リヴァース・アングル ニューヨークからの手紙

劇場公開日:

解説・あらすじ

ヴィム・ヴェンダース監督が1982年3月にニューヨークで撮影した短編ドキュメンタリー。映画「ハメット」製作の日々をとらえた。

ヴェンダース監督がフランスのテレビ局から「ニューヨークからの手紙」という番組を提案されたことを受けて手がける予定だった「日記映画」の試作として撮られた作品。フランシス・フォード・コッポラ製作総指揮の下でヴェンダース監督初のアメリカ映画として手がけた「ハメット」の製作過程を描き、同作製作中に遭遇したトラブルや、ヨーロッパとハリウッドの映画作りの違いなどについて語られる。

日本では「70/80年代 フランシス・F・コッポラ 特集上映 終わりなき再編集」(2024年11月29日~/新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか)で上映される「ハメット」と併映で劇場公開。

1982年製作/18分/西ドイツ
原題または英題:Reverse Angle: Ein Brief aus New York
配給:グッチーズ・フリースクール
劇場公開日:2024年11月29日

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映画レビュー

3.0【ヴィム・ヴェンダース自身の気怠いモノローグ、カメラアングル、PLI、エコー&ザ・バニーメンの曲の使い方も格好良いニューヨーク日記映画】

2025年3月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

■ヴィム・ヴェンダース監督作の、初のアメリカ映画『ハメット』の製作過程で遭遇した問題や米欧の映画撮影プロセスの違いについて語る、N.Y.をスケッチし想いを語る日記映画。

◆感想

・ヴィム・ヴェンダース監督の音楽の使い方、敬愛する小津安二郎監督に似た固定カメラによる撮影方法などの萌芽が感じられる作品。

・フランシス・フォード・コッポラとのツーショットなど、大変に貴重ではないかな。

<一言でいえば、格好良く、映像センスが良い作品である。>

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NOBU

3.5欧米って一言で仰いますけど。

2025年2月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

コッポラに招聘されてアメリカで「ハメット」を撮ることになったヴェンダースの短編ドキュメンタリー。ヨーロッパとアメリカの映画制作の違いに苦悩する。「アメリカは製作者とスタジオが圧倒的に力を持ってる」とか「編集方法が全然違うよ」とか恨み節が聞ける。ハメットの制作よっぽどしんどかったんだろうなあ。
冒頭の「物語は映像のための単なる口実である」という言葉はヴェンダースの哲学なんだろうけど、このタイミングだけで見ると「コッポラに対する嫌味」に聞こえてしまうのはいい過ぎだろうか。

打ち合わせの後食べたアメリカのシュニッツェルはおいしかったのか。

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sugar bread

3.570点ぐらい。前衛的な感じで良かった。

2025年1月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

『ハメット』とセット上映、順番は『ハメット』の前でした。

始まり方が最高でして、前衛的でアーティスティックで、カッコ良かった。

パブリック・イメージ・リミテッドやエコー&ザ・バニーメンなどが使われていて、音楽も良かった。

SO COOL!

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RAIN DOG

3.5苦悩と言い訳と境目

2024年12月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ヨーロッパからハリウッドに来て『ハメット』撮るん大変やったすわー、という作品。コッポラが関与しない『ハメット』ってどうだったんだろう、と思うが、そんなに成功しなかった気もする。

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ouosou

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