「星はいつでも3つです。」違国日記 フェルマーさんの映画レビュー(感想・評価)
星はいつでも3つです。
瀬田なつき監督『違国日記』
交通事故で両親を亡くした十代の姪・早瀬憩を引き取ることになったラノベ作家の新垣結衣。
丁寧に描写されたふたりの生活はいつまでも見ていたいと思わせる。
早瀬と新垣の距離感の伸び縮みが絶妙で、苦さはさほど感じないように作られていて全編心地よいが、よっく味わうとところどころ苦い。こういうところも監督のすぐれた手腕。
じんわりくるクライマックス。監督と両女優に大拍手。
早瀬憩は河合優実っぽい存在感。私が好きだったテレビドラマ『ブラッシュアップライフ』にも出演していた。
また夏帆や銀粉蝶も出演していてうれしい。
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