「景観の魅せ方は巧い」名探偵ポアロ ベネチアの亡霊 とっぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
景観の魅せ方は巧い
本日夕方に鑑賞。客層は40〜後期高齢者と言った、割りかし年配者が多く、中には車椅子で来られている御老人も見られた。皆、年代的にアガサクリスティー小説を読んで育った世代だからか?
取り敢えず観て思った事は「翻訳がヘッタクソで中身が入ってこないんだけど…」って感じだった。ん〜何と説明したら良いのか悩むのだが、字幕を読んでいてそのセリフが配役にキチンと浸透しにくいのだ。その上、後から後から登場人物がワラワラとやってくるもんだから、序盤はわちゃわちゃ感が否めない。ストーリー自体は単純で展開も早いけど。
後、ポアロの推理。これもいきなり始まる感じで息つく暇もない感じ。え?こんなに早く犯人バラシ始めるんかーい!みたいな。
死者も計・三名(過去に亡くなった方抜いて)だけど、アッサリ殺されるしね。何だかなぁ…って感じだった。
ただ、ポアロが洗面台の蛇口を捻ってもお湯が出なくて、その時に幻覚からか?鏡越しに映ってた亡霊少女はオシッコちびりそうになったわ!!アレだよ!怖いって思えるのは!!前日見た「禁じられた遊び」なんかよりこちらの方がまだ恐怖感あるよ!!
今回良かったのは医師の息子役の子役。最初から最後まで演技が上手くてアレは高く評価出来る。
他は…
まぁでも、ベネチアの景色を一望出来るし、街並みもとても素晴らしい。アレは死ぬ前に一度は訪れてみたいなと思ってしまうよ(笑)
内容に子ども達のハロウィンの仮装シーンなんかもあるからシーズン的にも観るなら今から10月迄に観るのが一番楽しめるのかも知れない。
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