名探偵ポアロ ベネチアの亡霊のレビュー・感想・評価
全195件中、1~20件目を表示
小さな探偵さん
眼鏡をかけた医者の息子レオポルド君(ジュード・ヒル)。頭もいいし、親を気遣うところが好感度大。これをコナン君だと考えると、親は小五郎のおっちゃんだな!などと、引退したポアロよりは彼に推理させるのも面白かったかもね。そうやって観ていると、全て「名探偵コナン」の登場人物に当てはまりそうで怖い。いや、エルキュール・ポアロはもしかしたらレオポルド君が変声機を使って喋らせてたかもよ・・・
過去のアリシアの死から始まった降霊会の事件。なんせいつものごとく登場人物が多くてよくわからないし、知らない俳優ばかりだし、唯一分かる霊媒師のミシェル・ヨーは早々と退場してしまうし・・・自分で推理しようがない。しかも、ポアロが殺されそうになった時には彼もクスリを盛られたせいでフラフラだったしね。遊び心で顔を突っ込んだのかと思ったくらい。
序盤のタイプライターを使ったトリックは見事だと思ったけど、終盤は当てずっぽうで推理したような雰囲気だった。やっぱりレオポルド君が独自の推理を教えたような気がしてならない。ただ、ストーリー的には面白くはなかったけど、霊魂の存在を否定する物理学者のようなガリレオ(イタリアだけに)のような立場だったり、反戦の発言もあったりして、細かなところが面白かった。
字幕だとキツい
ベニスの美しい景色は大画面で満喫
サスペンスとポワロの心の闇に引き込まれる!
名探偵ポワロの第3弾。犯人は、本当に亡霊の仕業なのか?
いつもながら登場人物全てが怪しく思えてきて、次々に殺人が起こっていく。まるで、ポワロが殺人を呼び寄せたかのよう。ポワロの事情聴取によって、少しずつ過去事件との因果関係が明かされ、いろんな伏線を回収していく。
いくつもの殺人、怪しい登場人物、そしてポワロの鋭利な推理…これらのサスペンスの醍醐味に加え、ポワロ自身の深い闇を描いているところが、「ケネス・ブラナー」主演のポワロシリーズのおもしろさと言えよう。
2つの世界大戦を経験して、ヴェネツィアで世捨て人になっているポワロが、事件の推理していく中で、自分を取り戻していく。また軽快に推理を始めるポワロを見ると、続編もあるのかな?と期待感が残るラストで良かった。
一番好き
古きよきミステリー?
ポワロと
おなじみケネス・ブラナーのポアロ
ケネス・ブラナーのポアロ第三弾は怪奇調。
ポアロは作家の依頼でベネチアで降霊会に参加する。
死んだ娘の霊を呼び出し、何があったのか明らかにしようと、母親が関係者を集めたのだった。
そしてありえないような殺人事件が起き・・・。
結構、怖いシーンがありゾクゾクするポアロでした。
相変わらず安心して見れますね
いかにもアガサの作品 アガサのオチ
ケネス・ブラナーよ、もう監督辞めて!
映画館で観ました
「画面が暗い」という低評価には多少理解できます。
ただ、個人的に今までたくさんミステリードラマや映画を観てきたのですが、このお話は最後までからくりや犯人がわからなかったので、中々楽しめました!
その分、ちょっとこちらでの低評価が多くてしょんぼりしてしまいました(;^_^A
映画館で観ると画面の暗さも相まって結構ハラハラドキドキできたのですが…(ただ、映画館ではたまに音がでかすぎてイラっとしました笑)
配信で観ると特に評価が落ちてしまうのかもしれません…
個人的にはナイル川殺人の方がちょっとわざとらしくて犯人がすぐにわかってしまって残念だったので(映像は大変美しくて旅行に来た気分になれ、楽しめました!確かにあっちの方は画面すごく明るかった;´∀`)
だからこのお話で「犯人がすぐにわかった」と書いている人がいてびっくりしました。私は全然わからなかったので…気づける方、すごいと思います。
ホラー感があり、本格的なミステリーを期待していた方にも今回のポアロは残念だったかもしれませんが…
それでも、「ハロウィンのベネチア」、雰囲気たっぷりでした。
一貫したダークスタイルを楽しむつもりで観ていただければいいかなと思います!
全195件中、1~20件目を表示