「【”マッチングアプリで出会った女子高生に憑りつかれた”私”。”大都会の夜にアプリに翻弄される人々を、憐れみの視点で描きつつ、”私”が最後、彼女に対し、微笑む表情が印象的な作品。】」鯨の骨 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”マッチングアプリで出会った女子高生に憑りつかれた”私”。”大都会の夜にアプリに翻弄される人々を、憐れみの視点で描きつつ、”私”が最後、彼女に対し、微笑む表情が印象的な作品。】
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ー 昔、ポケモンGoというゲームアプリが流行った事を少し思い出した作品。-
◆感想
・前半は、話が良く分からず・・。
ー 間宮(落合モトキ)は婚約者から、一方的に話を破棄され、マッチングアプリで女子高生、明日香(あの)と出会い、自室に連れて行くが目を離した際に彼女は大量の睡眠剤を飲み、意識を失っている。慌てた間宮は彼女を山中に埋めようとするが、トランクを開けると彼女の遺体がない・・。-
・その後、”穴”と言うワードが語られ、ARアプリ”MIMI"の存在が語られ、間宮が会った明日香はARアプリ”MIMI"の中の存在であったことが分かり、脳内で物語構成が立ち上がって来る。
ー 実際の明日香を名乗っていた女性に間宮が探し出会い、その女性は逃げ出す。-
<今作は、リアルとバーチャルの狭間を描きつつ、アプリに翻弄される愚かしき人々を、憐れみの視点で描いた作品だと、勝手に思った作品である。
ラスト、間宮が初めて笑みを浮かべ、明日香を名乗っていた女性と、最初に明日香と会った喫茶店で”穴を埋めに行かないか?”と言い、その女性が間宮が会った明日香の姿をスマホで見るシーンが印象的な作品である。>
<2023年11月18日 刈谷日劇にて鑑賞>
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