違国日記のレビュー・感想・評価
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好きです
原作好きで、新垣結衣さん主演ということで、期待していました。
かわいらしい声と笑顔の印象が強いですが、表情の自然な感じや立ち姿で、かわいらしさもかっこよさも気難しさも表現できる元々上手な俳優さんだと思っています。かわいい役や台詞のかわいさの印象が強いというのも俳優としての素晴らしさ。今回も人との距離の取り方が苦手がゆえに知らない相手との関わりが苦手な感じと嘘をつかず人と向き合っていく槙生がとても槙生でした。
個人的にも人生に影響を与えるくらい原作が素晴らしかったので、好きな方が色々思うところがあるのはわかりますが、俳優陣の解釈だったり演技力が素晴らしかったし私はこの空気感を大きなスクリーンで見ることができて幸せでした。あとは、どこの場面や台詞を脚本にいれるかいれないか流れの関係で変えるか変えないか、映画の主軸をどこにおくかのお話だと思っていて。それで合う合わないはどうしても出てくるのかなと。原作の一方向でない描き方が好きなので、それも含めて違国日記のよさ。
インタビューを色々読ませていただき、朝の生活と成長を軸においていることと瀬田監督が少女たちの瑞々しさや儚さ、空気感を撮られるのが上手なことを知っていたので、私はとても好きでした。柔らかな年頃の子どもたちを上から押さえつけず尊重するまわりの大人たちの関わり方や描き方もとてもよかった。
(原作は印象的な台詞を槙生や槙生まわりの大人が言うことが多いけれど、映画は朝メインなのと2時間という制約もあり、今回はそこの部分はそこまで描かれていないかなと。でもここではないですが異国日記と題名さえ間違えて原作ファンなのですが云々と言われている方を結構お見かけして、感想は自由だけれど題名さえ間違えてるのに何かと比較するのはさすがにちょっとなあなど。ここで吐き出してしまった。)
槙生ちゃんが隠さない人だからこそ表情が意外と変わったり、おどけたり横槍いれたり、相手によって口調や表情が違ったり。そういうところを映像化されていてよかったです。そして原作の朝のまっすぐさは(母親の影響や守られ具合のせいか)現代の子にしては幼いので、演技や演出によっては現実感を出すのが難しかったと思いますが、早瀬さんのまっすぐな演技と瀬田監督の手腕でとても良いバランスになっていたと思います。
不特定多数への攻撃性の強い世の中に日々消耗していたので、見終わった後に心が落ち着き、人の優しさやあたたかさを信じてもよいのだろうなと思う映画でした。間を楽しみ、映像美や音響のよさもふくめての映画なので大きなスクリーンで見ることが出来てよかったです。試写会などにも行かせていただいたので4回見ましたが、自分の精神状態や体調もあったりで心に響くシーンが毎回変わってきたので、また見に行きます。
10代の拙さ
ポリティカリー・コレクト
瑞々しい
ガールズトークが満載の心地よい会話劇がメインの作品。 本年度ベスト級。
両親を事故で亡くした女の子。朝を演じた早瀬憩さんの演技が良い!
今まで存じなかった役者さんだけど今後、スクリーンに多く登場する予感!
インスタは観賞後に即フォロー(笑)
両親を事故で亡くした朝を、母親の妹の新垣結衣さん演じる槙生(マキオ)が引き取り共に生活して行くストーリー。
全編に渡り女子トークが満載。
何か大きな出来事がある訳でも無いけど会話に引き込まれる。
特に新垣結衣&夏帆さんの会話が最高に良かった!
その会話に早瀬憩さんも遜色無く加わって行く感じ!
餃子を3人で作るシーンが最高!
早瀬憩さんの今後が楽しみ!
女子トークが多い中、男性陣がチョイ役ながら光ってた感じ!
瀬戸康史&染谷将太さんが作品のスパイスになっていた印象。
ぶっちゃけ上映時間139分は長いと感じお尻が痛くなったけど自分好みの作品で満足度はソコソコ。
早瀬憩さんの今後の活躍に期待しかありません( ´∀`)
好きなストーリーです。
はい、いってらっゃーい
映画館告知であんまり流れてなかったのですが見に行きました〜 原作未読
ぎこちないガッキー良さそうだと予告で感じたので気になってました
全体的に物語に起伏が少なかった…
雰囲気は凄く良さげですが…
ガッキーやさぐれ感というか絶妙なダメさ加減凄く良かった!
冷たい感じかな~と思うけど可愛らしいとこあって飽きずに見れました!
朝役の子いいですね 最近ブレイクした河合優実さんチックなアンニュイっぽさ素敵です 今後も気になりますな
瀬戸くん福山雅治にしか見えなかった(笑)すいません(笑)
夏帆さん元気な感じ合いますね
漫画的演出というかホラーチックなのも気になったな〜 ポツン描写や鏡のシーン怖かったわ(笑)
セリフ回しも漫画っぽいし…
姉との確執や病気のところもさらっとしすぎて引っ張ったわりに雑だなと思ってしまいました〜
最後も特に変化はないのはそりゃそうかと
もっと二人でギスギスしても良かったのにな〜(笑)
なんか全体的に踏み込むようで踏み込まなかったりモヤモヤ感じてしまった
個人的にはギスギスでもエンタメでも感動要素でも振り切ってないように感じてしまったかも
同性愛の同級生やハーフの友達描写いる???
タイトルの日記要素もっとあってくれ〜
逆に原作どうなってるのか気になりました!
最高の青春家族映画。
中途半端な…退屈さ
「海街diary」のような、女性達の日常の紡ぎを描く秀作です
原作は未読
平坦で平凡で起伏の少ない物語りではあるが映画としてシッカリしていて見てよかった。特に俳優の細やかな表情というか目を上手く捉えていたと思う。その目の表情により役の細やかな心境の変化が伝わってくる。言葉と言葉の会話劇ではなく、言葉と表情の会話劇というシーンが印象的だったかもしれない。
映画としてシッカリしていたと感じるのは監督、俳優、編集、脚本など映画としての方向性がキレイに揃ったからなのでしょう。そういう意味では俳優陣を含む製作チームにより丁寧に作られた映画だと思う。
映像 ★★★★ (古めかしさもあり好き嫌いはありそうかな)
音 ★★★
物語 ★★★★ (好き)
役者 ★★★★ (主演2人も良いが脇役の同級生を含め皆良い)
編集 ★★★★ (緩やか系の邦画にしては長尺だが飽きさせないよう上手く紡いでいる)
粗さ ★★★ (悪い点はあまりない)
総合 4.5
映画全体としては、4姉妹を描いた2015年の「海街diary」のような空気感かもしれない。あの映画も平坦で平凡で起伏の少ないのですが私は何だか好きなんです。TV放送があるとついつい最後まで見てしまう。俳優の演技が凄過ぎるとか、物語が素晴らし過ぎるとかではなく、映画として全体の枠組みがシッカリしているからののでしょう。
そういえば夏帆は「海街diary」にも出ていたか。
「海街diary」が好きなら、きっと本作も好きになるのではなかろうか。
ということで本作、私は好きです。TVで流れたらついつい何度も見てしまうでしょう。
テイストベター
なれど何が?と言われるとよくわからない。
ヒロインの迎合しない生き方には共感できる。
世間体ばかりを気にしていた?姉との確執も理解できるし、
外面ばかりで中身に乏しい周囲に反発して、
衝動的に姪を引き取ってしまったことにも好感を持てる。
一方で何気ない日常が描かれているだけで、
淡々と進むストーリーはやや冗長で退屈だ。
所々に散りばめられる押し付けがましいダイバーシティの主張も鼻につく。
結局決定的な展開はないまま何となく良さげに終了。
よくある観客の感性に任せるゲージツってことかな。
実は…的な何かがあったんだよね。
ともあれ、最近話題の新垣結衣がこの当時は元気そうで何より。
今のスタンダードなのか?
土曜午後の139分
憩の映画
とても尊い映画だった。
他人がなにを考えているか、どんな悩みを抱えているか、感情はわからない。だからこの作品の中でも、母親の真実とか、友達の真実とか、下世話に追求しない。わかりやすく回答を出さない。ただ心地の良い間で想像力を駆り立てる。
小説の行間を読むような、ゆったりとしたひととき。
早瀬憩のナチュラルな演技も素晴らしく、よく見る役者たちの中でも輝きをなくさず見事に調和していた。
映画って、迫力のあるVFXやCGや爆音を鑑賞するだけでなく、こんななんでもない景色や情景を眺めるだけでも充足感を味わえる素敵なものなんだなと、今更ながら痛感した。
久しぶりに、チャットモンチー橋本絵莉の音楽が聴けたのも嬉しかった。
ガッキーの餃子は男のロマン
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