバドワイザーガブ飲みしそう。

トミー
トミーさんのコメント
2025年1月15日

共感ありがとうございます。
ボンド役が決まるともう続編は無理でしょうね。彼がボンドだとリチャードキール=ジョーズが主役になった違和感がありますね。

トミー