「思った以上にSFだった。」ザ・クリエイター 創造者 かっぱさんの映画レビュー(感想・評価)
思った以上にSFだった。
SFだった。ただし、Sicense Fictionというより、Speculative Fictionとしての要素がつよいかもしれない。人間をサポートするために作られたAI(というよりアンドロイドなのだけど)と人間の対立。AIと共存する価値観をもつ国と、AIを排除する国。AIとはなにか、その人権をどう考えるか、を割とストレートに持ち出してくる映画だ。ドっ直球のSFテーマである。ただし、細かい設定には、謎な部分があったりするので、そういうところから見ると寓話的でもある。
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kappanさんのコメント
2024年1月13日
ただ、Beatlessを経た今の時代の我々が見ると、子供の形をしたAI、それこそが、アナログハックである、という気もする。
あと、黒人男性の主人公と、アジア人女性のヒロイン、という組み合わせは正直古い、というかコロニアル文化でもあるまいに、という気はしなくはないけど、商業映画だからね。