劇場公開日 2024年6月7日

違国日記のレビュー・感想・評価

全192件中、141~160件目を表示

4.5槙生(まきお)と朝

2024年6月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

盥まわしはなしだ!

中学の卒業式前に父と母が事故死

大キライな姉の娘との同居。

朝は、そうじが得意。

朝の好きにずればいい。

死ぬ気で殺す気で書く。

やるべし

コメントする (0件)
共感した! 17件)
完

5.0好きです

2024年6月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

原作好きで、新垣結衣さん主演ということで、期待していました。
かわいらしい声と笑顔の印象が強いですが、表情の自然な感じや立ち姿で、かわいらしさもかっこよさも気難しさも表現できる元々上手な俳優さんだと思っています。かわいい役や台詞のかわいさの印象が強いというのも俳優としての素晴らしさ。今回も人との距離の取り方が苦手がゆえに知らない相手との関わりが苦手な感じと嘘をつかず人と向き合っていく槙生がとても槙生でした。

個人的にも人生に影響を与えるくらい原作が素晴らしかったので、好きな方が色々思うところがあるのはわかりますが、俳優陣の解釈だったり演技力が素晴らしかったし私はこの空気感を大きなスクリーンで見ることができて幸せでした。あとは、どこの場面や台詞を脚本にいれるかいれないか流れの関係で変えるか変えないか、映画の主軸をどこにおくかのお話だと思っていて。それで合う合わないはどうしても出てくるのかなと。原作の一方向でない描き方が好きなので、それも含めて違国日記のよさ。

インタビューを色々読ませていただき、朝の生活と成長を軸においていることと瀬田監督が少女たちの瑞々しさや儚さ、空気感を撮られるのが上手なことを知っていたので、私はとても好きでした。柔らかな年頃の子どもたちを上から押さえつけず尊重するまわりの大人たちの関わり方や描き方もとてもよかった。

(原作は印象的な台詞を槙生や槙生まわりの大人が言うことが多いけれど、映画は朝メインなのと2時間という制約もあり、今回はそこの部分はそこまで描かれていないかなと。でもここではないですが異国日記と題名さえ間違えて原作ファンなのですが云々と言われている方を結構お見かけして、感想は自由だけれど題名さえ間違えてるのに何かと比較するのはさすがにちょっとなあなど。ここで吐き出してしまった。)

槙生ちゃんが隠さない人だからこそ表情が意外と変わったり、おどけたり横槍いれたり、相手によって口調や表情が違ったり。そういうところを映像化されていてよかったです。そして原作の朝のまっすぐさは(母親の影響や守られ具合のせいか)現代の子にしては幼いので、演技や演出によっては現実感を出すのが難しかったと思いますが、早瀬さんのまっすぐな演技と瀬田監督の手腕でとても良いバランスになっていたと思います。

不特定多数への攻撃性の強い世の中に日々消耗していたので、見終わった後に心が落ち着き、人の優しさやあたたかさを信じてもよいのだろうなと思う映画でした。間を楽しみ、映像美や音響のよさもふくめての映画なので大きなスクリーンで見ることが出来てよかったです。試写会などにも行かせていただいたので4回見ましたが、自分の精神状態や体調もあったりで心に響くシーンが毎回変わってきたので、また見に行きます。

コメントする (0件)
共感した! 19件)
たろたろ

5.0孤独の表現が秀悦

2024年6月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

原作ファンで全巻持ってます。
実写化されてどう変わるか?と思いましたが、10代の孤独が鮮やかに表現されていて、素敵だと思いました。早瀬憩さんの演技、とても素晴らしかったです。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
よっしー

3.510代の拙さ

2024年6月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

周りの無責任な大人の言葉も友達の態度も、当事者である自分の気持はわかってくれないしわかるはずがない、そんな風に思っていた10代。
その当時は有り難みがわかっていなかった。

そしてそんな気持ちをわかっているつもりになっている大人たち。
そんなものを思い出した。自分もわかったふりをしている大人になっているけど。

演技の拙さもそういったものを表現することを意図していたのかな。

コメントする 1件)
共感した! 8件)
ヒョコツ

4.0ポリティカリー・コレクト

2024年6月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

「正欲」に続きガッキーがオーラを消して出演。
どのくらい原作に準拠しているのかは不明ながら、時代のポリティカルコレクトネスに準拠。槙生の叔母、保護者としての振る舞いも迷いながらもむしろ実母より正しいし、女子高生達の友人同士振る舞いもまた正しい。
そうしたベースの上で、皆が一人一人あくまでも自分がありたいようにあるために歩んでいる。そうした美しい世界…
おそらく原作に基づき槙生と朝の関係性の変化を中心に描いたものと思われるが、目の前で両親を亡くした朝のトラウマがあの程度なのは気にかかった…
ガッキー、夏帆の安定の芝居もさることながら、新人にもかかわらず堂々と朝を演じて見せた早瀬憩には注目したい。

コメントする (0件)
共感した! 11件)
ぱんちょ

5.0瑞々しい

2024年6月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

 ずいぶん昔の自分の高校時代を思い出さされた、そんなチカラがある作品。両親の事故死という重い出来事から始まるのだけど、全編通じて、心地良い時間が流れる。朝役の彼女が素晴らしい。体育館のシーンや教室のシーンは高校時代の空気感を見事に描いてている。なぜ姉を嫌ってきたのか、新垣さんの台詞で薄っすらわかるのだけど、納得できるまでではなく、描き切れていない感はある。それでも、秀逸な作品であることにかわりはない。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
旅行者

3.5ガールズトークが満載の心地よい会話劇がメインの作品。 本年度ベスト級。

2024年6月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

両親を事故で亡くした女の子。朝を演じた早瀬憩さんの演技が良い!
今まで存じなかった役者さんだけど今後、スクリーンに多く登場する予感!
インスタは観賞後に即フォロー(笑)

両親を事故で亡くした朝を、母親の妹の新垣結衣さん演じる槙生(マキオ)が引き取り共に生活して行くストーリー。

全編に渡り女子トークが満載。
何か大きな出来事がある訳でも無いけど会話に引き込まれる。

特に新垣結衣&夏帆さんの会話が最高に良かった!
その会話に早瀬憩さんも遜色無く加わって行く感じ!
餃子を3人で作るシーンが最高!
早瀬憩さんの今後が楽しみ!

女子トークが多い中、男性陣がチョイ役ながら光ってた感じ!
瀬戸康史&染谷将太さんが作品のスパイスになっていた印象。

ぶっちゃけ上映時間139分は長いと感じお尻が痛くなったけど自分好みの作品で満足度はソコソコ。

早瀬憩さんの今後の活躍に期待しかありません( ´∀`)

コメントする 1件)
共感した! 12件)
イゲ

4.5好きなストーリーです。

2024年6月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

大人としての新垣結衣が良い演技してます。両親を亡くした朝を中心に物語が展開されるため、バッドエンドは見たくないし、単純なハッピーエンドは納得できないところですが、想像を掻き立てられて納得のストーリーです。原作買ってしまいそうです。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
ショカタロウ

3.5ところどころ、 流れの無理さとか違和感があるのは、 原作から? そ...

2024年6月8日
iPhoneアプリから投稿

ところどころ、

流れの無理さとか違和感があるのは、

原作から?
それとも脚本あたりから?

ストーリーの大筋は悪くないので、

リメイクしたら良くなりそう

新垣は良かった、合ってた

コメントする (0件)
共感した! 8件)
jung

3.0はい、いってらっゃーい

2024年6月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

映画館告知であんまり流れてなかったのですが見に行きました〜 原作未読
ぎこちないガッキー良さそうだと予告で感じたので気になってました

全体的に物語に起伏が少なかった…
雰囲気は凄く良さげですが…

ガッキーやさぐれ感というか絶妙なダメさ加減凄く良かった!
冷たい感じかな~と思うけど可愛らしいとこあって飽きずに見れました!

朝役の子いいですね 最近ブレイクした河合優実さんチックなアンニュイっぽさ素敵です 今後も気になりますな

瀬戸くん福山雅治にしか見えなかった(笑)すいません(笑)
夏帆さん元気な感じ合いますね

漫画的演出というかホラーチックなのも気になったな〜 ポツン描写や鏡のシーン怖かったわ(笑)
セリフ回しも漫画っぽいし…
姉との確執や病気のところもさらっとしすぎて引っ張ったわりに雑だなと思ってしまいました〜

最後も特に変化はないのはそりゃそうかと
もっと二人でギスギスしても良かったのにな〜(笑)
なんか全体的に踏み込むようで踏み込まなかったりモヤモヤ感じてしまった
個人的にはギスギスでもエンタメでも感動要素でも振り切ってないように感じてしまったかも
同性愛の同級生やハーフの友達描写いる???

タイトルの日記要素もっとあってくれ〜

逆に原作どうなってるのか気になりました!

コメントする (0件)
共感した! 27件)
ゆうき

5.0最高の青春家族映画。

2024年6月8日
iPhoneアプリから投稿

シリアスなテーマではあるが、その重さ、苦しさではなく、その先にある希望のようなものを描いてくれている作品。
シリアスなシーンでも、必ずどこかにユーモアのある演出が入る。人生にはユーモアが必要だし、どんなに苦しくても笑えるようなことはある。そんな前向きなメッセージをこの作品を通じて感じた。
家族の話でもあるが、青春の話でもある。2時間程度の映画の中で、色んな要素を高密度に描いている。しかし、高密度だからといって暑苦しいものでは決してなく、むしろカラッと力が抜けている。素晴らしい映画に出会えたと思う。
ずっとずっと彼女たちの生活を見ていたい。

コメントする (0件)
共感した! 14件)
モトコ

3.0中途半端な…退屈さ

2024年6月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

新垣さんを目当てに鑑賞
結構期待していました
が期待を下まわった

何を言わんとしているのか
が分からない
多分…
姉を事故で失くし
嫌いな姉の想いを抱く槙生
姪の朝と暮らすことになって
強すぎる姉の気持ちが姪を通して
和らいでいくというもの?
(嫌いなものが次第に美味しいと思える)
的な
高校生のシーンが中途半端に
退屈さを覚えて酸素不足になった
姪の朝が
何か~なんか~というセリフや
唐突な質問や
笑っているのか
泣いているのか
分からない表情が
違和感でしかなかった
母に対する喪失感も余り感じられず
新垣結衣ちゃん
周りのキャスト人の
雰囲気がよかっただけに残念です

…余談
右隣の女性が残り三十分の辺りで
席を立って私の前を通って行きました

コメントする 2件)
共感した! 13件)
しろくろぱんだ

4.0「海街diary」のような、女性達の日常の紡ぎを描く秀作です

2024年6月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

原作は未読

平坦で平凡で起伏の少ない物語りではあるが映画としてシッカリしていて見てよかった。特に俳優の細やかな表情というか目を上手く捉えていたと思う。その目の表情により役の細やかな心境の変化が伝わってくる。言葉と言葉の会話劇ではなく、言葉と表情の会話劇というシーンが印象的だったかもしれない。
映画としてシッカリしていたと感じるのは監督、俳優、編集、脚本など映画としての方向性がキレイに揃ったからなのでしょう。そういう意味では俳優陣を含む製作チームにより丁寧に作られた映画だと思う。

映像 ★★★★  (古めかしさもあり好き嫌いはありそうかな)
音  ★★★
物語 ★★★★  (好き)
役者 ★★★★  (主演2人も良いが脇役の同級生を含め皆良い)
編集 ★★★★  (緩やか系の邦画にしては長尺だが飽きさせないよう上手く紡いでいる)
粗さ ★★★   (悪い点はあまりない)

総合 4.5

映画全体としては、4姉妹を描いた2015年の「海街diary」のような空気感かもしれない。あの映画も平坦で平凡で起伏の少ないのですが私は何だか好きなんです。TV放送があるとついつい最後まで見てしまう。俳優の演技が凄過ぎるとか、物語が素晴らし過ぎるとかではなく、映画として全体の枠組みがシッカリしているからののでしょう。
そういえば夏帆は「海街diary」にも出ていたか。

「海街diary」が好きなら、きっと本作も好きになるのではなかろうか。
ということで本作、私は好きです。TVで流れたらついつい何度も見てしまうでしょう。

コメントする 2件)
共感した! 17件)
くりくりぼー

3.0テイストベター

2024年6月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

難しい

なれど何が?と言われるとよくわからない。
ヒロインの迎合しない生き方には共感できる。
世間体ばかりを気にしていた?姉との確執も理解できるし、
外面ばかりで中身に乏しい周囲に反発して、
衝動的に姪を引き取ってしまったことにも好感を持てる。

一方で何気ない日常が描かれているだけで、
淡々と進むストーリーはやや冗長で退屈だ。
所々に散りばめられる押し付けがましいダイバーシティの主張も鼻につく。
結局決定的な展開はないまま何となく良さげに終了。
よくある観客の感性に任せるゲージツってことかな。
実は…的な何かがあったんだよね。

ともあれ、最近話題の新垣結衣がこの当時は元気そうで何より。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
みみず

3.5人見知りな女性小説家と人懐っこい姪の共同生活

2024年6月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

色々な人との関わりと事象がぎっしり詰まっていながらサラッと乾いた感が今風、

それはさておき親父の立場とは(´;ω;`)

コメントする 1件)
共感した! 20件)
褐色の猪

2.5今のスタンダードなのか?

2024年6月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

最近の中学生の行動や発言にはついて行けないレベルになっているのか、中々理解が難しく最後までモヤモヤしている。
両親が突然いなくなったときの心境やダメージは相当なものだと思うが、落ち込むこともなく、日常生活を継続させる力はどこから湧いてくるのだろうか。
ガッキーの演出も特異すぎる、少し無理のある印象を持ちました。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
けいせいおじさん

3.5土曜午後の139分

2024年6月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

萌える

突然、交通事故で親の庇護を失った15歳の娘

母親の妹と暮らす事になるが母親とは違う大人達に戸惑う事ばかり。これからの自分がどう生きて行けば良いのか、同級生達と悩み合い、探り合い、語り合う。
「若いってこうだったなぁ」って感じ。

大人だってちゃんとしてないんだよ。
でもなんとか生きて行くんだ。

サスペンスではない
ミステリーではない
ラブロマンスではない
アクションではない
コメディではない

土曜日の午後にちょうど良い。

残念だったのは

「わたしの好きな夜
ちがう国の女王の王座のかたすみで眠る」

の朝ちゃんの心情を語るシーンが無かったこと。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
ランタイガ

4.0憩の映画

2024年6月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

とても尊い映画だった。
他人がなにを考えているか、どんな悩みを抱えているか、感情はわからない。だからこの作品の中でも、母親の真実とか、友達の真実とか、下世話に追求しない。わかりやすく回答を出さない。ただ心地の良い間で想像力を駆り立てる。
小説の行間を読むような、ゆったりとしたひととき。
早瀬憩のナチュラルな演技も素晴らしく、よく見る役者たちの中でも輝きをなくさず見事に調和していた。
映画って、迫力のあるVFXやCGや爆音を鑑賞するだけでなく、こんななんでもない景色や情景を眺めるだけでも充足感を味わえる素敵なものなんだなと、今更ながら痛感した。
久しぶりに、チャットモンチー橋本絵莉の音楽が聴けたのも嬉しかった。

コメントする (0件)
共感した! 11件)
hagewo

3.0ガッキーの餃子は男のロマン

2024年6月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ラスト近くの堤防のシーンでガッキーが、やはり姉(朝の母)が嫌いだというのだが、忘れたとか忘れたいなどと言わなくてよかった。愛の反対は無関心なのだから。
それにしても、あの冒頭女性教師はじめ様々なシーンで象徴されるように、共感のない「善意」は最凶。
誰かと良好な関係を築きたかったら無闇に懐に入ろうとせず適度な距離を保つのが大切、ということだな。

コメントする 1件)
共感した! 14件)
ひろちゃんのカレシ

2.0不自然な関係性で違和感あり

2024年6月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

人気コミックを実写映画化した奇妙なヒューマンドラマ。両親を亡くした少女と叔母の同居生活を描いたドラマだが、キャストや作品の雰囲気を含めて不自然な関係性でで違和感がありました。

2024-95

コメントする (0件)
共感した! 9件)
隣組