劇場公開日 2023年7月28日

イノセンツのレビュー・感想・評価

全132件中、61~80件目を表示

2.5何がテーマなのか

2023年8月8日
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鑑賞方法:映画館

「無垢な子供の遊びが…」で、どうなった?

サイコキネシスが結局どうなった?
人が死んでも事故しても警察来ない。
不審者がいても警察来ない。

親が子供に無関心。
公園の大人も無関心。
子供はみんなサイコパワーを持っている。
音響と効果音でなんとか映画になるっしょ。
なんかそれぞれ中途半端。
X-MENの前日譚。

上から降りてくるクレジット、気持ち悪い。

他の人のレビュー少し見たら『童夢』のキーワード。
いくら名作でも知らんもんは知らん。
「童夢」って言ったらレーシングカー。

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imaxmax

4.0ギフト

2023年8月8日
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この手のメンタルに来る北欧ホラーは、ハリウッドでリメイクされがちだ。もう売れてるかもしれない。
それにしても上手いポスタービジュアルだと思う。

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t2law

3.5サイキックバトル映画ではない

2023年8月7日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

いやバトルはあるけれど。
事前情報で大友克洋の『童夢』にインスパイアされた作品だとは聞いていたが、ここまで『童夢』だとは・・・
子供の無邪気な残虐性が不穏で緊張感溢れる映像で綴られ、ヒリヒリと痺れた。
大人たちの預かり知れぬところで物語が動くのも良い。
主人公はじめ子役たちの演技にも目を見張った。

ただ、ボンクラな自分的には、もうちょっと派手なバトルも欲しかったなあと。
全編張り詰めた緊張感に貫かれてはいたが、わかりやすいカタルシスも欲しい。
元ネタの『童夢』も派手にやらかした後だからこそ、あの静かなラストが活きていたと思うし。

あとネコ好きの人は鑑賞注意。

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イサヤ

4.5タイトルなし

2023年8月7日
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鑑賞方法:映画館

子供の持つ無邪気な怖さと歯止めの効かなさ。この選択するなよ!って方にことごとく行くw 。事前に予兆を見せる事で作品全体がウソっぽくならず、加えてこちら側に痛さをビシビシと伝えて来た。良作! (観た映画館の環境か、音があまりにも大きすぎてキツかった部分はあった。。)

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こち

3.0AKIRA方式も良し。

2023年8月7日
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大友童夢が整理再解釈され最適物語に変奏、
高純度に実写化されたことを祝す。
特殊能力の微弱静謐さと制御困難さが勝因。
無垢と正義と邪悪の不安定な交錯をスリルの主軸に置く脚本の上質。
主役に特殊能力を持たせないAKIRA方式も良し。
良作連打の新鋭に期待。
私的年テン上位当確。

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きねまっきい

4.0子供って怖い

2023年8月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

難しい

子供って親がしらないうちにネットワークができていて、ましてや今回は特殊能力者の子供がでてくるからさらに怖い。
加減を知らない子供が能力を使うわけだからさらに怖い。
ぞゾッとくるこわさを味わいたいひとは是非とも劇場にてご覧ください。
僕は海外Blu-rayにて観賞したので是非!

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流浪の旅人ぱぱや

4.5親の知らない子ども

2023年8月6日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

知的

覚悟してたけど、覚悟足りなかったみたい。
マジでゾッとするほど怖い。最近見たホラーが「忌怪島」だから、余計ビビる。心にチクチクと刺さる恐怖。間違いなく、今年トップのホラー映画でした。こういうのが、無性に勧めたくなるんだよな...。

開始1分で察する。あ、ヤバいやつだこれ。
驚かせてくる訳じゃないのに、何かが常に迫ってくるような気がして、鳥肌が止まらない。重力を無視したカメラワークと天気はいいのに気分が晴れない演出。何をしれかすか分からない子どもたちの奇妙な動きが、目を逸らしたくなる。ああ、やめてくれ。それ以上過激化しないでくれ。見たくないはずなのに惹き付けられる。自分もそっち側に行ってしまったってことなのか...。

主人公のイーダが「外に行ってくるね」とか「アナと遊んできていい?」と言う度に、やめたがいいよと止めたくなる。なのに、母親はそんなことも知らずにいってらっしゃいと声をかける。しかも、大事な時に限って晩飯だからと止める。親ってのは、子どものことを全部理解するのは不可能なんだ。親に限らず、自分の兄弟や友人のことだって。「意地悪してくる子が居たらどうする?」というイーダの質問に対しての返答も残酷だ。言葉数が少ない映画だからこそ、ひとつひとつのセリフが心を砕く。

エスパー少年・ベンはかなりのサイコパス。
死というものを理解していないのか、理解しているけど死への恐怖より探究心が強いのか、どちらにせよテリファーのクラウンと並ぶ、今年トップクラスの悪です。度々叫ぶのは、抑えきれない自分の力に怯えているのか?それとも、後から恐怖が襲ってきているのか?正体が掴めない不気味さがたまりません。この映画に出てくる子どもたち、異常なほどに演技上手くて心臓飛び出る。イーダは、成長したら驚くほどの美人になりそう。

ラストなんか芸術的で見とれてしまうんだから。恐ろしいのに美しいんだもん。もっとぶちかましてくれても良かったんだけど、この湿っぽい感じがいいのかも。あとひとつ、不満を言うなら、もっと要素が欲しかったかな。中盤は結構同じことの繰り返しだから、ちょっと退屈。アナ、めちゃくちゃいいキャラだから、もっと見せ場があってもいいと思う。

でも、かなりの大満足。正直、ここまでとは思っていなかった。レビューを書いているうちに、楽しくなってまた見たくなってきたので、星4.0からひとつランクアップ。小規模だけど、めちゃくちゃ面白いです。覚悟の上、ぜひ。

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サプライズ

2.0違うじゃん

2023年8月6日
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「住宅団地を舞台に、子供たちが隠れた力に目覚めるサイキックスリラー」って違うよね。
主人公の少女が、人と気持ちを通じ合わせる方法を知るという話じゃん。
「童夢からのインスパイア」とか聞いてたから、観る角度を間違えたじゃん。

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DKawa

4.023-097

2023年8月6日
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鑑賞方法:映画館

退屈な夏休みが狂気に染まる😨
子供たちの何気ない行動が次第にエスカレートして、善悪の境界を曖昧にし、後戻りできない事態へと変わる。

大人への秘密はあまりにも恐ろしく、
大人たちはそのサインを見落とす。

セリフ少なめで、
子供たちの表情と動きだけで話は進む。
十分怖かったです😱

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航

4.0正邪がない。だから…

2023年8月6日
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鑑賞方法:映画館

無垢で幼い魂と、だからこそ制御できない感情と過剰な力。そこに正邪は感じられない。喜び、悲しみ、怒り、怖れ、憎悪、孤独が、殆ど発作的に発露しているだけ…。だから恐ろしい映画だった。

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哲也

3.5雰囲気良し

2023年8月6日
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鑑賞方法:映画館

夏休みの子供たちのサイキック対決。

鬼滅の刃みたいな過剰な説明台詞にせず、
むしろ極力台詞を削ったところが成功の一因では。

煽った演出にしててもマーベル系みたいな感じになるし。

話だけ見たら、どこにでもありそうな内容なのを
うまいこと料理したな〜と言う印象です。

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ababi

4.080点 不気味な演出がクセになる。

2023年8月5日
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鑑賞方法:映画館

怖い

とにかく不気味で音楽、効果音、演出で上手く私たちを楽しませてくれる作品です。

演じている方たちもその物語にピッタリで演技で成り立った映画だと思う。1番の驚きは子供がメインということ。
ほぼ子供たちで物語が進む。内容はともかく演出はとても工夫しており他の作品では出せないと思う。
派手な爆発とかが全くないがジワジワ怖さが出ていると思う。よく上映時間2時間もったなぁって感じです。

1つ言いたいことはわざわざ猫を殺す演出をしなくてもいいと思います。猫を飼っている私としては演出と分かっているが嫌な気持ちになったので他のことで表現すればいいのになと思いました。

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あっぷる

2.5不気味で不快で気味の悪いスリラー

2023年8月5日
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鑑賞方法:映画館

最初から最後まで、とんでもなく恐ろしいことが起きてしまうのではないかという緊張感が続くサイキックスリラー。不気味な子どもたちによる静かな超能力バトルが繰り広げられる不快指数高めの作品です。
「ネコが酷い目に合うので注意」という事前情報により覚悟して挑みましたが、キツかった…。あの時点で、ヤツに対する同情の余地はゼロになりましたね…。

メインキャラクターの4人の子どもたち(一人はティーンっぽいけど自閉症)、序盤は興味本位だし、子どものタチの悪戯…でしたが、どんどんエスカレート。無知が故、善悪の区別が付かず、その場の感情に任せて取り返しのつかないことをしてしまう。その悪気の無さや無邪気さの表現が上手なので、ずっと不快な展開でもやもやしました。(褒めてます)

そしてキャッチコピーにもなっていた通り、大人はコレに気付いていない。ややネグレクト的な親もいましたが、決定的な毒親ではないし育児放棄ではない。でも、やや無関心だったり、やや親として未熟だったり、少し不安要素がある家庭。この辺りの家庭環境描写と伴う子どもの心理描写が絶妙で、淡々と地味な画が続くのに緊張感と集中力が続き、観た後の疲労感もたっぷりでした。

ラストの結末がちょっとぶっ飛び展開というか、雑に感じてしまったり、ネコちゃんの一件など、好きなタイプではありませんでしたが、この夏の胸クソ作品として味わうことができたので良かったかな。

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まだまだぼのぼの

4.0カメラワークが凄い

2023年8月5日
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低予算でもここまでできるんだよね。

ハリウッドにはできない
ジワジワ沁みる怖さ。

またあとで怖さが来そう。
ヤバいヤバい。

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NobuNaga

4.0ジワジワくる北欧サイキック・スリラー

2023年8月5日
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ジャンルとしては超能力バトルもの。
超能力に目覚めた子供たちが主役。子供ならではの純真さ、それと同居する残酷性がエスカレートしていく、ジワジワとしたサスペンスに惹きつけられる。
北欧の雰囲気、子役たちの神がかり的演技が印象的。

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ファランドル

3.5民度が低い。映像などは優れてるし、主演の子と自閉症の子、その友人の...

2023年8月5日
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民度が低い。映像などは優れてるし、主演の子と自閉症の子、その友人の女の子も良かったけど、キモいし、楽しくない。結果的に自閉症の理解も薄っぺらいし、むしろ色物にしている。現実を反映しているとはいえ、あまり必然性もなく、移民や人種で色分けしているのも稚拙。何でこういうオカルトものが賞を取るのかさっぱりわからない。

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えみり

4.0北欧サイキックスリラー

2023年8月5日
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北欧のサイキックスリラー作品。
能力を持った子ども、あの殺風景な団地にブランコ、そして暴走。
どうしても「童夢」を思い浮かべてしまいますが、派手さを抑えた演出や色味に淡々とした感じが北欧っぽく纏まっています。
また、子ども達での戦いや、静かですがガムランを使ったような音楽には「AKIRA」を思わせました。
能力の覚醒と感染、増強に暴走と、次々に成長する姿は正に子どもそのもの。そしてその遊びはやがて狂気へ。
子どもならでは無垢な心と危なげさ、そのミニマムな社会にある怖さも描かれていたと思います。
大友へのたっぷりなオマージュとそれを北欧作品にちゃんと落とし込んだ本作、じっくりとした作りでとても面白かったです。

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白波

3.5子役の演技に驚嘆

2023年8月4日
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悲しい

怖い

大友克洋にイマジネーションをもらっているということで、設定は実にAKIRAっぽい(実際は童夢を元にしているそうだが、そちらは未読でした・・・すみません)
※追記:あらすじだけ読んでみましたが、確かに本作の内容とリンクする部分多いですね

スケール自体は小さい話なので、おそらく制作費とかは抑えられているんだろうな、と思うのだが、子供ながらの残酷さが強く印象付けられる
全員、悪いことなんかしなさそうな見た目なのに、超能力が使えるサイコパスが混ざっているので大変なことに

主に子供達がメインで話が進んでいくが、子役の演技は本当に素晴らしい
特に自閉症という難しい役を演じた、アルヴァ・ブリンスモ・ラームスタッドは観た人全員が驚嘆するに違いない
時々自閉症から脱したときに凛々しい顔をみせるし、よくみるとモデルのような体型だし、実際は頭も良いんだろうなと思ってしまう所もあったが、自閉症の演技全般は本物を連れてきたのかと思ったほど素晴らしい
まったくの無名な役者のようなので、今後の活躍に期待したい

肝心なストーリーの方は、最後の盛り上がりが若干欠けていて残念
アクション巨編ではないので仕方ないが、もう少し捻りがあればもっと良かった

家に帰ってから検索して、子役達が全員仲良さそうにじゃれている写真をみてホッコリした

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CAIN

4.0不安と怖れ

2023年8月4日
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鑑賞方法:映画館

観終わったあと、ぼくには子どもたちの不安や恐れといった感情が強く印象に残った。
その最終的な発露が超能力という形をとって現れるのだろう。
どこかよそよそしくて冷たい団地の風景。
物語はほぼその敷地内と鬱蒼とした森のなかで展開し、子どもたちの世界のなかだけで進行する。
この作品に登場する大人たちは背景の一部のようなものだし、そもそも大人たちには自分の都合があり、子どもたちの不安や恐れにまとも取り合っている余裕などない。
体温が低い絵と終始漂う良くないことが起きる気配。
積み重ねられていく不安と閉塞感。
ホラー的演出を随所に散りばめながら、丁寧に子どもたちの感じる不安や恐れが積み上げられていき、観客はノルウェイ郊外の団地に閉じ込められている。

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しん

5.0孤独の果てに生まれたケモノ

2023年8月3日
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鑑賞方法:映画館

好きだ。子供を孤独に追いやっているものは何か?そんな事を孕みながらも、独特のスリラーテイストを維持しながら突き進む物語。主人公たちとそれ以外を分けた境い目もソコだったりするので、人に寄って「救いであり救いでない」不思議な映画。
でも、知っておくべき本質は描かれてる、ホラーでは片付けられない良作でした。

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