違国日記のレビュー・感想・評価
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ガッキーは好きですが…これで良いのでしょうか
ガッキーを見たくて鑑賞したので、見たいガッキーが描かれていて、ある意味不満はないです(レビューが概ね好評なのはそのせいでしょう。)。が、原作ファンからの長い長い酷評を見ると、原作未読なものの、本作で不明な点や不可解な点があるのは、原作からのあり得ない改変のせいだ、と分かります。
慎生が発達障害という設定らしいが、本作で描かれた慎生ではガッキーが醸し出す明るさのため、発達障害は形だけで、健全過ぎてそのようには見えません。そもそも内省の様子がほとんど描かれていませんが、原作にあるという含蓄あるセリフや重要なやり取りが省略されていると聞くと、さもありなんです。また、朝の言動も、同様に原作からの大きな改変があるようで、キャラ設定が短絡的で共感しづらいです。さらには、笠町や塔野の配置やキャラ設定が不自然なのも、原作をうまく取り込めていない結果のようです。
本作を見ていると、慎生の発達障害というよりも、慎生と母との会話からして姉の発達障害や母の発達障害が気になるのですが、これらは深堀されないで終わります。その他、思わせぶりなシーンやエピソードが盛られているけれど、何を描きたかったの?、どんな映画を作りたかったの?、ガッキー主演映画で、ガッキーを格好良く描く以外に という感想です。
バンドで歌う朝がとても良かったです
新垣結衣さん主演、ストーリーも良さそうなので鑑賞。
原作の漫画は当然読んだことがありません。
事故で両親を失くした朝(早瀬憩)を母の妹である小説家の槙生(新垣結衣)が引き取り奇妙な同居生活が始まるのだが…というストーリーで特別大きな出来事は起こらず淡々と静かな日常が描かれているのだが、そのなかで少しずつお互いの距離が縮まっていくのが良いです。
悲しみを抱えているはずなのに努めて明るく振る舞い前向きに高校生活を送ろうとする朝、朝の母である姉のことをなぜかひどく嫌う槙生。
お互いに変に気を使わず正直な心をさらけ出すことで最初はぶつかっても絆が生まれていく。
ただ静かすぎて、正直に告白すると昼飯を食べて午後一番の上映回を見たせいもあると思うのですが、途中何度も睡魔に襲われてしまいました。
また、朝と友人えみりとのJKの会話、槙生と親友奈々との女子会のような会話を聞いていると男の私としましては妙に居心地の悪さを感じてしまいました。
いいお話なんですけどね~なんでだろう?
想像とは違ったけれど。
槙生の散らかった部屋が好き
生活の話だけど
朝と槙生の邂逅
主人公2人のやり取りが非常に心地よく、ゆったりとした時間の流れでは...
思いやる大切さ
なにも起こらないことが大切
良い
この映画、良かった。
交通事故で両親を亡くした高校生を彼女の母の妹がひきとる。しかし妹と姉はかつて確執があった。
うちも兄弟が複雑だからすごくわかる。共感した。
主演の女性、なんと表情豊な可愛らしい娘なんでしょうね。ストーリーと全く関係なく素晴らしい大好きな女優さんが増えました。
ひきとる姉と高校生の距離感、取り巻く優しい友達や恋人や母親。温かくて人間の良い部分、ふかい部分をみせてくれる。
餃子をみんなでつくる。これが家族だよな。こういう幸せな家族で誰もがいてほしい。見ていて、安心して、優しい気持ちに癒された。
高校女子のやりとりかわいい、青春が楽しさ全開、熱い、やさしい、かわいい。
ゆったり間延び感もありながら、さいごのエンドロールまで、納得して鑑賞できた。
こういった映画が好き。だから映画は素晴らしい。そう感じさせてくれる作品でした。
なんかイメージしていたものとだいぶ違う
2024年映画館鑑賞52作品目
6月15日(土)イオンシネマ北上
dポイント−300円→1500円
原作未読
監督と脚本は『ジオラマボーイ・パノラマガール』の瀬田なつき
一つ一つとってみれば良い点や良いシーンもあることはあるが全体的に見ると凡作
まずテンポが良くない
まとまりが悪い
それをもう少し意識してほしい
睡魔が襲う人が何人かいても不思議じゃない
いつのまにか終わってしまう
両親が事故死したのに随分と切替が早いなと感じたがそれを表向きで気丈に振る舞っていただけなのだ
子供の頃に見た動物番組で子殺しされたメスライオンは見事な切り替えぶりで驚かされたものだがなかなか人間はそうはいかない
朝は叔母をちゃんづけで呼ぶ
亡くなった母が生前に妹をちゃんづけで呼んでいたから
まきおちゃんは姉を憎んでいた
姉は現実主義者で文章の創作活動をする妹が気に食わなかったようだ
朝の父と母は苗字が違う
事実婚というやつだ
最近の芸能人で言えば宮沢氷魚&黒島結菜
西洋ではよくある話だがそれはキリスト教が離婚を禁じているからだという
僕は反対の立場ではないが日本ではまだまだ馴染んでいないのも事実だ
まきおちゃんは有名小説家だけあって文学インテリならではの理詰めで15歳の少女に立ち向かう
もちろん15歳のレベルに合わせて
Abemaテレビのニュース討論番組にたまにでる女性知識人のマシな方な感じ
まきおちゃんの友人は片方の肩を出していたが大人の女性の場合なぜエッチに感じるのか不思議でならない
遠山の金さんなんか毎回片方の肩を見せていたがセクシーに感じなかった
それは自分が男だからだろうか
両方肩を出していたらさほどでもないのに片方の方が興奮するのはバッファローマンは片方の角が折れてる方がかっこいいのと共通点があるのかもしれない
朝は高校で軽音学部に入部しベースを始めた
家でも練習するんだろう
カバーに入ったベースを背負って登下校する姿は可愛い
のだめでコントラバスを背負っていた紗栄子を可愛いと思ったことは一度もないが
可愛い子は何をやっても可愛いのだ
先っちょにストラップ的なものをつけているのがまたいい
あれがないとシルエット的にカメバズーカとかレオパルドンっぽくなってしまう
女性を褒めるのに仮面ライダーの怪人とかキン肉マンの超人とかモビルスーツに例えるのは最低である
クライマックスは歌だが声量は大したことがなかった
残念ながらわりと普通だが実際のところのだいたいがあんなもんだ
その場ではそれなりに盛り上がるだろうが第三者からみるとその熱量は全く伝わらない
それにしてもトラックの運転手はもう少し運転気をつけろよな
せめて人は轢かないように
交通事故の定番になっている
配役
姪の朝を引き取る売れっ子小説家の高代槙生に新垣結衣
両親を事故で亡くした中学3年生→高校1年生の田汲朝に早瀬憩
槙生の友人の醍醐奈々に夏帆
槙生の元カレの笠町信吾に瀬戸康史
朝の親友の楢えみりに小宮山莉渚
えみりの母に吉本菜穂子
槙生の姉の高代実里に中村優子
実里の夫の田汲はじめに大塚ヒロタ
槙生と実里の実母の高代杏子に銀粉蝶
弁護士で後見監督人の塔野和成に染谷将太
朝のクラスメイトで秀才の森本千世に伊礼姫奈
朝と同じ軽音学部の天才ギタリストの三森に滝澤エリカ
朝の高校時代の友人の中野にエマ・グレイス
軽音楽部部長の小林櫂人
軽音学部の先輩に松崎未夢
軽音学部の同級生の後藤に増井湖々
軽音学部の同級生に溝口元太
朝の高校の担任に川島潤哉
朝の実家の隣人に原扶貴子
朝の中学の担任に竹厚綾
朝の中学の頃から友人に望月春希
えみりがカフェで会っている女性に宮本和奏
心温まる再生の物語
ストーリー・映像・キャスティング、全てが織りなす作品自体の空気感が心地良く、いつまでも観ていたい、とても好みの作品でした
主役の高代 槇生を演じる新垣結衣さんが特に良かった。昨年の「正欲」に続いて“ガッキー”を封印し役者魂で勝負した渾身の演技が見事、また彼女の良い代表作が増えたと思います
そしてもう1人の主役 田汲 朝を演じる早瀬憩さんも何とも初々しく、繊細で腫れ物の様なティーンエイジャーをとてもリアルに好演していて印象的でした
その他にも槇生の親友を夏帆さん、微妙な“元カレ”を瀬戸康史さん、母親を銀粉蝶さんなど実力派アクター達が脇を固め彩りを添えています
両親の事故死を目の当たりにし、葬式では親戚の大人達から突き離され孤立する朝
槇生は極度の人見知りでいささかコミュ症なのに、疎遠だった姉の葬式で姪の朝が孤立する状況を見かねて自宅に連れ帰る
こうして始まるほぼ他人同士で状況的にもかなり難易度の高い共同生活、始めは誤解や相手を知らないが故に不本意にも傷つけたりして喧嘩や口論となるけど、少しづつ溶け合い、理解し合い、優しく想い合い、“家族”になっていく展開が観ていてすごくいいなと思いました
そして朝は槇生をはじめ周囲の大人や同級生達に支えられながら両親の死を乗り越えていき、槇生も朝との生活の中で人となりの成長を遂げ、姉との確執も乗り越えていく、人間味溢れるストーリー展開に心打たれました
と、とても好みの作品ではありますが、
・朝は両親が目の前で事故死し普通だったら一生引きずって立ち直れないかも、という重度のトラウマを患いそうなのに、それよりも母と槇生の確執の方が気になり、立ち直り早すぎ
・槇生は人生において極力他人をシャットアウトしてきているのに朝を引き取る唐突な展開ふで動機が薄く違和感がある
という所が引っかかりながら観てはいましたが、総じてとても好きな作品なので細かいことはいいか、と槇生と朝の成長と再生の物語を堪能し幸せな気分になれ大満足でした
憩ちゃん
心地よい距離感
まきおさんがふんわりとやわらかく、自分を守る国境の壁のようなものが...
まきおさんがふんわりとやわらかく、自分を守る国境の壁のようなものが原作よりだいぶ低めで、やすやすとこの共同生活を受け入れているようにみえ、違国感がうすれてしまったのはもったいなかったなあとおもう。
原作でとても重要に感じたいくつかのセリフがなく、なんとなく全体的に散漫な印象になってしまったのももったいない。
俳優のみなさんはそれぞれ自然体でとてもよかったです。
(『毒娘』のちーちゃんがちょう優等生だった)
あとすごくどうでもいいけど、このご時世、高校や中学に入るのに保護者証や来校者証をぶらさげていない違和感がすごいなあとか、死後1ミリも娘におもいだしてもらえないお父さんの存在のうすさがちょっと不憫だなあとかおもったりしました。
原作よんでるものとして
新垣結衣さん自体はワタシ的問題ないです
違和感はありますね
人との距離感をうまく取れない人の話し方や、距離感
空気感
リズム
原作好きの勝手な想像していた脳内イメージと、一致せず
もう少し長く時間で
ふたりが距離感を縮めていくとこまで
できたならまたイメージがかわるかもしれません
平和な日常
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