「ヒトの進化は、此処までか?」ザ・クリエイター 創造者 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)
ヒトの進化は、此処までか?
とある学者さんが人工知能を造りました。
1つの宿題を出しました。
地球をきれいにしてほしい。
AIは考えました。
そして、行動を開始します。
ヒトを駆除する機械を大量生産。
ヒトを死滅させ、世界を浄化する決断をしました。
種の存続を懸けて、ヒトは強化人間を造りました。
彼の名は、キャシャーン…。
確か、そんな話だったと思います。ラスト、どうなったかは、知りませんけど。因みに劇場版は、全く違うお話ですが、寺尾聰がいい味出してます。観てね。
ヒトは分からない物に恐怖を覚えます。それは生物として普通ですよね。ただその恐怖は、ヒトを何処に連れてゆくのか。あるいは恐怖を超える好奇心は、ヒトに何をもたらすのか…。恐怖の世界と好奇の世界。2つのの世界が、同時進行したら、何が起きるかな。
AIとバイオテクノロジーを組合せたら、ヒトを超える生体作れそう。それを、レプリカントと呼ぶのか、ファティマと呼ぶかは、お好みですけど。
何時でも、何処でも、誰とでも戦争したがるヒトを、人工物より無機質に描く監督さんは、いい趣味なのか、悪趣味なのか、どちらだと思います?。監督さん、ヒトに失望しているの?。
コミニュケーション能力が高い、ホモサピエンスの登場で、ネアンデルタール人は居場所を失ったと云われますが、私達は本当に、ホモサピエンスの直系でしょうか。実は、私達のほうが…。
…人はそこまで、愚かではない!。
…ならばそれを、証明してみせろ!。
昔、観た映画のセリフです。ヒトが、ヒトの進化を望むのが、難しい時代なのは、私も認めます。それでも、ヒトの革新たる新人類は、ヒトが生み育てるのか、3Dプリンターが生成するのか、どちらだと思いますか?。
ヒトが、ヒトを超える存在の創造者になることは、罪ですか?。その際、私達オールドタイプは、どうしたらいいですか?。ヒトは逆立ちしても、神様にはなれないのだから…。