名探偵ポアロ ベネチアの亡霊のレビュー・感想・評価
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お話は面白かったけど…
終始暗くて動きぐよくわからない。幻影の見せ方もなんか安易…。クリスティーらしく薬物トリックとかわかっているけどちょっと地味すぎたかも…。
終始淡々として派手さはないのね
前2作に比べてかなり地味な印象。終始薄暗い画面と派手な立ち回りもなく淡々とした展開。
そしてまた謎解きシーンに盛り上がりがない。スカッとするのを期待するとちょいとガッカリか。 ポワロといえは、有名なのはオリエント急行とアクロイド殺人事件だが、後者の方は今となっては犯人は意外でもなんでもないので、映像化はないわな。
もしかすると、一番薄く感じたかもしれない。 でも、作品は相変わらず...
もしかすると、一番薄く感じたかもしれない。
でも、作品は相変わらずよくできてるなと思わされる。
今作も、個人的にオリエント急行をこえることはなかったけれど、ベネチアの街の映像とともに楽しませてもらった。
格調高く上質なミステリー
原作はアガサ・クリスティの長編33作中の31作目、これまで映画化されたことはありません。(デヴィッド・スーシェ主演のTVはあります)
その原作をほとんど別の作品と思えるほどに改作し「ホラー」要素を加味した上でポワロの弱さ、人生観をも織り込んだ意欲作です。
製作・監督・主演を務める名優ケネス・ブラナーの演出は前2作と比較しても「キレキレ」であり、ベネチアという「沈みゆく遺産」の風景(特に夜)を巧みに取り入れて飽きさせません。
ケネス・ブラマーを始めとする役者陣の演技全て熱演であり、かつ英国・米国・フランス・イタリア・アイルランドといかにもクリスティが好きそうな国際色に溢れていて必見です。
まあまあ
前作の「ナイル殺人事件」がまあまあ面白かったので引き続き今回も見る事にしました。
基本的に探偵としての聞き込み調査を開始してから犯人を言い当てるまでの流れはほとんど変わっておりません。
ただ、個人的に聞き込み調査の時点で相手を犯人扱いするスタイルはあまり好きではありません。
もちろん「ノックスの十戒」はきちんと守られていますので、ミステリー物としては楽しめるかと思います。
本当に亡霊が……?
前2作と違い、原作未読でした
その為、犯人が誰なのかは分からないまま視聴
内容で途中からのポアロに疑問がありましたが、
その説明も終盤にあり、多分原作でもそうなんだろうなと思い納得
残念な点としては、舞台上仕方のないことなんですが
全体的に暗く見辛いところですかね?
個人的にはポアロシリーズではヘイスティングス大尉が
好きなので次作があるのなら、スタイルズ荘やABCなど彼が出てくる作品が選ばれるといいな
あと、完全に自分のミスですがホラーが苦手なのに
今作にホラー要素が入っていることを完全に見逃してました……
推理モノというよりホラーサスペンス
名探偵エルキュール・ポアロ、いつ以来だろ。。。
何十年ぶりかもしれない。だって、このポアロ役の方を観るの初めて笑
今回の舞台は、水の都ベネチア。
ん?今年二度観た、ミッションインポッシブルを思い出した笑
前半はやたら亡霊に悩まされていたけど、結局あっさり謎解き。
観ているこちらも結構早い段階で犯人が予想できてしまい、
ややがっかり。。。
推理モノというよりはホラーサスペンス?笑
でも、もう一度見直すじわじわおもろしさが分かるのかな。
ホーンテッドマンションよりは怖いです!笑
まあまあ面白い
アガサ・クリスティ原作はあまり見ないがミステリーに飢えていたので見てみた。内容は面白いし推理にスキがない。
個人的に王道のトリックより今どきの少しひねったものが好みなのだが意外た楽しめた。前2作も見て見よう。
見やすさ○
ストーリー◎
キャラクター○
没入感◎
個人的好み○
思っていたより面白かった
ミステリという勿れと、どちらを先に観るか悩んだけど、来週、ポアロの方が1日の上映数が、少なくなると思い、先に鑑賞。
2日前にチケットを購入したけど、その時点で
2.3席しか埋まっていなかったから、少し心配したけど、7割ぐらい埋まっていた。
ケネスブラナーはテネットの時から好きになりました。
今作ではけっこう痩せていたような感じだけど
役作りなのかな?
最後はポロッときてしまいました。
親子の愛情が絡むと、涙腺が弱くなります
ちょっとがっかり
ほとんど原作の面影なくて、これはかなりオリジナル作品ですね。
ケネス・ブラナーのポアロもハマってない感じは否めないし、クリスティファンとしては納得できない。
魅力的な登場人物もいない。
途中居眠りしてしまう映画は久しぶりでした。
ワクワクして観に行ったのに残念😢
サスペンスらしくハラハラドキドキしたが?
サスペンスは海外ドラマしか縁がなかった名探偵ポアロシリーズだが、映画は初めて。映画シリーズの名探偵ポアロは逆に新鮮で楽しかった。また、このような機会があれば観たい。しかし、欠点はアカデミー賞主演女優ミシェル・ヨーの出演。この作品はミシェル・ヨー目当てで鑑賞したが名探偵ポアロシリーズにミシェル・ヨーは全く合わない。彼女らしくない。
イタリアンホラー風ミステリー
原作既読。
ポアロシリーズでも相当後半の作品でおそらく初めての映像化かな?(違ったらすみません)
ケネス・ブラナー版ではアルバート・フィニー、ピーター・ユスチノフ版同様「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」など小説としてもヒットした作品をオールスターキャストで映像化して行くのだと思ったが、ここに来てあえてマイナー作品を世界的にも無名に近い役者達でチャレンジしたことは意欲的な野心作と捉えるべきだろうか。
原作と比べ設定や舞台を大きく変えている点も本作の特徴だと思うが、映画で舞台になったベネチア(原作はイギリス国内だったと思う)は4月に国内で封切られたスペイン映画「ベネシアフレニア」でもあったがジャッロの本場のイメージが強く、本作もポアロシリーズとしては似つかわしくないくらいストレートな表現やスピリチャルな雰囲気を強く押し出している。
過去シリーズの有名観光地で壮大なスケールによるオールロケとは対極的に暗い密室の中だけでの撮影は縮小感が際立ち、また(毒による幻覚で存在しないはずの)霊や少女を見たり、ジャンプスケアの多用などでさらに安っぽさを後押しした。
アガサ・クリスティの作品は大好きなので正直言ってがっかりのほうが強かったが、もし次作を検討しているならポアロやミス・マープルにこだわらず「そして誰もいなくなった」「検察側の証人」などの燻し銀の名作をエンタメ感と演劇感たっぷりに映像化して欲しいと思う。
あの子供も落ち着き過ぎだし賢過ぎだしでかえってリアル感なかったし。
密室殺人サスペンスとしてシリーズ一番
他のポアロシリーズほどのゴージャスさは無いけれど、密室殺人サスペンスとしてはシリーズ一番かもね。
亡霊の仕業なのか、人によるトリックなのか?なぜ亡霊を見るのか?
謎を解くための数々の伏線と、納得のエンディングでした。
ミステリーとホラーを同時に楽しめる
ケネス・ブラナー主演のシリーズ第3弾。前2作とはちょっと雰囲気が異なり、ホラー要素強めの作品でしたが、ミステリーとホラーをダブルで味わえて大満足です。
ストーリーは、友人の作家・オリヴァの依頼で、ドレイク夫人の屋敷で開かれる降霊会に参加したポアロが、霊能力者・レイノルズが見せる降霊術、館内で起きる超常現象や殺人事件の謎に挑み、この屋敷で起きた過去の事件の真相も明らかにしていくというもの。
序盤から多数の人物が登場し、いきなり置いていかれるかと思いましたが、会話の内容でうまく人物相関を整理してくれていたので、意外についていけました。そして、この屋敷で過去に起きた事件のあらましが語られ、主要人物が出揃ったところで、降霊会が開かれ、ポアロの推理によってレイノルズのトリックは暴かれます。こうして舞台設定が整ったところで、レイノルズが不審な死を遂げ、いよいよ事件開幕です。序盤のテンポのよさ、おどろおどろしい雰囲気のおかげで、一気に作品世界に引き込まれます。
その後も、薄暗い絵づくりとジャンプスケアによるホラーテイスト全開の展開で、徹底した論理思考のポアロが心理的に徐々に追い詰められていくような描写が、なかなかおもしろかったです。もちろん、そこには明確な理由があるのですが、ネタバレになるので語れません。
そして、いよいよポアロの聴取が始まり、その一言一言が手がかりとなり、事件の真相が明らかにされます。終わってみれば、冒頭から全てが伏線!そしてラストで全てを回収!毎度のことながら、ポアロの名推理には震えます。それを実感させる映像もすばらしかったです。
原作未読のため、どこまでが原作どおりで、どのあたりがアレンジなのかわかりません。キーアイテムの植物とフェリエの死にはご都合主義を感じたものの、脚本としては破綻なくまとまっていたと思います。
今回は上映時間の都合でIMAXで鑑賞したのですが、おかげでベネチアの街並みをしっかり堪能できましたし、音響効果による没入感も得られました。推理ショーを楽しむだけなら、配信を待ってもいいですが、ベネチアの風情とホラーテイストを味わいたいなら劇場鑑賞をお勧めします。
主演はケネス・ブラナーで、すっかりポアロが板についたような安定感があります。脇を固めるのは、ミシェル・ヨー、ティナ・フェイ、カミーユ・コッタン、ケリー・ライリー、カイル・アレン、ジュード・ヒルら。前2作に比べて、大物俳優が減った印象なのは残念です。
「第3弾」
今年164本目。
ミステリーの傑作と言うと最近だと2020年1月の「ナイブズ・アウト」、2022年2月の「ナイル殺人事件」が真っ先に思い浮かびます。後者と同様に今作もアガサ・クリスティのミステリーをケネス・ブラナーが監督、主演の第3弾。原作は映画化初の「ハロウィーン・パーティ」。この3作は謎解きが圧倒的に面白い。ナイブズ・アウトはダニエル・クレイグだが3作謎解きここまで面白いと、映画見て良かったと思います。ケネス・ブラナーはこのシリーズで知って彼の代表作に巡り会えて嬉しい。
とても良いミステリー
ケネスブラナー監督・主演による、アガサクリスティの映像化第三弾。
何というか、もう板についたものです。
それとカメラワークや音。この少し過度な演出が、クラシックな原作に丁度良い感じですよね。
ケネスブラナーの存在感は圧倒的。それと「ベルファスト」のジュードヒルや、キャラが強すぎなミシェルヨーも面白いです。
観ていてやっぱりアガサクリスティすっごいなって。
それと、この原作読んでなくて良かったって心から思いますね。それくらい巧みな道筋。
亡霊を無しとしながらも、口とは別に認めているような部分も良かったです。
最後の共に沈んでいく描写も良いですね。
個人的に一番好きなのはミスマープルなのですが、いつかケネスブラナーの手で映像化した物を観てみたいものです。
とても良いミステリーでした。
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