バジーノイズのレビュー・感想・評価
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桜田ひより、井之脇海の演技が素晴らしい!!
残念ながら、デスクトップミュージックが、自分には、刺さらなかったです。。。物語全体は素晴らしいつくりだと思いますが。。。デスクトップミュージックが随所に流れてるので、あまり感情移入出来ませんでした。主人公の清澄は棒演技のような気がしたんだけど(^◇^;)💦桜田ひより、井之脇海の演技は素晴らしい!!サスガ!です。
映画としてはとてもよかったが
主演の川西拓実くん目当てで観ました。 主人公2人の破天荒な言動に全く共感できず、上映中ツッコミいれたくてウズウズしてしまいました。 ふんわりとしたエモさを味わいたい、恋愛にロマンチックさを求めたい方にはおすすめできます。 ただ、演出と音楽は本当に素晴らしかったです。 もっと音質の良い映画館で観ればよかったなとやや後悔しました。
主人公二人に感情移入しずらいけど、こんなものかな。
原作未読。音楽の才能がずば抜けているけど、他人と付き合いたくない清澄と、その人に惚れた潮、才能に惚れた周りの人たちの物語。
実際こんなコミュ障の人とは付き合いたくないので観ていてイライラする。最近こういう主人公の映画が多いだけど、世の中に増えているのかな。とすれば、逆に共感を得られる人が増えているかもしれない。
潮も、清澄が有名になってしまってヘソを曲げてしまう、ちょっと面倒くさい女性。
二人がもう少し素直な人物として描かれたら、見やすくなるけど面白みは欠けてしまうのかな。芸術に生きる人ってこういうタイプが多いのかな。などと色々と考えてしまった。
とはいえ、音楽で生きていきたい人たちの葛藤や苦しみがよく描かれており、一発当たることすら難しい世界の厳しさは感じられた。努力では才能は超えられないですね。
バジーノイズ (原作未読)
音が心地良い映画。 清澄が1人で奏でる音楽も、陸さんや岬さん達と作り上げた音楽も、それぞれ違った良さが感じられる。 そして何より演奏している役者さん達の姿がカッコ良かった! 映画鑑賞後、配信されているサントラも聞いています
インストのままが好き
不思議な映画。ストーリーにはのれないし、ノイジーな潮にイライラさせられる。だけど、雰囲気と音楽がいいから、先が見たくなる。 清澄が作り出す音は、グルーブ感があって、すごく自分好み。ベースの音が重なった時、気がついたら体でリズムをとってた。 柳俊太郎、丸井わん、2人とも「ヨロシク」が笑っちゃうくらい決まってた。ミュージシャン特有のヤサグレ感が出ていて、いいよね。 絵に描いたような大物プロデューサーが出てきたけど、ああいう人、まだいるのかなぁ。
うーん…
自分はDTMとかぼちぼちやっていて、NIが映画の紹介などをしていて若干気になったので一人で視聴。
色々とツッコミどころが多くて個人的にはあまりピンと来なかった。あとは全体的に説明が足りてないというか、説得力がないというか。
主役の彼の作る曲が悪いとは思わないけど、令和時代の音楽という観点では、そんなに目新しさがあるとか、特別すぐれているとも感じなかった。
youtubeでチル BGMとか検索すればポンポンでできそうな感じというか。
ヒロインは音楽素人という設定だろうから、それに特別感動するといのはまだ許せるとして、ベースの人や、音楽業界の人たちがチヤホヤするというのはいまいち説得力にかける。
あとは、部屋の前でヒロインがボソボソ喋っているのが主役に伝わっているのが謎すぎてモヤモヤ。どう考えてもあんな用途の部屋、防音してるやろ、聞こえるわけ無いやろ、と。
海辺で、いつもの感じの曲流してるだけなのに、なぜ突然踊り(?)だした。
ドラムも結局最後参加するのもなんで?と。深堀りできてない感を感じたり。
窓ガラス破りは言わずもがな。
勝手に部屋出ていって、あとはお好きに、みたいな風にしてたけど、契約とかどうなるの。なんかすごい面倒そうな気がするけど。
最後なぜ遅れて入った。時間通りに入場しろ。
なぜ円形の謎ステージ。そしてなぜ女性しかいない。
などと、細かいことをツッコみだしたらきりがない感じで。
台詞や演出もいまいちで個人的には消化不良。
ただ、自分の中の評価と、レビューサイトやTwitterでみれる感想とのギャップがあるので、自分の感性がただおじさんになっただけなのかな…という不安もあり…
バジーノイズ
清澄が1人に戻った時 本当に心配で 涙が出ました…元々 人見知りの拓実と重なる部分が見れたような気がしました!助け出されたと 気持ちが こちら側に向くのか?清澄 そこから出てと 心の中で 叫んでいました!
バジーノイズ
もともとJO1のファンなので観に行きましたが、スクリーンの中にいたのは川西拓実ではなく、完璧な清澄でした。何の違和感もなく物語の中に入り込むことができ、さらに素晴らしい音楽が現実を忘れる程に心の中に入ってきました。見終わった後も引きずるように、毎日劇中で使用された曲を聴いています。本当に素晴らしい音映画でした。
「映画の良い所は一線を超えた表現」
今年74本目。 物事「これしかない」と玉砕覚悟はダメ。しかし映画の良い所は一線を超えた表現が見れる所。最初がそうでしたね。 陸がライブの前に「昔みたいに遊ぼうぜ」好きなセリフ。 また洋介がバンドが売れるチャンス何て一回あるかどうか。けどライブ一本目からずっと見に来てくれている女の子がいる。やめる訳には行かない。一度始めた事は死ぬまでやり通すも大事。ここ本当にお気に入り。
余韻に浸ってまた観たくなる
音楽さへあればいい…人とは関わりたくない…そんな清澄の閉ざされた心の扉を打ち開いたのは、あのような突拍子もない潮の行動だった。
その行動は非常識過ぎるしリアリティに欠けるかもしれないけど、それはクリエイターの想像力が生み出した世界だから、常識云々よりも演者の演技の方に目がいった。特に潮の大きな目に溜まった大粒の涙にグッと引き寄せられた。
清澄、無口だけれど、場面場面での繊細な心情が顔の表情や目の動きなどで上手く表現されていてとても良かった。
そして陸のベースと岬の演奏にも舌を巻いた。
陸はこのストーリーの中で心のよりどころとなるような存在だったな…
ストーリーと共に流れる音楽は初めて聴くジャンルだったけれど耳にとても心地良く、自然と体を揺らしたくなるし、いつまでも聴いていたいと思える優しさや切なさがある。
余韻の残る映画だった。
音響のいい映画館で観たい映画
DTM大好きなので清澄が演奏してるシーンだけでも音のいい映画館で音楽に浸れるのが心地よかった。陸くんと音を重ねるシーンは特に鳥肌もの。潮の突拍子もない行動と不自然な関西弁がずっと気になってストーリーはいまいち入り込めなかったけど、ヤナギさんとわんさん、マザーズのボーカル役の方の3人がとてもよかったので救われました。潮はどうでもいいので陸くんとのことなどもう少し清澄の過去が描かれていたらよかったなぁ。
主人公は音楽で成功したいなんて思ってないし、みんなに聞いてほしいわけじゃない【再鑑賞】桜田ひよりさんを見に行く。
清澄は人と関わらないように生きていた。必要なのは自分の世界だけでいい。心地よい音楽を作り奏でるのは自分のためだけだ。
そこに潮というノイズが、ガラスを叩き割って踏み込んでくる。ノイズどころか大音響で清澄の殻を打ち破ってくる。
「アレ?ああ、やっぱし管理人さんだったんだ 」。 ( ̄ο ̄;)/
他の部屋のガラスを叩き割るなんて全然リアリティがない。だけど、こんぐらいやんないと清澄の世界に他人は入っていけないというメッセージを込めたイメージ映像だろう。イメージじゃなくてがちリアルにガラスを割ってるけど、桜田ひより様々なのでOK (^o^)。 清澄も同じ考えだと思う、でなければ警察へ即通報である。可愛い子ってズル~イ。 それと、ちゃんと弁償しろよ。きっとけっこう高いと思うが。だけど桜田ひよりちゃんは、当然これも免除。 (ズルイ) x2
潮に清澄の作る曲が好きだと言われ、清澄の意識が変わる。今まで自分のためだけに作っていた曲に、潮という心地よいノイズが加わる。独りよがりの曲が2人よがりの曲になる。潮のイメージが楽曲に取り込まれる。早い話が君のため(潮のため)の曲だ。
で、なんと清澄は、こ~んな大事なことを潮にちゃんと伝えないんだぜ。それは潮が清澄の前から消えてしまう一因になる。 あー、ホントにもう。何でちゃんと伝えないんだヨ。マッタク。
潮は清澄の曲や演奏してる動画をSNSにアップする。こんな素敵な曲はみんなにも聞いてほしいし、きっとみんな気に入るはずだ。潮はただそう思って上げただけだ。だけど清澄はそんなことは望んでいない。この曲はキミのために作った君と僕の曲だ。キミだけが聞いてくれればいい。そして君が君が気に入って笑ってくれれば、それだけで僕は嬉しいんだ。他のヤツはどうでもいい。
最近は気軽にアップしちゃって、バズったらラッキーぐらいの感じだ。だけど清澄にとっては迷惑でしかない。コメントには聞きたくもないアンチの声も混ざるし、それはノイズでしかない。称賛の声もノイズとは言わないが、清澄にとってはどうでもいい話だ。
清澄は動画を見た音楽プロデューサーやミュージシャンと知り合いバンドを組む。清澄の曲でやがて世界に飛び出すと盛り上がるメンバー。清澄は別に音楽でのし上がっていって成功したいなんて思ってないから戸惑う。どんどん話が進んでいってしまう。みんな清澄の考えも聞けよと思った。清澄は別に承認欲求で音楽やってる訳じゃなさそうだが、売れるのがイヤだとも特に言わない。
初ライブで清澄は潮を見つめ潮のために演奏する。最初は喜ぶが潮だが、熱狂に包まれるライブ会場で潮は不安げな表情に変わる。イヤな予感がする。【修正】潮が不安げな表情に変わったのは、ドラムの岬とのセッションの場面でした。
清澄はバンドAZUR のCD制作のため、しばらく家を空ける。CDが完成し、潮に聞かせようと家に帰ると もぬけの殻でガランとしてる。突然のことに何が起きたか分からず呆然と立ち尽くす清澄。見てるこっちも突然のことで、何で潮が消えたか理由がサッパリ分からんヨ。取りあえず、潮が消えたことだけは間違いない。
潮が消えた理由を今まで見てきた他の映画から推測するに、相手が成功の階段をどんどん昇っていってしまい、自分が取り残されてしまったような気がする寂しさから、相手にとって自分は必要ないんじゃないか、邪魔なんじゃないかと勝手に思い込み、黙って相手の前からいなくなるというパターンその1だと思われる (その2はない)。 この「勝手に思い込み」というところがミソである。今回はガラスを叩き割るような潮の行動力が裏目に出た。
君たちまず自分の想いをちゃんと言葉に出して伝えあえよと思った。
そして潮が消えてしまい、心にポッカリ穴が空いた清澄は、海を見ながら悲しみに沈む。いま海を見ながらと書いてしまったが、海を見つめるシーンは無かったかもしれない。だけどこういった展開で海が近い設定では、海を見に行くのがパターンである。脳内妄想補完。
こも後のカラオケの場面にちょっと笑う。潮が渡辺真知子の「カモメが翔んだ日」のサビの部分を歌い上げる。 「あなたは、 一人で、 生きられるのネ~~」。 次の人のリクエスト曲が尾崎紀世彦の「また逢う日まで」。
清澄が缶詰にされてる部屋のドアを潮が木の椅子で叩く場面はもっと激しく派手にやってほしかった。ガラスと違って頑丈なドアは壊せないけど、パイプ椅子かなんかでガンガンやって、ドアはへこむは、椅子は壊れるは、足や拳でドンドン叩くはで、清澄の部屋のガラスを叩き割ったパワーを見せ付けてほしかった。
最後はハッピーエンドだったと思うが細かくは覚えてない。
清澄は、生まれつき音を聴くと色が見えたり、色を感じられるようだ。困ったことに、他人も自分と同じように音を聞いて色が見えると思っているらしいことだ。清澄くん、みんな見えないんだよ。ドラムの岬に、「もっと濃い青で」なんて言っても分からないのだよ。
【追記】
うちの近所(トホ1分)がロケに使われたと思われる。時間は1分もない場面だったが間違いない。さっき見に行って確認した。ただし合成の可能性もあると思う。
方言
作品の原作が神戸舞台だからと言って、神戸弁で話さなくてもっていうのは思った。 横浜を舞台に移したんだから、別に、神戸っていうスポットはいらない気が。 音楽関連で切っ掛けができてメジャーに行くっていうステップを踏んでいく話。 目指せ武道館で、デビュー直後にいきなりファン100万人とかいうのがないのは好感もてたけど。 バンド名のアジュールって、地元の人は舞子やんて思う人いるよなぁ。 ラスト、恋愛うまくいかなかったのかな?って思ってみてたけど、そもそも、恋愛映画なのか? とラストに思った。 方言は方言で聞いていてそう、嫌な感じはしないのですが。下手とか上手いというのも あまりわからないですが、ただ、標準語に方言が話す人が混ざると違和感感じる。
嫌いじゃ無いから仕方ないやつ
振られたからって3時半に電話かけて顔確認するのにベランダから侵入して窓ガラス割るとか、桜田ひよりぢゃなかったら絶対許さんど〜!てな感じで美男美女にしか許されない少女マンガ的展開の連続的ディテールで語られるストーリーは王道のスポ根。しかしウェルメイドに収まるのであればこれはこれで大好物なので仕方がない。
桜田ひよりは目ん玉でっかくて画面が持つ。川西くんは演奏頑張った。あとマザーズのリーダー奥野くん、嫌な展開にならなくて良かった。
音楽がテーマで曲も良かったが、何より最近良く出るMONDAYSの円井わんはドラムも叩けたんだ、柳くんもベース弾けて、カッコいいなあ、と思いました。
1回では気づけない深みがある
初回鑑賞時は原作漫画を読んでいなかったこともあり、主人公の大胆な行動や時に繋がらないセリフが気になった。しかし、音が重なっていく瞬間の何とも言えない気持ち良さみたいなものが自分にとっては心地良く、鑑賞後も気になり原作漫画を読み切った。 原作を読むと繋がってくる部分もあり、なるほど…と。 改めて鑑賞すると、1回目では気づけなかった音の深みや丁寧に作られた音楽、そして決して多くないセリフに込められた思いや、セリフが多くないからこその各演者の表情の繊細さに改めてグッときた。 観れば観るほど、その丁寧さに魅了されるのかもしれない。
いつの時代の話なんだ
夜中の三時にチャイムを押されてる時点で「この女と関わったらヤバい」なんだけど、主人公は関わっていくね。 窓ガラスまで割られて。これ閉じ込められていた主人公を強引に引きずり出してくれるっていう比喩なんだろうな。 そこからの話に全くのれないんだけど、これ、音楽を実際に聞かさないといけないっていうハードルが高すぎるんだよね。 主人公は楽曲を公表したら「みんな放っておかないでしょ、これ」と言われるぐらい天才性が高いんだけど、そんな楽曲さ、YOASOBIの《アイドル》レベルのを出してこないと納得感ないんだよ。 それでYOASOBIの《アイドル》レベル出せるんなら、映画なんて作ってないで、その曲で商売したほうがいいっていう難しさね。 さらにね、音楽だけじゃ厳しいから、登場人物たちが「この音楽はすげえ!」って演技をしなきゃいけないのね。この演技がたぶん相当むずかしい。なのでみんな目を閉じてうなづいて「これだ」感出すことにしてるんだけど、なんか音楽分からない人が、とにかく反応はしないといけないから、してみましたみたいになってるんだよね。 そして主人公の才能はビジネスに消費されって、いつの話なんだこれ。 なんか昭和から散々やってるよね、この話。 しかし令和のいまはサブスクがあるから、ビジネスに消費される必要はないのだ。分かっているなら最初からやれ。 ということで、話にのりきれなかったけど、実際に音楽を聞かさなくていいマンガなら「なるほど、そこまですごい才能が、色んなことを引き起こすのか」と楽しく読めそうな感じはしたな。
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