「母は強し」グアイウ 地下鉄の怪物 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
母は強し
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シンガポールで製作された初のモンスター映画、チュア監督は、インスピレーションは韓国から来ており、自分の映画はヨン・サンホ監督の大ヒットゾンビ映画「ファイナル・エクスプレス (2016)」とポン・ジュノ監督のクリーチャー映画の古典「グエムル-漢江の怪物(2006)」を掛け合わせたようなものと言っています。
舞台はシンガポールの地下鉄、原題のCircle Lineはこの路線網のことでしょう。肝心の怪物は3m程度の大トカゲで恐竜っぽいが謎、冒頭で少年が水槽で飼っていたものが逃げ出し地下鉄で大型化したらしい仄めかしがありました、ドブネズミやワニまで下水や地下で蔓延る騒動は聞いたことがあるのでその亜流としたのでしょう。
自ら運転していた車の事故で夫は死亡、トラウマを抱えるシングルマザー、イー・リンが息子ルーカスと乗った地下鉄の最終電車が迷走し怪物出現、必死で子を守るサバイバル・ホラー。母親が主役だから怪物もそれに合わせて小ぶりだし、さほど凄くはない、ジュラシック・パークのヴェロキラプトルに襲われるキッチンシーンを思い出しました・・。
地下鉄の管理部門のゴタゴタなど前半の尺稼ぎシーンが長すぎてなかなか怪獣は現れずちょっと退屈だったかな・・。
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