二十歳に還りたい。のレビュー・感想・評価
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もどかしい…
とりあえず色々なことがもどかしいです。
まず、作中の歌。
あれ必要だったのかなぁ?…と思う。
有名な曲とかを使うではなく、作品を歌詞で表現してるのが少しダサかったように思えます。
ストーリー的にはよくある過去へのタイムリープ(最終的に夢オチ)物で、経済を引っ張ってきた人が二十歳に戻って無双するのかと思いきや、違う畑(芸能界)で無双する感じでした。
俳優さんの演技力は良かったと思いますが、ずっと片想いを受け入れられない状況にずっとヤキモキしながら観てました。
ラスト、結局明香ちゃんは傷心で来たのか?
おじいさん、手がだらんとなったのは死んじゃったのか?
本当にこれで良かったのか?
色々伏線が回収しきれてないところもあったように思います。
星2つの評価でお願いします。
追伸、三浦理恵子さんはダイヤモンドユカイさんの元奥さん
⭐️2.5、良くも悪くも無く
冒頭のロールで、あっ?!同姓同名?と思ったが気にせず観てました。映画自体は良くも悪くもなく、知らない俳優さんばかりでしたが、淡々と観られましたね。主演の男優さんだけは中々良かったかも。
ただ、この手のストーリーって、もう沢山観てますので、それの一番平凡なパターンに終始した感じで、残るものはなかったです。
ちなみに、どうやら冒頭のお名前の人はご本人みたい。なんで、これを作ったのだろう。新興宗教感はゼロですし、深い教えもなかったようだし。
せめて、もう一捻りしてもらえたら良かったかな。
一時の夢
事業に成功しても仕事に夢中な余り一家離散の憂き目、人生をやり直したい動機は今度こそ家族とコミュニケーションを密にとって家族皆を幸せにしたいことでしょう。その割には実業家でなく俳優としての別の道へ進むだけ、それも明日香の父に強引に引き込まれたからだし主体性は感じられない。神様の訓示、人を愛し許せ、大事なのは無償の愛というのは幸福の科学の利他的に生きよという教理と一致、そうか、やっぱり幸福の科学のプロパガンダ映画でしたか。
それにしても、どうして30歳まで結婚してはいけないのか神様の条件の説明が欲しかった。一徳が結婚を承諾しなければ明日香はビルから飛び降りて元の木阿弥、不幸の繰り返しだから若返った意味が消失、そもそもそんな選択は神の訓示の愛とは矛盾。
認めてしまったら老人に戻って往生、どっちにしても非業の末路、せめて、30歳まで待ってくれと説得すれば明日香は同意してくれたでしょうに・・。おそらく、一徳が老人に戻って死ぬことは予めの神様の筋書きどおりで、一時の夢を観させただけということでしょう。
誰もが迫られる人生の選択
宗教的なメッセージ性は薄くなったようだ
これまで幸福の科学による映画作品をいくつか観てきたが
幸福の科学の教祖である大川総裁が亡くなられたのが理由なのか?はわかりませんが
今までのような宗教的なメッセージ性は薄くなったと感じた。
そのせいか?分からないが、むしろあまり違和感もなく普通の作品として観れた。
しかしもちろん今回も大川総裁による原作・総指揮と書かれてありました。
おそらくこれまで映画化されていなかった作品で、何本かの原作が書き残されてあったのでしょうねか?
それはともかく、作品としては今まで観たことがないというほどではないが
漫画や小説、海外映画ではタイムマシンで過去の時代に戻るという設定の作品なら過去にもあるにはあった。
過去の有名な映画作品では「バック・トュ・ザ・フューチャー」などもそういう作品でした。
ただ、この「二十歳に還りたい」という作品では記憶は高齢者のままを保つが、
姿は若い姿に若返り、改めてそこからの人生を歩むという設定であった。
しかしあくまでこれはフィクション作品であり、たとえば若い時代に戻ったとしたら
当然現代にあるスマホなんてその時代にはまだ無かっただろうが
この作品ではスマホが登場している。
昔に時間が戻るという実写作品で、細かいところの矛盾点を突っ込むのは野暮かと思うが、意外とそれは気にならなかった。
また、津賀山正種さん、上杉祥三さんという有名なベテラン実力俳優さんはさすがに演技力と存在感がリアルで上手い。
主演の田中宏明さんはこれまで何回かの幸福の科学の作品で出演経験を重ねてこられていたようで、今回での演技は自然体で良かった。
そして、作品のストーリーと内容ですが、
高齢者が現在の記憶のまま過去の時代に戻るにしても、
しかも自分の姿も若い身体に戻るなら、人生をやり直したいという人と、
それでも人生のやり直しはしたくない、という人もいるかと思います。
それによって、この作品の感想はかなり違ってくるでしょうね。
もし自分が現在の記憶のまま過去の時代に戻って、
しかも自分の姿も若い身体に戻れるなら、どう生きるか?ですが、
当然同じ失敗はもうしませんよね?
あと、やはりもう一度若い時代に戻れるなら色々な意味で成功するだろうな、とは思います。
それと、主人公が30歳まで結婚はしないという決意の理由は
若いがゆえ色々な欲望に振り回されないため?ということだったようですが
それをヒロインの明香に対してもっとうまく説得、説明すれば良かったのではないか?
という疑問はありましたね。
また、若いうちは誰しも「恋は盲目」となりがちで、
どうしても人を見る目がじゅうぶんではなく、相手の欠点が見えにくく、
つまり相手の良いところだけしか見えず、相手に惹かれやすいというこ傾向はあると言われます。
西洋の諺に「結婚前には目を大きく見開いてみよ。 結婚してからは片目を閉じよ)」
(作者:トーマス・フラー)という言い伝えがあります。
つまり 結婚前には相手を吟味するために、両目を開いて相手をよく観察することが大切であり、
結婚したらお互い相手の欠点が見え始めてしまうものだから、最初の頃の恋は冷めるが、
さらに結婚生活を仲良く続けるにはお互い片目を閉じて、
少々相手の欠点は見ても見ぬフリをせよ、ということです。
相手から自分の欠点を指摘されて喜ぶ人はあまりいません。
欠点のまったくない人間は実際にはいませんしね。
幸福の科学による作品は今回でも「幸せとは?人生の生き方とは?」とか
いろいろと考えさせられる内容であり
楽しめましたね。
次回作の構想と予定がまだあるなら期待したい。
次はアニメでも良いので未来を舞台にしたSF作品などを観てみたい。
また、水澤有一氏による作曲の壮大なシンフォニックな映画音楽作品にもそろそろ期待したい。
人生をやり直すことがテーマの作品ならば、やり直す目的とやり直すことでどう変わってたのか効果を明確にしないと、観客の共感が得られなくなります。本作はそこが曖昧になってしまいました。
幸福の科学の第27作目の劇場用作品。劇場用実写映画作品としては18作目。「人生の生きる意味や、愛とは何なのか」を深く問いかけるストーリー。人生を生きる時に「本当に必要な価値観とは」を振り返り「愛と反省」をメインテーマに描く物語です。
本作では、教団のPRどころか、宗教的表現も控えめにし、ある日突然20歳の青年に戻った80歳の孤独な男の第二の人生を描いたヒューマンドラマに、フジテレビ「教師びんびん物語」の赤羽博監督が、真っ向挑戦しています。
■ストーリー
一代で大企業を築き、世間からは「経営の神様」として尊敬されていた寺沢一徳(津嘉山正種)。しかし、引退後は高齢者施設で孤独な日々を送っており、唯一の楽しみは、施設を訪れる学生ボランティアの山根明香(三浦理香子)に会うことでした。ある晩秋の夕暮れ、一徳の身の上を知り悲しみを覚えた明香は、彼の願いをひとつだけかなえてほしいと神様に祈るのです。そんな明香が失恋の痛みを心に秘めていることを知っていた一徳は、彼女のために何かできることがあるなら、もう一度20歳に戻りたいと願います。すると次の瞬間、ある大学のキャンパスで一徳は20歳に戻っていたのでした。第二の青春を送ることになった一徳(青春期:田中宏明)は、「これは現実なのだろうか?」といぶかしがるものの、今度こそ悔いのない一生を送ろうと「第二の人生」を歩みはじめたのでした。
■感想
人生をやり直すことがテーマは、映画の鉄板企画といえるでしょう。古くは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』その代表格であり、最近ではマーベルスタジオの『ザ・フラッシュ』で描かれた、主人公の何度も何度も、母と死別しない人生に変えるための涙ぐましい努力と悲しい結末が記憶に新しいところです。
人生をやり直すことがテーマの作品ならば、やり直す目的とやり直すことでどう変わってたのか効果を明確にしないと、観客の共感が得られなくなります。
本作では、一徳が人生をやり直したい目的がイマイチはっきりしませんでした。家族を犠牲して、一代で興した不動産会社の経営にのめり込んでしまった悔恨の思いはわかるのですが、では20歳に若返って人生をやり直すとき、以前の自分の人生とは全く異なる人生を選択してしまったことから、以前の自分が関わっていた妻や息子たちと和解していくような人生とはならなかったのです。
一徳が選択したのは、明香の父親が人気劇団の運営をしていて、明日香に引き込まれる形で俳優となってしまったのです。以前の人生で次男がバンドで自立するといって実家から独立していったとき、一徳は音楽で生計立てるなんて無理だと見下していたのです。自分の息子の才能や可能性を認めなかった反省から、まぁこれはこれで、一徳の息子に詫びる気持から選んだのかもしれません。けれども俳優として成功することは、たまたまであって、人生をどうやり直したのかということにつながっていないことが気になりました。むしろ一徳は、社長だったころの交渉術などのノウハウを活かして、人気俳優へと駆け上がっていくのです。明香の自分に対する恋心にも、知らんぷりして。これでは社長をやっていた頃と形が変わっただけで、同じことの繰り返しではありませんか。
やはり一徳が一時でも二十歳に還った経験が、その後の人生にどう影響していくのかを描いて欲しいところでした。
ところで、本作には気になるツッコミどころがあります。それは一徳が若返るとき天の啓示が舞い降りて、若返りの条件として30歳までは結婚できないことを告げるのです。もし破れば、その時点で若返りの人生が即刻終わってしまうことを警告されます。
一徳はその警告をずっと頑なに守り続けたのです。そのため明香の告白にも、ずっと無回答のまま、彼女を長期間苦しめたのです。もしかしたら物語の冒頭の明香の失恋相手は、若返ってきた一徳本人だったのかもしれません。もしそうだと、物語は無限ループになってしまいます。
ここで素朴な疑問は30歳の誕生日を迎える直前に、再度明香から告白の答えを求められたとき、なぜ誕生日まで待ってくれないかと本心を語れなかったのでしょうか。
そもそもなんで30歳の誕生日まで、待つ必要があったのか、その理由も明かにされませんでした。なので最初に「30歳の誕生日」というプロットが脚本で定められて、そこからストーリーが肉付けされたような感じでなったものと思われます。
赤羽博監督は、才能のある方だけに、次回作に期待したいと思います。それにしてもベテラン俳優の津嘉山正種は、素晴らしい演技でした。台詞がなくても表情や仕草だけで、自分が積み上げてきた人生が生み出した孤独と悔恨を体現していたのです。
こ、これは、、、!
純粋な愛と智慧が世界を救う
第4コーナーを回り終えたばかりの僕には 主人公の気持ちが良く解かる映画でした
知人からの おススメ で観てきました。
予告編で、ある程度の内容を公開しているので、その通りに映画は進むが
幾つか矛盾点が出てくる。
しかし この映画が「異次元」に同時進行する 別世界だと気が付けば、それらは気にかからなくなり、展開に集中できる。
「シナリオ委員会」というの作品形態は 珍しい。
序盤での重要シーンで、唄を流す事によって、観覧者である僕は気が散って映画に集中できなかったが、
今回もこれが映画中永遠に続くのかと、身構えたが、その後はメロディだけの演出に成り、ひと安心した。
後半に唄が入るが、少しボリュームを下げて欲しかったが
主人公たちの心情が現れているので、どうせ細かい演出や意味のあるカットは無いようなので、
不快と言う程ではなかった。
もう少し脚本・監督の演出と言う部分に、時間とお金をかける冪 作品だったと思う。
主役を演じた 津嘉山正種さん、田中宏明さんの演技は素晴らしかった。
三浦理香子さんは中盤から持ち直したが、前半戦の演技は絶望的な素人だった。
この映画を観たら「隠し砦の三悪人(黒澤 明監督)」を観たくなりました。
俺も人生やり直したくなっちゃった。
宗教的な感じが怖いので、これまで大川隆法作品は観ないようにしてたんだけど、この作品は宗教は関係なさそうだなと思い着席。
主人公の寺沢は一流企業の社長さんだった。80歳になり、身体の調子が悪くて施設にいた。そこでの楽しみはボランティアの女の子、明香(あすか)とのやりとりだけ。ある日2人で散歩に出掛けて、明香が寺沢の願いをひとつ叶えて欲しいと神様にお願いする。すると突然二十歳の学生になって目が覚める。えっ!大学のサッカー部員?本人サッカー経験無いのに何故だ?と思ったらそこに明香が居た。ははぁん、そういう流れか。ただ、よく分からなかったのが、時代設定。だって寺沢が60年若返ったので、彼の両親も生きていた。なのに明香は60年後と同じ年齢。もしかしたら彼女も、やり直してるのかな?ってずっと思ってた。そのことはストーリーには関係なかったな。
多分、寺沢は明香の為に生きる事にしたから、役者の道を選んだんだろな。
いろんな事を選択する度に思い出す過去の自分。当時は正しいと思って行動していた事が、後悔の積み重ねだった。映画観ながら自分の過去を沢山思い出しちゃった。自分もやり直したくなっちゃった。ラストは想像してた流れだったけど、残された明香はどうなったんだろう?もしかしたら、やり直しは全て夢だった?それとも、別の人間として存在を続けてる?ま、そんな事はほっといて、ずっと楽しかったです。
二十歳に還りたい
今までの記憶を維持したまま60歳若返れたらいろいろやり直せそう
不動産会社を興し、一代で大企業に成長させ、経営の神様、として尊敬されていた寺沢一徳は、80歳になった今は高齢者施設で子供達も訪れて来ない孤独な日々を送っていた。唯一の楽しみは、女子大生ボランティアの山根明香が訪問してくれることだけだった。ある日、明香は一徳のこれまでの家族との別れやいざこざなどの寂しい人生を知り、彼の願いをひとつだけかなえてほしいと神様に祈った。一徳は、その時明香が失恋したことを知っていたため、彼女のためにもう一度20歳に戻りたいと願った。すると、一徳は明香と同級生の20歳の大学生に戻っていた。第二の人生を送ることになった一徳は、今度こそ悔いのない一生を送ろうと、憎まれたり、恨まれたりしない、人を愛する人生を歩もうとした。ただし、30歳になるまで結婚を申し込んだり、結婚の承諾をしたら80歳に戻ると言われた。第二の人生は如何に、という話。
途中まで、不幸な人生は一徳の自業自得だ、と思って観ていたし、あまり共感も持てなかったが、20歳に戻ってからは、どう生きるべきなんだろうと、自分に置き換え考えながら観ていた。
幸福の科学の作品にしては超能力者が現れず、単に神様にお願い、という作品で宗教っぽくなくて良かった。最近千眼美子(清水富美加)が観れないのが残念。
幸福の科学映画マニアの人には微妙な映画
幸福の科学映画といえば、大川隆法という出汁で作った独特の風味がある作品が売りなのですが、今作は幸福の科学特有のおかしな教えや脈絡のないストーリ展開がなく普通の映画みたいに仕上がってます。
幸福の科学らしさがないので、マニアから見ると微妙な内容の映画ですが
幸福の科学のおかしな教えがないということは、非信者の一般人の方が楽しめる内容の作品かもしれません。
これから鑑賞に行くマニアの皆さんは、非信者の一般人の視点で鑑賞してください。
レビュー待ってます!!
以下作中で気になった点(多少のネタバレあり)
スマホがある時代に居酒屋のマッチ箱
スマホがある時代に廊下に洗濯機が置かれてるアパート
主人公は無償の愛に生きる使命があるのだが
無償の愛が見られるシーンがあまりない
挿入歌の歌詞で状況説明
究極の選択
卑近な言い方すると、「私と仕事どっちが大事なの?」と言われてもがきます。すごく卑近な言い方ですが。
むしろ現実で究極の選択を迫られる状況はもう失敗してて、「いついつまで待ってくれ」と調整が効くのだからちゃんとお話しして調整して両立しなさいっ、て意味にもとれるのでは?
いくつかの失敗の思い出において、従わすか去られるか二択に追い込まれて来た主人公だからこそなのかなと。
まぁ、多くの方々と同じく胸が痛いですよ。
二十歳は、どーだったかなー?
とても素敵な内容でした。自分は、どーかな?と考える内容だし、二十歳に還り違う人生を歩む。前に「違う人生」を想像したことあったしやり直したい。と思ったことがあったから。凄く胸を打つ映画でした。また、見ようと思います。
なぜか話したくなるようだ。
映画を観た後、友達が「めしでも食おうか。」と珍しく誘う。聞いてもいないのに、自分の過去の出来事や悩んでいたことなどを打ち明けてくれる。私も昔のいろんなシーンが蘇り、饒舌になる。この映画には一緒に観た人と、お互いの心を開いてしまう不思議な力がある。
全30件中、1~20件目を表示