「【”金鉱”今作は、日本では滅多に上映されない”サンダルウッド”と呼ばれるカンタナ語映画であるが、金鉱を巡り繰り広げられるマフィア達の死闘を描くクライムアクションに引き込まれる作品である。】」K.G.F: CHAPTER 1 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”金鉱”今作は、日本では滅多に上映されない”サンダルウッド”と呼ばれるカンタナ語映画であるが、金鉱を巡り繰り広げられるマフィア達の死闘を描くクライムアクションに引き込まれる作品である。】
■スーリヤワルダンはコーラーラ地方で金鉱(KGF)を発見する。彼は全てを一族で管理して、数万の労働者を奴隷の如く使い、巨万の富を築いていた。
同じ年にスラム街で生まれた少年は10歳の時に母を亡くし、生き残るために或るマフィアのもとで働き始め、名をロッキー(ヤシュ)と改め、マフィアのドンの指示で労働者と偽り、スーリヤワルダンの下で目をぎらつかせながら働き始めるのであった。
◆感想<Caution!内容に余り触れていません!!>
・ご存じの通り、インド映画界は、
1.ヒンドゥー語の「ボリウッド」
2.テルグ語の「トリウッド」
3.タミル語の「コリウッド」
と呼ばれる、三大映画産業で占めている。
そして、日本でも大ヒットした「バーフバリシリーズ」や「RRR」はヒンドゥー語の「ボリウッド」映画である。
だが、「バーフバリシリーズ」はそのあまりの面白さに、タミル語バージョンも作られ(というか、台詞の言語を変えただけ。)私は、どちらも一日で見て、腰が抜けそうになった事がある。
・今作は、マイナーな”サンダルウッド”と呼ばれるカンタナ語映画であるが、”サンダルウッド”らしからぬ、アクションに富んだ映画で、2018年に公開されると、インドで大ヒットしたそうであるが、日本では公開されなかった。
・だが、2022年に”サンダルウッド”映画界のスーパースター“ヤシャ”を再度起用した第二作が、”RRR”越えの大ヒットを記録し、一昨年の夏に2作一挙に緊急公開されたのである。
<今作で、スーリヤワルダンが支配する金鉱に潜り込んだロッキーは金鉱をどのように支配していくのであろうか。そして、スーリヤワルダンとの関係は・・。乞うご期待である。>