イノセンツのレビュー・感想・評価
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『童夢』に触発されたとか
大友克洋の『童夢』は何十年か前に読んだ。細かいストーリーは忘れたが、かなり興奮した記憶がある。
今回それに触発されたノルウェー映画が公開されるというので、鑑賞してみた。小学生ぐらいの子供同士が大人の気づかないところで静かに超能力バトルを繰り広げるのが、面白かった。子供たちの民族がノルウェー人、アラブ人、黒人と多岐にわたっているのが、ノルウェー社会の縮図になっている。舞台となる団地があくまで明るく清潔なのも、北欧らしい。自閉症の姉アナを疎ましく思っていた主人公イーダが、終盤姉妹愛に目覚めていくのが、救いになっている。
ただ、うろ覚えの記憶によると、『童夢』には、不審事件の捜査に乗り出した刑事が、祈祷師に「子供に気をつけなさい」とヒントを与えられるが、実は痴呆症で精神が子供に退行した老人が犯人だったというひねりがあったはず。けれども、本作は尺の関係かあくまで子供同士の暗闘というストーリーになっている。
クライマックスでは、人々が憩う公園でアナとイーダの姉妹が犯人ベンを念力でねじ伏せるが、ここは『童夢』と同じ。この戦いを見守っていた団地の子供たちはみな、多かれ少なかれ超能力を持っていたんだろうな。
静かな戦い
これは、しんどいな
胸糞悪い
自分の心臓の音が聴こえる映画体験
思った以上に怖い😭
先が読めなくて、不気味で本当に怖かったです。
心身ともに冷え切って、終わって外に出てほっとしました。
無邪気で残酷で、良くも悪くも視野が狭くて短絡的な子どもたちが、念力を使えるとあんな映画になるのですね。
残酷すぎるけれど、ベンは、殺すしかないと思います。
アナ役の女優さんの見事な演技が印象的です。
ただ、猫を踏み潰す必要は、あったかな。ベンの冷血さを表しているのだろうけれど、もう少し他の表現はないものか。イーダがミミズを踏んでいたのもちょっと嫌だったな。
団地の持つ閉鎖性も、よく生かしていると思いました。
昔みた、キャリー、を思い出す。
これは怖い
童夢やん。
無邪気で邪悪な超能力者(チョーさんではなくベンという少年)と、それを止める3人のエッちゃんのお話。
ある団地に夏休みのはじめ引っ越してきたイーダ。彼女の姉アナは自閉症で話すことができず、他人とコミュニケーションをとるのが難しい。
未知の土地で学校も休みでイーダには友達もいないし、暇でぶらぶらしていたらベンという少年に出会う。彼は未熟ながら念動力が使える。打ち解けるがベンの無邪気な暴力性にドン引きするイーダ。
同じ団地にアイシャという女の子も住んでいる。彼女は誰のでもというわけではないが、他人の心が読める。ひょんなことでアナとアイシャは出会い、心の声を読み合うことでコミュニケーションがとれる。
そして、何も感じていないと思っていたアナにも心はあり、しかも彼女も念動力が使える様子。
3人とは違い特別な能力を持たないイーダも、アイシャや、能力を増幅することができるらしいアナたちにより、仲良しグループになって遊ぶようになるのだが…。
能力が強くなって気に入らないものは傷つけていくようになるベン。彼を遠ざけることになったために、命を狙われる三人の少女。大人には起きていることの説明ができないイーダ。
子供と動物にしか、事態が分かってない団地。大人が知らない間に事が起き事が終わっている。
サイキックホラーとして、北欧の夏の風景や、単調な音楽が雰囲気を盛り上げます。子役さんたちも好演。
SF好きは、見てください。損はないよ
血の気が引くような…
子供の時って…
最後、鳥肌の立つ表情
心のシンクロ。
ノルウェー郊外住宅団地に住む4人の少年少女の話。
ある夏休み隠れた力が目覚めた4人、その内の1人ベン(男の子)が、隠れた力を悪用し、物、人を操り邪魔な人間を消してく(殺す)、ベンとは元は友達の3人の少女、姉妹のイーダ(妹)、アナ(自閉症の姉)、アナと友達のアイシャ3人の少女達が暴走し始めたベンをどうにか制止しようととする少年少女4人のストーリー。
序盤の猫を高い処から落とし、追い討ちをかけるシーンは作品とはいえイヤだったな~。
猫好きな私からすると。
中盤手前位まで何かちょっと眠たかったんだけど暴走するベンが結構ヤバイ奴で暴走し始めるベン辺りから楽しめた!
暴走するベンだけど白眼剥かないと覚醒された力が発揮できないから白眼シーンは何か個人的には笑えた!(笑)
結局どう解決するんだ!と思ったけど自閉症の彼女がベンよりも強い能力を....。
アナと仲良しだったアイシャちゃんは殺さないでほしかったな個人的に。
☆3にしちゃったけど観てて痛々しいシーン、怖さもあり楽しめました!
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