ザ・クリエイター 創造者のレビュー・感想・評価
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よくあるAI vs 人間の戦いなんだが…
この映画で言うAIとは自分の意思を持った自立型の人型ロボットと言った方が良いかも。
AI(人型ロボット)と人間が共存する未来の話。
AIと仲良くやっていくグループとAIで職が奪われると危惧するグループで論争が。そんな最中ロサンゼルスで突然核爆発が起こりAIの仕業とされた。
それから5年米国はAIを排除する事にしてAIと仲良くやっているニューアジア(主に東南アジア地域)にあるとされるAIの創造主と基地を叩く事を決意。その為に衛星軌道に超巨大要塞ノマドを建設しニューアジアに攻撃を仕掛けて戦争になる。
そんな最中AIの創造主の娘と目される女性と娘から創造主の居場所を聞き出そうと接近した元米軍の軍曹(実は潜入捜査官)が恋に落ち子供もお腹の中に。もう少しで居場所が分かるかと言う所で米軍の急襲を受けて2人は離れ離れに。
果たして2人の運命は?創造主とは何者か?
彼女を探している最中に出会った不思議な能力をもつAIの子供と知り合う。この子は何者なのか?
人類はAIに勝てるのか?
壮大なストーリーと混沌とした世界、豪快なアクションや戦闘シーンは見どころ。エンドロールの後に何かオマケがあるかと期待したが無かった。
この作品は多分にブレードランナーの影響を受けている。レプリカントとは何者なのかと同じくAIとは何者なのか?共存なのか排除なのか。
それを戦争規模に拡大した感じ。
アジア地域の話しだから日本語を含むアジア地域の言語や文字が飛び交う。都市部もカオスなほど多言語で色々な看板が出ている。話す言葉も皆バラバラだが会話が成立している。自動翻訳しているのだろう。
渡辺謙も出演しているが普通に日本語と英語を使い分けて会話している。相手は別の言語だ。それで通じているのだから便利なものだ。
212 ケン!就寝中にスイッチ切られたらアカンわ
敵のテリトリーで熟睡するも放った矢を寸でのところで捉えるケンシロウを見習え!
それはさておき
AI側に感情移入するような作りでアバターの1作目を彷彿させる。
それとどうみても東南アジアなのに日本語が至る所に現れるのも
無国籍風カオス感満載で面白い。
まあ、行く先々で人間でも予測できそうな行動に全く対応できないAIを見るに
機械の反乱が起きても勝てそうな気がしたんですが甘い?
最後天空都市破壊したら浮いてられず
地上が修羅場になるのもわかりそうなものだが
アメはこんなところが適当でんな。(そのように演出したのか!)
しかし幸いなことに日本までミサイルは届かなかったし。
日本好きなギャレスさんが加減したか。
70点
イオンシネマ草津 20231025
パンフ購入
めっちゃローグワン思い出す!
世界観が似てるし既視感満載!
AIとかに関しては詳しくないから雰囲気でしか評価できないけど、ローグワンの世界に戻ったみたいで懐かしかった。
贅沢しよっと考えてIMAX鑑賞。
が、IMAX料金は不用かもしれないなあ〜とは思った。
愛する心を持つ成長するAIって…
続編ではあの子が美しい少女に成長してスクリーンに戻って来るのを楽しみにしてる。
途中から訳分からなくなった^^;;;
auマンデー『ザ・クリエイター 創造者』
予告が興味深い映像だったのと、ローグ・ワンが好き作品なので鑑賞
最近AIタレントCMとかやってるし、近い将来コンピューター内の映像ならあっても・・・・
映画のようなリアルなアンドロイド的になるのはまだまだ先でしょうね。
冒頭から惹きつけられましたが、途中善悪含めて・・・
何が何で、どっちがどっちなのか・・・
同じような描写も多く訳分からなくなった^^;;;
砂の惑星デューンと同じく私には合わなかった。
2065年のA愛
古今東西、様々なAI映画がある中で、なかなか斬新な物語という印象でした。昨秋、登場するやいなや世界中を席巻しているチャットGPTにより、一気にAIが社会に浸透してきた昨今だからこそ、とても身近な切羽詰まった感覚で観ることになった気がします。最大の魅力は、主人公である6歳のAI少女・アルフィー(マデリン・ユナ・ヴォイルズ)のキャラクター・デザインでしょうか。無機質なロボット感と高度な知能や感情表現をもった部分とがうまく融合していて、しかも、まるで天使のように愛らしくて、とても魅力的でした。ギャレス・エドワーズ監督は、今作を作るにあたりインスピレーションを受けた映画として、「バラカ」(92)、「ブレードランナー」(82)、「AKIRA」(88)、「地獄の黙示録」(79)を挙げていました(映画パンフレットより)。確かにそういう部分も多々感じられましたが、見終えたとき最初に浮かんだのは、「レオン」(94)と「アバター」(09)でした。大切なものを命懸けで守ることや、諸々の境界が混在する世界の危機が描かれていて、心を鷲づかみにされました。AIと人類、アメリカとニューアジアという設定は、今まさに世界が直面している現実そのものなので、2065年の絵空事とは思えず、臨場感たっぷりに楽しめました。渡辺謙さんが剣道の胴みたいなのを着けてたり、日本的、アジア的な雰囲気にも親近感が感じられました。
もうひとひねり欲しい
質量感じる映像が素晴らしい
目まぐるしく進んでいきますが、質感のある感じが伝わってきてとても見入ってしまいました。思ったよりAIロボットが弱くてポンコツなのでここはもう少し強くても良かった。これだとアメリカすぐ勝ちそうで手こずらないなと。最後の展開は読めましたが、この終わり方で良かったかな。
最初の地下にあるアルフィーがいたところはAKIRAから影響受けたのかなとか、あちこち思いながら見るのも楽しかった。
少しずつ進歩する近未来像
ストーリーはまあまあの出来で、AIと人間の戦いを目線を変えたぐらいのもので、「こんなものかな…」という内容。それでも、母と子の関係を盛り込んだ脚本は、割とありきたりではあっても、古いようで新しさも感じた。
アジア世界が近未来の舞台であるのだが、街のデザインが「ブレードランナー」から少しも進歩していないのには、もはや食傷気味である。漢字、ひらがな、カタカナの看板やサインが欧米人の未来感覚なのであろうか?想像力を端折り過ぎではないか。内容はともあれ、演技者としてのジョン・デビッド・ワシントンは今後も期待出来る俳優だ。
人間の善と悪
一部内容は近い将来にあり得る様な?
監督の描きたかったこととは?
GODZILLAゴジラ、ローグワン、のギャレスエドワーズ作。
特に私はローグワンに感銘を受けて、今作。
人間とAIの相克、対立、は2001年宇宙の旅、ターミネーターシリーズ、スピルバーグ作品などなどで描かれてきた。
時代が映画に追いつき、抜き去るのももはや夢物語ではないだろう。
映像、戦闘シーン、背景ヴィジュアルなどVFXを多用し魅せられる。
またハリウッドでフランチャイズ、シリーズものではなく
オリジナルでSF大作を作り出した監督の手腕は見事。
キャスト陣も多様。渡辺謙がハリウッド作品に出ている、
すごいことなのだが、もはや驚きは自分にとってはない。
自然なことのように思える。
AIとの戦争を続けるアメリカと、ニューアジアと呼ばれるAIと人間が共存するコミュニティの争い。
主人公がニューアジアに潜入捜査官として入り込み、
中心的人物?A Iの少女らしき子供と逃走。
ノマドと呼ばれる破壊兵器を自らの命と引き換えに、破壊するラスト。
ローグワンを思わせる。
しかしながら、今ひとつ物語に入り込めなかったのは何故だろう。
悪くはないのだ。題材もタイムリーだし、映像も迫力がある。
シナリオだろうか。過去と現在が交互に描かれて多少混乱する。主人公の目的も、矮小化されすぎているきらいが感じられる。
巷間よくいわれているように、ベトナム戦争を想起させる戦争の描き方か。迫力のある映像で素晴らしいが、既視感を感じさせ、物語のペースにも緊張感が今ひとつ足りないところか…
印象に残るシーンは多い。人間とAIの未来の描き方もさもありなん、と感じるものはある。
ターミネーターシリーズの生みの親、ジェームズキャメロン。
あの時代にすでにAIの反乱、戦争をエンタメに落とし込んだ創造力。
この映画を観て、改めてそちらの方に刮目させられた。
内容はぺらっぺら
映画.comのレビュー評価は3.7になっていたので期待して観に行ったのですが、ちょっと期待外れでした(配給元はディズニーだし、評価点の操作みたいなことしてるんじゃないかと疑ってしまうほど)。観ながら突っ込みまくりなので、没入感ゼロです。完全な駄作とは言えないけれど、予算をたくさんつぎ込んだB級SF映画。映像は綺麗で、CGとかすごいんだけど、世界観が広いようでめちゃくちゃ狭いw 映像美がなければ1.5ぐらいしか評価できないレベル。
この映画の問題点を端的に上げるなら
・登場人物の心情変化の描写が不足していて、彼らの行動に説得力がなく、薄っぺらく感じてしまう
・ツッコミ待ち満載な脚本の拙さ(上記の原因でもある)
・アジア圏への潜入捜査とかいう割に主人公が特に理由もなく黒人(潜入捜査なら目立たないアジア系アメリカ人を送り込むのが本来のセオリーだけど、それじゃ映画が売れないと踏んだのか)
・うがった見方をしてしまうと、アジア人差別にも取れる内容
・アメリカ対ニューアジアという壮大そうな規模なのに、実際は東南アジア(とその上空)といった狭い範囲で話が展開し、スケール感が小さい
・AIだなんだと言ってる割に、テクノロジーレベルがあべこべ
印象としては、攻殻機動隊のような日本のSFアニメに影響を受けてAI寄りの作品を作りたかったけど、そこに哲学的に語りたい核となる信念みたいなものがないから、ぺらっぺらな中身の薄味な作品に仕上がっている感じです。
(最後の出演者紹介のときに画面にカタカナ出るけど、これって日本版のみなのかしら。韓国上映ではハングルで出ているのかな?海外版全部カタカナなら日本アニメ意識している説強くなるけど)
以下は、ちょいちょいネタバレ含む辛口寄りな内容が続きますので、まだ観てない人はここまででお願いします。
さて、AIと人間の戦いとか謳ってますが、AIに偽装させてるだけで、「アジア人対アメリカ人の戦い」もしくは「アメリカによるアジアの侵略」みたいな内容になってます。AIを殲滅するためにアジア圏にずかずか侵攻してくるアメリカが無関係なニューアジア人含めて攻撃しまくるところは、なんとなく今ちょうどタイムリーな中東の紛争に近いものがあります(ハマス殲滅狙いなのに直接関係ないパラスチナ人まで巻き添えみたいな。ちな、ニューアジアとしての日本はまったく出てきませんが、どうなっている設定なんだろう。AI殲滅にやっきになっているアメリカに早々に滅ぼされたり占領されたりしているのだろうか…w)。
で、敵がAIで、AIが脅威なのは人間より優秀な「種族」だからと冒頭で言ってる割に、そのAI側のテクノロジーがしょぼくすぎる。時代設定も2064年で、AIが社会の一部に溶け込んでいる設定のニューアジアとやらの風景はベトナム戦争時代で時が止まっているのかというぐらい貧しく、汚く、ローテク。共存は出来ていてもAIを全然駆使できてないよ!(これって、ある意味アジア人を馬鹿にしてない?w)。チベットの僧侶までAIロボ化してるし、意味が分からないw
後、渡辺謙扮するAIロボが「我々は人間を殺すことなどできない」みたいなセリフを言うシーンがあるんですが、そのちょっと前にドンパチやっててアメリカ人側に死者出てるし、ケンさんロボも時限爆弾みたいなの使うし、「はぁあっ?!」って声出ちゃうよね。この世界ではロボット工学三原則は存在しないようです。
そして肝心の物語なんだけど、流れに説得力がない。まず主人公とAI側の最終兵器とされる少女AIとが心を通わせる過程がまったくないのに、後半のある時点でいつの間にか愛してる感じになっちゃう。描写不足か演技がかみ合っていないのか、主人公と少女AIとの間に疑似的な親子のように惹かれ合うような空気感の醸成過程がない。主人公が最初の方は嘘ついたり、脅迫したりと、なんか好きになれないというのもある(そういうことやっててもどこか憎めないような空気にもっていける役者もいるとは思うのだけど…)。最初の方の話の流れをもうちょっと違うものにしていれば、疑似親子的なものに持っていけたと思うのだけど(ターミネーター2なんか疑似親子感の構築に成功している例)。端的に言って、脚本が悪い。
後、後半の最初のとある重要なシーン、主人公が愛する女性を前に重大な決断をするシーンがあるのだけど、十分な葛藤の時間を取らずにささっと終わらせてしまう。えー?!確認も十分せずに納得しちゃって、そんな短時間の躊躇いで決断しちゃうの?!そこもっと苦悩するシーンとか入れないとだめじゃないの…? 愛が薄っぺらい。最後に主人公が恋人(もどき)と再会する流れも、もう脱力しか感じない。脚本と演出がひどい。
少女AIもかわいいのだけど、新たな知的生命体としての描写がないまま進むので、「モノだけど魂が宿っている」という共感を観客に抱かせることに失敗している。やはりこの少女と主人公の出会いをもっと早い段階にして、疑似親子的な関係をしっかり構築するべきであったと思う。単にSFチックなダライラマ降臨みたいなのをやりたかっただけではないだろうか。もっと練って欲しかった。
やっぱり人間が…
ガッツリSF
オープニング、ロボットが開発されてからLAに核を落とすまでがコンパクトにまとめ上げられてる。
ブラウン菅のような映像なのだが、その歩みの早さに驚くも光陰矢の如しとはこの事かと納得してしまう。
SF作品でありひき絵のスケール感が半端ない。
空に浮かぶノマドなんかは、途轍もない脅威に見える。
どんな話が展開されるのかと思ってたが、絵のスケール感とは真逆の案外こじんまりした話だった。
何章かに分けられてはいて…ともすると、章毎に1本の映画にしたかったのかなと思わくももなく、結構サクサク進む。子供のAIの背景なんかは第1章で予想がつくほどだ。
対立の構図としては、AIを殲滅する西側vs AIを擁護するアジア圏なのだけど…どうやら西側の一方的な宣戦布告らしく、アジアは防戦って形をとってるみたい。
その戦局を覆すべく造られたのが、アルフィーなのだけれど、彼女は電子制御の機械達を休止させる能力を持つ。結構、捻りが効いてる。
AIを擁護する側が開発した兵器が、AIの無効化だ。
攻撃する側が用いる兵器の無効化なわけだ。
西側も撲滅を掲げてはいるがAIへの依存は大きいのだろう。
そんな背景の中で物語は進んでいく。
人間のエゴを散々見せつけられる事になるのだけれど、ジョシュアに発信機でも仕掛けられてんのかと思う程、どこに行っても見つかる。
そしてその拠点はノマドの攻撃により壊滅していく。天空から発射させるミサイルなのだけれど、なんと無慈悲な一撃かと戦慄する。着弾の表現も素晴らしく…殺戮兵器の威力に震える。
色々と揶揄に事欠かない展開ではあって、含まれるメッセージも多岐に渡りそうなのだけど、特筆すべきはその表現力かなぁ。
破壊の描写が凄まじい。特に爆破が。
どこにカメラ据えてんだと思うけど、CGってな際限がねぇなあと思う。
ラストに最愛の女性と再会するシーンがあるのだけれど、感動的ではあるものの、記憶を引き継いだ素体27号みたいな事で、命の定義も分からなくてなってくる。今回のAI達は飲食もすれば睡眠も摂る。
おそらく必要ないとは思うのだけど、人の営みを真似る必要もあるのだろう。異物として弾き出されない為なのかもしれず、慣習による強制力ってエゲツないなぁとフと考えたりもする。
終わってみたら母を訪ねて三千里みたいな事ではあるのだけれど、その壮大な画面に当てられっぱなしだった。
SFと言えば昨今だとマーベル作品しか思い当たらないのだけれど、それに辟易してる観客達には拍手喝采の作品だと思われる。
▪️追記
本作の監督曰く「少女の命を奪う事で訪れる未来」なんて事を山崎監督との対談の中で喋るのだが…ひねくれ者の俺は「命?」と疑問に思う。
彼女は自我を持ち合わせはするが、人の命とは起源が違う。その自我でさえ似て非なるものだ。
成長する過程は人のそれと同じなのだろうが、全くの別物のはずである。
…どうにも釈然としない。
彼女殺す事は壊すと同義なはずだ。
そして、殺すと壊すは意味が違う。
ただ本作の種明かしとしてはAIは罪をなすりつけられたような形であり、西側諸国の保身の為にAIは廃棄されようとしている。
そしてそのAI達は依然として人に寄り添う事を自身のアイデンティティにしてるようにも見える。
こな構図から見えるのは権力者達の横暴さとそれに扇動される大衆だ。
実際、俺も冒頭で語られる背景を鵜呑みにしてた。露とも疑問を抱かなかった。
真に怖れなければいけないのは、そういう先入観なのかとフと思う。
最近とある若者が「9〜17時で仕事をすると何も出来ない」と泣いて訴える動画があるそうで、それには否定的なコメントが多いという。
「社会とはそういうものだ」とか「それが労働というものだ」とか「自分の甘さを正した方がいい」だとか。
勿論、正論だ。
だけど、そんな発言の根底には「変わらないもの」っていう固定観念もあるかと思う。
それは社会を運営する側から受けた刷り込みにも似てるように思う。「変わらないもの」は間違いではないけど「変えちゃいけないもの」ではないはずだ。
変えられると不都合な人達がいるのは間違いない。
今作にしたって同族擁護みたいな観念が働いたように思う。だからこそ、なんの疑問もなく人の主張を受け入れた。
主人公が戸惑う原因にはソレも含まれてると思う。
そういう情報と命令を受けてはいるが、我が目で見るソレとは合致しない。廃棄しない選択は人類の滅亡をも示唆する。俺はどうすればいいのだ、と。
自主性に伴う責任感になるのかしら。
その選択に世界を背負う覚悟があるのか、と。
その選択自体を少女の命と錯覚しても仕方がない。
ただ、自我や感情のようなモノを持ち、それを伝達する表情をもつ小さき存在を躊躇いなく屠る事が出来るかと言われれば自信はない。
例え作り物であったとしてもDNAが拒絶する。
生物が幼体の時期に総じて愛くるしく可愛いのは、防衛本能の成せるワザなのだそうな。
その仮説は、本作を見ても十分、頷ける。
壮大な茶番 残念
世界観がターミネーター以前。
AIなのに、人間が攻めてくるのもわからない。ただただ隠れるのが精一杯。レーダーすらない。
もしかして人間を傷つけちゃいけないのか?と思ったけど、銃で応戦してなかったか?。
橋のところで渡辺謙らが迎え撃ってたけど、全く当たらない。AIは銃の初心者?
他にも、侵入者がいれば、隔壁を次々閉めるとか、守る手段はいくらでもありそう。
まあ、そこはノマドも同じだけど。
今の時代に映画作るのなら、AIは人型ロボットでなくてもいいはず。
そもそも、クリエイターとか、ニルマーナだっけ、いってるけど、一人の人間だけで作れるわけない。始祖みたいな象徴にしたいのだろうけど、そこも非現実的。
あと、アルフィーって成長してるの?。ロボットなのに?
謎すぎる。
そんなこんなで結構序盤で脱落しました。
ビジュアルとか、割と良かったけど、AIが子供ってだけのアイデアで作った映画ですよね。
残念。
ヒトの進化は、此処までか?
とある学者さんが人工知能を造りました。
1つの宿題を出しました。
地球をきれいにしてほしい。
AIは考えました。
そして、行動を開始します。
ヒトを駆除する機械を大量生産。
ヒトを死滅させ、世界を浄化する決断をしました。
種の存続を懸けて、ヒトは強化人間を造りました。
彼の名は、キャシャーン…。
確か、そんな話だったと思います。ラスト、どうなったかは、知りませんけど。因みに劇場版は、全く違うお話ですが、寺尾聰がいい味出してます。観てね。
ヒトは分からない物に恐怖を覚えます。それは生物として普通ですよね。ただその恐怖は、ヒトを何処に連れてゆくのか。あるいは恐怖を超える好奇心は、ヒトに何をもたらすのか…。恐怖の世界と好奇の世界。2つのの世界が、同時進行したら、何が起きるかな。
AIとバイオテクノロジーを組合せたら、ヒトを超える生体作れそう。それを、レプリカントと呼ぶのか、ファティマと呼ぶかは、お好みですけど。
何時でも、何処でも、誰とでも戦争したがるヒトを、人工物より無機質に描く監督さんは、いい趣味なのか、悪趣味なのか、どちらだと思います?。監督さん、ヒトに失望しているの?。
コミニュケーション能力が高い、ホモサピエンスの登場で、ネアンデルタール人は居場所を失ったと云われますが、私達は本当に、ホモサピエンスの直系でしょうか。実は、私達のほうが…。
…人はそこまで、愚かではない!。
…ならばそれを、証明してみせろ!。
昔、観た映画のセリフです。ヒトが、ヒトの進化を望むのが、難しい時代なのは、私も認めます。それでも、ヒトの革新たる新人類は、ヒトが生み育てるのか、3Dプリンターが生成するのか、どちらだと思いますか?。
ヒトが、ヒトを超える存在の創造者になることは、罪ですか?。その際、私達オールドタイプは、どうしたらいいですか?。ヒトは逆立ちしても、神様にはなれないのだから…。
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