違国日記のレビュー・感想・評価
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なかなか優秀な作品
中学三年生の朝は不慮の事故で同時に両親を亡くし、叔母であり人見知りな女性小説家の槙生に引き取られることになった。朝の母親と槙生は元々仲が悪く、槙生と朝も同居を始めた頃はささいな喧嘩もあったが次第に打ち解けていく様子を描いたヒューマンドラマである。
この映画は予告編を見た時から期待していた映画で、想像していたよりもかなりいい映画でした。
同時に両親を亡くして親族に引き取られるというのは実社会でも実際にある話ですし、中学生から高校生という時期は受験や人間関係等、精神的にいろいろ繊細な時期であります。そういう環境の下で共同生活を通じてお互いに打ち解けていく様子、そして朝の成長を良く描けていたと思います。
この作品にもLGBTQの話題がちょこっと出てきます。時代に忖度しているかどうかは私も良く分かりませんが、別にこの話題を無理に出さなくても本筋には全然影響が無いので、星マイナス0.5です。
1番じゃなきゃダメですか(笑)
2時間強の尺に沢山の題材を詰め込み過ぎた。
投げっぱなし感ありすぎ。
TVの様な12話で1話完結を繋げる様なパターンなら作品を活かせたんじゃないかと…
朝やマキオ以外に話に絡むキャラが多過ぎて観ていて『浅いなぁ…』って
原作読んでない人にはかなりツラいと思う。
憧れ
私は普段人に気を使っており、本当の自分を周りの人にあまり出しません。ですが、新垣さん演じる槇生は自分を貫き通していてとても憧れます。
すぐに自分を変えることは出来ませんが、これをきっかけに自分を変えてみようと思います。
人は寄り添える
ヤマシタトモコさんの同名漫画を、新垣結衣さんと、オーディションで抜擢された新人・早瀬憩さんのダブル主演で映画化した本作は、人見知りな女性小説家と人懐っこい姪の奇妙な共同生活を通して「人は分かり合えなくても寄り添うことができる」という強いメッセージが伝わってくる。
大嫌いだった姉を亡くした35歳の小説家・高代槙生は、姉の娘である15歳の田汲朝に無神経な言葉を吐く親族たちの態度に我慢がならず、朝を引き取ることにする。
そんな他人と一緒に暮らすことに戸惑う不器用な槙生を、親友の醍醐奈々や元恋人の笠町信吾が支えていく。
対照的な性格の槙生と朝は、なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに、家族とも異なる掛け替えのない関係を築いていくことになる。
瀬田なつき監督がメガホンをとった本作では、ダブル主演の新垣さんと早瀬さん以外に、槙生の友人・醍醐奈々役で夏帆ささん、槙生の元恋人・笠町信吾役で瀬戸康史さん、朝の親友・楢えみり役で小宮山莉渚さん、そのほか、銀粉蝶さん、染谷将太さん、中村優子さん、伊礼姫奈さん、滝澤エリカさんが共演している。
これらの人々が、主人公たちに寄り添い、言葉を紡ぎ、人生の背中を押してくれる様が我々にも伝わり、心に温もりの余韻を残します。
#映画違国日記
生ガッキー
完成披露試写会で鑑賞。生のガッキーをおがめて幸せでした。前髪パッツンでした。背高くてかっこいいんですが、しゃべるとゆったりしていてナチュラルで、初舞台で緊張している早瀬さんを微笑ましく見ている感じが素敵でした。この早瀬さんも緊張はあるものの、すごーくしっかりした挨拶、自分の言葉でのコメントに、初々しさと人柄が滲み出てて素敵でした。
映画は登場人物が少なく丁寧に描かれているので、見ていて引き込まれました。ガッキーはキラキラかわいいではなくて、ちょっと怠惰なこんな感じが今は一番合う気がしますね。素敵なサバサバ感で好感持てました。早瀬さんもまだまだこなれきれてない演技が逆に素敵な初々しさとなっていてよかったです。夏帆の絶妙な明るさも和みますね。
他人は他人、完全にわかりきることはできない。それを前提にしつつも、温かい雰囲気たったり、自分の人生なんだから自分の好きなように生きなきゃね、という感じだったり、なんか元気のもらえる作品でした。
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