違国日記のレビュー・感想・評価
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コミック誌「FEEL YOUNG」で2017年から2023年まで連...
コミック誌「FEEL YOUNG」で2017年から2023年まで連載されたヤマシタトモコの同名漫画を映画化し、人見知りな女性小説家と人懐っこい姪の奇妙な共同生活を描いたヒューマンドラマ。
新垣結衣が槙生役、オーディションで抜てきされた新人・早瀬憩が朝役でダブル主演を務め、槙生の友人・醍醐を夏帆、元恋人・笠町を瀬戸康史、朝の親友・楢󠄀えみりを小宮山莉渚がそれぞれ演じる。監督・脚本は瀬田なつき。
盥回しは無しだ!
いい映画だと思うのですよ。
いい映画だと思うのですが、何かちょっと中途半端感が残ってしまいました。
原作は知りませんが、原作を知っていれば理解出来たのでしょうね。
でも、映像にするなら、原作を知らなくても表現したい事を見る側にもっと良く伝える工夫はして欲しいと思ったのでした。
姉を嫌う妹の事、親を亡くした娘、また二人のそれぞれの友人達の事など、様々考えさせる事柄だと思うのですが、どれも表現が半端で、あれは何を言いたかったんだろうと考える事が多かったです。今も良く分かっていませんが。
演者さん達は皆さんとても素敵でした。新垣結衣ちゃんも難しい役を良くこなしていたと思います。
そして朝ちゃん役の子も良かったですね。まだ子供なんだけど、子供じゃない。柔らかい難しい年頃の子の気持ちを良く演じてましたね。もっとも役と同じような年齢なんでしょうが。
題材としてはとても面白いし、好きなタイプの作品でした。
新しい家族の形を描いた、いい映画を見ました
ガッキーの選択に見違いはないという感じで、コミ障でありつつ子どもを...
ガッキーの選択に見違いはないという感じで、コミ障でありつつ子どもをリスペクトする素敵な大人の役は見事だった。お姉さんのガッキーへの振る舞いはひどすぎるのに、あんなに素敵な娘がのびのびと育っているところに、原作の矛盾?を感じた。瀬戸さんも夏帆さんも、ガッキーの周りも素晴らしいし、話としては、朝の周りの女の子たちとの話だったのも素敵だった。空気感やセリフがとてもいい。いまいちお姉さんの部分が大事なのにわかりにくすぎるのが難点だけど。
新しい朝が来た‼️❓
余白だらけ
なかなか優秀な作品
中学三年生の朝は不慮の事故で同時に両親を亡くし、叔母であり人見知りな女性小説家の槙生に引き取られることになった。朝の母親と槙生は元々仲が悪く、槙生と朝も同居を始めた頃はささいな喧嘩もあったが次第に打ち解けていく様子を描いたヒューマンドラマである。
この映画は予告編を見た時から期待していた映画で、想像していたよりもかなりいい映画でした。
同時に両親を亡くして親族に引き取られるというのは実社会でも実際にある話ですし、中学生から高校生という時期は受験や人間関係等、精神的にいろいろ繊細な時期であります。そういう環境の下で共同生活を通じてお互いに打ち解けていく様子、そして朝の成長を良く描けていたと思います。
この作品にもLGBTQの話題がちょこっと出てきます。時代に忖度しているかどうかは私も良く分かりませんが、別にこの話題を無理に出さなくても本筋には全然影響が無いので、星マイナス0.5です。
1番じゃなきゃダメですか(笑)
憧れ
人は寄り添える
ヤマシタトモコさんの同名漫画を、新垣結衣さんと、オーディションで抜擢された新人・早瀬憩さんのダブル主演で映画化した本作は、人見知りな女性小説家と人懐っこい姪の奇妙な共同生活を通して「人は分かり合えなくても寄り添うことができる」という強いメッセージが伝わってくる。
大嫌いだった姉を亡くした35歳の小説家・高代槙生は、姉の娘である15歳の田汲朝に無神経な言葉を吐く親族たちの態度に我慢がならず、朝を引き取ることにする。
そんな他人と一緒に暮らすことに戸惑う不器用な槙生を、親友の醍醐奈々や元恋人の笠町信吾が支えていく。
対照的な性格の槙生と朝は、なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに、家族とも異なる掛け替えのない関係を築いていくことになる。
瀬田なつき監督がメガホンをとった本作では、ダブル主演の新垣さんと早瀬さん以外に、槙生の友人・醍醐奈々役で夏帆ささん、槙生の元恋人・笠町信吾役で瀬戸康史さん、朝の親友・楢えみり役で小宮山莉渚さん、そのほか、銀粉蝶さん、染谷将太さん、中村優子さん、伊礼姫奈さん、滝澤エリカさんが共演している。
これらの人々が、主人公たちに寄り添い、言葉を紡ぎ、人生の背中を押してくれる様が我々にも伝わり、心に温もりの余韻を残します。
#映画違国日記
生ガッキー
完成披露試写会で鑑賞。生のガッキーをおがめて幸せでした。前髪パッツンでした。背高くてかっこいいんですが、しゃべるとゆったりしていてナチュラルで、初舞台で緊張している早瀬さんを微笑ましく見ている感じが素敵でした。この早瀬さんも緊張はあるものの、すごーくしっかりした挨拶、自分の言葉でのコメントに、初々しさと人柄が滲み出てて素敵でした。
映画は登場人物が少なく丁寧に描かれているので、見ていて引き込まれました。ガッキーはキラキラかわいいではなくて、ちょっと怠惰なこんな感じが今は一番合う気がしますね。素敵なサバサバ感で好感持てました。早瀬さんもまだまだこなれきれてない演技が逆に素敵な初々しさとなっていてよかったです。夏帆の絶妙な明るさも和みますね。
他人は他人、完全にわかりきることはできない。それを前提にしつつも、温かい雰囲気たったり、自分の人生なんだから自分の好きなように生きなきゃね、という感じだったり、なんか元気のもらえる作品でした。
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