「(同2まで見ないと採点ができないため、便宜上のフルスコア)」K.G.F: CHAPTER 1 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
(同2まで見ないと採点ができないため、便宜上のフルスコア)
今年242本目(合計893本目/今月(2023年7月度)28本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))。
インド映画が3本も公開されるという週も珍しく、RRRの超特大ヒットのおかげなのかな…とも思う一方、3連休だからこそできることで、ちょっと工夫は欲しかったなぁ…(日本では本作品、1と2しかないけど、3があるらしい?)。
前半のこちら、1のほうです。
まず、インド映画お得意の最初の謎の長文は、一応7行ほど。もちろん読めません。例のたばこはダメよ等の謎の左下の警告表示は基本的になし(1回だけあったっけ?)。あったりなかったり謎ですね…。
こちら、1のほうは、どうしても2に続く、という趣旨の、どうしても自己紹介的なパートも多いし、1しか見ていない場合(さすがに2も続けて6.5時間コースはきつすぎる…)、あまり詳しいレビューがしにくい映画です(2のほうでまとめたほうが良いかな…)。
3時間ほどの映画ですが、前半が自己紹介的なパート、後半は金がとれるという鉱山で働かされているところに忍び込んでの活動、といった趣で、あーっと思うところで「2に続く」ということです(インド国内では実質2作品1セットの連続放映(日本でも一部のミニシアターだと、そういうセット券「しかない」上映形態もあるようです)がデフォルトなのかなぁ)。
いわゆるダンスシーン等はRRR等と比べると少な目で、リアルインドの歴史(パキスタン等との対立など)を参照してくるところもあり、多少なりとも知識がないと厳しい印象です。また、字幕が妙なまでにこなれておらず、「元素と足跡の形跡」という謎の日本語(元素の足跡って何?)まで出たりはしますが、インド映画の中でもマイナー言語のようで、翻訳者選出の幅が狭かったことなどまで考えると、「ある程度の」わからなさは仕方がないと思います(さもなければ、原語で見ろという話になってしまう)。
多少ともわからないところやわかりにくいところはありますが、それらの部分は2につながっているのだろうとも思えるし、1だけで採点することができないので、便宜上のフルスコアにしています(2のほうでは採点するつもり)。特に気になった点もありません。
しいて言えば、ムガル帝国成立から、イギリス統治時代などを経ての、インドの歴史を知っておくとよいかな、といったところです。
そういえば…。本編上映前の予告編でやっていたけど、「ミステリというなかれ」は、見た限り広島市枠かなぁ…。