「PG12でいいのかなぁ…。」ブギーマン yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
PG12でいいのかなぁ…。
今年283本目(合計933本目/今月(2023年8月度)22本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))。
※ この映画との時間調整との関係で、「サンドランド」をみましたが、アニメ作品についてはあまりレビュー需要がないと思うので飛ばします。さすがドラゴンボールの方であり映像がきれいで、戦闘シーンなど結構豪華です。できればIMAXで見たいタイプです。どう評価しても4.5程度にはなると思います。
さて、こちらの映画です。
個人的には一言でいうと「うーむ…。どうするんだろう?」という点を強く感じました。
ストーリーについては多くの方が書かれているので思い切ってカットします。
結局のところ、「この映画、本当にPG12でいいのかな…」という点に大半尽きてしまいます。PG12といえば、「未成年者が車を運転するシーンがあるから」だけで指定されちゃった「ライル」がよく引き合いに出されますが、それと同じでいいんでしょうか…。
この映画、PG12の割にR15あたりの描写が想定されていて、吐しゃ物表現など結構厳しいものがどんどん登場します。また、日本のレーティング上評価対象外であったのかは不明ですが、大麻だのマリファナだのといった単語も続出します。後者に関しては「日米の文化の差ですね」で済みますが、ホラー映画にかかわらず直視が困難になるような描写はPG12では厳しいです(なので、私も「その意味で」全部は見ていない…)。
※ なお、「吐しゃ物表現」のみであり、PG12でもあるので、いわゆるアダルト表現は一切存在しません。
ちょっとこの点が厳しいかな(直視が困難で、かつ、多くの方が書かれている通り、怪物の表記が早すぎたり暗すぎたりと、実体を読み取りづらい)という部分は否めません。
これらまで考慮して以下のように評価しています。
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(減点0.2/レーティングに対応しているとはちょっと言えない)
吐しゃ物表現など、PG12でよく通ったなぁ…という部分はあります。マリファナだの何だのは「日本では」積極的にかかわらない限り関係はしませんが、吐しゃ物表現は、ただ単に食べ過ぎただけでも発生する描写でもあり、ちょっと直視が難しかったです。
ただ、レーティングの一つ飛ばしと思える点は0.2以下で統一の扱いです。
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(減点0.2/光の点滅がややあり、この点の耐性がない方にはやや厳しい)
この映画の一つのテーマは「光」ですが(ネタバレ回避)、この関係で後半のいわゆる「怪物との対決」のシーンでは光が点滅するシーンがそこそこ存在します。日本では一定の範囲を超えない限り「点滅についてのお知らせ」は出ないようになっているようですが、ちょっと点滅が厳しいかな…という印象は受けました(ただ、私も今日は4本はしごした中での最後の作品で、私自体が「お疲れモード」だったという可能性もある?)。
この点、予告編だけではわかりませんが、気になるようなら後ろ側の座席で大きなシアターで見るのをお勧めします(面積上の問題でどうしてもミニシアターではこの点滅は厳しそう…)。
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