劇場公開日 2024年6月7日

違国日記のレビュー・感想・評価

全278件中、1~20件目を表示

3.5“かけがえのない時間”

2024年6月27日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

幸せ

 両親を亡くした傷心と、母親とは異なるちょっと変わった大人の女性との同居生活に戸惑う思春期の少女。新垣結衣演じる人付き合いが苦手な小説家の槙生と、早瀬憩演じる天真爛漫な少女・朝のコントラストが互いの心を動かしていき、次第に心を開き交じり合っていく様が心地よい作品です。

 脚本と編集も手掛けた瀬田なつき監督は、本作でも映画制作の喜びに溢れたようなシーンを生み出しています。中でも夏帆が演じる槙生の友人・奈々を交えた3人のシーンでは、早瀬の初々しい演技を生かしたような余白のある演出が印象的。まるで役者のリアクションに委ねたような“かけがえのない時間”から自主製作映画を思い起こさせる自由さを感じることができます。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
和田隆

4.5安易に共感しない女性同士の連帯を描く。関係の変化を促す触媒としての脇キャラたちもいい

2024年6月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

楽しい

ヤマシタトモコによる同名漫画は未読ながら、映画「違国日記」鑑賞後にネット記事の原作者インタビューで作品に込めた意図や印象的な数コマに触れ、漫画で描かれた人物像や空気感を尊重し適切に実写化できているように感じた。槙生役・新垣結衣と朝役・早瀬憩のキャスティングもはまっているし、原作連載時期が2017年~23年と近く時代背景をほぼそのまま生かせたのも無理のない脚色につながったはず。

瀬田なつき監督が2020年に発表した「ジオラマボーイ・パノラマガール」も漫画原作だが、岡崎京子が1988年に描いたバブル期の高校生男女の恋愛模様を、令和の東京に舞台を置き換えて実写化するというかなり無理筋の企画だったせいか、ストーリーもキャスティングもうまくかみ合っていない感じを受けた。2作の比較で言えば、「違国日記」のほうが断然好みだ。

「違国」という造語で強調されているように、人はみな違う存在で、考え方も感じ方も違うのだから、安易に気持ちが分かるとか共感できるといった馴れ合いはしないが、違いを認めたうえで寄り添ったり支え合ったりすることはできる。そうしたメッセージは昨今の多様性尊重の流れにも沿う。

マンションで一人暮らす小説家の槙生が両親を失くした朝を引き取ることになり、ぎくしゃくした同居が始まる。そんな2人の関係が、槙生の友人・醍醐(夏帆)や朝の親友えみり(小宮山莉渚)といった触媒のような存在とのかかわりにより次第に変化していく流れも好ましい。コミック全11巻分の物語を本編140分弱に収めたので、映画での脇キャラたちの描き込みがやや物足りないとはいえ、限られた時間の中でうまく整理できたように思う。

早瀬憩については、出演歴を見たら鑑賞済みのドラマに結構出ていたのに認識していなかったことに気づいたが、撮影当時15歳、今年6月で17歳になったばかりだそう。無垢な幼さを残しているようで、老成してみえる瞬間もあって、不思議な魅力がある。これからの演者としての成長と活躍に大いに期待したい。

コメントする (0件)
共感した! 34件)
高森郁哉

3.0モヤモヤ残る作品だが★半分があれば3.5に

2026年1月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

母の過去や性格がどう変化したのか、病気なのか障害なのか、夫婦別姓である理由など、物語の要になりそうな部分がほとんど回収されないまま終わる点に強い違和感を感じた。

まきおが知る姉と朝の母は印象が全く違う。朝は伸び伸び育っている。なぜ?克服?
朝の母親は祖母とも疎遠だった様子。自分が親から言われていたことを妹のまきおに言っていたのか?そして克服した?夫との出会い?何が正解なのわからなくモヤモヤした。

モヤモヤは物語を深める余白というより、結果、原作やアニメへ誘導するための「呼び水」のように感じてしまった。映画単体としての完結性に欠け、観終わった後に消化不良という悔しさが残った。

何より、題名である日記については何が書かれていたのかわからずじまいでクレジットが流れたので思わず巻き戻して確認してしまった程。

また、母親や社会の古い価値観に対して、子どもの視点から大人の忖度や従来の教育観を否定的に描いおり、世の母親に気づきを与える一方で罪悪感を与えるところがあって少し気になった。世の母も良かれと思ってみんな頑張っているので一方的な理想論、正当化が過ぎれば逆ハラスメントの時代なので。

まあ、モヤモヤが残るのは敢えて=呼び水だとして、そう考えるとよくまとまっているのかもしれない。
特に俳優の演技に支えられている作品であることは間違いない。個人的に天海祐希が若かったら第一にまきおに推していただろうなと思うが新垣結衣も良かった。だけど、どうしても可愛い系のフェイスの方なので呼び水としては抜群だけど、もっとピッタリな方はいたと思う。他、私だけかもしれないが、朝の中学からの親友と男女格差と戦う子の雰囲気と髪型が被っていて同一か否か混乱した。
朝の友人エピソードに対して、まきおと醍醐が友達であるの由縁について対比がなかった点、友達の大事さについて深みに欠けた。それよりもジェンダーにスポットを当てたかっただろう。とにかく時代を象徴したかった作品なのかも。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
シネマ猫

3.5漫画と並行して鑑賞した結果、、

2026年1月25日
iPhoneアプリから投稿

違国日記を漫画から知り、2巻目あたりから映画があることがわかり観ました。
ガッキーが映画の試写会のインタビューで「マキオがわたしが演じていいのか最後まで考え続けた」と話していて、わたしも考えちゃいました。
作品自体、映画向きではなかったのかもしれない。尺が短すぎるからガッキーも悩んだんだと思う。ドラマだったら良かったのになーと今アニメを観て尚更思ってしまいます。それほど漫画の方が深くて、他の出てこない人物のキャラも重要で省いちゃうと味が薄くなる〜o(>ロ<o) という想いになりました。

漫画が映像っぽく過去の場面が現実とリンクする場面が多くて、それを表現して欲しかったと全巻読んで感じました。この作品はぜひ漫画もご覧頂きたいですねー

コメントする (0件)
共感した! 0件)
hitomi

3.5じわっとせつない

2026年1月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

原作を読んでいたのでどうかなとは思ったけれど

ガッキーに似合う役どころだった
明るいガッキーもかわいいけれど、ローテンションも似合う

勢いで引き取ってしまった姪っ子
突然の二人暮らしは手探りで、ぶつかったり、泣いたりもあったけど
それでも落ち着いたトーンで描かれる日常

大きなドラマがあるわけではないけど
こうやって誰もが何かに折り合いをつけてどこかで寄り添って生きてるんだと
じんわりと気づかせてくれる

コメントする (0件)
共感した! 0件)
くまっち

0.5日記殆ど出なくね?💤

2026年1月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

4.0いくつかの教訓

2026年1月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:その他

楽しい

癒される

教訓1 人はそれぞれの価値観感じ方が違う一人として同じ人はいない2自分のことは自分が決めるのが自由ということただしそれには責任が付いてくる3兄弟姉妹は血が繋がっているが考え方や生き方は一番遠い、子どもは親特に母親の影響を受けながら親を喜ばせる事を考えて物事を決めてしまうもっと自分のためにを考えよう4愛には色んなものがある親子友達異性同性特に無償の愛その中で人は生きている。みたいなことかな 面白い作品。忘れてたそして人の行動にはそれぞれの理由があるということ朝が何故パソコンを買ったなど

コメントする (0件)
共感した! 1件)
からす

3.5ぶっきら棒な槙生(まきお)と、少し馴れ馴れしい朝(あさ)の共同生活...

2026年1月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

ぶっきら棒な槙生(まきお)と、少し馴れ馴れしい朝(あさ)の共同生活が始まる。
槙生は勢いで仕方なく。ほっとけない。
朝は他に選択肢がなく。へこんでられない。
観ていて原作も脚本も監督も女性なのが何となく納得する。

槙生を演じる新垣結衣のルックスが良いから応援する気分で鑑賞出来るが、違っていたらまた雰囲気が違う映画になっていただろう。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ナイン・わんわん

3.0両親を事故で亡くした女子高生が小説家である叔母と暮らすことで始まる...

2025年12月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

癒される

両親を事故で亡くした女子高生が小説家である叔母と暮らすことで始まる二人の化学反応を描いたドラマ。
ゆっくりと縮まっていく二人の関係が丁寧に描かれているのが印象的でした。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
あつし

3.5好きなテイスト

2025年12月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

原作未読です。嫌な気持ちになるシーンが少なくて好きなテイストでした。朝が素直で素敵。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
れん

4.0人はそもそも違国の住人

2025年12月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

知的

姉の死で、姪っ子朝を引き取ることになった人見知りの小説家の槇生。
生前の姉のことが大嫌いで、朝ともうまくいく自信はない。
でも、朝が高校の軽音学部で、作詞を考えていた時、槇生の出番が回ってくる。
「こだま」について二人でしりとりゲームのごとく連想するシーンがいい。
少女っぽい無邪気な発想と、小説家の熟練技の発想が響き合い、とても素敵な時間が流れていく。
もうひとつは、槇生の友人の奈々の存在。ふたりのそれぞれの事情を、敏感に察知しながらの笑顔と空気を読む絶妙な間合いがたまらない。こんな友人がいれば、槇生も朝も救われる。
いつの世もムードメーカーは必要不可欠だ。

人と人って、程良い距離感が大切で、みんなひそかにアウトボクシングに徹したいと思っている。
槇生も朝も、死んだ姉でなり母親と距離感を縮めすぎたんだと思う。でも、それはけっして悪いことじゃない。
距離感を縮めないと見えてこない世界もある。
人はそもそも違国の住人なのだから。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ジョー

2.090分で良い

2025年12月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

原作未読。姉夫婦が突然の事故死、勢いで遺児の朝を引き取ることになった小説家、槙生。槙生は朝に姉のことを今も大嫌いであることを伝える。
大好きな母を嫌う叔母と、大嫌いな姉の一人娘の奇妙な共同生活。
母の教えが全てだった朝は、槙生と暮らす事で多様な価値観を知る。槙生は朝を通して姉を見ることで、子ども時代からの自分の気持ちに折り合いをつけていく。2人の成長の物語といったところ。
題材はとても面白いし、映画化するくらいだから、原作漫画は見ごたえがあるのだろう。しかし、原作の良さは伝わらない。
淡々とストーリーは進み、山場が山場でない。そして長い。もっとメリハリをつけて、切るところは切った方が良かった。
新垣結衣は、この小説家のイメージが無い。長年の染み付いた苦悩とか、内面から滲み出る葛藤とか、そういうものが感じられなかった。そういう負の感情を自然に出せなければ、実写化の意味が無いのではないか。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
hk

3.5マキオとアサの同居生活

2025年12月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

幸せ

癒される

 コミックが大人氣で、人生のバイブルにしている人も多数存在していて、2026年1月からアニメ放送が決定しています。
 新垣結衣さんが扮するマキオのマイウェイな性格や容姿が好きです。
 カラフルなのに素朴な映像も素敵です。
 BGMがピアノでオシャレ。ですが、同じようなフレーズばかりで耳が飽きます。その分、会話が面白いからプラマイゼロで大丈夫です。ティーンズから発せられる言葉が今風でリアルで自然で良いと思いました。アサに扮する早瀬憩さん、とても良かったです。はっきり言って本作の中では一番良かったです。
 好奇心旺盛で素直なアサとマキオのコミュニケーションが爽やかで独特な雰囲氣で好きです。
 マキオが作家という職業であるのがポイントで、アサの作った歌詞を欲しがる理由も面白いと思いました。この詩を見てると元氣が出ると言うマキオは優越感が元氣の源なのかと笑わせてくれます。
 アサの健氣さに感動しました。

コメントする 1件)
共感した! 33件)
Don-chan

3.0ジム・ジャームッシュの「パターソン」から学びし技工

2025年11月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
チネチッタ

4.5良作

2025年11月28日
PCから投稿

優しい気持ちになれました。変に泣かせようとかしないところがよい。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
nob

新垣結衣と早瀬憩の絶妙なアンバランスさ

2025年11月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
NotaNum

3.5原作を読みたくなる映画

2025年11月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

原作はまだ最後まで読めていなくて途中まで。
ヤマシタ先生の描く語り口が好きなのでずっと気になっていて、映画館行く予定が間に合いませんでしたがアマプラに上がっていたので拝見しました。

ガッキーのまきおちゃん、素敵。
朝ちゃんがとっても朝ちゃんで透明感と危うさが可愛かった。

ただ、原作の鋭さが少しまろやかに感じてしまったので、ちょっとだけ期待しすぎてしまったかなと反省しました。原作ぼろぼろ泣いたので、映画も淡々としていて良かったんだけど…もう一度しっかり原作読みたいなと思いました。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
しゃら

3.5ガッキーの新しい顔

2025年11月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

クールで不器用な感じ。こんなのもいいですね。姉との確執については、真相は分からないけど、そんなことはどうでもよくて。大嫌いだった姉の子供が、自分にとって大切な存在になる。一人でなく、周りの大人たちでこれからも愛を育んでいくのだろう。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
いつこ

4.0子育て世代にもぜひ。

2025年11月4日
iPhoneアプリから投稿

ガッキーファンとして気になっていたけれどなかなか一歩を踏み出せず、気がついたらアマプラに出てきてた。
何とはなしに早起きの朝に鑑賞スタート。
物語は思っていたよりも重たい話だけれど、子供ができたこの歳になって鑑賞し、おそらく学生や独身時代ではまた違った受け止め方をしただろうと思う映画だった。
特に印象に残るのが大人たちの違う一面。
特に母親が専業主婦だった家庭は特に強く感じるところがあると思うが、身近な大人が親だった時、その親が友達といるとき、友達と話してる時、親が親じゃなくて一人の大人になったとき、子供の時に感じたその違和感をこの映画ではうまく表現してると感じた。
また主人公の中学⇨高校生という微妙な年頃の我儘というか筋の通ってない自己主張を観ていて苛立たしく思うと共に、自分も同じ道を通ってきたし、これから親としてそれを経験するのだろうと思うとどのように接するのが良いのか考えさせられた。
原作は未読なので忠実性や原作ファンの方へ薦めることのできる出来栄えなのかはわからないが、一本の映画としては、ある程度経験の積んだ大人の方にはお勧めしたい。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
しょう
PR U-NEXTで本編を観る